98年4月〜98年7月まで。


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7月30日 「プロテウスの啓示」 チャールズ・シェフィールド著 早川文庫SF 400円(昭和59年当時)

多分、初めて読む人だと思います。
話としては、人の姿形を自由に変える整態技術が発達した22世紀で、主人公の検査官は、違法な整態実験の検査に乗り出し・・・かなぁ。
いまいち、こういう話だと書き難いんですよね、この本。
感想としては、結構、面白く読めたですね。
ただ、上の、こういう話とか着にくいというのと関連するのですが、読み終わった後、で、結局何の話だったんだという感じがします。
まぁ、冒険系のSFのように、単純に主人公の行動を楽しめれば良いという話なのかもしれないですけどね。
読んでいる最中は、面白いんですよ、次どうなるのか、とか思いながら十分楽しめます。
だから、主人公の冒険、じゃないな、検査というか捜査を楽しむだけでよい作品なら、問題ないのですが、それだけで良いのかなぁ。
使われているアイディアとかが、ハードSF系なので、テーマとか読み落としているような気がするんですよね。
でも、そんなたいそうなテーマ無いような気もするし・・・
結論は、どなたか読んでいる人がいたら、お教え下さい、ですかね。

7月27日 「ドラゴン・ウォーズ2 ドラゴンの騎士 上下」 ゴードン・R・ディクスン著 早川文庫FT 各620円

内容の割に、表紙の絵の恥ずかしい本です。
著者は、日本だと「ホーカシリーズ」で有名なのではないでしょうか。
この本は、「ドラゴンになった青年」の続編です。
最初「ドラゴンになった青年」は、ドラゴンウォーズと入っていなかったのですが、この本が出る前に表紙が代わり、シリーズものと、しれることになりました。
何でも、まだ続きがあるようです。
話としては、前作で元の世界に帰らずに、この世界に残ることにした主人公は、ある日、自分の意志と関係なく、ドラゴンの姿になってしまい・・・というものかな。
感想としては、前作を忘れてしまったにもかかわらず、面白い、ですね。
読み始めたときに、前作を思い出せず、読んでいる内に思い出すだろうと思い、そのまま読み進めました。
結局、最後まで、前作については、ぼんやりとしか、思い出せなかったのですが、全然関係なく、楽しめました。
異世界で、現代式の思考法と知識を上手く使う良くあるタイプの、上手くいったFTですね。
結構、お勧めです、さくっと楽しむタイプのユーモアFTです。

ある意味「スペルシンガーサーガ」に似ているかな、あれよりも主人公が活躍するから、こっちの方が個人的に好きだけど。
7月24日 「子子家庭は大当たり!」 赤川次郎著 新潮文庫 438円

普段読んでいる本とは、随分と毛色が変わって、赤川次郎です。
この人の本は、高校時代や、浪人時代に結構読んでいました。
なにより冊数が多いし、マンガ感覚でさくっと読めるので、何となく結構な冊数を読んだように思います。
で、その当時読んだ本の続編が出たので読んでみました。
話としては、父親は、会社の裏金関係の罪を負って逃亡、母親は男と駆け落ち、というのが同じ日に起こり、残された小学生の兄弟が、子供だけというのを隠して、頑張るというものですね。
感想は、前作の方が良かったなぁ、ですかね。
このシリーズの魅力は、小学生の兄弟だけで生活するという無茶苦茶な設定と、その兄弟のいじらしい姿にあったと思います。
まぁ、少なくとも、私にとっては。
で、この本なのですが、あまり、いじらしさを感じなかったんですよね。
この兄弟の話と言うよりも、この兄弟が出会った人々の話だったので。
もともと、無茶苦茶な設定なので、リアリティとかを求めるつもりはないのですが、それだけに、唯一求めているものが、与えられないと、いまいちと思ってしまいますね。
赤川次郎なので、あまり人に勧めるという感覚はありませんが、もし暇だったら、前作の方からどうぞ、という感じでしょうか。
あらすじを読んで、興味を持たれるような人なら、少しは楽しめると思いますよ。

7月23日 「野望の蒼狼鬼 聖刻1092黒き僧正編1」 千葉暁著 ソノラマ文庫490円

ワースブレイドの第3部の1巻です。
話としては、うーん、このシリーズを知らない人向けの説明だと、剣と魔法の世界で、魔法で動く巨大ロボットもの、かな。
知っている人に対しては、説明はいらないですよね。
感想としては、第3部になって、色々変わりそうだね、かな。
このシリーズは、強さのインフレが激しくて、どうするのかと思っていたら、そういう所と関係ない方向に話を持っていきましたね。
何か、主人公よりも、まわりのキャラの話がメインになっています、まぁ、2部からそうだった気もしますが。
主人公の位置づけとかも変わってきたみたいだし、最初の方から出てきてた操兵も壊れてしまったりしてるしね。
それになりより、パーティが別れることになるしね。
ま、この後の展開を楽しみにさせてもらいます、どうやって、強さのバランスを取るのか、結構興味ありますしね。
そんな感じですね。

読む前に人から、「クリシュナが、ぐれちゃった」と言われました、全く同感です。
7月20日 「魔界の紋章」 ポール・アンダースン著 早川文庫SF 360円(昭和53年当時)

有名どころの、ポール・アンダースンの作品です。
この人は、ハードSFからFTのようなものまで、幅広いものを書いていますが、この作品は、FT系です。
話としては、ナチス・ドイツと戦っていた主人公は、気が付いてみると、妖精や魔法のはびこる世界にいた、というものかな。
主人公が、異世界に紛れ込み活躍という、良くあるパターンの話です。
書かれた当時から、良くあったパターンかどうかは、恥ずかしながら、知らないのですけどね。
感想としては、ありがちな話だけど、それを分かった上でなら、楽しめるというものですね。
魔法の通用する世界の中で、科学的知識を使うというのも、個人的に楽しめるパターンですしね。
でも、分類としては、SFよりもFTの方があった作品だと思います、まぁ、昔の早川文庫の分類は納得いかないのが、多いですけどね。
それなりに楽しめたので、人に勧めてもかまわないのですが、絶版なのだろうなぁ、本屋で見たことないもんなぁ。
ま、そんな感じです。

