トケイソウ(時計草)
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 相生市スポーツセンター近くの工場の塀に、まるで造花のような、派手な花をつけたつる草が巻き付いていました(6月26日撮影)。植物図鑑で調べて、トケイソウと知りました。

 原産地はブラジルです。見るからに外来植物という感じです。しかし日本には意外と早く入っているようで、寛永19年(1642)にできた延暦寺根本中堂(比叡山)の天井画に描かれているそうです。

 西洋ではパッションフラワーと呼ばれています。パッション(=受難)の名は、南米旅行中にこの花を見つけた宣教師たちの印象から来ています。すなわち、花の形が十字架にかかったキリストの姿に似ていると見えたのです。中央の柱頭が爪、その下の葯(やく)が5ヶ所の傷、副花冠がいばらの冠、がくと花弁が10人の使徒、巻きひげと葉が迫害者のむちとみなされました。

 私には、日本の仏式葬儀で(所によって)使われる花輪に見えましたが、みなさんはいかがでしょうか。 

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