ジョジョの奇妙な冒険 第四部


名前 吉良 吉影(きら よしかげ)
分類 人間、スタンド使い
目的と行動  某県S市、杜王町に在住する会社員(33歳独身)。 一見どこにでもいる平凡な男性だが、その正体は数年に一度、爪が異常に伸びる時期を迎えると女性を殺さずにはいられなくなるという殺人鬼である。 幼いころから特に女性の手に対して異常な執着を持ち、殺害した女性の手を切り取って持ち帰り、遊んだりするのを好む。 「爆弾」を操るスタンドを使うスタンド使いで、殺害や証拠隠滅、目撃者の抹殺など、能力を最大限に活用している。 父親は数年前に病死しているが、息子を守るために写真の中に生きる幽霊となって彼の側についている。 射抜いた人間をスタンド使いに変える「弓矢」を使って吉良をスタンド使いにしたのもこの父親である。
 杜王町に住むジョセフ・ジョースターの隠し子「東方仗助(主人公。高校一年生)」とその仲間たちに正体を知られ、一度は追い詰められるものの辛うじて逃げ、会社員「川尻浩作」を殺害して顔と名前を奪って生活する。 川尻家では、浩作の小学生の息子、早人に正体を知られたのをきっかけに、過去へ飛ぶ能力にも目覚める。 
 しかし、母親を守ると誓った早人は機転をきかせて仗助たちを呼び寄せ、ついに仗助と吉良の壮絶な戦いが始まる。 敗れて再び追い詰められた吉良は、最後の爆弾で過去に戻ろうとするが、あと一歩のところで時間を止めた承太郎によって阻止される。 
 スタンドの拳に飛ばされた吉良は、彼自身が起こした爆破事故によって駆けつけた救急車に轢かれ、あっけない最期を迎えるのだった。
得意技  スタンド名「キラークイーン」 … 爆弾を操作する能力を持ち、以下の三種類の爆弾を使い分ける人間型のスタンド。 ちなみに猫耳だけど可愛くない。

 ・第一の爆弾 … 最もよく使われる、指で触ったものを爆弾に変える能力。 爆弾となった物体に触っている状態で、スタンドの指についているスイッチを押すと起爆する。 爆破に巻き込まれた人間は内部から爆破され、直撃を受ければ跡形もなくなるほど強力。 応用で、空気の玉を発射する植物「ストレイキャット」を体内にとりこみ、発射した空気を爆弾に変える「空気弾」を生み出した(仗助戦で多用)。

 ・第二の爆弾 … 「シアーハートアタック」と呼ばれる、右腕に収納されているラジコンカー大の戦車。 人間の体温を感知して高速で自動追跡を行い、相手に接触した状態で自爆(ただし自分は壊れない)する。 極めて頑丈だが、ダメージを受ければ本体の右手も傷つく。

 ・第三の爆弾 … 「バイツァ・ダスト(BITE THE DUST)」 と呼ばれる、絶体絶命の窮地に立たされた吉良が目覚めた究極の爆弾。 殺人鬼である自分の正体を知る人間にスタンドをとり憑かせ、その人間が他人に吉良の正体を明かしたとき、自動的に秘密を知らされた人間を爆破して数時間前に戻る。 たとえ時間が戻っても、その人間はすでに爆破される運命が決定されているため、同じ時刻になると必ず爆死する。 また、「第一の爆弾」同様、スイッチを押すことでも起爆して過去に戻ることができる。

弱点

 ・第一の爆弾 … 爆弾の周りに空気が無い状態では起爆できない。

 ・第二の爆弾 … 追跡中の相手よりも高温の物体があると、標的がそちらに移ってしまう。

 ・第三の爆弾 … 相手にとり憑いている間、他の攻撃は全くできない状態となる。 そのため、攻撃に対して無防備になってしまう。

一言

「私の名は『吉良吉影』 年齢33歳
自宅は杜王町北東部の別荘地帯にあり… 結婚はしていない…
仕事は『カメユーチェーン店』の会社員で 毎日遅くとも夜8時までには帰宅する
タバコは吸わない 酒はたしなむ程度 夜11時には床につき 必ず8時間は睡眠をとるようにしている…
寝る前にあたたかいミルクを飲み 20分ほどのストレッチで体をほぐしてから床につくと ほとんど朝まで熟睡さ…
赤ん坊のように疲労やストレスを残さずに 朝 目を覚ませるんだ…
健康診断でも異常なしと言われたよ

わたしは常に『心の平穏』を願って生きてる人間ということを説明しているのだよ…
『勝ち負け』にこだわったり 頭をかかえるような『トラブル』とか 夜もねむれないといった『敵』をつくらない…というのが
わたしの社会に対する姿勢であり それが自分の幸福だということを知っている…
もっとも 闘ったとしても わたしは誰にも負けんがね

つまり 君はわたしの睡眠を妨げる『トラブル』であり 『敵』というわけさ
誰かにしゃべられる前に…

君を始末させてもらう

評価 攻撃力 A 守備力 C インパクト D
スケール D 成長性 A 総合 B
みわやきの
解説
 いくらボスだからとはいえ、3つも能力があるのはさすがに反則(※1)です。  手から出る戦車だけでも承太郎(第三部の主人公)に重症を負わせるほどの強力ぶりで、 こんなのがオプション扱いでは「顔を変えること」や 「非常に小さいこと(※2)」が全能力だった 初期のスタンド使いの皆さんに失礼だと思います。 

 第三の爆弾については、吉良も身に付けるまでにそうとう苦労していましたが、 作者はもっと苦しかったことと思います。  こうして上のように文章化すると初めて全貌が見えてきますが、 このキラークイーンあたりからスタンド能力も複雑化の一途をたどり、 ジャンプの方針を無視して読解力を必要とするようになっていきます。 とはいってもこの程度でへこたれていては第五部のボスの能力にはとうていついて行けません。  というわけで次回へ。

※1 … スタンドは「ひとり一能力」が原則だそうです。

※2 … スタンド名は「恋人(ラバーズ)」。 本体のスティリー(鋼入りの)・ダンさんも認める史上最弱のスタンドです。  その小ささを利用して相手の体内に侵入したあたりはまだ存在意義がありそうでしたが、 その直後に「どんなスタンドでも(やろうと思えば)小さくなれる」という血も涙もない設定が明かされてしまいます。 結局、追って体内に侵入してきた主人公側のスタンドにやられてしまいました。 合掌。


ホームへ  ラストボスのページへ