私にとっての、この人の1番は、「タウ・ゼロ」ですね、本当にお勧めですよ。
7月16日 「放浪惑星」 フィリッツ・ライバー著 創元SF文庫 750円

無茶苦茶久しぶりに、ここを更新しますねぇ。
まぁ、この間古本屋を巡って、手元に本をためたので、ここしばらくは、更新できると思うのですけどね。
さて、ヒューゴー賞を受賞している作品です。
ただ、この人が他にどんなものを書いていたのかが、思い出せないのですよね、知っている人がいたら、掲示板にでも書いてくれると嬉しいです。
話としては、月の近くに突然未知の惑星があらわれ、その重力で、地球は地震や津波等が起き、パニックになるというものかな。
書き方は、いろんな場面を平行に描いていくという、パニックものだと良くあるものです。
感想は、うーん、もうひと味足らないなぁ、かな。
アイディアは、結構面白いと思う。
惑星が丸ごと宇宙船で、地球のそばに来ても地球人には用はなく、そのくせ重力で地球上は大混乱、うん設定はいけているような気がする。
地球上で起こる危機と宇宙船である惑星という2つの柱を持つ話なのですが、どっちつかずに、なってしまっているような気がします。
ウエイトは、地球上で起こる危機の方にあるような気がするのですが、だったら「悪魔のハンマー」とかの方が面白かったと思うし、それ以前に、あの終わり方はどうかと思う。
宇宙船である惑星という方は、書き込みが足りないと思う、個人的には、こっちの方に主眼をおいて書いてほしかった。
後、個人的に楽しめなかった原因として、場面を並行的に描いていくため、感情移入するキャラが持ちにくかったのが、痛いかな。
なので、そういうことを気にしない人であれば、もう少し楽しめると思います。
6月29日 「マジカルランド4 宮廷魔術師は大忙し!」 ロバート・アスプリン著 早川文庫FT 560円

ユーモアFTシリーズである、「マジカルランドシリーズ」の4作目です。
私は、同じ作者が書いているユーモアSFが好きで、こっちも読むようになりました。
シリーズ全体の話としては、師匠を殺された魔法使い見習いが、魔法を封じられた魔物に弟子入りして出会う事、かな。
この巻の話としては、師匠が留守の間に、厄介事が起き、主人公は、自力で立ち向かわなければならない、かな。
まぁ、少し(かなり?)違うような気もするけど、良いでしょう、お馴染みのキャラクターとか、他の巻に出ていた前フリを引いてきたりとか、いかにも、このシリーズらしい話です。
もっとも、前半に師匠であるオゥズがでないとか、主人公であるスキーヴの成長が感じられるとかは、ありますけどね。
感想としては、まぁ普通に面白いかな、ですね。
このシリーズは、ユーモアFTの中でも、ドタバタギャグ系のユーモアFTです。
つまり、キャラや言葉遊びだけでなく、ストーリーからユーモア系の話です。
問題の解決の仕方とかも、真っ向勝負と言うよりは、ちょっと裏技っぽいのが多いです。
そういうのが好きな人なら、どうぞって感じでしょうか、個人的には、この人の本読むなら、SFのシリーズの方が数倍面白いと思います。
まぁ、こっちも嫌いじゃないですけどね。

これから読もうという人がいたら、1巻はつまらないです、読むなら、2巻まで読まないと意味無いかも。

6月25日 「スターダンス」 S&J・ロビンソン著 早川文庫SF 560円

ヒューゴー、ネビュラ両賞受賞の作品です。
私は大好きな作品なのですが、悲しいかな、絶版になっています。
何故だろう、こんなによい作品なのに。
話しとしては、才能を持ちながら、その大柄な体格のために成功出来ないダンサーが、ゼロG下のダンスに全てを賭ける、というものかな。
ただ、これは1部のストーリーで、2部以降だとまた趣が違いますけどね。
一応この本は4部構成になってますが、1部が1つの話、2部以降で1つの話です。
で、感想ですが、無茶苦茶よい作品です、特に1部が良いですねぇ。
悲劇を含んだサクセスストーリー+そのダンスに込められるメッセージが本当によいのです。
ここまで、前向きに、人間とは!!をやられると、もう鳥肌たてながら、この本は良いと思うしかないです。
青臭いと感じる人もいると思います、けど、青臭いから、だから良いのです。
現実を見ない訳じゃない、見た上であくまで前向きに、人間とはこういう物だ!!とやるから良いのです。
私は、初めてこの作品を読んだとき、本当に鳥肌を立てながら、
「無茶苦茶、格好良い。この本は、凄い」
と思いました。
何か、自分が人間という種であることが、嬉しくなるような作品です。

何か、私が好きな作品って、絶版になりやすいような気がする・・・
6月23日 「ゲド戦記1 影との戦い」 アーシュラ・K・ル=グウィン著 岩波書店 1550円

この本は、結構有名だと思いますが、私は今まで読んだことがありませんでした。
で、ハードカバーを人から借りて読んだのですが、何故この内容で、児童書扱いなのでしょうか?
そりゃ、子供でも読めるけどさ。
内容は、魔法使いになった主人公が、自ら呼び出してしまった影と戦う、というものかな。
感想は、なるほどハイ・ファンタジーというのはこういう物かぁ、ですかね。
ネタというか、アイディアの部分は、まぁありがちな物だと思うのですが、物語と、それの持つ雰囲気の良い作品だと思いましたね。
淡々と物語が進んでいく向きがあるので、結構、事が起こる割に、派手さはないような気がします。
血沸き肉踊るとかドッカーンではなく、シンシンとヒタヒタと感じる物語です。
子供でも読めるけれど、大人が読んでこそ楽しめる本のような気がしました。

