コブシ(辛夷)
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Last updated on 2008/06/12


 わが家(相生市)のコブシです。熊本県には、この花にまつわる哀しい物語が伝えられているそうです。壇ノ浦で敗れ、山奥に逃れた平家の落人たちが、早春のある朝、目を覚ますと、なんとまわりの山々に無数の源氏(追手)の白旗がはためいていたのです。これを見て落人たちは、もはやこれまでと自刃して果てました。しかし、源氏の白旗に見えたのは、実はコブシの花だったというのです。この話を読んで、当地で葬儀に使われる死花(白紙で作った造花)を連想してしまいました。

 写真(f)のように、花のすぐ下に葉が1枚付くのがコブシの特徴です。タムシバ(ニオイコブシ)にはこの葉がありません。(g)〜(i)は果実です。果実の形が「拳(こぶし)」に似ているところから付いた名前だそうです。相生市内では双葉町にコブシの並木があります。

【追記 2008/06/12】 実生

 前年に採取していた果実11粒の果肉を取り除き、種子だけを4月3日にプランターに埋めておいたところ、6粒が発芽し、今のところ順調に育っています(写真(j))。2〜3年畑で育ててから、自分の山に定植する予定です。

【関連ページ】  相生市双葉のコブシ並木です。 →コブシ並木が満開です 

           もっぱらコブシの葉を食べる虫です。 → コブシハバチ(辛夷葉蜂)の幼虫

(写真はクリックすると大きくなります。)


(a) 2004/03/24


(b) 2004/03/24


(c) 2004/03/24


(d) 2004/03/26


(e) 2001/03/28


(f) 2001/03/28


(g) 2000/07/25


(h) 2000/09/25


(i) 2000/09/25


(j) 2008/06/10


 

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