セカンド・ステージ 1日目



ごちになります Jogo 携帯メール 2005/07/28 11:01



 昼、出発します。長桶さん(海人)からウナギをごちそうになりました。元気100倍です。




妻良着 Jogo 携帯メール 2005/07/28 16:09

 11時半外浦発、3時半、妻良着。南伊豆は日本でないような風景です。(約30Km)




500文字制限 カミヤッカー 日記 2005/07/29 22:55

 27日の夜、翌日のJogoさんが漕ぐであろう海域の気象データを、気象サイトから編集して彼の携帯にメールとして送信した。それは、ファーストステージでも同様にやっていた事であった。

 内容は、3時間毎の時系列の天気、および風向きとその風速、波高、日の出/日の入り、潮、干潮・満潮時間、そしてその潮位、注意報・警報である。

 PC画面からなら簡単に手に入れることができる情報なのだが、携帯からでは入手できないかなり詳細なデータだ。

 ところが、今回Jogoさんから、こんな返事が返ってきた。

――――――以下、メールの内容―――――――――――――――――――――――――
神谷さん こんにちは。
 天気予報、携帯の方で受信しました。
 リクエストがあります。伊豆にいる間、伊豆の天気予報と御前崎の天気予報、二つを送ってもらいたいです。ためしの今日もう一度、送ってもらえないでしょうか。一回で送れない場合は二つに分けて送ってもらいたいです。

jogo
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 おぉ〜、これは!そうなんだ。彼は、駿河湾横断の機会を伺っているんだ。私の中で、緊張が走った。

 彼が出発する前に「駿河湾の横断をどこでやりますか?」と尋ねたことがある。選択肢には、「石廊崎―御前崎」、「松崎―焼津」、「土肥―清水」があった。その時は、「状況に応じて決めましょう。」といった返事で、結論は出なかった。

 「そうかぁ〜〜〜、駿河湾の横断、いよいよなんだ。」

 私は、気象データを言われるがまま編集し直して送信した。

――――――以下、メールの内容―――――――――――――――――――――――――
了解しました。御前崎、風がメチャメチャ吹いています。

静岡県>南伊豆 2005年7月27日16時30分発表
晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ
西北西2 北1 北東1 東2 西南西1 西南西3 西1 北西1
波(m) 2.5メートル後2メートル
日の出/日の入り 4:45 / 18:57
潮 小潮
干潮(時間)潮位(cm) 4:29(66) / 15:51(91)
満潮(時間)潮位(cm) 10:35(127) / 22:16(153)
注意報、警報 伊豆南7月27日5時15分発表 強風波浪注意報

静岡県 > 御前崎
晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ 晴れ
西8 西6 西4 西5 西南西6 西南西6 西南西5 西南西3
波(m) 2.5メートル後2メートル
日の出/日の入り 4:54 / 18:53
潮 小潮
干潮(時間)潮位(cm) 4:32(64) / 16:02(88)
満潮(時間)潮位(cm) 10:40(128) / 22:24(150)
注意報、警報 中部南 7月27日18時55分発表 強風波浪注意報
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 しかし、Jogoさんから、またすぐに返事がきた。

――――――以下、メールの内容―――――――――――――――――――――――――
 新しい天気予報受信しました。しかし、御前崎の情報が途中で切れてます。僕の携帯は500字しか受信できません。二回に分けて、もう一度送信してもらえないでしょうか。お願いします。

Jogo
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 小さなトラブル、ていうかサポート体制の不具合。障害は、意外な場所にありました。やってみなけりゃ分からない。どこに潜んでいるのか、わからないものです。





セカンド・ステージ 2日目



駿河湾横断 Jogo 携帯メール mail 2005/07/29 16:02

 相良着です。今日は民宿に泊まるので夜に電話します。




波勝崎から相良へ カミヤッカー 携帯での会話 2005/07/29 16:25

―――― 以下は、城後さんと携帯で話した内容を、まとめたものです。 ――――

 御前崎の予報は、昼頃から強風が吹くとのことなので、今日は早朝から行動を開始しました。

 朝4時半に漕ぎ始めて、伊豆半島を波勝崎まで少し北上(約6Km)、波勝崎から相良へ、コンパスで真西を目指し漕ぎ続けました。まさに『GO WEST』ですね。


赤い線は実際のGPSデータではなく、私の想像した航路です。

 波勝崎と相良の距離は約48.4Km、シーカヤックを時速7Kmと仮定すると、7時間で到達する距離。

 船舶の往来も危険は感じなかったが、コンテナ船と5ー6回すれ違う。風は、午前中は無風、正午から南西の風5ー6m、1時以降は7ー8m。悩まされる。海況は心配した黒潮の傍流・反転流などの影響もなく穏やかだった。

 しかし、予定の7時間漕ぎ続けても陸地すら全く見えない。次第に心理的に不安になってくる。精神的な疲れを感じる。

 8時間漕ぎ続けてようやく陸地が見えた。ホッとした。結局10時間かかって相良に着いた。精神的な疲れがフィジカルのスタミナさえも削ぎ落とし、漕ぐペースが落ちたものと考えられる。

 今日は、しっかり休養をとるために民宿に泊まり、疲れを取ろうと思っています。

――――      とのことでした。     ――――




おばちゃん Jogo 携帯メール 2005/07/29 18:30



 「西伊豆から来たんです」言うとおばちゃんは「まあ、驚いた」と。「紀伊半島までいきます」というとまた同じリアクション。でも一番大きな反応は「写真撮っていいですか?」とお願いした時。「 恥ずかしい」と言って後ずさり。カヌーと一緒に写しましょうと言うと何とかok。

 今日は妻良 相良45キロ。でも実質60キロ近く漕ぐはめに。厳しかった。僕のカヌー経験でワースト3に入る肝を冷やすバドリングだった。




暑さと向かい風 しおちゃん 掲示板 2005/07/29 19:09

 Jogoさん、駿河湾横断やりましたね。

 それにしても今日は早立ちして正解でしたね。(昼過ぎの御前崎の風速は8〜10m) 南伊豆も午後から南西強風が吹きました。

 向かい風だけでなく、暑さもきつかった事でしょう。

 これからも熱中症に気をつけて  LET'S GO WEST!




すっぽぬけ カミヤッカー 2005/9/13(火) 日記 14:22

 駿河湾のような大きく開いた湾の横断をする場合、様々な安全へのマージンが必要となってくる。

 特に駿河湾は、黒潮やその傍流などの影響も受け、潮に流され針路を維持できなくなり、湾を出てしまい太平洋を漂流するハメに陥る最悪のケースも考えられる。

 そのような事態を『専門用語』で、「すっぽぬけ」と言う。

 つまり、石廊崎 ― 御前崎 と大きく開いた湾の両先端をコースどりするのではなく、波勝崎 ― 相良 と先端から約10Km奥まったコースを、今回選択して、「すっぽぬけ」への対処をした。




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