ライラック(リラ)
Since 2000/05/04
Last Updated on 2002/05/03 


 朝日新聞社の「世界の植物」は、「ライラックは冷涼な乾燥地を好むので、日本では関西以西には正常に生育できない」と書いています。わが家は関西の西の端(兵庫県相生市)にありますが、庭のライラック(高さ2mほどの若木)は今年も順調に花を付け、甘い香りを漂わせています。 フランスではライラックをリラと呼び、「リラの花の咲くころ」とはすばらしい季節を意味するそうです。

(画像はクリックすると大きくなります。)


2002/04/19


2001/04/22


2001/04/22

 リラと聞くと、デイック・ミネの「上海ブルース」を思い出します。 ♪♪涙ぐんでる上海の、夢の四馬路(スマロ)の街の灯(ひ)、リラの花散る今宵は……♪♪ というあれです。私が生まれる前(1939年)の歌です。当時の上海は列強各国の租界を舞台に、東洋と西洋の文明が入り乱れ、謀略が渦巻き、渡政(わたまさ)や北一輝が訪れ、児玉誉士夫が暗躍した魔都でした。少年時代、その可能性と危うさに憧れ、月明かりのガーデンブリッジに散るリラの花を空想していました。

 しかし、冷涼な乾燥地を好むというリラが、当時ほんとうに上海にあったのでしょうか? 芸術(?)上の創作のような気もします。昔の上海をご存じの方、教えてください。 



「花便り」に戻る

メールはこちらへ
tonbiiwa@gmail.com