6月22日 「タイム・シップ 上下」 スティーヴン・バクスター著 早川文庫SF 各680円

この間、「タイム・マシン」を読んで、これで読めると書いていた、バクスターの作品です。
英国SF協会賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、P・K・ディック賞、クルト・ラスヴィッツ賞の4つの賞を受賞した作品です。
ですが、そんなことより何より、あのウェルズの「タイム・マシン」の遺族公認続編という所に、要注目な作品でしょう。
この作品は、本当に直接の続編なので、主人公まで「タイム・マシン」と同じです。
話しとしては、主人公である時間旅行家は「タイム・マシン」で救うことの出来なかったウィーナを救うため、再び未来に旅立つが・・・というものです。
感想は、なんて言ったらよいのか・・・凄いっ!!てものかな。
この作品は、「タイム・マシン」と違って、タイムパラドックスが出てきます。
でも、タイムパラドックスの扱い方が、少し普通と違います。
普通は、歴史の改編とか、主人公まわりの個人の時間改変とかが、主要な問題になると思うのですが、この作品では種としての人類とか、宇宙のあり方とか、そっちに行きます。
元々、このバクスターと言う人は、結構ハードなものを書く作家です。
わたしは、「天の筏」を読んで、ファンになったのですが、その他の作品とかで、想像力と理解力が、きちんとついていけない作品もあります。
この作品もそういった部分がありますが、それでも、鳥肌たてて、凄いっ!!と思わせてくれる作品です。
(良い意味で)とんでもない設定の作品にであったときに感じる、鳥肌立って背中がゾクゾクして、この世界設定面白い!!というあの感覚です。
もっとも、それを一番感じたのは、上巻の中盤くらいまでなんですけどね。
上巻の後の方から、下巻の最初の方は、普通のタイムマシン物に近いノリです。
勿論、これはこれで、面白いです、当然。
そして、下巻の中盤以降ですが、あの感覚はあるのですが、情けないことに私がきちんとついていけてない。
消化不良なので、読み返して、ちゃんと消化したいです。
そうしたら、もっと楽しめるでしょう。
うーん、楽しみです(もっともしばらくは、読み返さないと思うけど)。
それと、ラストのずっと巨視的な視点で見てきた物語を、個人の人間の視点に戻した上で、ほんわかと終わる終わりかた好きです。
バクスターで1番好きな作品は、「天の筏」で変わらないですが、これが二番目に来ることになったかな。

でも、この人の作品て、個々人で、好き嫌いあるだろうなぁ。

6月11日 「魔法の王国ザンス1 カメレオンの呪文」 ピアズ・アンソニイ著 早川文庫FT 540円(昭和56年当時)

このところ、厚い本を読む気力が、萎えていたのですが、ちょっと復活です。
まぁ、読み返しですけどね、人に貸して、帰ってきたので、久しぶりに読みました。
この本はユーモアFTです、結構、有名だと思うのですが、友人に聞くと思ったよりも読んでいない人が多く、ちょっと驚きました。
話としては、誰もが一つ魔法の力を持つ国ザンスで、魔法の力を持たない主人公が、自分の力を求めて旅に出る、かな。
少し?違うけど、話の出だしは、こんな感じでしょう。
感想は、とても良いから、読んでいない人は読んで下さい、かな。
ユーモアFTというジャンルの中では、個人的に一番好きかもしれないです。
ユーモアFTというジャンルでは、キャラクターで味を出しているものが多いと思います。
この本でも当然そうなのですが、この本では同時に世界設定が、いい味だしています。
この国では、ほとんどすべてのものが、魔法を使うか魔法的存在です。
動物だけでなく、植物や、果ては無機物まで魔法に係わっています。
この無茶苦茶な設定による世界が、実に面白いものになっています。
単に無茶苦茶な世界が、面白いわけではありません。
ものが魔法だけに、どうやってという部分については触れません、しかし、何故そうなのかという部分には、触れてきたりします。
その見方が、適者生存だったりして面白いのですが、それだけでなく、一つの基準を与えてくれたりもしていると思います。
おかげで、それこそ何が出てきてもOKな無茶苦茶な世界を、楽しみながら受け入れることが出来るようになっています。
主人公のものの見方とか、世界設定を楽しむとか、ある意味SF的かもしれません、あくまでも、ある意味ですけど。
ユーモアFTなので、重厚な雰囲気というものは、持っていませんが、そのかわりに気軽に楽しめます。
読んでいると、ご都合主義で進んでゆく主人公だなと思うかもしれません、しかし、そこで読みやめては、絶対に損をします。
その点には目をつぶって、最後まで楽しんで下さい。
きっと楽しめると思いますよ、そうじゃなければ言って下さい、謝りますから、謝るだけですけどね。
とりあえず、ユーモアFTの中では、今のところ私の一押しです。

誉めてばかりだと、公平を欠くと思うので、一応、書いておきます。
勿論、個々人で好き嫌いはあります。
私のまわりの評価では、シリーズの最初の方は面白い・面白い・何かしっくり来ない(面白くない)に分かれています。
面白いと言っている人の方が多いです(最初の方は面白い+面白い)。
でも、面白くないという人は、2巻以降読むのは絶対いやだそうです。
面白くないと言っている人もユーモアFTというジャンルは基本的には好きな人です。
後、確かにシリーズ後半は最初の方のパワーはないような気もします。

でも、面白いと思うけどなぁ、何でこれがダメで、マジカルランドがOKなんだろう。
6月9日 「タイム・マシン」 H・G・ウェルズ著 早川文庫SF 380円(昭和56年当時)

H・G・ウェルズ傑作集2の中から、「タイムマシン」です。
本一冊丸ごと読んだのではなく、表題作の「タイムマシン」だけ読みました。
元々この本は、昔古本屋で買って読まずにいた物です。
それを、バクスターが書いた、「タイムマシン」の続編が読みたくて、読みました。
まぁ、読まなくてはいけないなぁ、とは思っていたのですけどね。
さて、話ですが、当然のことながら、タイムマシン物です。
ただ、タイムパラドックスの話ではなく、人類の未来は・・・みたいな話です。
感想は、「へぇーこれが、初めてのタイムマシン物かぁ」ですね。
面白いとか、何かより、へぇーという感じが強くなり過ぎました。
作品そのものの感想で言うと、思ったよりも面白かったです。
今まで、読まなきゃと思って読んでいなかった理由は、古すぎてつまらないのだろうなでした。
ところが、結構楽しめました。
下手な現代の作品よりも、面白いです。
それと、タイムパラドックスに行かないのは、予想外でした。
どうしても時間物というと、パラドックスのイメージが強いのですが、こういうのも当然ありですね。
問題点としては、終わり方ですね、後を引く感じですっきりしません。
ただ、続編があれば問題ないと思います。(まぁ、本人が書いた物ではないですけどね。)
それに、ウェルズの「タイム・マシン」を読んだという事実だけで、結構満足してます。
義務を果たしたという感じでしょうか。

