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パソコン雑記

VAIO が壊れた タイでパソコンを買う Presario 725AP 光学式マウス HDケース バックアップ ポップアップキラー MP3 Windows XP アースが取れた コンセントの極性 TrayMeter オートシートフィーダー Mute Presario が壊れた


VAIO が壊れた

2002年3月某日の事である。パソコンの電源を入れっぱなしにして外出した。帰宅してみると、画面が真っ白の状態でフリーズしていた。これまでに無い症状だったので、
 「こりゃヤバイかも」
とドキドキしながらコンセントを抜いて強制終了し、再起動を試みたのだが、電源は入らなかった。

壊れたのは SONY VAIO 803 というノートブックで、1998年7月25日午前0時の Windows 98 の解禁を待って夜中の秋葉原に行き、T-ZONE で購入したものである。スペックとしてはCPUが Pentium II 233MHz、ハードディスクが4GB、RAMが64MB(後に追加して96MB)、お値段は35万円であった。その1ヵ月後に私と共にタイに渡り、タイでの私の生活を強力にサポートしてくれた。2年たち、3年たつと、周囲の人が持っている最新型ノートブックの性能に目を見張る事があったが、私は特にゲームをするわけでもなく、ワープロとインターネットが使えれば十分なので、特に買い換えたいという気持ちは起こらなかった。ただ、Windows 98 の宿命であるシステムダウンにはウンザリしていたので、何とか Windows 2000 に入れ替えたいとは思っていた。また、その際にはデータのバックアップが必要となるので、噂に聞く「外付けUSBハードディスク」を試してみたいとも思っていた。しかし、OSの入れ替えは厄介な作業なので、「いつかそのうち」と、延び延びになっていた。その矢先の今回の故障である。

当時の状況から故障原因を推測すると、机の上がゴチャゴチャしていたためにVAIOの左側面にあったファンの排気口がブロックされて、内部が高温となってマザーボードが故障したらしい。後に調べたところでは、私が買った1998年当時のVAIOは熱対策が相当お粗末だったそうである。あるいは同じ状況でも他社の製品だったならば壊れることはなかったかも知れない。

海外で日本製のノートブックが故障すると、修理が厄介である。特にタイでVAIOが故障すると、ほぼ絶望的である。タイではVAIOが売られていないので、交換パーツが無いのである。バンコクにはSONYのサービスセンターがあり、私も一度、落として壊れたビデオカメラ PC−7 を修理に出した事がある。なんでもシンガポールのSONYに送って修理したそうで、戻ってきた時には操作メニューが英語になっていた。しかし、ノートブックの修理はもっと大変そうである。例えバンコクのサービスセンターを経由して日本のSONYに送ってもらう事が可能だとしても、3年以上前のノートブックのマザーボードの修理・交換など、天文学的な費用がかかりそうである。

インターネットで修理情報を検索していて、
 「チョンブリにあるSONYのサービスセンターにいる技術者は、VAIOの修理の経験がある」
というような情報を見つけたが、それにしても雲をつかむような話である。

有力な情報としては、同じような症状で壊れたVAIOのマザーボードを Pantip Plaza で修理したというアメリカ人の体験談を見つけた。そこで私は藁をも掴む思いで彼にメールを出して問い合わせてみたところ、
 「店の名前は覚えていないが、3階にあるノートブック専門店だった」
との返事をもらった。そこで実際に Pantip Plaza に行ってその店を探し歩いたところ、どうやら彼が修理に出したのは Global Solution という店の修理センターであるように思われた。そこは Fujitsu や Compaq など各社のノートブックを扱っていたが、SONYはやはり通常業務では扱っていなかった。それでも私はダメ元で修理を依頼した。数日中に見積りを連絡すると言われたが、連絡違いで一向に音沙汰が無く、私は希望と不安に満ちた日々を過ごした。

パソコンの無い生活

私の住むコンドーは、同じ敷地内に3棟のコンドーが建っている内の一つである。隣のコンドーの1階にはインターネットカフェがあったので、とりあえずはそこに日参する事にした。時間帯によっては混雑しており、満席で出直しを余儀なくされる事もたびたびあった。また、ゲームに勤しむガキンチョや若者が、
    ビーッ、ビーッ ギュルギュルギュルギュル ダダダダダダダダダッ テロリスト ウィンズ
と、うるさかった。ガキンチョの騒ぎ方にはまだ可愛さが感じられるが、10代や20代の若者の絶叫には閉口した。

当然の事ながら、メールの読み書きは不便だった。初めの頃は、毎回 Outlook Express のメールサーバーの設定をしていたが、毎度同じマシンに当たるとは限らないのでメールが数台のマシンに分散してしまった。また、
 「そのうちメールデータをフロッピーに入れて持ち帰ろう」
と思っていたら、いつのまにか店のオヤジがハードディスクをフォーマットしてしまい、多くのメールが失われた事があった。それに懲りてからは全てのメールを Yahoo Mail に転送して、ブラウザーで読み書きする事にした。

