ファースト・ステージ 1日目



城後氏旅立ち Larus メール 2005/07/15 01:34

 カミヤッカーさん、メールでは初めまして。鎌倉のlarus(カモメという意味です)です。城後さんとは東京ファルトボートクラブに在籍した頃からの友人です。



 本日の出発の様子を簡単にお知らせします。4:30彼のアパートをのぞくと、庭で淡々と荷物をハッチに詰めていました。やがてサーフカヤックのお仲間も見えて、一緒に浜へ。行く手の霧をちょっと案じていたよう。海猿チームのkazuさんたちも駆けつけました。



 装備を定位置におさめると、重い艇をひょいと抱え入水。緊張してたのか、旅立ちに心たかぶってたのか、照れてたのか。珍しく何も言わずに、ちょっとそこまで行ってきます、というような風情で鏡のように凪いだ逗子の海に滑り出しました。



 雨粒がポツポツ落ち始め、西の空には重くたれこめた雨雲。でも心は旅立つ解放感に浮き立ってたことでしょう。このへん何を思ってたか、あとで聞いてみたいですね。



 画像を少しお送りします。    LARUS




城後さん旅立ち KAZU  HomePage 2005/07/14



 『おはようございます!!』早朝4時30。道路には車も少なく、海岸には波の音だけが響いていました。朝の気持ちの良い気分の中、城後さんが現れました。シーカヤックうみうしの方2名、平島さん、たかだ〜さん、相棒とオイラでの見送りです。



 着々と準備を始める城後さん。カヤックも以前拝見したときとは違い、とても綺麗な仕上がりになっていました。カヤックの綺麗さに驚き、なにやらしゃがんで見ている、たかだ〜さんと相棒。



 デッキラインには、光に反応する素材が織り込まれた物を使用していました。フラッシュで写真を撮ると、綺麗にデッキラインが光っています。夜間などは、ライトが当たるとキラキラと光ようになっています。これ・・・良いかも!!。



 こうやって見ると、白黒のデッキラインの様ですが、殆ど黒色のラインなんです。マップケースには、今回のコースが一箇所だけではなく、二箇所ほど記されていました。どちらのコースをとるか・・・海は凪なのですが霧が出ているせいか、遠くがハッキリと見えない状況。



 城後さん。これからの旅に集中しているせいか口数も少なく、二言三言ボソボソっと喋ってニヤニヤ(笑)。



 総重量・・・何キロだろ?。かなり重いカヤックをこの通りヒョイと担いで海に出て行きました。



 海に出ると、軽く会釈をして、波に一本颯爽と乗り、鋭いターンで快調に沖に向かっていく城後さん。振り返ることなく何処までも漕ぎ続けて行きました。今日のこの時点で真鶴まで漕ぎきったそうです。安全な航海を祈ります。がんばって、楽しんでくださいね。




真鶴 Jogo 携帯メール 2005/07/14 13:48

 5時逗子海岸発12時真鶴着。烏帽子岩から大磯まで360度霧でまっ白。コンパスワークのみで進む。



 真鶴は歴史のある町です。今月27日用は貴船海上渡御祭。写真は祭船の飾りです。




キャンプ地 Jogo 携帯メール 2005/07/14 18:15



 真鶴琴が浜です。観光地なので暗くなったらテントを張ります。




1日目 Jogo 原稿 2005/07/21 14:55

 1日目 7月14日(木) 逗子→真鶴 53km 5:00出艇 12:00帰艇  本日の重宝 デッキコンパスとハンドコンパス

 3時起床。本日が旅のスタートだが、淡々としている。行ける所まで西に向かって漕いでいくという旅を始める。休みに限界がある。仕事もある。住処もある。家庭はないが彼女はいる。僕は風来坊でない。いや風来坊になりきれない。休みが続く限り漕ぎ続け、それが尽きたらシーカヤックをそこに起きっぱなしにして、帰宅する。

 そして次の休みに、そこからまたさらに西に漕いでいく。シーカヤックの保管は地元のシーカヤック艇庫や関係者に依頼する。これらの人たちには僕にとって港だ。シーカヤックポート。多くの協力者があって初めて成り立つスタイルの旅だ。多くの出会いもあるだろう。吉岡さんの尺取虫方式ともちょっと違う。なんと呼ぼうか、この旅のやり方、スタイルを。

 5:00逗子海岸へ。見送りの仲間が駆けてつけてくれている。何か照れくさい。逗子海岸の横の岬を越えると、江ノ島がはっきりと見える。でも伊豆半島も富士山もガスって見えない。進路を270°に固定。これで行くと、江ノ島のだいぶ沖を通ることになった。烏帽子岩が見えた。しかし烏帽子岩を北に見たころ、フッと寒い風が吹いたと思うと、あっという間に岸も烏帽子岩も見えなくなった。ガスに巻かれたのだ。風は北5−6m。360°、全面何も見えない。

 コンパスを頼りに西(270°)に進む。右横から入る風に抗するためスケックを使う。1時間ほど漕ぐと、どうも変だ、岸の香りどんどん遠くなっているのに気が付く。コンパスは西を向いているが、その状態で北風で南に流されているのだろう。フェリーグライド航法が必要だ。NW(315°)に転進。しばらく漕ぐと陸が見てきた。しかし困った。

 雲が立ち込め、山を全て隠している。見えるのは岸辺のみ。R134やその周りの建物は見えるが、自分がどの辺りを漕いでいるのかさっぱり分からん。さらに、西進。特徴的な白い大きなビルが見えてきた。あの芸能人水泳大会で一斉を風靡した大磯プリンスホテルだ。助かった。この時ばかりは堤さん、ありがとうと思ってしまう。現金なものだ。

 二ノ宮沖で210°に島のような影が見えた。こんなところに島はない。相模湾に突き出した真鶴半島が、半島の回りはガスで隠されこんな風に見えるのだろう。真っ直ぐ真鶴半島に向かった。二宮から2時間の行程だった。

 漕いでいるとき、1時間に一度休みを取った。この時、昼飯用と思って持ってきたおにぎりを一つづつ食べた。昼に一気に食べるようりこまめに食べたほうが、体調的にはいいようだった。飲み物は紅茶にたっぷり砂糖を入れて1リットルのペットボトルに詰めてきた。でも、涼しかったかからか半分も飲んでいなかった。

 東伊豆は砂浜がほとんどない。考えがあって、漁港にはなるべく上がらないようにと思っている。そこでゴロタの浜に上がった。周囲は観光客を当て込んだ海鮮料理屋やお土産の干物などの乾物を売る店が乱立、一軒に一人客引きが立っている状態。夏の伊豆、厳しいものがある。


真鶴の祭り舟。まだ木造の船を作る技術が生き残っていることに驚き。


 町に出て買い物。その後町立図書館で真鶴の郷土の歴史を、お勉強。

 5:00に浜に戻り夕食。薄暗くなったのでテントを張り、ごろんとするとすぐに気絶。




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