とりあえず、これで、バクスターの方が読めるぞ。
6月4日 「ラストリーフの伝説」 秋山完著 ソノラマ文庫 500円

サークルの後輩が貸してくれた本です。
ジャンルは、リリカルSFファンタジーというものだそうです。
確かに、SFともFTとも言えない、その中間のような感じの本です。
話としては、平和な惑星ラストリーフで羊飼いをする主人公が、草原を歩く一人の少女を見つけ・・・かな。
感想としては、優しい話だなと言うのと不思議な感じの話だなという物かな。
舞台とか小道具とかは、確かにSF的なのに、何かFTみたいなんですよね。
まぁ、視点とか少女の能力の扱いとかSF的じゃないせいでしょうか。
結構、人も死にますが、基本的には優しい話です。
あと、いくら何でも主人公を含む惑星住民がバカすぎるよな、とか思いますね。
でも、まぁ、楽しめる本です、特に新人の作品と考えればね。
ソノラマ文庫に、たまに混じる、まともな本の一冊ですね。

5月31日 「ミュートスノート戦記 戦士の掟は炎で刻め」 麻生俊平著 富士見ファンタジア文庫 560円

うーむ、恥ずかしい題名の本だ。
とりあえず、富士見ファンタジア文庫で、「ザンヤルマの剣士」書いていた作者の新シリーズです。
前のシリーズは読んでいたので、買ってみました。
話としては、変身ヒーロー物ですね。
ただ、ウルトラマン系とか戦隊系の変身ヒーローではありません。
では、何かというと、仮面ライダー系の変身ヒーローですね。
能力は自分の意志と関係なく身につけたとか、悪の組織に孤軍奮闘とか、そういう感じが、仮面ライダー系だと思います。
普通の人間に戻りたくて、悩む主人公とかね。
感想としては、「うーむ、変身ヒーロー系のお約束がつまっている」ですかね。
何か一巻全体で、お約束をやられてしまったので、このシリーズ自体が面白くなるかどうかは、次の巻次第ですね。
とりあえず、「仮面ライダー」とか、マンガの「強殖装甲ガイバー」とかが好きな人なら、面白いかも。
そんな感じです。

5月26日 「氷の城の乙女 上・下」 フィリス・アイゼンシュタイン著 早川文庫FT 上680円 下640円

昨日読んだ、「妖魔の騎士」の続編です。
今度は、前作で、魔法使いとなった主人公が、魔法の鏡の中に写った少女に惚れちゃう話です。
何か、俗な書き方になってしまうけど、そういう感じの話です。
感想としては、前作とは趣がちょっと違うけど、これはこれで楽しめるというものかな。
前作は、いなくなった父親を求めてだったのが、今回は、ほれた、はれたの世界ですからねぇ。
やっぱりほのぼのしていて、何か優しい話です。
うーむ、昨日もそうだったけど、感想が上手く書けないなぁ。
とりあえず、読んで面白い本だと思うので、読んでみて下さい。
たぶん読んだ後で、お前の感想は間違っているとか思うでしょうが、笑って許してやって下さい。
少なくとも、面白い本は読めたのですから。
結論、「妖魔の騎士」と「氷の城の乙女」は面白い。

5月25日 「妖魔の騎士 上・下」 フィリス・アイゼンシュタイン著 早川文庫FT 各520円

何というか、FTらしい、FTを読んだという感じです。
FTは、SFよりもずっと、HITという本に当たるのが難しいと思いますが、これはHITです。
話としては、魔法使いを母に持つ青年が、父親の消息を求めて、旅に出るという物です。
ヒロイックファンタジーではなく、おとぎ話とか、昔話とかそういった感じのFTです。
怪奇ではなく、不思議があるという感じでしょうか。
ほのぼの?してますしね。
いや、命狙われたり、戦いがあったりはするのですよ、でも、切迫感を感じないのですよ。
主人公の性格故でしょうか、それとも読者には話の背景が分かっているからでしょうか、少なくとも私は、ほのぼのした話のように感じました。
読み返したら、違うかもしれませんけど。
とりあえず、お勧めできる本だと思います。

ちくしょーカバーイラストが、こうじゃなかったら、もっと前に読んでたのに。

5月24日 「生と死の幻想」 鈴木光司著 幻冬舎文庫 533円

「らせん」「リング」等で有名な、鈴木光司の短編集です。
ただ私は、鈴木光司の作品は初めて読むのですけどね。
というか、私が普段読まないジャンルの本ですね。
内容は、本人のあどがきによると「母性と父性のバランスを表現する」を統一のテーマとする本です。
感想は、何かこう、モワモワした物が読後感として残る本かな。
納得いかないとか、そういう物ではなく、ジーンとくるとか、そういう表現に近い意味です。
しかし、この本は、ジーンとくる本ではなく、モワモワした物が残る本です。
読み終わった後、心の中に何かこう不定形のようなモワモワした物が残る感じです。
まぁ面白いし、さくさく読める本ですね。
でも、私の趣味じゃないです。
本の題名からも分かると思いますが、全編くらいです。
それも、嫌いなタイプな暗さになっている、何か純文系の暗さだと思う。
それに、私は短編が好きじゃない、読み足りないし、主人公に感情移入する頃には終わってしまうから。
まぁ、他の人が読む分には止めないです、確かに面白いしね。

