やっと完成?! ほんとに出来たのか??

TOYAさんの板さんのまかない vol.3

<LANCIA STRATOS 塗装、組立て、仕上げ?編>


【 今回もお題は フジミ製 1/24 ランチア ストラトス EnthusiastModel 】

( こんどこそ、ほんとに最後のストラトス?!のはずです。 )


< 目 次 >

前回までのあらすじ...

TOYAさんの製作日記 vol.3 

       今回も途中写真がいっぱい!見る価値ありっす!...写真あり!

  ・なにはともあれボディを塗装するの巻     いよいよ塗装にかかるっす!...写真あり!でも字も多し!
  ・伝家の宝刀”研ぎ出し”を行うの巻     カーモデル職人の本領発揮っす!...難易度高し!ってことは無い?!
  ・カウル取付け前にボディを仕上る!の巻    やっとカウル内側を仕上るっす!...写真あり!
  ・次にフロントカウルを仕上る!の巻     クリアーパーツもディテールアップするぜ!...写真あり!
  ・最後にリヤカウルを仕上る!の巻     小物パーツも仕上げて行くぜっ!...写真あり!
  ・あとはカウル内側を仕上げれば完成っす!の巻     いよいよ完成!まじかっす!!...写真あり!
  ・いやいや、なんとか完成したっす!の巻     ほんとに完成したっす!(涙!)...ほとんど写真っす!

 ・あとがき                   

      別にここだけ読んでも面白くありません。あしからず

 


前回までのあらすじ...
  
 ”板まかVOL.1,VOL.2”でフジミの1/24ストラトスを造ってきた訳なのですが、
 ちまたでは、”絶対!完成しね〜よ!”とか”VOL.5くらいは掛かるんじゃない?”とか
 会社でも”仕事もアレ位がんばれ!”とか””まだまだ余力あるんじゃん!”とか
 さんざんな事を言われておりましたが、G/W以降、ちゃくちゃくと進んでおりまして、
 (G/Wに何やってたかは、"板さんのお仕事”参照ね!)
 なんとか完成させたい一心でがんばっておりました。
 (さすがに6ヶ月も同じお題だと精神的にも辛いっす!)
 さて、"ほんとに完成したのか?","TOYAさんはストラトスから開放されるのか?"は
 この後の"TOYAさんの板さんのまかない VOL.3"でお楽しみください。

 

 (あっ!前回の「まかない」見てない!...とか、もう一回見たい!って人のために)
  「TOYAさんの板さんのまかないvol.1」をもう一回みる
  「TOYAさんの板さんのまかないvol.2」をもう一回みる
 
  相変らず字が多いHPですが、よろしくお付き合い下さい。

「TOYAさんの製作日記 vol.3」

なにはともあれボディを塗装するの巻

 前回の最後に仮組みして真っ白のボディになり、まったく完成のめどが付かない様な状態なってしまいました。
 っという訳で、今回は何はさておきボディカラーを塗装してやります。
 本来であれば、ボディの塗装は一番最初に行っておき、乾燥時間を利用してシャシーなんかを
 仕上げて行けば効率的なのですが、今回はカウル開閉の位置決めの為、最後に塗装しました。
 (塗装前なら多少リンク位置等を変更することができるからね!...自信が無い訳じゃないけど←ウソ!)
 とりあえず、色を決めるのですが、今回はイエローです!
 なんで?っと思われるかもしれませんが、イタ車と言えばレッド&イエロー!
 そんでもってレッドといえば、当然フェラーリっなわけで、ストラトスはイエロー!
 (それじゃ、フェラーリ以外のイタ車は全部イエローなんすか?って事は聞かないように!)

 

         [ そんでもって今回、使用した塗料達です ]

       

・当然、下地にはこれ以外にタミヤのサーフェイサーを使用して、表面処理を施しておきます。
・黄色系の色ってのは隠蔽力が皆無に等しいので、下地に"ベースホワイト"を吹きます。
 ただ、あまり厚吹きするとモールドが消えてしまうので、ご注意!!
 (とはいっても、まだらでも駄目なんですが...)
・黄色は"クロームイエロー"と"ブライトイエロー"と迷いましたが、両方買ってみて試したら
 こっちの方がイメージに近かったです。
 (ってことは"ブライトイエロー"はお蔵入りっすか!!)
・っとここまで"モデラーズ"の"レーシングカラー"で統一して来ておりますので,
 クリアーも当然、”レーシングカラー"の"スーパークリア"を使います。
 ここで違うメーカーのクリアを使った場合、溶剤の相性が合わず、
 最悪はひび割れ等を起しかねないので必ずメーカーは揃えておきましょう!
 (この辺の詳しい事は"model cars 52"のP132に載ってました。)