一番頭に来たのは接続速度である。そこでは Click TA でモデム接続してLANで各マシンに配分していたが、インターネット利用者が私一人の時でも接続速度が異様に遅かった。私が自宅から繋いでいた時に比べると、平均して半分以下、ひどい時にはウンともスンとも反応しないのである。おまけによく回線が切れて再ダイヤルをしていた。何か設定に問題があるとは思ったが、私はLANに関してアドバイスをするだけの知識も経験も無いので、ひたすら我慢して耐えていた。

修理不能

さて、VAIOを修理に出してから3週間ほどたった頃、私はしびれを切らして Global Solution に電話をかけてみた。すると、
 "Cannot repair. Motherboard broken."
と宣告された。享年3年と8ヶ月だった。

後日、修理不能のVAIOを引き取りに行ったのだが、その帰り道は、まさにお骨を抱いて帰宅する心境だった。お骨は意外に重く感じるそうだが、私も久しぶりにVAIOを持って、そのズッシリとした重さに驚いた事が印象に残っている。


タイでパソコンを買う

タイでパソコンを買う事は極力避けたかったが、こうなってしまった以上しかたがない。誰かに頼んで日本で買って来てもらうという方法もチラリと考えたが、高価な物であるし、初期不良や修理の問題もあるので、あえてタイで購入する事にした。

パソコンを買うのは久しぶりで、しかもタイでパソコンを買うのは初めてなので、私は次の3点についての情報収集を始めた。
1.現在のハードウェア・ソフトウェアの状況はどうなっているのか
2.タイでは何がいくらで手に入るのか
3.日本語以外のOSで日本語を使うための条件や制約は何か

ちなみに、数あるインターネット上の情報源の中で、特に勉強になったのは次の2つである。

パソコンを購入するにあたっての第一の選択は、デスクトップかノートブックか、あるいはデスクトップならばモニターをCRTにするか液晶にするか、である。
デスクトップ
 +CRT
最も経済的な選択。3万B、下手をすると2万Bで一式をそろえることができる。問題点としては、私の机は小さいので、CRTを置くのに無理がある。また、部屋も狭いので、新たにパソコンデスクを置くスペースも無い。
デスクトップ
 +液晶
現在の机に液晶モニターを置けるというメリットがあり、デスクトップならではの拡張性も高い。ただし液晶モニターが1.5万B〜2万Bと高いので、一式そろえると4万Bから5万Bほどになる。
ノートブック省スペースの点ではピカイチである。拡張性についてはUSBの普及によってある程度改善されたものの、デスクトップに比べると割高であり、限界もある。値段は、4万Bから10万B程度。


いろいろと考えたが、まず デスクトップ+CRT を除外する事にした。なんといってもスペース的に無理があるのである。

次に、デスクトップ+液晶 とノートブックを比較検討した。これは相当迷ったが、外付け液晶モニターをいろいろと見比べているうちに、どのモデルもノートブックの液晶パネルに比べて文字が滲んで表示される事に気がついた。画像を表示する時には気にならないのだが、白い背景に黒い文字というテキスト表示の時に顕著となる。これについては気になったので、いろいろと調べてみると、ノートブックの液晶パネルがデジタル接続なのに対して、外付け液晶モニターがアナログ接続である事を知った。なんでも、グラフィックデータのデジタル送信にはノイズが入りやすく、ケーブルがたかだか10cmで済むノートブックに対して、外付け液晶モニターをデジタル接続する事には技術的な困難さがあるらしい(参考文献)。

私のパソコンの利用スタイルは文章の読み書きが主となるので、デスクトップ+液晶 という選択は断念し、ノートブックを購入する事にした。

さて、日本では選り取り見取りのノートブックだが、タイではかなりラインアップが貧弱であることを痛感した。値段も日本に比べて1.5倍程度と高価である。私は、「次にパソコンを買うときにはぜひともCD-RWが欲しい」と思っていたのだが、CD-RW内蔵のノートブックとなると、8万Bを下らない。日本では15万円程度のノートブックでもCD−RWが装備されているのに比べると、トンでもない話である。

いろいろと検討した結果、RAMの標準装備が256MBである事を条件として、次の3機種に候補を絞った。
ECS
A928
共通仕様
HDD: 20GB
RAM: 256MB
Resolution: 1024 x 768
CPU: Pentium 4 / 1.6GHz
LCD: 15 inch
OS: 無し
DVD
46,600B
COMPAQ
Presario 725AP
CPU: Mobile Athlon 1.3GHz
LCD: 14.1 inch
OS: Windows XP
DVD
59,900B
FUJITSU
LIFEBOOK C6651 RW
CPU: Pentium 3 / 1.13GHz
LCD: 14.1 inch
OS: Windows XP
CD-RW
82,900B

ECSは、液晶パネルのコントラストが見劣りするのと、キーボードがフニャフニャだったので断念した。
FUJITSUは、あまりの高さに断念した。ノートブックは消耗品であるし、一台一台に当たり外れがあるのでリスクが大きい。

消去法によってCOMPAQが残ったのである。

購入する店としては、アンチョコに、Pantip Plaza の2階にある DATA IT で買う事にした。大型店ではクレジットカードの使用も安心だし、3%のサーチャージを取らないのがグッドである。消費税は7%取られたので、支払い金額は 64,093B となった。

なお、購入時のオマケとしては、
 1.キャリイングバッグ
 2.32MB Handy Drive (USB接続の小型外部メモリ)
が、付いてきた。


Presario 725AP

家に帰って Presario の箱を開けて、まずビックリしたのだが、電源プラグが3極なのである。要するに、アースを取らないといけないのである。

私の住むコンドーには、アース端子が無い...

