ライスシャワーはレースで 勝った負けたを特に気にする馬だった

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 ライスシャワー ◆ライスシャワー号プロフィール◆

 1989年3月5日生まれ・牡・黒鹿毛  北海道登別市鷲別のユートピア牧場出身
 父:リアルシャダイ  母:ライラックポイント

 25戦6勝 主な勝鞍  菊花賞(R勝ち)
              天皇賞春2勝(うち一勝はR勝ち)
              日経勝(GU)

 1995年6月4日、宝塚記念でレース中、故障し、予後不良。悲運の名馬となる

ライスシャワーVSミホノブルボン

ライスシャワーVSミホノブルボン  真茶白・X:作

 90年代前半に大活躍し、宝塚記念で無念の骨折、予後不良となって この世を去ってしまった名GT馬のライスシャワーは、めずらしいほど 人間くさい性質がある変わった馬だったそうです。
 ライスシャワーはなんと、競馬のレースで勝った負けたをやたら 気にする馬だったそうです。当時の関係者も「この馬はレースで 勝った、負けたがわかるらしい」と言っていたくらい。
 レースで勝った直後の日は、厩務員さんなど人が通るたびに馬房から首を ぬーっと伸ばして出してきて*えへん!今日は勝ったんだぞ!すごいだろ!* と人に対して威張るような自信満々な態度を見せていたそうです。
 レースで電光掲示板入りもできないくらい惨敗だったレースの後は、 もういじけて馬房の奥でしょぼんとしていたそうです。

 あとライスシャワーは現役時代の夏の放牧シーズンで大東牧場に 放牧されていた時、ライスシャワーに会いに見学にいらしていたファンの方に 写真を撮られるのが大好きだったと言います。カメラを見せるとライスは にゅーっと首をのばしながらカメラに対してカメラ目線になってじーっと カメラを見つめていたそうです。なのでこの馬はいつもカメラ目線で 映っていてとても写真写りがよかったそうです。

 ライスシャワーが夏期休暇をとった大東牧場の当時の牧場長:深谷登氏の証言

 「ライスは目立ちたがりやでね、人が来るのを喜ぶんだ。 特に写真をとられるのが好きでね・・・」
 牧場にマスコミやファンがくると、ライスシャワーは気になってしかたがなかったそうです。
 だれかがカメラを向けるとその前で立ち止まり、ポーズをとる。 だから、ライスシャワーの写真はほかの馬よりもきれいに、よく写っているものが多いと 競馬関係者の間では言われています。
 しかも、後で自分の写真を見せられると、ライスシャワーは照れくさそうに喜んだそうです。
「ライスはどうも、カメラがどんなものなのかを知っていたらしい。」
と深谷氏はおっしゃっていたそうです。
 ここまで人間くさい様子を見せていた馬も、時には実在しているのですね。

 *参考文献:柴田哲孝 著「ライスシャワー物語」 経済界*

 初版作成日 2000年 3月24日(金)
 最終修正日 2004年10月23日(土)

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