 

 さて、実際の塗装に入る前に、まさか、手で持って塗装する訳ではありませんので、
 パーツを固定しておきます。

 

            [ 固定したパーツたち ] 
  
・今回はタバコの箱を2個つなげたものに両面テープでパーツを固定してやりました。
 ("私はたばこを吸わないのですがどうしましょう?"って人は無視、無視...)
 パーツ毎に塗装しないのは完全に同じ色には塗れない為です。
・固定する時は完成時につながる面を出来るだけ近くなる様にします。
 これは最悪、面毎に色味が違ってしまっても、気づかれ難くしておくためです。(ずるいっ!?)
・塗装する時はTOYA氏必殺の"沸騰缶攻撃”を炸裂してやります。(詳細は”モデルカー職人への道"参照ね)
 ここで、間違えないで欲しいのは”ほんとに沸騰させる訳では無い”ってことです。
 "沸騰缶攻撃”の語源は”缶を沸騰させる”って事では無くて、
 "沸騰したお湯を使って、すばやく缶を温めてやる”ってことです。(わかり難いぞ!!←やっぱり?)
・私は自作の”沸騰くん”を愛用しておりますが、造り方は簡単で350mlのビールの空き缶の上のところを
 切り離しただけの代物です。(”私はビール飲まないのですが...?”って人も無視、無視!)
 これにポットのお湯を1cm〜2cm位そそいでから、スプレー缶を入れて30秒くらいでOKです。
 (熱くなり過ぎないので安心っす!)
・あとは、乾燥中にほこりが乗らないように、乾燥中には箱を被せておくとか、
 ほこりが乗ったら根性でペーパーがけして再度塗装するとか、細心の注意で塗装していきましょう。
 ”あくまでも基本は薄吹きっ!”って事をお忘れなく!!
 
      [ 一応、塗装が終わったボディパーツ ]
  
・今回はだいたい”スーパークリア”1本分くらいのクリアーを塗装してあります。
 気長に2〜3日かけて塗装してやりましょう!
・あとは最低2週間くらい乾燥させてから研ぎ出しです。
 

伝家の宝刀”研ぎ出し”を行うの巻

 カーモデルといえば、なにはおいても”研ぎ出し!”って位に最近はメジャーになってきた技ですが、
 そんなに難しい訳ではありませんので、リラックスして作業を進めて行きましょう!

 

     [ 研ぎ出しに必要な4種の神器をご紹介 ]
1)「タミヤのフィニッシングペーパー」:2000番のみ使用します。(写真下)
2)「ピカール」:別にどこでも売ってる超有名研磨剤です。(写真左)
3)「ワークのマディカル1」:最近、不評だった容器の形状が変更になりました。(写真中央のは旧容器)
4)「インペリアル ブライト」:研磨剤非混合で有名な実車用ワックスです。(写真右)

 

・これらの道具を使って研ぎ出しして行く訳ですが、当然、ほかの道具でできない訳じゃありません。
 (道具とは使いなれた物が1番なのです。)
・まず、2000番のフニッシングペーパーを塗装面にあててやります。
 この時、水を付けるかが、よく論議されますが、簡単に書くと下記理由からなのです...
 A説:水をつけると、どこまで削ったのか見えないので、削りすぎてしまうので、水はつけない。
 B説:水をつけないと、目詰まりをおこして、表面にキズを付けてしまうので、水をつける。
 そこで、私的にはティシュペーパーを片手の水を使うってのが良いかと思います。
 削っては、水を拭き取って確認するっていう作業を繰り返す訳です。(←別に正解って訳じゃないよ。)
 とりあえず、塗装面全体が真っ白になるまで、ペーパーをあててやりましょう!
 (間違っても下地まで削ってしまわない様に!)
・次に「ピカール」で磨いていきます。
 ”ほんとにピカピカになるのか?”と不安になってしまいそうですが、大丈夫です。
 私もいつも不安になりますが、なんとかなってますので...(説得力無し?)
 私の場合、ほとんど、このピカールで仕上げているような物で、
 後の2つははっきりいって気休めみたいなものです。(じゃあ、やんなくってもいいんじゃん!)
 はりきってピカピカにしてやりましょう!
 この時、ぶつぶつの塗装面に気がついたら、ペーパーからやり直しです。ご愁傷様!
・その後に、「マディカル1」と「インペリアル ブライト」で仕上げて行きます。
 ワックスを塗っておくのは、後の作業時の塗装膜の保護が目的で、ワックステで艶は出している訳ではありません。

