クレオパトラと建築士

○デザイナー


○メーカー

○プレイヤー

○対象年齢

○プレイ時間

○日本販売価格
ブルーノ・カターラ
ルドヴィク・モーブランク

デイズ・オブ・ワンダー

2〜5人用

10歳以上

約60分

8000円

クレオパトラと建築士は古代エジプトの女王クレオパトラの新しい宮殿を建築するボードゲームです。 このゲームでプレイヤー達は宮殿を建築する為の職人や建築資材を集めてスフィンクスやオベリスクを建築し、その褒美にタラントを受け取ります。 多くの褒美を獲得する為にはなりふり構ってはいられません!。 闇市で資材を購入したり汚職をしている公人を味方に付ける必要もあるのです。 ただしそんな悪い噂は全てクレオパトラに筒抜けです。最も汚職に塗れた者はワニの餌になるのです。 宮殿がほぼ完成したゲーム終了時にワニに食べられてしまった者以外で、最も多くのタラントを持っているプレイヤーがゲームに勝利します。

■ゲームスタート「ルールは非常にシンプルです☆」
プレイヤーは手番に「カードを獲得する」か「建築する」かのいずれか片方を実行します。
何と驚いた事にゲーム終了までこの繰り返しで進みます☆。

■カードを獲得する
カードには宮殿の建築物を建設する為に必要な「職人」「石材」「大理石」「木材」「瑠璃」の5種類の資材カードと 「汚職キャラクター」と呼ばれる6種類の人物カードがあります。そしてこれらのカードを混ぜた後、さらに何と表と裏を半々くらいに混ぜて山札を作ります。 つまり山札からカードが表や裏でランダムに現れる訳です。

場には3列のカード置き場があり、そこにカードが並べられて行きます。 プレイヤーが「カードを補充する」のアクションを選択した場合、 好きな列のカードを全て手札に入れます。山札から補充されたカードは表裏がランダムに配置されていますから、 欲しいカードを見つけて獲得したり、逆に欲しいカードが見つからなければ裏向きカードが多い列から獲得すれば良い訳です☆。

そしてこのゲームの面白いポイントが2つあります☆。

まず1つ目は手札上限です。手札は10枚が上限なのですが列のカードは全て手札に入れなければなりません。 その為オーバしてしまう場合がよくあります。その場合、10枚まで手札を選んで捨てれば汚職チップを1つ獲得するだけで済みます(笑)。 しかしそのまま保持することも出来、その場合には10枚を超えたカード枚数と同数の汚職チップを受け取る事になるのです(爆笑)。 しかもカード1枚だけ捨ててなどと中途半端に持つ事は出来ません。10枚まで捨てるか全て捨てないかの二択のみなのです!。

そしてもう1つ注目すべき点はカード補充のルールです。先に述べたようにカード山札は表と裏がランダムに混ぜられているのですが、 そこからカードを並べる3列にそれぞれ1枚ずつ補充されます。 この為、カードを取られた列は再び1枚目からスタートし、取られなかった2列にはカードが1枚ずつ加わり成長します。 またカードが表裏ランダムに置かれる所もポイントで、カード補充で3列のどの列のカードを取るかを非常に面白くしているのです。

手札上限のルールとカード補充ルール。2つがミックスされたこのルールは非常に素晴らしいと思います!
(注・本当はさらにこの後の「纏めて建築する事でボーナスタラント」のルールがさらに効いているのです☆」)

■建築する
宮殿には「スフィンクス」「オベリスク」「柱壁」「門粋」「玉座」「モザイク」の6種類のオブジェを建築出来ます。 それぞれには必要な資材があり、手札から必要なカードをプレイする事で建築出来、そして褒美としてタラントを受け取れます♪。

そして手番にもし2つのオブジェを建築したり3つ以上のオブジェを建築すれば、それぞれボーナスとしてさらにタラントが獲得出来ます!。 このボーナスはかなり美味しいですから出来るならまとめて建てたい!。まとめて建てる為にはカードがたくさん必要だ!。 カードを集め過ぎると汚職チップを受け取る事になるぞ!。グハァ!となる訳です(笑)。

またカードには「汚職キャラクター」と呼ばれるアクションカード。 それに各資材2枚分の価値がある「汚職資材」と呼ばれるカード。 さらに職人以外のどんな資材にもなるオールマイティな「ニセ資材」(笑)などのカードがありますが、 どれも使用すると汚職チップを受け取る事になります(核爆)。

そして建築した場合、最後に「大神官サイコロ」を振ります。これにはサイコロの1面だけアンクが描かれていて、 始めは5個振ってアンクの出たサイコロは脇に避けます。そして皆が建築する事でどんどんと次に振るサイコロが少なくなって行き、 誰かが振った時に全てのサイコロの目でアンクが出揃った時に「大神官への献金」が始まります。

大神官への献金が始まったら全プレイヤーは勝利点であるタラントを好きな数だけ手に握り、一斉に公開します。 最も多く握ったプレイヤーは手元の汚職チップを減らす事が出来ます☆。 そしてそれ以外のプレイヤー達は握ったタラントの順番に汚職チップを1個、2個、3個と受け取る事になるのです(爆)。 恐ろしい・・大神官恐るべし!。そしてサイコロは次に建築したプレイヤーが再び5個振る所から再スタートします。

■ゲーム終了
以上のように、手番には「カードを獲得する」か「建築する」かを実行しながらゲームを続け、 宮殿の建築物「スフィンクス」「オベリスク」「柱壁」「門粋」「玉座」「モザイク」の6種類のうち、5種類がなくなった瞬間にゲームは終了します。

最も多くの汚職チップを持っているプレイヤーはワニの餌です★。

それ以外のプレイヤーの中で、最も多くのタラントを持っていたプレイヤーがゲームに勝利します♪。

■クレオパトラと建築士は非常に豪華なコンポーネントと、シンプルでいて奥深いシステムが見事に調和したボードゲームです。 まず目を見張るのは非常に豪華なコンポーネントでしょう。スフィンクスにオベリスクなどを見ているだけでゲームを始める前から非常にワクワクしますし、 プレイしていく中でクレオパトラの宮殿が着々と建築されて行く様は非常に達成感があります。 またそれ以外にも各プレイヤーが汚職チップを入れる「汚職のピラミッド」などもあり、 流石はデイズ・オブ・ワンダーと唸る素晴らしいコンポーネントに仕上がっています☆。

そしてゲームのシステムですが、常に2択しか選択しない簡単なルールでありながら所々で悩ましいゲームバランスは絶妙です。 最終的には「汚職チップ」と「タラント」の数で勝敗の決まるゲームですが、 それを捨てたりあるいは獲得する為の方法が様々な建築物などから用意されていて、 手札のカードからどのように勝利への方程式を組み立てるかが面白い所ですね☆。

欠点は、オブジェのパーツ入れの蓋がセロテープで留められているので、剥がすとベトベトする所でしょうか?。 正直な感想としてセロテープはやめて欲しかったです。大きな輪ゴムならまだ良かったのですが(^^;。

もう1つは、基本的にカードを集めて一気に複数のオブジェを建てるゲームですが、 そうすると建築時に手札に集めたカードをどうプレイするかの選択肢も広く、 初めから持っているオールマイティ3枚のタイル(未使用でゲームを終えたら得点)も含めて得点効率とカードのプレイバランスまで考え出すと、 チョッと長考してしまう場合が時々ある所でしょうか?。

「汚職しちゃったよー。」と、笑いながらプレイするのが基本です(笑)。(^o^)/Good☆☆☆☆
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