でもやっぱ嫌いだこの本、暗いし、あとがき偉そうだし。
こういう暗さのせいで、私は日本人の書いた物あまり読む気がしなくなるのじゃ。

5月21日 「スペルシンガー・サーガ2 救世の使者」 アラン・ディーン・フォスター著 早川文庫FT 620円

さて、一巻を読み返した時点で、面白いかの結論を先延ばしにした、スペルシンガー・サーガの二巻です。
さて、結論ですが「結論、それなりに面白いかな」です。
昔、読んだときも二巻まで読んで(二巻まで持っているのだから)、つまらないとしたと思います。
で、何でそう思ったのかは、一巻の所(5月18日)で書いたので飛ばしますが、二巻でその傾向が強くなっています。
しかし、そういうものを求めずに読めば、面白く読める小説だと思います。
ならば何故、”それなり”に面白いという評価になるのか。
それは、主人公だけでなく、他のキャラクターもあまり活躍しないという点に原因があります。
ラストシーンなどは除きますが、それ以外のほとんどのシーンで、魔法使い以外の主人公も含めた登場人物に、必要性が感じられません。
役に立っていないという意味ではなく、どうしてもこのキャラでないといけない、という必要性が薄いように感じられます。
もちろん、この巻で登場してきたキャラクターには、それがありますし、主人公もラストシーンでは、活躍します。
しかし、他のキャラ、他の場所では、ちょっとという感じです。
まぁ、普通ならこんなこと気にしないのですが、作中で、ほとんど騙されるようにして、危険の中に連れてこられたみたいな表記があり、そこまでして、このキャラ達を連れて行かなくてはいけない理由があるのか?とか思ってしまったのです。
で、結論、それなりに面白いかな。
5月19日

注 今日の日記は、あくまでも個人的感想であり、何らプロレスに含むところはありません。だから、プロレスファンの人、怒らないでね。

今日は、生まれて初めて、プロレスを生で見た。
後楽園ホールで、FMWという団体だった。
結論、私にとってプロレスはエンターテイメントである。
今まで、私はプロレスがあまり好きではなかった。
もっと簡単に勝てるはずなのに、そうしない、わざわざ技を受けているように見えるという理由からだった。
しかし、今日プロレスを見てみて、結構面白かった。
何故か、要するに私がプロレスを勘違いしていたようだ。
私は、プロレスは強さ(勝ち)で、客を魅せるものだと思っていた。
しかし、今日の印象では、強さではなく、動きで客を魅せるもののようだ。
客を沸かせるような動きを見せ、それに耐えてみせる、これを楽しむのが、プロレスのようだった。
そう考えると、あの御約束の技の受け方も納得がいく。
すべて、アドリブの動きで客を魅せることが出来れば、それに越したことはないが、実際には難しい。
だから、いくつかのパターンを作っておき、状況に応じて使い分ける。
それが、御約束の動きであり、その御約束は、ある一連の動きであったり、選手個々人の決め技のようなものだったりするようだ。
客の方も分かっていて、その御約束を、来るぞ来るぞと待ちかまえ、来たーと喜ぶようだ。
で、上手い人ほどアドリブが増えたり、動きそのものが魅力的になるようだ。
実際、メインの試合はかなり面白かったと思うし、会場も盛り上がっていた。
もう一度結論、わたしにとってプロレスはエンターテイメントである。
それも、吉本新喜劇のような、コテコテのエンターテイメントである。
ただ大きく吉本と違うのは、ギャグの代わりに動きで客を魅せるところである。
以上、初めてのプロレスの感想でした。
5月18日 「スペルシンガー」 アラン・ディーン・フォスター著 早川文庫FT 700円

「スペルシンガー・サーガ」シリーズの一巻です。
手元に、読む本が無くなったので、久しぶりに、読み返した本です。
それで、前に読んだときの感想と、今回の感想が結構違ったので、びっくりしました。
とりあえず、この本はユーモアファンタジーです。
話としては、普通の大学生が、異世界に呼び出されて・・・という結構ありがちな話です。
で、感想ですが、前回読んだときはつまらないよ、だったのですが、今回は、結構面白かったです。
昔読んで、つまらないと感じた理由は確か、期待していたものがほとんど出てこない、というものだったと思います。
題名からも分かると思いますが、この本では、魔法を歌う(唱えるのではなく、歌う)というシーンがあります。
で、当時の私は、そのシーンと主人公の活躍を期待して、この本を読みました。
要するに、ドッカーンというか、胸がすくようなものを期待していたのです。
ところが、そういう話ではなかったんだな、これが。
それで「つまらないよーこの本」という感想になったのだと思います。
今回はというと「読む本ないし、つまらなかった本だけど読んでみるか」で読みました。
そうしたら、思っていたより面白い本でした。
ここで問題、前回の感想と今回の感想どっちが正しいのか?
迷わずに、今回の感想と行きたいところですが、そうもいきません。
何故かというと、良くありませんか、テスト前だと本が面白いということ。
後、つまらない、つまらないと聞いていると、少し面白いだけで、何だ面白いじゃないかと思うこと。
今、私は、テスト前ではないけれど、同じくらい煮詰まってます。
さて、結局この本は面白いのか、つまらないのか?
きちんとした結論は、続編を読んでからにしておきましょう。
とりあえず今の結論は「話も面白かったけど、感想が食い違っている自分も面白かった」かな。

