金沢ナカオ山岳会




新刊・石川の自然公園「医王山」
 医王山、キゴ山、戸室山の登山、ハイキングコースのガイドブック。豊富な地図と写真で植生も含めて紹介。ナカオ山岳会の原点、医王山を林会長以下会員が自分の足で調査、執筆。登山道、林道が多数交差、迷いやすい医王山を歩くには必携。B6版なので携帯にも便利です。

平成13年3月10日発行。定価800円

内容紹介 


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金沢ナカオ山岳会の紹介

   真面目な山岳会です。会長の林さんが青年時代に数名の仲間と、金沢市郊外、医王山山中の尾根に登山道を開かれたのですが、その尾根の名「ナカオ」に因んで名付けられた山岳会です。
 山岳会といえば海外遠征、厳冬期の日本アルプス、岩登り等、ハードで派手な方に目が行きますが、当山岳会は林さんの思想のもと、地元の山を主たる活動の場とする方針を貫いています。
 その成果が認められ、「山と渓谷社」の石川県の山のガイドブックは、ほとんど林さんとナカオ山岳会のメンバーの調査によるものとなっております。書店の登山ガイドブックコーナーにある「分県登山ガイド 石川の山」、「白山を歩く」、「アルペンガイド 白山と北陸の山」をご覧ください。
 自然保護に対する取り組みもいち早く、白山からのゴミ箱撤去への取り組み、中高年や親子を対象とした登山教室を通して登山マナーの指導を行なってきました。バブル期の馬鹿げた土建屋向けの白山開発案には積極的な反対運動を推進いたしました。もし開発が行なわれれば、今ごろは巨額の赤字を抱える第3セクターの処置に窮していたことでしょう。リゾート法の第1号指定(同年)を受けた「宮崎・日南海岸リゾート構想」の中核施設シーガイアを経営する第三セクター「フェニックスリゾート」は、負債総額3261億円で平成13年2月19日、会社更生法の適用を申請、事実上倒産しています。
 一方、ただ反対するだけではなく、山麓に生活する方々に応援できればと、登山コースだけでなく山麓の名所、スキー場などの観光施設、名物、土産物、温泉までも紹介した「白山国立公園とその周辺」を会員の目と足で調査、出版いたしました。
 自然を愛する人を増やすには、自然の中に足を踏み入れていただくのが一番です。ただの物見遊山に終わらぬ、自然保護に感心を持つ登山者の増加を願って、中日文化センター登山教室や石川県親子白山登山など、様々な登山行事を推進、あるいは協力しております。
 今後も、単なるスポーツには終わらない登山をする山岳会、林会長の言うところの「社会性のある山岳会」として、また一生を通して楽しめる「生涯登山」を推進する山岳会として活動してゆきます。

ナカオ山岳会 今年のスケジュール


 
私とナカオ
 私がこの会に入り15年以上たちました。入会当時は県境踏破事業がいよいよ佳境に入った頃です。30名に満たない会員で石川県の県境を歩こうというのですから、大変なことです。県境は白山国立公園の登山道を除けば、越えるための峠道はあっても、辿る道の無いところが多い。奥地ではヤブ漕ぎが続き、低丘陵地では単調なブラブラ歩きになりました。その成果は地元金沢の出版社から「県境踏破250km」という書名で発行されました。
次のテーマは在所の山の紹介です。朝日新聞の北陸版に連載されました。普通の山岳会なら登山の対象にしない50〜60メートルの山まで、近郊の人と結びつきが深かったり、歴史的ゆわれがあれば選んで登りました。これも地元の出版社から「新かがのと百山」として出版されました。「新」とあるのは、「元祖」があるからで、私の入会のずーっと以前「かがのと百山」という本が先輩方によって出版されています。今では手に入れることはできませんが、石川の山のバイブルかコーランかとまで言って良い本です。興味があれば金沢市立図書館でご覧ください。
 その後、「白山国立公園とその周辺」や白山開山の祖、泰澄大師の足跡を追った「白山眺望登山」と次々と調査、出版に協力してきました。地方の山岳ガイドブックの整備に乗り出した「山と渓谷社」が、ナカオ山岳会に石川県の山の執筆を依頼するのは当然と言えるでしょう。林会長は、一般の山男のイメージとはかけ離れた小さな体で、初めて会った人は、どこにこのパワーがと思われるでしょう。
 この何年か、毎年新しいガイドブックの作成があり、山行もその取材中心のものでした。今年はそれも一段落とは言え、低山の登山道の状態は手入れ次第で2〜3年でがらりと変わります。ガイドブックに載った山をパトロール的に廻ることになります。
 素晴らしい山仲間達です。一緒に登りたい人はEメールでどうぞ。 (私、曽谷です。)


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