 

     [ がんばって研ぎ出し完了したボディパーツ ]
    
・成功すると蛍光灯とかテレビとかが見える位、写り込みます。
・ここまで来ると、なんとなく完成が近づいてきた様な気がしてきます。
 (よっしぁ!あと少しっす!...根拠は無いけど...)

カウル取付け前にボディを仕上る!の巻

 いよいよ、仕上げに入っていきます。
 カウルを取り付る前にボディを仕上げて行きます。
 おっと!ここで問題発生!!
 キャノピー部のクリアパーツが歪んでいて研ぎ出した面となじまないし、
 向こう側が歪んで見えるっす!
 実は良くある話なので、落ちついて研ぎ出ししてやりましょう!
 要領はボディを研いだのと同じですから、きっと出来ます!!

 

       [ 研ぎ出し前後のフロントガラス ]
   
・っね!なんとかなったでしょ!(ビュ〜チホ〜!)
・サイドガラスは研ぎ出す方法と造り直す方法と好きなようにしてやれば、良いのですが、
 今回は研ぎ出しておきました。

 

ここで、ボディとガラス関係、シャーシーを接着してやり、細かなところも仕上げてやれば、
とりあえずカウル以外は、ほぼ完成っとなるのです!(楽勝であ〜る!)

 

           [ ほぼ完成したボディ(前) ]

       

・ボディを接着する前にはカウルを仮組みして、最終的に位置を合わせてやりました。(ほんとは自信無かったっす。)
・補機類とかシャシーとかにジャンクデカールを貼って精密感をアップさせておきます。
 (こんな時の為に、普段から使わなかったデカールを貯めておきましょう!)
・あとワイパーはモデラーズのエッチング製に交換しておきました。

 

    [ 今回、使用したエッチング製グレードアップパーツ ]
   
・今回はワイパーとかキャッチピンとかにエッチング製のグレードアップパーツを使用しておりますが、
 エッチングを使う時は、充分に注意して使ってください。
 っと言うのは、エッチングパーツって手軽に精密感を出せるのですが、周囲とのスケール感が取り難いと
 いう弱点もあるのです。(あまり言われない事ですが...)
 どういう事かと言えば、エッチングパーツを使った所だけが、精密過ぎて違和感にならない様に
 全体的に精密感を持たせておく事が必要になってくると言うわけです。(言葉で説明するのは難しいですが)
 それさえ出来れば、値段が高いのはネックですが、エッチングパーツの効果は絶大です。
 
ちなみに後ろ側はどうなったかというと、

 

           [ ほぼ完成したボディ(後) ]
      
・ガソリンタンク周辺を中心に仕上げています。
 それに伴うパイピングは最後に行っています。
・あと、バックミラー関係には「ウェーブ」の「ミラーシール」を使っています。
        
・手に入らなかった時は、キッチン用のアルミシートでも使えますが、
 いまの所、ミラー面の表現はミラーシールに勝る物なしです。(ちょっと厚いのが...)
・あと、見えやすい所のボルト関係もグレードアップパーツを使って再現!精密感アップっす!
  

 


次にフロントカウルを仕上る!の巻

 もうここまできたら完成は目の前ですのでガシガシ作業を進めて行きましょう。
 ただし、ここでもクリアーパーツで引っかかりました。
 う〜む。どう考えてもライトパーツの裏側のピンが気にいらない。
(バルブの再現って言っている人もいるけど、やっぱ気になるっす!)
 そこで、レンズパーツもディテールアップしてやります。
  
・この時、ウインカー等も造り直してやりました。

 

こんどこそ、ディテールアップしたレンズパーツを使ってフロントカウルを仕上げていきます。
      [ いよいよ!完成!のフロントカウル ]
  
