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日本との連絡手段を確保しよう


日本との連絡手段としては、

  1. 国際電話
  2. エアメール
  3. 国際電話を利用したFAXのやり取り

というオーソドックスな方法があるが、インターネットを使うと他の選択肢を選ぶ事ができる。

E-MAIL

数秒で届く
インターネットの基本中の基本。デジタルカメラで写真を入れたり、声を録音して送る事もできるが、相手のメーラーが写真や音声を再生できるとは限らないので注意が必要である。

ところで、実際にE-MAILで連絡がつく相手というのは案外少ないのが現状である。その理由としては、
  1. インターネットに縁が無い
  2. インターネットはたまに使うが、メールアドレスを持っていない
  3. メールアドレスは持っていても、メールをめったにチェックしない
などがあげられる。
FAXCAST

数分で届く

お勧め!
インターネット経由でFAXを送れるFAX送信サービスと、日本国内で受信したFAXを e-mail で送ってくれるFAX受信サービスの2種類のサービスがあり、それぞれ別個に申しこむ。クレジットカード決済で利用者登録が必要だが、全てオンラインで登録できる。

インターネットFAX送信サービス

これはさらに、
  1. E-Mail to FAX
  2. Windows to FAX
の2種類の送信方法があるが、Windows to FAX を選ぶと、ワープロで自由にアレンジした文章や、手書きの文章をスキャンした画像ファイルなどをそのままFAXできるので便利である。

FAX送信が成功した場合にはFAX送信レポートが e-mail で送られてくる。電話とFAXが兼用の番号に送る時には送信に失敗する事があるが、FAX不達レポートが送られて来て、

不達理由区分 A: 話し中, B: 応答なし, C: 用紙サイズの不一致, D: 電話の可能性あり, E: 通信エラー

の中から原因を指摘してくれる。

月額基本料金は500円で、1枚あたりの送信料金は、日本全国30円均一である。なお、このサービスでは全世界230ヶ国に送信できるそうで、例えばエジプトに送る場合には1枚あたり144円である。

インターネットFAX受信サービス

これに申しこむと、東京都(市外局番03)または千葉県柏市(市外局番0471)に電話番号が1個割り当てられて、そこに送られたFAXが画像ファイル(.tif フォーマット)に変換され、e-mailで送られてくる。A4用紙1枚分でだいたい 60KB のサイズになる。

NTTのナンバーディスプレイ機能に対応しているので、特定の番号からのFAXだけ受信したり、あるいは特定の番号からのFAXを拒否する事ができる。

入会金は2000円で、月額基本料金は東京03が3000円、柏市0471が2400円 とちょっと高いのは、電話番号を1個占有するためにかかる費用なのだろう。この基本料金には、FAX受信100枚までの料金を含んでいる。

FAX送信サービスとFAX受信サービスを両方申しこむと、FAX送信サービスの月額使用料金の500円が免除される。
D-MAIL

1日で届く
インターネット経由で日本国内に電報が出せるNTTのサービスである。一番安い一般用の台紙を使う場合の料金は、

25文字まで440円 以降5文字ごとに60円の加算

である。長文を送るには向かないが、e-mail も FAX も無い相手に連絡を取るには便利な方法。ひらがなを省略して漢文調で書くと、少ない文字数の中に多くの情報を詰め込む事が出来る。

クレジットカード決済。日本にいる間に利用者登録をしておけば、タイからも気軽に電報を打つ事ができる。利用者登録をしなくても電報を送ることは可能だが、その都度クレジットカード情報を電話で伝える必要があるので実用的ではない。
LETAX

1日で届く
レタックス(電子郵便)というのは、郵便局に原稿を持っていくと、郵便局間のFAX送信により、その日のうちに日本全国に原稿のコピーが配達されるという10年以上も前からあるサービスだが、これはインターネット経由で申し込む事もできる。現在のところ、Nifty Serve などの会社を通さないと送れないのが不便。

Nifty で送る場合には、telnet で r2.niftyserve.or.jp に接続して、GO LETAXに行く。Nifty なので使い勝手は相当悪く、使い方を覚えている間にも接続料金が加算されて行く。料金は1枚目が640円で、これはNiftyの利用料金と一緒に請求される。
HYBRID MAIL

数日で届く

お勧め!
財団法人ポスタルサービスセンターのホームページで文章と住所を入力すると、それを印刷して封筒に入れて日本国内に発送してくれるサービス。1行の長さは全角39文字までで、最大104行まで送ることができる。料金は、43行まではA4用紙1枚に収まって110円、それを超えるとA4用紙2枚になって120円である。

クレジットカード決済で、利用者登録が必要。クレジットカード情報は電話で伝えるので、日本にいる間に(あるいは日本の知人に頼んで)登録しておくとよい。封筒の差出人住所には登録時の日本の住所が印刷されるのが、ちょっと残念。

Nifty Serve でも同様のサービスを行っているが(GO PCPOST)、Niftyなので使い勝手がチョー悪い。


その他に番外としては、インターネットから世界各国に電話をかけられる Net2phone というサービスがある。これはコンピューターのスピーカーとマイクロホンを使って会話をするのだが、一番のネックは現地プロバイダーとの接続速度である。高速な専用線でつながっているのならともかく、タイのプロバイダーにダイアルアップで接続した状態ではコンスタントなフローは期待できない。

去年私は Loxinfo 経由で Net2phone に接続し、日本に電話をかけてみたのだが、両者が同時に喋れなかったので、会話の終わりに「どうぞ」を入れて、まるでトランシーバーで話しているようだった。しかも音声が途切れがちで、まるで通話エリアぎりぎりの場所で携帯電話を使っているような音質だった。ただし、相手が根気良く、あるいは面白がって付き合ってくれるのならば、だらだらと長電話ができる便利なサービスではある(日本へ電話をかけると、1分間17セント)。

なお、 Net2phone のホームページでは専用ソフトをダウンロードしてアメリカのフリーダイアルに無料で電話がかけられるので、遊んでみるのも面白いでしょう。


(上記の原稿は1999年のものです)


追補 2001.4

Hybrid Mail は、郵政省が直接扱うようになりました。

D-Mail も Hybrid Mail も、海外からの利用はできないと明記されていますが、実際のところはどうなんでしょうか。近頃使っていないのでわからないです。

あと、双方がインターネットを使える場合には、Yahoo や Hotmail や ICQ 等の Voice Chat が便利です。