5月15日 「ヨブ」 ロバート・A・ハインライン著 早川文庫SF 780円

ハインラインの結構、年を取ってからの作品です。
このごろ読んだ、この人の本は2冊続けてはずれだったが、この本はヒットでした。
何か、これだよ、私にとってのハインラインは、という感じの本でした。
話としては、聖書ヨブ記に材を取った、パラレルワールドをさまよう主人公の話です。
聖書とか書くと、堅そうですが、基本はコミカルな冒険ものです。
感想としては、ハインラインらしくて、面白かったですというものかな。
ただ、キリスト教と北欧神話の知識があれば、良かったのにと思います。
そうであれば、もっと違ったレベルで楽しむことが出来ると思います。
まぁ、私のようにそっちの知識が無くても、十分に楽しむことが出来る本です。
まずは、物語としての面白さが十分にあります。
まぁ、ハインラインらしさが出ているという所でしょうか、なんと言っても小説の面白さは物語にないとね。
それから、この本はパラレルワールドものですが、読者(私達)の世界が出てきません。
読み始めた最初は、どっちが、本来(読者)の世界だろうかと思いました。
主人公(特に一人称の)は、能力はともかく、価値観等は普通の人が多いと思います。
これは、主人公というものは、作中で読者の目となり、考えを代弁する存在だからではないでしょうか。
似たような感じで、パラレルワールドものであるこの本を読み始めたとき、当然のように読者(私達)の世界が出てきて、一つの基準点となると思ってしまったのです。
ところが、そんなことは全然なく、自分の頭の固さを思い知らされることになりました。
この感覚は結構、面白かったです。
それから、神の扱い方がなかなか、いけているのではないでしょうか。
昔「コクーンワールド」というシリーズを読んでいたとき、オチで神様を使うのは反則だ!という思いをしました。
ですが、この本では、元が聖書であると言うこともあるのでしょうが、そんな感じは全く受けませんでした。
私は無神論者なので、神そのものについては、別にーという感じなのですが、その出し方は成功しているのではないでしょうか。
まぁ、本来、小難しいこと考えずに、気楽に読んで楽しめる本だと思います。
その上で、小難しいこと考えて読んでも楽しめる本だと思います。
つまり感想は、面白かったと言うことですね。
もし出来れば、強いキリスト教の信仰を持った人の感想を聞いてみたいですねぇ、どんな感想が聞けるのでしょう。
きっと、私とは違う次元の感想が聞けるのだろうなーとか思いながら読んでいました。

あと、ハインラインって、エロジジイかも。
5月12日 「西の善き魔女 1〜3巻」 萩原規子著 中央公論社C☆NOVELS 各800円

何か、久しぶりにここのページ書くなぁ。
本は、それなりに読んでいたのだけど(特に火浦功を)書いている暇なかったからなぁ。
まぁ、そういうわけで、「西の善き魔女」です。
著者は、児童書を書いていた人らしいです。
物語としては、人もあまり来ないような山に暮らしていた少女が実は・・・というものかな。
感想としては、このNOVELSのシリーズらしく、気軽に楽しめる本です。
それと、何かこう、黄金パターンな本という感想でしょうか。
いや、別につまらないと言っている訳じゃないです、気軽に楽しめて、面白い本だと思います。
元々、黄金パターンは面白いから、黄金パターンな訳だしね。
ただ、ちょっと気になるのが、その黄金パターンが、普通の小説の黄金パターンでは無いような。
はっきり言えば、同人誌(読んだことはないよ、あくまでイメージ)の黄金パターンのような気がします。
日本人の書くライトファンタジー+そっち系の要素、という感想の本でしょうか。
とりあえず、続きが出たら、読んでも良いと思うくらいの面白さはあります。
5月4日 「メトセラの子ら」 ロバート・A・ハインライン著 早川文庫SF 370円(昭和51年当時)

読み返そうと思って、本棚から出したら、あまりに古い本で驚いた。
なんせ、定価が370円となっている。
まだこの本は、絶版になってないはずだが、今は一体いくらなのだろうか。
最近、本当に本、高いものなぁ。
さて、話の方ですが、ひっそりと生きてきた遺伝的に寿命が長い人々が、その存在を一般に知られ、集団ヒステリーから逃れるために宇宙に飛び出していくというものです。
感想としては、ハインラインらしく、さっくり読めるし、それなりに楽しめるが、物足りないというものかな。
逃げ出さなければならなくなった状況の作り方とか、逃げ出し方とか、宇宙に出てから出会うものとか、楽しめる要素はあると思う。
しかし、肝心の寿命に対する考察みたいなものが、ほとんどない。
それぞれの要素にしても、もうちょっと掘り下げて書いても良いような気がする。
以上のような理由で、物足りないと感じたかな。
もっとも、「メトセラの子ら」には続編の「愛に時間を」があって、こちらは3部作になっている。
私は、読んでいないので何とも言えないが、1冊で入れることが出来なかった部分を3冊の中で書き込んでいっているのかもしれない。
まぁ、そうだったとしても、それなら最初から3冊で書けば良かったと思うので、私にとっての「メトセラの子ら」自体のの評価は上がらないけどね。
何か少しけなしてしまったけど、そうは言ってもハインライン、さくっと読んで楽しむ分には良いのではないかな。
「宇宙の戦士」と違って説教臭いこともないしね。


4月29日 「風の大陸 氷の島3 雨の魔女」 竹河聖著 富士見ファンタジア文庫 480円

本来このページでは、富士見ファンタジア文庫とか角川スニーカー文庫などのオバカな本をたくさん載せるつもりだった。
しかし、何故かこれが一冊目、それも、あまりオバカじゃない本のような気がする。
無意識のうちに気取ってしまっているのだろうか、反省しよう。
さて、肝心の本の話ですが、うーむ、前巻から間があきすぎて覚えていない。
とりあえず、「風の大陸」の外伝のようなシリーズ(外伝そのものは他にある)である「風の大陸 氷の島」の完結編です。
で、自分の結論としては、最初から読み返そうです。
ちょっと忘れすぎていて、それ以上の結論はないですね、すいません。

それと、今日はケーキバイキングだった。
私は、結構大食いのつもりなのですが、やっぱり甘いものは女の人にはかなわない。
こっちは10個も食べない内に、血管の中を砂糖が流れているような気がしてきているのに、目の前で、ぱくぱくと30個近いケーキを食べられてしまった。
いったい、どうなっているのだろうか、私には分からない。
途中から意地で20個食べた、紅茶がとっても美味しかった、おなかがとっても、重かった。

4月27日 「魔法の船」 マキャフリィ&ナイ著 創元SF文庫 700円

昨日読んだ「伝説の船」の前の話です。
読み返してみて、あぁ、そういう設定だったと思い出しました。
内容としては、人類と同等以上の知的異星人とのファーストコンタクトを求める、頭脳船キャリエルとその相棒のケフが人間そっくりの種族を発見し・・・そして、魔法としか思えないような力によって、危機に直面するという話です。
この本も、マキャフリィのシリーズらしく、深く考えずにストーリーを楽しむ本です。
まぁ、このシリーズを通してのテーマであるパートナー選びが、既に確立したパートナーとの関係の見直し・確認というものに変化していると、あとがきに書いてありますが、そんなこと考えずに、気軽に読むのが正しいような気がします。
ストーリー自体で言ったら、続編の「伝説の船」よりもこっちの方が、個人的に好みですね。
そんなに簡単に行くかー?という部分もありますが、面白い話だと思います。
結論としては、あらには目をつぶって気軽に読むと楽しい本と言うところでしょうか。

