


遥かなるオーガスタ
1991/1995 T&E SOFT
『遥かなるオーガスタ』とは
1991年にT&E SOFTから発売されたスーパーファミコン用のゴルフゲームです。
T&E SOFTのゴルフゲームブランド「海外名門コース」の先駆けとして発売されました。
この「NEW 3D GOLF SIMULATION」シリーズは、同社が開発した疑似立体技術
※「POLYSYS」により、あたかもゴルフ場にいるかのような臨場感を生み出しました。
※ 本作は、後にPOLYSYSのバージョンアップが加えられた改良版として『MASTERS
遥かなるオーガスタ2』と
『遥かなるオーガスタ3 MASTERS New』が発売されていますが、私は『New』しかプレイしたことないので
レビューもこっちということで(^^;;
- GAME SYSTEM -
ゲームモードは7つあります。 総勢80人で4日間のトーナメントを行うこのゲームのメインモードともいえる
「マスターズ」、プロを含めた総勢40人で順位を競う「トーナメント」、ゴルフの最も基本的なプレイ方法である
「ストローク」(実力差があるプレイヤー同士が対等に競技できるようにハンディキャップを設定できる)、
そして2人で対戦し、1ホールごとに打数の少ないスコアのプレイヤーがそのホールを取り、18ホール中
どちらが多くのホール数を取ったかにより勝敗が決まる「マッチプレイ」、18ホール中の1ホールを選んで
徹底的に練習できる「トレーニング」と、ゴルフゲーム恒例のゲームモードが一通り用意されています。
どのモードも基本的なゲームの流れは、
ティーアップ位置の選択
↓
ディレクション(ショット方向の決定)
↓
クラブの選択
↓
スタンス(構えの選択)
↓
ショット(実際のショット操作)
このように進んでゆきます。 これらの繰り返しでホールを進めていき、全18ホールを制覇してください。
また、さらにプレイを深める要素として「アドバイス」や「機能設定」などがあります。
「アドバイス」は、地面の
アンジュレーションが確認できます。 ワイヤーフレームでグリッド及び断面図が表示されるのでとても参考に
なりますし、「機能設定」では隠面消去(ボールがいかなる位置にあっても(木に隠れても)表示される)や、
逆視点モード(ボールの飛行中にTVカメラアングルに切り替わる)、ショット時のインパクトゲージの位置が削除
され、パワーの決定のみでショットできる「イージーショット」などがあります(コレ便利だから初心者にオススメ!)
- REVIEW -
※「POLYSYS(ポリシス)」とは
T&E SOFTが独自に開発した、論理的立体計算に基づく画像を高速に処理できる技術のことで、
ポリゴンサーフェス、ワイヤーフレーム、そしてグラフィックパターンをも同一次元で統合した、
ソフトウェアによる3Dプロセッサーなのです!!(わ〜〜拍手拍手〜〜〜〜〜パチパチ^^;)
まぁこう書くとわかりづらいかもしれませんが、早い話がPlayStationなどのゲームでは、今や
当たり前となっているポリゴンゲームを、当時スーパーファミコンで実現していたのです(驚愕)。
そして『遥かなるオーガスタ3 MASTERS New』では、「スーパーアクセラレータSA-1」を搭載しています。
ポリゴン能力に磨きをかけたこの機能により、まるで32ビットマシン並みのリアリティを実現っ!!!!!
それにしてもスーパーファミコンでここまでのモノができるとは、正直、私も感心しましたね。
世間じゃ『みんなのゴルフ』(PlayStation)が面白いとか言ってるけど、確かに敷居が低いのも
良いことなんだけど、リアリティを追求するならこのシリーズには及ばないね( ̄^ ̄)ウンウン
しかしこのゲーム、飽くなきリアリティ追求のタメに処理速度を犠牲にしています(笑)
ディレクション(ショット方向の選択)時、プレイヤーが180°後ろに向くまでにまるまる2秒くらい
かかるし、ショット後ボールが地面に着地する瞬間に画面の書き換え処理が行われるんだけど、ボールが
地面スレスレで静止したまま約3秒はかかります(爆)。 なんかある意味スゴイです(笑)。
あと特筆すべきはキャディーさん。 かわいいキャディーさんが適切なアドバイスをしてくれるのは
あくまで普通のゴルフゲームのハナシで、このゲームに登場するキャディーさんは複数人いますが
どれもむさいオッサンです(逝)。
なんかプロらしいけどバカヤロー状態。
しかも肝心のアドバイスが「リラックスしていきましょう!」ってオイオイ!
近所のおじちゃんの接待ゴルフじゃあるまいし、そんな抽象的なアドバイスだったら俺でもできるぞ。
……ああ、なんかいらんところで重箱の隅を突っつくようなレビューになってしまった(滝汗)。
でも、硬派なゴルフゲームだけあってそういったサービス精神は事欠ける部分はあるものの、
純粋にゴルフを楽しみたい人にとってはもってこいの作品なのではないのでしょうか。
ちなみに私はゲームのBGMにはうるさい方でして、BGMが良ければそのゲーム自体を
気に入ってしまうほどなんですね。 このゲームに関しては「可もなく不可もなく」といったところでしょうか。
アップテンポの明るめの曲ですがゴルフゲームのBGMとしてはどうなんでしょう…?
まぁワタクシ個人的にはシリーズ第3弾の『ワイアラエの奇蹟』の方が好きでしたね。
さてと、ここまで解説してきましたが、別に決して悪いゲームではないですよ(散々書いといて^^;)。
本格的なゴルフを求める人には、このシリーズこのタイトルが最高だと思ってますから。
ちなみに入手は少し困難ですが、相場は思いっきり安いので見つけたら買ってみてはいかがでしょうか。
- DIGRESSION -
興味本位だけど本作の舞台になっている「オーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ」についてちょこっと調べてみました。
アメリカ・ジョージア州オーガスタに位置する「オーガスタ・ナショナル・ゴルフ・クラブ」
毎年4月にアゼリアの花が咲き揃い、見る者すべてを魅了するこの大自然のコースで、
世界中のゴルフファンを釘付けにする超有名な大会「マスターズ」が開催される。
リゾートコースならではの自然の驚異。 コース中にはプレイヤーがボールコントロールできない
いくつもの要素を持っている大変難しいホールや、「魔のアイクス・ツリー」などがある。
ちなみに「アイクス・ツリー」とは、かつて故アイゼンハワー大統領がプレイされた時に、
しばしばせり出した木にボールを当ててしまい、“アイクの木”のニックネームが付けられた。
これら自然の驚異がプレイヤーの悩みの種となって、我々に襲ってくるだろう……(我々?)