第七節 佐世保市−福岡市

2月25日(日)16日目

 だいたい朝飯はカップやきそば。もちろん、部屋に湯沸し設備があることを確認して、前の晩に買うのだ。パンとかでもいいんだけど、いつもなんとなく、カップ焼きそば。具体的に言うとUFOが多い。
 9時ごろ出る。
 空を見る。曇り空。というか雨降りそう。なのに出発。雨が降っていたら走らない、とは決めてあるんだけど、じゃあ走らないで何するんだ、ということを考えると、やっぱ走るしかない。そう、俺にはがんばることしか残されていなかった。
 理由もなく、2月中に旅を終えたかった。今ごろになって、2月は28日までしかないことに気づいたのだった。2月中に旅を終える必要は何もなかったんだけど、なんだろうね、このあせり。
 R33からR204へ。
 海沿いのP18を通らず、内陸のR204を走ったという事は、よほどのあせり様だ。というか国道を通りたかったのか。
 R204は海沿いへ向かう。
 平戸大橋。ここを渡れば平戸だ。しかし興味も時間もなく渡らず、昼。
 とうとう雨が振りだした。大雨になった。雨宿りできそうな軒的な建物もなく、しばらく雨の中を走る。
 なにもない道にぽつんとあった蕎麦屋に飛びこんだのは13時前。肉そばと、かしわめしを食った。雨宿りも兼ねているのでゆっくりゆっくり食った。
 小降りになったので、雨宿り兼食物補給をすませ出た。
 ぐねぐねとぐねぐねと、R204。ずっとラジオを聞きながら。オリンピックで起きたフェンシングでの不正行為の話をしていたのはこのへんだったっけか。というかそんなことを覚えてるのにどのへんか覚えてないのな。
 そして伊万里市。佐賀県に戻ってきたわけだ。
 伊万里と聞いて思い出すのはこれだな。
 

 伊万里のまりと海のマリンがかかっとるわけやね。はなわもネタにしなさい。
 ダイエーを発見したので食料調達。といってもロールカステラなどだ。
 21時をすぎて、RICというコンビニでおにぎりとフランクフルト。ちなみに俺はメモ帳に書くときは「おに切」と書く。「問題」は「もん大」と書く。高校生ぐらいからそうだ。だからどうだ。
 ぐねぐねとR204。夜になってもぐねぐね。夜はぐねぐね
 というまに福岡県。唐津市。R202。ジョイフル。メシ。23時半。ははーん、書くのに疲れてきたな俺。
 つーか、たいしてメモもないので書くことがないのだ。他の多くの人力旅人のように、地元の人と接したりしないので出来事が出来にくいのだ。断片的な映像とそれに付随する音声しか覚えていないのだ。写真も撮ってないからアレだけど、酒造メーカー提供の番組を聞きながら犬に吠えられながら押した坂道、とか。こういうのって、文章で伝えにくいのだ。
 少なくとも、俺には無理だ。
 話が逸れた。ジョイフルでは相変わらずコーヒーをがぶ飲み。
 もう、次の目的地である福岡までは60キロばかり。
 博多駅ちかくに住む友人に泊めてもらうことになっていたので、あまり早く著きすぎても通りすぎてもどうかと思われた。
 しかし泊まれそうな駅はなかなかなかないものだ。ベンチが、寝そべられないようにひじ掛けをつけてるところが2駅ばかりあり、しかたなくずんずん進んだ。日曜日なのでラジオ(RKB)が12時で終了し、淋しい深夜だった。
 そうだ、MBC聞いてみよ、ダイヤルを1107に合わせる。SMAPの曲だ。おおこんな遠くでもよく聞こえるのだなあと思ってしばらくたち曲が終わったら、後のトークはみんなハングル。海の向こうの放送局だった。しかたなくNHKを探して聞く。
 そして2時前、筑前深江という駅に到着し、ようやく眠りについた。

