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2003.7.12(土) A House Divided<GDW/Phalanx>

A House Divided1

北軍:OMさん
南軍:Saj

 別会社から再販されたGDWの往年の名作、A House Dividedをプレイした。

 2度ほど基本ルールのチュートリアル・プレイをしてみたところ、北軍がセットアップ時から戦力的に優勢であり、おまけに先攻とあって、南部の首都リッチモンドを落とすのは造作もなさそう。
 北軍がワシントン陥落でサドン・デス負けなのに対しリッチモンドは評価値3であるものの即敗北ではないので、ゲリラ的な戦いをするのかなあ、と思いつつ基本ルールでのキャンペーン・ゲームのプレイに移った。

 北軍は東部の首都正面で攻勢に出た。初期配置の南軍は1スペースに1ユニットずつばらまかれており、隣のスペースから呼び寄せても敗北すると、後がなくなると考え撤退する。防御側の射撃を適用してから攻撃側の射撃なので、1ラウンド目で当たればもう少し粘る気になったかもしれないが、サイの目もふるわず、あれよあれよという間にリッチモンドを落とされてしまった。

 戦闘に勝利すると、1ユニットが上級ユニットに昇格するため、南軍が東部の戦力を全て失ったのに対し、北軍は数ユニットの熟練部隊を手に入れたうえ、戦力プールにもユニットを送り込むことに成功している。

 東部で負けている以上、南軍としては西部で頑張るしかない。中部とあわせるとこちらもユニット数では負けているが、北軍もまだ集結していないので、局所的にはチャンスがある。リクルートした部隊は全てミシシッピ沿いに集中させ、セントルイスを狙う。

 集中といってもせいぜい北軍1ユニットに対し3ユニット程度だったと思う。サイの目が悪ければ返り討ちに遭いかねないが、幸い勝利することができた。東部とは逆にこちらでは南軍が北部領を侵し、状況は蛇の共食いのごとく推移する。

 東部の北軍はマップ南端近くジャクソンビルまで無人の野を行くように南下する。南軍には対抗する戦力を用意する余力がない。対し西部では南軍も精鋭スタックの育成には成功するが、北軍は中部に膨大な戦力を集め、南軍スタックの行く手を阻む。

A House Divided2

 西部では手詰まりになったので、南部としては苦し紛れだろうとどこかにアヤをつけなければならない。とりあえず兵力上限を確保するため、東部のノースカロライナ州あたりに徴集分から1ユニットを送り込む。北軍は西部への戦力集中に力を注いでいたので、これを放置してくれた。

 西部ではついに北軍が南軍に倍する兵力を1スペースに集中し、逆襲を開始する。南軍は1ラウンドのみ戦って後退し、時間を稼ぐ。その間東部でリッチモンドその他の増援配置スペースを回復し、徐々に戦力を蓄積する。北軍もさすがに兵力を送り込んでくるが、マップのほぼ中央に貯まっていた数ユニットも東部に送り込んでこれの殲滅に成功する。

 その後、ワシントン方面に圧力を強めた。1ユニットずつ増援を配置したのでは南軍に片端から潰されると見た北軍は西部の大スタックを転送しようとするが、1ターン遅かった。すでにボルチモアまで戦力を送り込んでいた南軍は2スペースからワシントンに突入。膨大な損失と引き替えにワシントン占領に成功し、サドン・デスとなった。

 同じ戦略は次にプレイするときは対抗措置を打たれるだろうから、このあとどれくらいのプレイバリエーションが出てくるのだろうか。そこらへんが楽しみなゲームだと思う。上級ルールは読んでさえもいないので、選択ルールを取り混ぜたりしながら、何度か楽しめそうだ。しかし今回は前半で終了したが、最終ターンまでもつれ込んだ場合、南軍は知力を振り絞って、あの手この手を打たなければならないだろう。負けるときはなすすべもなく負けそうだ。そこらへんで評価が分かれると思う。

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