・スジ彫りに墨入れをしていくのですが、この時、場所によって色を変えると効果的です。
 具体的には、ボンネット中央のダクト周辺は黄色にほんの少し黒を混ぜた色を、
 リトラクタブルライトはもう少し多めに黒を混ぜた色を、左右のドアのスジ彫りはさらに黒を多めにって感じです。
 (実写での隙間の大きさによって使い分けているのです。)
 たまに見かけますが、スジ彫りで汚く見えてしまう完成品はこれを間違えてしまった為です。

 


最後にリヤカウルを仕上る!の巻

 いよいよ、最後はリヤカウルを仕上げます。
      [ とうとう、リヤカウルも仕上げたぜ! ]
  
・リヤのスリット部には得意の「少し暗めのダークグレー」を塗装した後、「明るめのダークグレー」で
 ドライブラシをしてあります。(マイカラー多用してまっす!)
・ナンバープレートもキットの物では厚みがありすぎだったので、0.5mmのプラ板から造り直し、
 デカールの上からセミグロスのトップコートで仕上げてあります。
・あと、カウル固定用のフックはSAKATSUの「ストラップ」とキットのエッチングパーツを
 使って再現、エッチングだけでは表現できない厚みも再現してあります。

 


あとはカウル内側を仕上げれば完成っす!の巻

 後は残っているカウル内側の仕上げを行うと完成って事になりますので、もうノンストップっす!!
    [ カウル内側を仕上げて完成! まじかっす! ]
  

 

・実はカウルを研ぎ出しした後、裏面のファイバーを再現してやりたくなって、
 透明ランナーをヤスリで粉状にしたものとフラットベースをアクリル系のクリアーに混ぜた物を塗り、
 更にエナメル系でウオッシングしています。
・ワイヤーの固定には前述SAKASTUのボルトを使用、ワイヤー自体は普通の糸にシルバーで着色した物です。
・カウル内側には位置決め用のロックピンがありますので、これもグレードアップパーツで再現!

 


いやいや、なんとか完成したっす!の巻

 いやいや、長い道のりでした...ほんとに完成するとは思っていませんでした。
 とりあえず完成した作品でも見て、ビールでも飲む事にしましょう!

 

          [ フロントから見たストラトス! ]
  
・フロントガラスの艶がたまらんっす!  ぜひマネしてみて欲しいっす!
・自作のクリアーパーツ群もがんばった甲斐があったってモノでしょう!!

 

       [ リヤから見たストラトス! ]
 
・カウルフックの厚さがエッチングだけじゃ表現できない感じがGOOD!でしょ!
・ただのブラックじゃない、マイカラーの効果もバツグンっす!

 

        [ 横から見たストラトス! ]
  
・リヤカウルの合いがいまいちか?...塗装膜の厚さ分ずれてしまったのか?...ぐすっ!

 

        [ カウルを開けて見たストラトス! ]
 
・やっぱ!かっこいいっしゅ!...う〜む!

 

     [ ちょっと、ななめから見てみたすとらとす! ]
 
・結局、見えなくなってしまった所ばっかし!!...良い子の皆さんはマネしないでください...って、おい!

 

       [ これで最後っす!のストラトス! ]
 

 


あとがき

 っと言う訳で完成しました。
 今回は自分の持っているテクニックを出しきって製作しようと思っていましたし、
 可能な限り妥協しないで造ってみようと思っていましたので、正直いうと精神的プレッシャーは
 かなりな物でした。...(まじ、疲れたっす。)
 しかも、HP上での連載付き!
 それでも、ここまで読んでくれていた人がいてくれて、ゲストブックに応援の言葉までいただいた。
 ”楽しみにしています。”のメールにどれだけ、助けられたか分かりません。
 本とにありがとうございました。
 っと言う訳で今回のストラトス編はこれでおしまい......あれっ!
          ・
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          ・
      こ・ れ・っ・て・・・
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        じゃ〜ん!
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・だって、乾燥中、あんまり暇だったもんで...
 ストラトスっていったら、やっぱり、ラリー仕様だって...みんな言ってたじゃん!!
 スタジオ27のデカールだって、前に買ってあったんだもん!アリタリアかっこいいし!
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 っえ!"板まかVOL.4"っすか?
 ”'75WRCアリタリア仕様ストラトス編”っすか?
 ほんとにやるっすか〜???!!!
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 って事で次回”懲りないTOYAさんの板さんのまかない VOL.4”
 ”今度はWRC仕様でアリタリアストラトス編”で!.....まじっすか?!

 

 

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