私が使っている Canon LBP-660 というレーザープリンタも3極プラグなのだが、私はアースを無視して VAIO 803 に繋いでいた。そのせいかどうか、VAIO の金属部分に手が触れると、ビリビリビリッ と感電したものである。一度テスターで電圧を測ってみたら、100V以上出ていた。もしかしたら、これも VAIO の寿命を縮めた原因の一つなのかも知れない。

とにかく現状ではアースが取れないので、Presario のアース線は無視する事にした。また、念のためにレーザープリンタは当面接続しない事にした。

しかし、来るのである、ビリビリッ と。このパソコンは前面部にスピーカーを内蔵しており、その部分が金属メッシュとなっている。キーボードに手を載せると、どうしても腕が金属メッシュに触れるのであるが、ここから漏電するらしい。特に、右腕が当たる部分に JBL のロゴの金属プレートが埋め込まれていて、漏電が激しい。

やはりアースは必要らしい...

しかし現状ではアースが取れないので、JBL のロゴの部分にセロハンテープを貼ってしのぐ事にした。これでもまだビリビリ来るので、なるべく腕を浮かせてキーボードを操作する事にした。情けない話である。

ちなみにテスターで測定してみると、アース端子、スピーカーの金属メッシュ部、USBポート、マウスポート共に90Vの交流電圧が検出された。

Windows XP

以前友人が XP を操作しているのを見た時には、
 「グラフィックインターフェースがオモチャみたいで気が散りそう」
と、あまり良い印象を持たなかったが、使い慣れてみると良く出来ている事に感心した。Windows も進化するのである。

スピーカー

Compaq がウリとしている JBL の内蔵スピーカーであるが、まずは満足である。腐っても鯛、小さくても JBL。音楽や音声が明瞭に再生されるのを聴いた時には、一種のカルチャーショックを感じた。VAIO 803 の内蔵スピーカーは相当貧弱で、
 「ノートパソコンはこんなものか」
と思っていたのだが、とんでもない話である。ノートパソコンでも、やれば出来るのである。

ただし、金属メッシュのカバーやロゴの金属プレートは感電するので、プラスチックにして欲しかった。

プレインストールソフト

本機のプレインストールソフトは控えめで、主なものとしては次の通りである。
 WinDVD
 Norton AntiVirus
 Microsoft Works
 Microsoft Money

さて、Microsoft Works であるが、以前と違って Spelling and Grammar と Thesaurus の機能が付くようになったので、文章作成についてはもはや Microsoft Word を必要としない。Word は使わない機能が多すぎるので、軽快な Works で仕事が済めばグッド、グッドである。

と思っていたのも束の間、文章の作成中にWorks がフリーズして、数時間分の労働がパーになってしまった。Word は文章作成中に自動バックアップが働くので、フリーズしても文章を回収する事ができるが、Works にはそういう機能は無い。やはり、所詮は Works である。


光学式マウス

インターネットカフェに通っている期間中に、私について来た4歳の子供が Paint (お絵描きソフト)で遊ぶ事を覚えてしまった。私は VAIO を使っていた時にはずっと内蔵のタッチパッドで済ませていたのだが、Presario を買ったら子供が
 「マウスはどこだ」
とせがむので、マウスを購入する事にした。

以前、友人の使っている Logitech の光学式マウスの使い心地に関心していたので、私も Logitech の光学式を選ぶことにした。私が10年前に見た光学式マウスは、方眼紙のようにマス目の入った特別なマウスパッドを必要としたものだが、近頃では紙だろうが布だろうが人間の皮膚だろうが何だろうが、どのような表面であっても正確にトレースできるようになっている(鏡はダメ)。

ところで光学式に加えて、近頃ではコードレスという選択肢がある。すなわち、

コード付きコードレス
ボール式

光学式

という 2×2 の選択肢である。

コードレスのマウスは電池を内臓する。ボール式のコードレスはトレースに応じてパルスで信号を発信すれば済むが、光学式のコードレスの場合は常にレーザー光を照射し続けなければならないので、電池の寿命が問題となる。実際には省電力機能が働いてアイドル時にはパワーを押さえるので、例えば Logitech の光学式コードレスは通常の使用環境で電池が3ヶ月程もつそうだが、その反面マウスの反応が鈍くなるなどの短所もあるらしい。

で、いろいろと考えた結果、コード付きの光学式のマウスを買うことにした。大きな理由としては、コードレスの光学式は値段が2倍ぐらいするのである。

購入データ

Logitech Wheel Mouse Optical (USB接続)
1390B

使用感

1.グッドです。もうボール掃除をしなくて済みます。
2.ホイールの部分は機械式なので、ここが壊れやすいかも。
3.左利き・右利き両用の対称形なので、長時間使っていると手が疲れる。
4.やはりコードは邪魔に感じます。光学式でコードレスを使っている方、使用感を教えて下さい。