 ちなみに、上の写真は俺ではない。  俺はそんなに荷物を持っていない。
 たまたま前を本物が走っていたから撮影したまでだ。というか、「あ、本物だ!」と思って走りながらカメラを取り出しすかさず撮影する俺はいかがなものか。

出費
カロリーメイト・おにぎり・フランクフルト・コーヒー(846) 肉そば・かしわめし(670) ロールカステラ・飴・チョコ(536) サイコロステーキ定食・からあげセット(1524)


2月26日(月)17日目


 7時ごろ目覚めた。
 この駅にはしっかりと扉のある待合室があったので、非常に良く眠れたわけだが、待合室であり7時なので、俺が目覚めた時には人が待ち合っていた。えー、前にも書きましたが、真似しないでください。思いっきり横になってんですから迷惑です。
 月曜なので主に学生が待ち合っていた。ちょっと不良っぽい高校生が、学校をサボるかサボらないかという話をしていて、結局帰っていった。そんな中、下半身を寝袋にいれたままパンを食った。
 8時ごろ発った。1時間もいたんだな。だってもう福岡まで30キロほど、歩いても間に合う。

 ということで、大悲王院にゆくことに。筑前前原駅からバスが出ているという事は事前の調査で知っていたので前原駅前に自転車を停めバスに乗った。
 こういう、初めて乗るバスでどっか行くときって、鉄道のそれよりもなんかわくわくするなあ。運賃表がどんどん値上がりしていくのがどきどきするなあ。
 でバスは終点の雷山観音前についた。どうやら雷山観音ともいうようだ。


 400円を払って中に入る。
 すると、いきなりお目当ての佛、千手観音だ。
 ここの千手はでかい。なにしろ463センチもある。463センチというとレガシイツーリングワゴンがそのくらいだ。わかりにくいならプリメーラワゴンぐらいある。
 いわゆる42臂のノーマル千手なのだが、なんと後背が千の手でできているのである。つまりそれぞれの手は非常に薄っぺらい。まあ珍しい形だ。俺は写真などを撮っていないのでアレだけど、こんなだ。なんだったら上掲頁から引いてきてここに掲載してもいいんだけども、さすがにそれはちょっと問題あると思いませんか。俺はインタネットというかWWWの利点ってそこにあると思うんだけどやっぱ問題ですか。一週間だけやってみますか。そうですね。やってみましょう。
 

 わあ、法的に大丈夫なんだろうか。ま、一週間で消去します。そういう問題なのか。
 見てのとおり、九州風のごつごつした体だが、衣のドレープが柔らかそうで、微妙にシンメトリーを崩して効果を出している。僧の人がすぐ近くにいたので、寝転びさえしなかったが、他の参拝者よりはるかに長い時間、座って見ていた。
 庭とかを見る。あまり興味がないので面白くない。
 宝物館、というのか堂内にある宝物を収蔵している部屋に入る。
 小さな仏像が並んでいる。
 いや、実はあまり覚えてないのだ。この部分、メモが全くない。しかし、興味をひかれたのであろうか、仏像ぽくない仏像を絵に描いている。それを転載しておこう。

 低い台に小さな仏像が並んでいたので、ここでは寝転ばざるを得なかった(座りゃいいんだけどな)。うつぶせになってほおづえをついて仏像を見る。非常にのんびりした気分になる。あまり寒くはなかったし。
 バスでふもとへ戻った。ゆったりと博多へ走る。途中、2回メシを食って、博多について、友人宅へ。ラーメンなどおごられる。俺はラーメンでは博多のがいちばん好きだな。ユニクロでシャツを買う。そうだ、ユニクロだった。

 

出費
 ミルクココア(110) アイスカプチーノ・ベーコントマトピザ(854) カツ丼(470/安い) 文庫本(二冊1300) Tシャツ(1955) ゲーム(1000) バス(800) 寺(400) 寺グッズ(1000)



第七節の走行距離

佐世保市−福岡市 210キロ

 


 いちおう図示。

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2001.12/2