セカンド・ステージ 14日目



ウミガメ Jogo 携帯メール 2005/8/10(水) 13:18

 江住5:00発、富田10:45着。 (約31Km)


 潮を上手く捕まえ、快調なペース。ここらはウミガメだらけ。五回も海上で亀ちゃんに出会った。

 富田に行くため岸に寄ったら仏崎で逆潮に捕まった。フェリーグライドで沖に出て大回りで海岸に上陸。

 今日は白浜の花火大会。浴衣の娘さんが多い。富田海岸からはホテルの建物が邪魔をしてちょとしか花火は見えないそうだ。

 ここから田辺が近い。田辺と言えば熊楠先生ではないですか。片付けが終わったら田辺に向かいます。




アカウミガメ カミヤッカー 日記 2005/8/10(水) 14:38

 日本、特に今回Jogoさんがセカンドステージで漕いだ遠州灘、紀伊半島は、アカウミガメの産卵地だ。

 静岡県浜松市の遠州灘の中田島砂丘の西の砂浜には、アカウミガメが産卵した卵を集めて大切に孵化させる施設があった。

 また、三重県紀宝町の熊野灘の七里御浜という長く続く砂浜には、道の駅「ウミガメ公園」という施設もある。ここは、飼育されているウミガメを観察したり、資料などが展示してあったり、非常に楽しい道の駅だ。

http://www.pref.mie.jp/KANKO/EKI/kihou.htm

 アカウミガメは黒潮にのり、6月から8月にかけて日本の太平洋側の砂浜にやってきて、卵を産み付ける。

 その卵は孵化したのち、やはり黒潮に乗り北太平洋を時計回りにまわりアメリカ西海岸に到達したのち南下、今度は北赤道海流に乗りフィリピン沖にやってきて、再び黒潮に乗り日本付近にやってくる。生涯で地球規模の航海をしているのだ。

 海亀は、鮫と同じく恐竜がいた時代から絶滅を免れて生き続けてきた生物だから、その航海は何前万年も何世代にも渡って続けられてきた。

 恐竜が絶滅してしまった時代でも生き延びてきたのだから、その生命力はとにかく強い。圧倒的に強い。しかし、そんな海亀を絶滅しまいかねない原因を作っているのは、全て人類が作り出している。

 『人間が海亀をいじめる。』んんっ?そう言えば、そんな昔話が・・・、そう! 浦島太郎。

 浦島太郎のお話しに出てくる海亀は、もしかしたら、太平洋を回遊して日本の太平洋側の何処かの砂浜に卵を産みに上陸した雌のアカウミガメなのかもしれませんね。




今後の計画 Jogo 携帯メール 2005/8/10(水) 15:19

 和歌山まで74kmに迫りました。迷いましたが、和歌山ゴールにします。

 明日は、日ノ御岬43km先を目指します。そうすると明後日、和歌山まで残り34kmとなります。

 今夜モトさんに電話してみます。




少し水先案内など・・・ いのせ 掲示板 2005/8/10(水) 20:07

 Jogoさんメッセージありがとうございます。

 富田の浜から明日は日御碕まで一気にアタックでしょうか??少し水先案内など・・・。

 富田の浜をすぎれば切り立った岸壁が見えてきます。「三段壁」です。岩の間に、その昔、熊野水軍出陣の洞窟があります。観光客はエレベータで岸壁の下の水面のところまで降りていきます。波が穏やかであれば海からも入っていけるはずです。水深も深く紺碧の海です。

 その先が「千畳敷」といって畳千畳の岩場が広がります。ここから、次の岬、番所の鼻をめざすことになるでしょうか。

 右手奥が「白良浜ビーチ」です。今日明日が一番の人出でしょうね。ワイキキビーチと姉妹提携しています。白砂はオーストアリア産です。

 番所の鼻の手前には、白浜のシンボル円月島があります。満潮時は島の穴を遊覧船も通ります。

 上に見える建物が「南方熊楠館」です。昭和天皇の歌碑「雨にけふる神島を見て紀伊の国が生みし南方熊楠を思ふ」があり、熊楠が研究した神島は田辺湾のもう少し奥です。熊楠館には、愛用された顕微鏡や粘菌スケッチなどがたくさんあります。

 ここをすぎれば、一気に田辺湾を横切り「天神崎」を目指すのですね。市民による買い取り運動ナショナルトラストで有名なところです。田辺湾はプレージャーボートがたくさん出ていますので要注意です。クルーザーのひき波は半端じゃありません。