HDケース

さて、新しいパソコンを買ったはいいとして、壊れた VAIO からデータを転送しなくてはならない。これには、USB接続のハードディスクケースが便利である。

タイにおいてHDケースを探すのは、たとえパンティッププラザであっても根気とコツを必要とする。HDケースを置いてある店は少ないので、1階から6階まで小さな店を一つ一つチェックしていかないと、タイでどういう製品が手に入るのか、全体像がつかめないのである。

それでパンティッププラザを歩き回った結果、
 USB 1.1 → 3,500B
 USB 2.0 → 4,500B
という相場を確認した。ちょっと高い気がする。

データの転送自体は一度限りで済むので、友人の持っているHDケースを借りて済ませようとか、パンティップにパソコンとHDを持っていけば300Bで転送してくれるらしいとか、私の心は揺れ動いた。

そんな矢先に、人里はなれた4階の店で、USB 2.0 対応のHDケースを1,950Bで売っているのを発見した。相場に比べてあまりにも安すぎるので半信半疑だったが、店に入って見せてもらうと、ちゃんとした製品のようだった(これ)。店員の対応も良かったので、そこで買うことにした。

USBのパワーサプライ

さて、このHDケースに入れたハードディスクには、「500mA」の記載がある。また、Presario のマニュアルには、この機種のUSBポートは500mAまでの電流を供給すると書いてある。それで私は、
 「おおっ、USBケーブル1本で繋がる。ラッキー!」
と思ったのだが、実際にUSBケーブル1本で接続してみると、どうも様子がおかしいのである。パソコンはP&Pを認識しないし、ハードディスクは カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ と、もがくのである。

私はHDケースが不良品であるのかと思ったが、念のために同梱の電源ケーブルを使ってマウスポートからHDケースの電源を取ってみた。すると驚いた事に、一発でP&Pで繋がり、カリカリカリカリも無くなったのである。

そういうわけで、多少エレガントさには欠けるが、USBケーブルと電源ケーブルを両方繋いで使う事にした。

転送速度

USBでP&P接続すると、
    HI-SPEED USB Device Plugged into non-HI-SPEED USB Hub
というメッセージが現れた。要するに、
 「HDケースはUSB2.0対応だが、パソコンの方がUSB2.0に対応していない」
という意味らしい。私はパソコン購入前に、ちゃんとUSB2.0対応である事を確認していたので、
 「なにか設定が間違っているに違いない」
と考え、Compaq のサイトやら Newsgroup やらを検索しまくって、設定方法を模索した。

しかし、設定方法は見つからなかった。

その後の調査によると、この Presario 725 という機種はUSB1.1対応であるらしい事が判明した。私が確認した(と思った) USB 2.0 という記載は、実はUSBポートが2.0個付いているという意味だったのだ。

これは相当ショックだった。せっかくUSB2.0対応のHDケースを安く買えたというのに...

しかし、まあ、USB接続でビデオ編集をするわけでも無いので、まあ、いいとするか。

ちなみに、USB1.1での接続では、毎秒1MB程度のデータ転送が可能である。


バックアップ

念願のHDケースを手に入れたので、VAIOのデータを Presario に転送した後は、このハードディスクをバックアップのために使うことにした。まずは quick format である。

ところが、フォーマットしてからバックアップを取るまでの間に、とんでもない事態が発生したのである。Outlook Express を使用中に Windows XP がフリーズしてしまい、Sent Items のデータファイルが壊れてしまったのだ。私が過去4年間の間に送りまくった200MBのメールデータが消滅してしまったのである。私は慌てて Directory Snoop を使って quick format したハードディスクのクラスタを検索してみた。しかし、FAT32 で寸断された200MBのファイルは、とても復活できるものではなかった。

送信済みメールは、老後の楽しみに取っておこうと思っていたので、これは痛かった。

しかし、まあ、稚拙な文章を読むのもコッパズカシイので、まあ、いいとするか。

さて、Directory Snoop でハードディスクのクラスタ検査をしている時に、不良クラスタを1個発見した。ちなみに、クラスタ番号55684である。不良クラスタが1個あるという事は、近い将来不良化するクラスタが100個ぐらいあるかも知れないという事である。当然ながら、データのバックアップに使うのには不安が残る。

このハードディスクは VAIO の中で4年間近く使ってきたので、そろそろ寿命なのかも知れない。あるいは VAIO がクラッシュした時に、ディスクに傷がついたのかも知れない。あるいは単に磁気の減弱で、ローレベルフォーマットをすれば復活するのかも知れない。

とりあえず、ローレベルフォーマットをする事にした。その結果、とりあえずその不良クラスタは再生したのである。

再生したとはいえ再不良化の不安は残るので、そのクラスタにはどーでもいいようなファイルをあてがう事にした。

さて、バックアップツールの選択であるが、原理が簡単なだけに、おびただしい数のフリーウェアが出回っていた。その中から最もポピュラーそうなソフトをピックアップしてみた。
 Disk Mirroring Tool
 みやばっく
 XXCOPY