4月26日 「伝説の船」 ジョディ・リン・ナイ著 創元SF文庫 860円

マキャフリィの歌う船のシリーズの新刊本です。
ただし、マキャフリィは共著という形を取っていないので、著者名のところに名がありません。
何でも、「魔法の船」を書いたジョディ・リン・ナイが、この本のアイディアを思いつき、マキャフリィに話したら、一人で書いてみれば、という話になったそうです。
さて、本の内容ですが、例によって、船と一体化し船が肉体のブレインと、相棒である生身のブローンの話であることは変わりません。
ただし、「魔法の船」の続編です。
このシリーズは、本ごとに主人公が変わりますが、この本は直接の続編なので、「魔法の船」と同じ主人公になります。
こんかいは、「魔法の船」にでてきた、玉蛙の母星に向かう話です。
たとえ共著の形にはなっていなくても、マキャフリィのシリーズだけあって、小難しい理屈など無く、物語として楽しめる本になっています。
SFとしてのアイディアも出しながら、その面白さは、物語の部分にあり、気軽に楽しめる、こういう本は好きですねぇ。
まぁ、前作を忘れていた部分があったので、面白さがちょっと減ってしまったかな。
これから、前作を読み返して、もう一回読もうかと思っています。
これから読む人で、前作を読んでいないor前作を忘れているという人がいたら、前作を読んでからの方がよいかもしれません。
まぁ、面白いシリーズだから、全部読んでも損はしないと思うけどね。

4月25日

今日は久しぶりに、赤羽にある、ラーメン次郎に行った。
確か一ヶ月ぶりくらいだと思うのだけど、二階がもんじゃの店になっていて、かなりびっくりした。
一階のラーメン次郎と同じ粉を使っているのだそうだ、ちょっと高いような気もしたけど、一回行ってみたいかも。
しかし、最初に私が考えたよりも、参加人数が多く、行けない人がでてしまい、すまないことをしてしまった。
その上、店で並んでいる最中に、電話が入り急用が出来てしまった。
さすがに、ラーメンは食べたけど、まだ散歩をしていたい時間に車を出す羽目になった。
せっかく、初めて次郎に来た人がいっぱいいたのに、いろいろと残念なことです。
まぁ、ラーメンはいつも通り(量が多く、麺がかため、脂がいっぱい)で、良かったのではないかな。
初めて来た人に、本音の感想を聞きたかったけど、無理だった。
次回からも来てくれるかどうかで、判断しよう。
しかし、次に行けるのは、何時だろうか。

4月22日 「女の国の門」 シェリ・S・テッパー著 早川文庫SF 700円

ギリシャの悲喜劇を絡めて書いてある小説で、そっちが分かるとより楽しめる作品のようです。
もっとも、私はよく分からないので、残念ながらそういう楽しみはなかったです。
話としては、女性は城壁の中で政治を、男性は外で軍隊を行うという社会を描いた小説です。
この小説の舞台は、核戦争で荒廃した近未来社会で、その中を主人公の女性の視点から見ていきます。
で、感想ですが、リアリティは感じないが舞台設定は結構面白いというものでしょうか。
訳者あとがきでは、思考実験として成功しているという表現が使われていました。
話としても、結構面白いと思います、ただ、大人の主人公の視点と若い頃の主人公の視点を交互に使うという、良くある方法が使われているのですが、ちょっと、うざったいと感じました。
そういう方法を採る理由は、読めば分かるのですけどね。
それから、この小説も読んでいて、これってSFかなと思わせます。
何故かというと、舞台設定がギリシャの古代都市国家風になっているだけじゃなく、文明レベルもそのあたりでとどめている話だからです。
要するに、場面場面を取るとFTとしか思えないということです。
ただ、小説全体を通しての読後感など、確かにSFと感じられます。
この間読んだ「ポストマン」が、主人公が表す意志の部分でSFたるのだとすれば、この小説は小説全体の持つ指向性・テーマがSFである小説なのだと思いました。
この本自体の感想ではないかもしれませんが、ちょうどその手のことを考えていたので、そういう意味でも大変面白い小説でした。

4月21日

今日は、第一回SFインターミッションだった。
課題図書は「ポストマン」、レポーターは私。
最初決めた課題図書が上手く手に入らず、流れでこの本に決めてしまった。
そのせいもあって、インターミッションを行う前の段階では、この本でどうやるのだろうと言われていた。
しかし、ふたを開けてみれば、それなりに上手く行ったと思う。
課題図書それ自体は、確かにSF色の薄い作品だが、ふつうの読書会では作れない論点で行うことが出来た。
また、少人数だったため、参加者それぞれが十分に発言できたことも大きいと思う。
少なくとも、読書会と別枠で、インターミッションを行う意義を出すことは出来たでしょう。
まぁ、とりあえず今回は、これ以降も続けていこうという気になったことで、それなりに上手くいったとしても良いのではないかな。
次回は、5月12日に、和泉君がレポーターでやることになった。
課題図書はまだ未定だが、実に楽しみである。

4月18日

今年一回目の読書会と新歓コンパであった。
読書会は、人が多くて、全員がイスに座ることが出来ないほどであった。
数年前からは想像もつかない事態であり、実にめでたい、願わくば、全員に残って欲しいものだ。
ここで、自己紹介もしたが、まだ新入部員の顔と名前が一致しない。
まぁ、追々覚えていくでしょう。
新歓コンパでは、例によってウーロン茶とコーラを飲んでいた。
ここでも、自己紹介があり、私の番はトリであったが、面白いことは言えず、力不足を実感。
この後のカラオケでは、用事があって途中で抜ける。
しかし、その後の麻雀から、また参加。
そのまま徹マンとなった、特筆すべきことは、徹マンで2卓たったことでしょう。
今年は、新しい面子が現れないかと危惧していたが、そんな心配も無用のようだ。
それにしても、18日から19日の朝まで、実に密度の濃い時間であった。
4月15日 「ポストマン」 デイヴィッド・ブリン著 早川文庫SF 640円(旧版)