 日御碕の手前煙樹ヶ浜あたりが明日の目標でしょうか?途中の切り目あたりはサーフィンのポイントとしてもいいようです。

 どうかお気をつけて紀南の海をお楽しみください。





セカンド・ステージ 15日目



いのせさんへ Jogo 掲示板 2005/8/11(木) 03:46

 携帯からこの掲示板が見れるようになりました。

 いのせさん、白浜周辺の情報ありがとうございます。

 観光地で賑やかだろからパスしようと思ってましたが、これはいかなくては!。白浜は目の前です。立ち寄っていきます。




ゴール地点 Jogo 携帯メール 2005/8/11(木) 04:19

 そろそろゴール地を決めないといけない。


 四国に渡るか和歌山でストップするか悩んだが、ゆっくり行こう、無理をせずと言うことで和歌山を第2ステージのゴ ールとします。

 モトさん、よろしく!。




自販機しかない Jogo 携帯メール 2005/8/11(木) 15:34

 日ノ御岬田抗上陸。村には自販機しかない。救援待つ。




和歌山北部管区より Moto 掲示板 2005/8/11(木) 23:14

 本日、無事 中紀州 日ノ御崎まで到達したJogoさん&陸路到着・管理人カミヤッカー氏と夕食をとってまいりました。


 今夜のキャンプ地はかつてポール・カフィンが四国より紀伊半島に渡った際、たどり着いた田杭集落の浜Jogoさん事前に、ここに来たいなと思ってたそうです。

 明日の目的地を和歌山市和歌浦 名草の浜 として第二ステージ ゴールとするとの事です。和歌山MolaMola有志&カミヤッカー氏は明日、Jogo氏の到着を和歌浦海南湾近辺で待ち受ける予定です。

 おっと。Jogoさん今日は海がめはもちろん!イルカとも遭遇したそうです。南紀の海はホントいいですよ〜ね。




15日目 Jogo 原稿 2005/8/17(水)  09:25

 8月11日(木) 富田5:00着→田杭14:30着 43km 

 昨夜は隣の白浜で花火大会のはずだった。白浜に向かう電車の中は、異様な興奮状態で、浴衣のグループ、お洒落をしたカップル、上半身裸の若者、花火は人間をちょっと狂わせる。軽い狂騒状態だった。

 僕はというと、日が落ちる前にテントの中でゴロン。確か花火の最初の一発目のドドッーーンという音は聞いたが、その後は記憶にない。

 日の出前の薄ら涼しい中を出発。白浜の手前に、岩肌の美しい三段岩や千畳敷というビューポイントがあると聞いていたので、岸沿いを漕ぐ。確かにこれらの岩々は美しかった。しかし、それ以上に気になるものが目に付くのだ。それはまずめ時間から竿を振る太公望達だ。この辺りの岩場は切り立っていたり、海面から4−5mの高さがあったり、地面も斜めだ。そんな岩場に釣り師は張り付くように点在、よく海に落ちないものだなと感心する。釣り師である前に、連中はクライマーだ。

 白浜の沖に出ると、日御碕が見える。37km先だ。日御碕はシーカヤックで紀伊半島から四国へ、四国から紀伊半島へ紀伊水道を横断するときのポイントだ。ここより北に行くと淡路島があり、海峡がすぼまっていく。北方向には大阪港、神戸港といった日本有数の大型船の目的地があり、狭いところには船が集中、船の密度が高くなり、それだけシーカヤックでは横断が厳しくなる。古くはポールカフィンが、最近では昨年のジェフ&ハダスがこのコースを選択している。

 日御碕まではだいぶ距離があった。途中、ツーリングヨットとすれ違った。連中は僕に驚き手をたたき、エールを送ってくれた。僕も手を振って答える。また、はぐれイルカ1頭、アカウミガメ一匹にも。イルカは伊豆の伊東沖であって以来だ。地元の人の話では、この辺りでイルカは珍しくなく、イルカウオッチの観光船が出てるぐらいだ。

 日御碕は向かい潮で流れていたが、水が清流のように美しく、すばらしい。シュノーケリングによさそうだが、すぐに沖に流されるだろう。

 田杭のビーチで上陸。この村唯一の商店で買い物。この店がすごい。普通の民家で土間から入り、座敷の畳の上に商品が並んでいる。商品の向こうには仏壇が。。

 店主のおばーちゃんは79歳、もう早く店を閉めたいけど、村の人が喜んでくれるから続けているという。「(この店になくて)欲しいものがあったら、買って来て上げるよ」という。そのためだけに仕入れに行ってくれるのだ。

 日が落ちた頃、和歌山のモトさんが田杭まで来てくれ、御坊の焼肉屋に突入した。モトさんは和歌山市内のシーカヤッククラブ、molamola(マンボウの学名)のリーダーで、僕は明日、molamolaさんの艇庫にシーカヤックを預かってもらう予定なのだ。

 モトさんの本業は農園経営。しかしファーマーとはギャップのある今風のしゃれた容姿。ムムムム。奥が深いのであった。

 その後、サポート隊長の神谷さんもこの焼き肉屋で合流。大いに盛り上がるのであった。

 そうそう、モトさん、神谷さん、ご馳走様でした!。




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