一つ一つインストールして機能と使い勝手を確認するのも面倒なので、何となくフィーリングで Disk Mirroring Tool を使うことにした。

バックアップツールを使うのは初めてなので、あまり客観的な評価はできないが、使い勝手はまあまあである。いくつか気が付いた点としては、
  1. オリジナルのファイルを移動した場合、バックアップのファイルは単には移動されず、新しい位置(フォルダ)にそのファイルを作成した後に、古い位置(フォルダ)のファイルを消去する。ファイルが巨大な場合には、時間がかかる。
  2. 更新されたオリジナルのファイルは、更新日時をバックアップファイルのそれと比較して判断している。Outlook Express のメールデータ (*.dbx) は、内容に変更が無くても、Outlook Express を起動するだけで更新日時が変更されるので、バックアップの度に全ての *.dbx ファイルが上書きされるので、時間がかかる。
あるいは、他のバックアップツールを使うとこういう問題が回避できるのかも知れないが、バックアップするのはせいぜい週に1回ぐらいだし、他のツールを試すのも面倒なので、まあ、いいとしよう。


ポップアップキラー

いろいろとソフトを入れると Windows の調子がおかしくなるので、インストールするソフトは必要最小限に留めておこうと思ったが、インターネットを再開して初めに思ったのは、
 「ポップアップキラーを入れよう」
という事だった。VAIO の時に使っていたソフトは、新種のポップアップウィンドーを手動で登録する操作が煩わしかったので、心機一転別のポップアップキラーを探すことにした。

で、見つけたのがこれである。
Free Surfer mk II

使い心地は、なかなかグッドである。Internet Explorer のツールバーにコントロールアイコンを表示させて、タスクバーに顔を出さないように設定できるのも便利である。


MP3

Napster が違法判決を受けて以来、インターネットでMP3ファイルを探すのが難しくなった。曲名で検索するといろいろと出てくるのだが、リンクのリンクのリンクを辿っているうちにウィルスページに到達してしまったりする。

さて、MP3ファイルを検索中に偶然見つけたのだが、
http://www.allofmp3.com/index2.shtml
が面白かったのでここに紹介する。ちなみにこれはロシアのサイトである。

数多くの音楽CDがそっくりそのまま置いてあって、メンバーになると好きな曲を選んでダウンロードできる。肝心なのは、メンバーにならなくても preview をダウンロードできるのである。Preview はモノラルで、サンプリングレートも抑えてあるが、その分ファイルサイズが小さくて済むので、モデム経由でダウンロードするのには手頃である。CDジャケットや、場合によっては歌詞カードもダウンロードできるのが嬉しい。

いくつか私の好みの音楽を白状すると、
 Killing Fields
 Hair
 Woodstock (CD1-1 . CD1-2 . CD2-1 . CD2-2)
といったところである。

さて、著作権がどうなっているのか気になるところだが、ロシアの著作権法の範囲内でやっているらしい。変なウィルスを送りつけてくる事も無いので、安心である。

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追記
いつのまにか、メンバーにならないと全曲ダウンロードができないようになっていました。でもロシアはねらい目なので、探せば他にもありそうです。


Windows XP

Windows XP に関するヒントについては、挙げ始めるときりがないし、本稿の趣旨からも外れるので、とりあえず2点だけ。

言語バー

Windows XP のバグらしいが、言語バーをタスクトレイの中に入れると、フリーズしやすいそうである。これは私も実感したので、多少目障りだが、言語バーをタスクトレイの上に置く事にした。気休めに、「半透明」の設定にしてある。

System Configuration Utility

この Windows ソフトは、おそらくデフォルトではスタートメニューに登録されていないので、Start -> Run で msconfig とタイプして起動させる必要がある。で、何ができるソフトかというと、Windows の起動時にオートスタートするソフトを制御できるのである。

多くのソフトは、インストール時に、勝手に自分のモジュール(パーツ、部品)をスタートアップ登録してしまう。また、その登録の仕方が巧妙なので、一つ一つのソフトをチェックしていくのは骨が折れる。そこで、msconfig の出番である。

msconfig のメニューは、
 General
 SYSTEM.INI
 WIN.INI
 BOOT.INI
 Services
 Startup
となっている。最後の Startup が問題のそれである。

そもそも msconfig は、トラブルの原因を突き止めるために一時的にスタートアップを制御するためのものなのだが、恒久的に制御する事もできる。msconfig を使ってスタートアップを制御すると、デフォルトでは Windows 起動時に毎回 msconfig が立ち上がって確認メッセージが現れるが、「もう確認はいらない」というボックスにチェックして msconfig を終了させれば、万事完了である。

ただしその場合、msconfig という名前を覚えておくか、あるいはスタートメニューの中にアイコン登録しておいた方が無難である。


Windows XP に関するヒントについては、例えばここを参照
http://pc-information.com/g_winxp.html


アースが取れた

アース端子は無いものと諦めていた我が部屋に、アース端子を発見した。それは、バスルームの瞬間湯沸かし器である。これまで気がつかなかったのだが、白と黒の電線の他に、緑の電線が瞬間湯沸かし器につながっていたのである。ずばりアース線である。

