すべてのゲーム広告は、こっちに集めます。

・・・・・・その男は重い口を開いた。
「どこから話そうか。そう、はるか昔の、遠い遠い記憶。まず最初に、混沌としていた地球が冷え、海ができ、生物が誕生した。生物は陸に進出し、巨大化していった。そして最後には石油になった。そしてそれを発見したアラブの人達は・・・・・・おっと、これは別の話だ。【ゲーム公国】・・・何日ぶりだろう。この話をするのは・・・。

・・・ことの起こりは××98年だった。世の中はすでに超情報化社会。知りたいこと、欲しい情報などは、様々な端末からアッという間に引き出すことができた。しかし、そこに満たされない1人の男が現れる。その男は元コピーライター見習いの肩書きを持ち、Latrine(ラトリーン)と名乗った。Latrineは約1年半のネット生活の中で、求めていた情報を手に入れることができなかった。そんな彼の欲求が膨らみ続け、翌××99年、ついに爆発してしまう。

『ゲーム広告を専門に扱っているウェブサイトは無いものかーッ!!』

そう言って奮起したLatrineが、勢い余って作ってしまったのが【ゲーム公国】、というワケさ。・・・・・・退屈な話だったろう」

男がそう話し終えると、ベッドにもぐりながら聞いていた少年は首を横に振った。
「ううん。この話、何回聞いてもワクワクするよ。それに・・・」
「それに?」
「それに、この話をするときのお父さんって、すごくうれしそうなんだもん。 おじいちゃんの話をする時みたいに。・・・あれっ!?もしかして『らとりーん』って人、ボクのおじいちゃん!?」
「ハハハ。今夜は遅いからもう眠りなさい。続きはまた今度話してやろう」
「本当!?約束だよ!」
「約束だ!」

(【ゲーム公国】ストーリーより)