グレムリン2


名前  モホーク
目的と行動  前作に続いてまたも水を浴びたギズモ(※1)から分裂したモグワイ(※2)の一匹。 髪型がネイティブ・アメリカンのモホーク族を思わせることから命名された。 巨大ハイテクビル「クランプビル」の研究所に連れ込まれたところを仲間と共に逃げ出し、エサをあさってグレムリン(※3)化。 遺伝子研究所に侵入してクモ遺伝子を自分に注射し、下半身がクモの怪物に変身する。 ギズモの売った火矢を受けて炎上した。

※1 … 前作に登場したモグワイ(※2参照)。 性質は大人しくて可愛い。 飼い主のお爺さんが死んでしまったため、流れ流れてクランプビルに捕まった。

※2 … 「グレムリン」参照。

※3 … モグワイが変身した怪物。 クランプビル中に広まってパニックを引き起こした。 今回はサル+トカゲのようなオリジナル姿に加え、遺伝子研究所の薬品によってモホークのクモをはじめ野菜が体中に付いているもの、羽の生えたもの、インテリメガネになったもの、セクシーダイナマイト(死語)になったものなど、様々な姿に変身した。 モホーク以外のグレムリンは全員が水をかぶったところへ、電気に変身したグレムリンが来たために感電。 一匹を除いて全滅した。

得意技  クモの巣をはって獲物を捕らえ、(多分)食べる。 人間以上の大きさと戦闘能力を持つ、最強のグレムリン。
一言 (調査中)
評価 攻撃力  守備力  インパクト 
スケール  成長性  総合 
みわやきの
解説
 前作のボスに続き、今回のボスも頭がモヒカン風です。 人間社会のモヒカン頭と言えば、漫画においては「北斗の拳」のジード(※1)クラスの小悪党、実社会においては良くて青色業務しか仕事の貰えない社会の歪みというイメージしかありませんが、グレムリンの社会では、モヒカン頭は議員先生の金バッジにも匹敵するステータス・シンボルのようです。 なお、「モヒカン」も「モホーク」も、同じくネイティブ・アメリカンの部族ですが、モンスターにこんな名前をつけて平気なのでしょうか。 日本だったらウルトラセブン(※2)やイヨマンテーズ(※3)の例みたいに良識ある市民が黙っていないと思います。 もっとも、昔から西部劇では馬車に乗った婦女子を襲い、殺した人間の頭の皮を剥ぐという山賊なみの悪役として描かれていますけどね。 本当の彼らの立場は地球侵略に来たバルタン星人を戦闘機で攻撃する科特隊と何ら変わらないわけで、ここまで理不尽な扱いを受けても目立った独立運動などを起こそうとしないのはなぜなのでしょう。 こういう点に限っては、もっと中国や韓国を見習うべきだと思います。

 話を戻しますと、このモホーク君、最期はアルコールランプ程度の炎がついた火矢で焼死してしまいました。 前作でも暖炉に突っ込んだグレムリンの首が派手に炎上していたことから、どうやらグレムリンはよく燃えるようです。 あと小説版もあるのですが、小説版のモホーク君はクランプビルのオーナー、ダニエル・クランプ氏を襲ったところ、彼の逆襲にあいシュレッダーにかけられて盛り上がってきた中盤早々に死んでしまいました。 映画にも同じ死に方をするザコがいましたが、それと混同するなんてあんまりです。 どうも劇的にパワーアップした割には、今ひとつ生きてこないボスでしたね。

 ※1 … いまや伝説のバイオレンスあべしヒーロー劇画「北斗の拳」第一話に登場する、記念すべき敵キャラ。 モヒカン頭の悪人面 + 中途半端な実力 + 略奪行為という、この漫画の悪役の記号のようなスタイルで登場。 一般人相手にひとしきり暴れた後、ケンシロウの初披露技「北斗百裂拳」を受け、「蚊ほどもきかんわー」との遺言を残して散華しました。

 ※2 … ウルトラセブン第12話「遊星より愛をこめて」は、登場する宇宙人の「核戦争のせいで白血病になり、治療のために地球人の血液を採取する」という設定を社会の良識ある団体から糾弾され、現在にいたるまで「永久欠番」となりました。 詳しくはこちらを参照ください。 それにしても、「ゴジラ」だって放射能の害を受けた怪獣なのですが、こっちはなぜ糾弾しないのでしょう。

 ※3 … 数年前の「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」の中で、ワハハ本舗の梅垣義明を中心に岡本夏生などの芸人で結成された集団。 「集団舞踊」と称して、伊藤久男の唄「イヨマンテ( 注:アイヌ伝統の熊祭り )の夜」をバックに半裸 + 全身金粉 + 股間に角というスタイルで踊り、アイヌ団体の抗議を受けた。 番組自体もそれ以来やらなくなった。 ちなみに、みわやきはきっちり録画していましたが、友達に貸したっきりで無くなっちゃいました(涙)。