そのアース線はバスルームの天井の配線から来ていた。それ以上アース線をたどるのは困難だったので、ちょっと考えた結果、瞬間湯沸かし器のアース端子からアースを分配してもらうことにした。バスルームと私の机の直線距離はほんの2メートルほどだが、間に壁が立ちはだかっているので、キッチンを経由しての道のりは10メートルほどになる。私はあり合わせの電線を4本つないで10メートルの長さを確保し、ようやく机までアースを引っ張ってきた。

さて、ここで問題が2つある。

[問題1]
元のアース線は、しっかりとアースされているのであろうか。アースがしっかりとしていない場合、瞬間湯沸かし器からパソコンに電流が流れる恐れがある。

[問題2]
あり合わせの電線をつないで使う事は、ある程度の危険を伴う。バスルームで電線の被覆が破れた場合、場所が場所だけに、レーザープリンターからの高圧電流がバスルームの濡れた床や壁に流れる恐れがある。

問題1に関しては、テスターでアースの良好度を確認した。問題2に関しては、ちょっと気になるが、まあ、とりあえずはこれで行こう。

というわけで、めでたくパソコンのアースを取る事ができた。これまで触ると ピリピリピリッ ときた内蔵スピーカーの金属メッシュも、もうシビレル心配はない。グッドである。

また、パソコンを買い換えてから使用を見合わせていたレーザープリンターも、これでやっと接続することができる。ますます グッド である。

さらには、配線工作を機会にゴチャゴチャした机を片付けたら、思いっきりスッキリした。最高に グッド である。


コンセントの極性

日本の家庭用100Vコンセントは、二つある端子のうち、一方が接地されていて対地電圧0V、他方が対地電圧100Vである。タイではどうなっているのか、これまであまり気にした事は無かったが、たまたま次の記事を見つけて読んで、ちょっとまじめに考えてみる事にした。
Grounding/Earthing

要約すると、
1. タイのコンセントにも極性があり、逆に繋ぐ事によって支障がでる場合がある。
2. 特に変圧器を逆に繋ぐと、出力電圧が 220V−120V=100Vになる事がある。
3. アースをきちんと取る事は大切である。


【実験1 変圧器とコンセントの接続】

端子1端子2出力電圧
接続1101.5V0.6V101.0V
接続2120.8V220.0V101.2V

おおっ!これは凄い!知らなかった!変圧器のプラグの差し込み方を変えるだけで、100−0=100 になったり 220−120=100 になったりするのである。当然、100−0=100 の方がベターである。220−120=100 の場合は、漏電した場合に感電したり、電子機器が故障したりする。

【実験2 コンセントの極性】
端子1端子2出力電圧
0.6V220.0V219.0V

おおっ!日本と同じで片方が接地されている!しかし、もしかしたらこれは住む場所によって違うのかも知れない。私の住んでいるコンドー内の変電所はコンセントの片方を接地する設計になっているとして、もしかしたら他のコンドーやアパートや一軒家では、そうなっていない可能性はある。

【実験3 パソコンのACアダプター と レーザープリンターの接続】
ACアダプターは、変圧器と整流器の混合回路である。レーザープリンターの方は、内部がどうなっているのかよくわからない。

コンセント側のアース(0V)とホット(220V)は検出できたが、ACアダプターとレーザープリンターの3極プラグの規格(どちらがホットか)がわからないので、漏電圧の低い接続が「順接続」であると仮定する事にする。実験のために、アースは外しておく。


ACアダプターレーザープリンター
接続1での漏電圧110.5V110.5V
接続2での漏電圧104.3V111.0V

ACアダプターでは、接続2の方が漏電圧が6.2V低く、これは有意の差を表しているように思える。レーザープリンターの場合は漏電圧の差は0.5Vで、これは有意の差を表しているとは考えにくい。

【考察】
タイで変圧器を使う場合には、テスターや検電ペンを使って、順接続になるように確かめるべきである。また、ACアダプターも変圧器の一種なので、順接続・逆接続の問題が発生する。ACアダプターを変圧器に繋いで使う場合には、2×2=4通りの接続方法が存在する事になるが、この場合、まず変圧器を順接続して、その変圧器に対してACアダプターを順接続するのが良いであろう。


TrayMeter

VAIO がクラッシュするまでは、DU Meter というインターネット接続モニターを使っていたのだが、Windows XP になってから手持ちの DU Meter が使えなくなってしまった。XP に対応して DU Meter もバージョンアップしているのだが、こちらにもいろいろと事情があるので、同等機能を持ったフリーソフトを探すことにした。それで見つけたのが TrayMeter である。

DU Meter に比べて機能を絞っているので、ファイルサイズが76KBと小さいのが感心である。圧縮形式が lzh なのは、zip が全盛の今では解凍にてこずった。DU Meter と違って、インターネットに接続していない時でもタスクトレイに顔を出すのは目障りである。が、しかし、もう慣れた。

タイのISPはどの会社も不安定なので、この種の接続モニターを使うことにより接続状況を客観的に把握する事ができる。接続が遅い時には時間をずらして接続しなおすか、他のISPに切り替える事が推奨される。