たぶん3回目か4回目の読み直しになる「ポストマン」です。
はっきり言って、かなり好きな小説です。
話としては、戦争によって荒廃した世界で、主人公が、郵便配達員に成りすまし、それによって出会っていく出来事を描いた物。
うーむ、何か上手く言えないですね、この小説で主人公が出会う物を、単純に戦いと言いたくないもので。
この小説は、私にとって一つのSFの形を象徴している小説です。
この本には、進んだ科学技術など、ほとんど出てきません。
技術とか、そういった意味でのSFとしては、この小説は大したことはないです。
せいぜい、戦争後の世界設定とか、兵器の設定とかでしょう。
こういった小説をSFたらしめている物は、そんな技術とかそういった物ではないのです。
こういった小説をSFたらしめている物は、困難な状況にあるときに、人間という種が見せる意志の部分だと思うのです。
文明を信じて、未来を信じて、科学を信じて、人間を信じて、可能性を信じて、自分には無理でも後の世代のために、こういった青臭い考えを声高に叫んでいる、それがこういった小説をSFたらしめている物だと思うのです。
こういったSF小説を読むと、鳥肌が立って震えたりします。
こういうSF小説を知っていたら、私に教えて下さい、喜んで読みますから。
で、ここまでが今回読み返すまでもなく、感じていた感想です。
今回読んでちょっと思ったことは、この間読んだ「宇宙の戦士」があそこまで肌に合わなくて、この話が面白いと感じられるのは何故かなと言うことですかね。
どっちも、国のため国のためと表面的には言っていることは同じなんですよね。
ただ、それぞれの話で国という言葉が表している意味が違うように思えました。
まぁ、他にもありますが、長くなってきたので終わります。
とりあえず、「ポストマン」は好きだぞと!!
4月13日 「地球の長い午後」 ブライアン・W・オールディス著 早川文庫SF 560円

ヒューゴー賞を受賞している作品です。
何かの賞を受賞しているのを3冊連続で読みましたが、これが一番面白かったかな。
話としては、植物が世界の支配者となっている未来世界での、人間の話かな。
一応地球が舞台なのだが、はっきり言って異世界です。
最初、読み出したときは、ラリイ・ニーヴンの「インテグラル・ツリー」を連想しましたが、読み進めていくと、やっぱちがいますね。
異形の動植物相や、冒険をしていく所は似ているのですが、それ以外の部分が違います。
舞台が地球であるために、何故こうなったのかという部分が、読んでいる最中の興味の中心でした。
それと、この世界での人間と異形の動植物相のあり方を楽しみながら、読めました。
要するに、この本での世界設定を楽しんだと言うことですかね。
まぁ、ちょっと無理も感じますが、私のように面白ければよいと言う人(プラスSF好き)には、面白いのではないでしょうか。
ちょっと古いけどね。

4月10日 「宇宙の戦士」 ローバート・A・ハインライン著 早川文庫SF 800円

うむ、ヒューゴー賞を受賞している、ハインラインの作品ですね。
話としては、軍隊に志願した少年が、機動歩兵として一人前になっていくまでと、その闘いを描いた物です。
ハインラインは結構好きで読んでいるのですが、これは読んでいませんでした。
何故かというと、裏表紙を見たときに、暴力を肯定だか、戦争を肯定だかして、話題となった問題作と書いてあったからです。
で、今度読んだのですが、感想としては、うーむ、趣味じゃないなぁという物かな。
いろいろな考えを認め、その視点を受け入れるのはSFの基本かもしれないが、自分の考えと相容れない物を延々と読むのは、結構しんどい。
それでも、最後までスイスイと読めるあたり、腐ってもハインラインという感じでしょうか。
でも、やっぱこの本好きじゃないなぁ。
まぁ、人は知らないが、私には合わない本でした。

4月6日 「スロー・リバー」 ニコラス・グリフィス著 早川文庫SF 840円
とりあえず、ネビュラ賞とラムダ賞を受賞しているそうだ。
私は知らなかったのですが、ラムダ賞というのは、ゲイ&レズビアン文学の年間最優秀作品に与えられる賞だそうです。
近未来のイギリスで、大富豪の末娘が誘拐され、身代金を払わなかった家族の元に返らず、生き抜いていくという話です。
で、感想ですが、確かにヒューゴー賞ではなく、ネビュラ賞だろうなという感じですかね。
つまらなくはない、確かに面白いが、物語としての盛り上がりに欠けるかな。
物語としてのテンションが上がってくるのが、結構後の方で、それまでは、淡々と物語は進んでいきます。
面白さとしては、主人公が自分が何者かというのを考え、再構築していく部分というか、過程というかかな。
それと、この小説の世界そのものかな。
すいません、いつもお気軽にしか本を読まないので、上手く言えないですね。
まぁ、主人公の行動・考えまで含めた、全体の空気を楽しむ本じゃないですかね。
その全体の空気ですが、舞台が、近未来のイギリスというあたりで、全体の雰囲気が暗いというのは、想像がつくのではないでしょうか。
それと、主人公がレズであるのが、何の説明もなく当たり前として書かれています。
著者本人がレズだからでしょうか、確かに、異性愛を当然と受け入れるように、同性愛も当然と受け入れるべきなのでしょう。
しかし、そういう考えになれていない私には、ちょっと違和感を感じさせました。
結論としては、人に聞かれたら、まぁ面白いと答えるが、私の趣味ではないと言うことかな。

あ、そうそう、なんか栗本薫の「レダ」をちょっと思い出した。
そんな感じです。

4月5日
ジオシティに申し込み、ホームページをアップしてみる。
まだまだ、手を入れなければならないが、やっぱり楽しい。
4月2日
とりあえず、ホームページを作り始めてみる。
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