スクリーンショット
→ バリバリ全開の状態。10MBの巨大ファイルでも恐くない。
→ この程度でも、体感的には遅く感じる。
→ ものすごく遅いので、メールチェック程度にしか使えない。
→ ウンともスンともいわない状態。メールチェックも不可能。回線を切るしかない。


オートシートフィーダー

日本にいた時に使っていた EPSON のレーザープリンターは、給紙トレイがプリンターの下部にあって、紙がローラーで1枚ずつ巻き上げられる方式であった。これに対してタイで買った CANON のレーザープリンターは、給紙トレイがプリンターの上部にあり、紙は鉛直方向にストックされ、ローラーで1枚ずつ巻き下げられる方式である。

この CANON のプリンターを買って1年程経過した頃から、紙が数枚 束になって送られる現象が目立ってきた。インターネットで調べてみると、この種の給紙方式(上部・鉛直・巻き下げ)を採用したプリンターでは、ローラーのゴムの劣化に伴い、遅かれ早かれこの現象がでてくるようである。

これはとても困った現象で、紙詰まりをおこしたり、用紙エラー(サイズ違い)と認識されて印刷をやり直す事もしばしばである。

ひどい時には10枚以上もの紙がいっぺんに送られるので、
 「この、クソッタレがぁ」
と、頭にくる事この上ない。

この現象は、
1.ローラーのゴムの劣化
2.スライダーのゴムの劣化
が原因で起こるらしい。スライダーというのは、用紙ストックの下部にあって傾斜をなしているゴムの板であり、ローラーが紙を巻き下げるのに対し、スライダーは一度に1枚しか送られないように制御している。制御といってもゴムの摩擦を利用しているだけなので、ゴムが劣化すると制御不能となる。

メーカーの姿勢としては、
 「ローラーやスライダーは消耗品なので、劣化したら部品を交換してください」
という事になるらしい。

しかし、小さな部品を交換するために、大きくて重いレーザープリンターをサービスセンターまで担いでいくのは、えらい大変である。部品代もいくらかかるのか心配である。一応自分でプリンターを分解してみたが、機構が複雑で、とても部品だけ買ってきて自分で交換できるシロモノではなかった。

インターネットで得た情報によると、ローラーやスライダーを紙やすりで擦るとある程度機能が復活するらしい。それでわざわざ紙やすりを買ってきて擦ってみたのだが、まったく効果が無かった。

最後の手段として、紙を給紙トレイにいっぱいに詰めて使うことにした。なぜかこの状態だと、ちゃんと1枚ずつ送られるのである。印刷しているうちに用紙が減ってくると、数枚一緒に送られるようになるので、またいっぱいに補給するのである。給紙トレイの容量が100枚だとすると、だいたい80枚ぐらいに減るとトラブルが発生するので、実質的には容量20枚の給紙トレイを使っているのに相当する。あとの80枚はデッドストックである。

次回プリンターを買うときには、給紙トレイがプリンターの下部についているものを選ぶことにする。


Mute

あちこちのホームページを回覧していると、たまに自動的に音楽が鳴り出すホームページに出くわす事がある。これがけっこう困るのである。MIDI の出力レベルがマチマチなために、スピーカーが悲鳴を上げるほどの爆音になる事もある。
 「ボタン一発でミュートにしたい」
これは私の念願であったが、ふさわしいソフトがなかなか見つからなかった。ボリューム調整などもできる多機能なソフトはいろいろとあるのだが、使わない機能が多すぎたり、ミュートのキー割り当てが不便だったりして、これといったソフトには出会うことができなかった。

ところが先日、またも MIDI の爆音攻撃を受けて、
 「このー、クソッタレがぁ!」
と頭にきたので、ボタン一発でミュートのできるソフトの検索を再開した。そしてついに見つけたのである。

Mute.exe
* メモリーに常駐しない
* レジストリにも影響しない
* mute.exe を実行する度に、スピーカーの ON/OFF が切り替わる

Presario には Easy Access Button という、あまり使い道のないボタンがあるので、わたしはこれに mute.exe を割り当てて使うことにした。メモリー常駐型でないために、ボタンを押してからミュートになるまでに0.5秒ほどの時間がかかるが、まあ許容範囲である。

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作者のホームページ
http://chrisxp.no-ip.info/indexPC.html

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追記
後日パソコンが故障したのでマニュアルを読んでいたら、
 「ボリュームの [+] ボタンと [−] ボタン を同時に押すとミュートになる」
と、書いてありました。ちーとも知りませんでした。パソコンが修理から返って来てから試してみると、確かにミュートになりました。しかも、レスポンスが速いです。


Presario が壊れた

数ヶ月前から、ある症状に悩まされていた。パソコンを使用中に、いきなり電源が落ちてしまうのである。症状が軽い時にはパワーボタンを押して再起動できるのだが、症状が重い時にはパワーボタンを押しても再起動できない。再起動できないというのは、パワーランプは点灯するのだが、BIOSを読みに行かないので、ウンともスンとも進行しないのである。

こういう場合には、パワーボタンを4秒以上押し続けて電源を切って(そういう仕様)、再び起動を試みるしかない。2回目で起動する事もあれば、10回目で起動する事もあり、100回目で起動する事もあれば、1000回目で起動する事もある。何回目で起動するのかわからないというのはなかなか精神的な苦痛が大きい。起動に専念しているとストレスが溜まってパソコンを殴りつけたくなるので、ボケーッとテレビでも見ながら指だけはパワースイッチを操作するのである。当日中に起動できればラッキーな方で、長い時には2,3日かかる事もあった。

こうなってしまったのには、思い当たる節が無いでもない。大きな字では書けないが、あどびーのふぉとしょっぷが150Bで安売りしていたのを買ってインストールして使い始めた直後に最初の症状が出たのである。 後に調べた所によると、このソフトウェアは処理速度を上げるためにパソコンのハードウェア環境(CPU・メモリー)を限界近くまで酷使するそうで、fail-safe のしっかりしていないパソコン、特に Compaq のノートパソコンとの相性が悪いという事であった。

普通相性が悪いといっても、問題のソフトウェアをアンインストールすれば済むのであるが、私の場合はソフトの不具合がハードの不具合に発展したかのように思えた。CPUからの熱が、何かの基盤に対して不可逆的なダメージを与えたかのようである。

常識的には修理に出すべきであるが、忍耐強くパワースイッチを押し続けていればなんとか起動できたので、そのまま使っていた。例のソフトはアンインストールして、代替フリーウェアとして Pict Bear を使うことにした。Pict Bear でも同様のトラブルに見舞われたが、その頻度は ふぉとしょっぷ ほどではなかった。ふぉとしょっぷ でハード的なダメージを受けた後なので Pict Bear でも同様の症状が出るのか、あるいは ふぉとしょっぷ を全く使わなくても Pict Bear の使用だけでこうなる運命だったのか、それはわからない。

6月の半ば頃、Pict Bear を使用中に電源が落ちた。当日中には起動できなかった。2日目にも起動できなかった。3日目にも起動できなかった。4日目にも起動できなかった。5日目にも起動できなかった。6日目にも起動できなかった。7日目にも起動できなかった。8日目に修理に持っていった。

購入日が2002年6月7日だったので、
 「どっひぇーっ!保証期間が過ぎているーっ!もっと早く持っていけば良かった!」
と後悔したが、DATA IT のサービスカウンターに持っていくと、なぜか保証期間は7月末日までとなっていた。もしかしたらその場で蓋を開けてチョコチョコッと修理できたら嬉しいなあ、という期待があったのだが、
 「Compaq のサービスセンターに送るので、まずは2週間かかります」
と宣告されて唖然とした。しかし、他にどうしようもないので、そのまま修理に預けて帰ってきた。

前回 VAIO が故障した時にはインターネットカフェに日参したものだが、今回はあえてパソコンの無い生活を選ぶ事にした。思い返せば、これまで必要以上にパソコンに時間を費やしていたように思える。1日に平均して10回はインターネットに接続していたので、それだけで電話代が月に1000Bはかかっていた。もちろんプロバイダー代は別としてである。

今回パソコンに費やす時間が浮いた分だけ、しばらく疎かになっていた読書に時間を費やす事にした。長らく本棚の肥やしとなっていた未読の本を片っ端から読み始め、この間に5冊の本を読破した。また、夜も比較的安らかに眠りにつく事ができた。夜にパソコンで文章などを書いていると、頭が冴えてしまって眠れなくなるものである。(ちなみに、現在これを書いているのは午前4時20分である。)

パソコンが使えない事による不便さもあった。本を読んでいて補足の情報を調べようとしてもままならない。本を読み終えても読書ノートをまとめられないので、本の内容を忘れてしまう。メールのチェックができないので、社会的に音信不通となる。

さて、とにかく2週間が経過した。DATA IT からは特に連絡が無かったので、修理が完了しているかどうか分からなかったが、Pantip Plaza の近くを通りかかったついでに寄ってみる事にした。果たして修理は完了していた。あるいは1週間ぐらい前に完了していたのかも知れない。まあ、どちらでもよい。

保証期間内という事で、修理代は無料であった。参考のために、どこが壊れていたのか尋ねてみたが、受付のネーちゃんはタイ語の修理伝票を見て、
 「ハードディスクが壊れていたので交換しました」
と、トンチンカンな説明をした。しかし私はパソコンを修理に出す時に、ハードディスクは外して家に保管しておいたのである。私は、
 「このーっ、ばかたれがーっ!」
と心の中で叫んだのだが、ばかたれを相手に BIOS やマザーボードの講釈をしても仕方がないので、苦笑いしながらパソコンを持ち帰ったのである。


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追記 2004.10.31
その後1年以上たつが、我が Presario はトラブルなく動いている。近頃メモリを512MBに増設しようと思って newsgroup でいろいろと調べたのだが、なんでも Presario 700 シリーズは熱対策が相当お粗末で、
 「ほとんど全ての Presario 700 は熱による故障を経験する」
そうである。また、メモリ増設もトラブルが多いようで、
 「サードパーティー製はおろか、コンパック純正のメモリを追加しても必ず不具合が生じる」
そうである。まったくとんでもない機種を選んでしまったものである。しかしまあ、あれ以来大きなトラブルもなく安定して動いているので、現状スペックのままで寿命を全うさせようかと思う。