庭井よさみのまこちらーめん奮戦記(仮





それは秋も深まったある日、洗脳探偵事務所でのこと…。



「郵便でーす。」


「はい、ご苦労様です。」



メイド姿の所長・翡翠が手をつけたところだった。



「…? これは…。」









場所は変わってここは事務所の地下車庫。




「庭井さーん、貴方に手紙ですよー。」


あ、私にでっか?すんまへんなぁ。

「…また公用車の整備ですか?入念ですね。」

…諸事情に色々傷つけてますさかいに…と、手紙とゆーんは?

「はい、これです。月姫帝国からの郵便物の山に一つだけありました。帝国所属の埋葬機関からのようですね。」

月姫帝国?所長宛ならともかく、また珍しいところから来るモンですなぁ、どらどら…。







『親愛なるまこち同士へ


この度は…


(めんどいので中略(マテ)



とりあえずまこちに行って全部入り+ギョーザを完食しなさい

という指令がライア部長から下りましたのでよろしくですー(w

ご武運を!(ビシッ)

       月姫帝国所属埋葬機関 まこち倶楽部副部長 シエル』



追伸


この任務を達成された暁には、偉大なる夜野きらみ名誉会長から












『魔こち三号・勇者王』









の称号が与えられるらしいので頑張って下さいー(謎






今度は私に白羽の矢かい…

確かに近場やから構わんけど(w



おまけに名誉会長…お星さんになった(引退した)人やし…。





「まこち…なんなんですかこれわ(w。」

ああ、所長は関西の人やないから知らへんのでしたな。


では説明しましょか、まこちとやらを…。





まこち



阪急神戸線王子公園駅を下車して近くのところにあるラーメン屋、「まこちらーめん」のこと。

そこを訪れた人の殆どから「食えたものじゃない…」という反応をいただけるという曰く付きの店らしい。







中には、「ラーメン屋ではスープまで飲み干すのを礼儀としてる俺が







口さえつけられないまずさ!!」







という人までいるからもはや伝説的となっている。





そこである関西出身陣営で結成された『まこち倶楽部』という組織がそのまこちを須らく世に知らしめようと奮起しているのである。

ちなみにこの組織は非公式ね♪









…で持って私も関西出身やいうことでこれに名を連ねさせられとるんですわ。

ちなみに過去2名、派遣されとるらしいですけれど…撃沈気味らしいです(w

「…かなり災難じゃないですか?(w」


いやいや、私としてはまさしく『望むところ』でしたでな。




仮にも私は『鋼の胃袋を持つ巫女』。ここで引き下がったらこの異名が泣きますんでな。





と、いうことで…日付的にキリもええんで、11月11日の夕方くらいから行かさせてもらいますんでよろしゅうに。

「…わかりました。無理はしないでくださいね。(w」

「わかってますて♪」
























そして、11月11日19:50…


ふう…『電車でD総集編』を読みながら阪急電車に乗るというのは…洒落になっとらん(w

それはええけど十三から乗って六甲で降りるのと王子公園で降りるのとで40円の差がつくってどういうことよ?(w

こんなことならおとなしく梅田から乗るんやった…。




まあスルッとKANSAIの額はまだ結構余っとるからなぁ。











とまぁそんなこんなで



到着しました。










阪急神戸線 王子公園駅

ここから徒歩2分…とは調査データから明らかになっとるんやけど…


とりあえず山手幹線まで出てみて六甲方面へと。


歩道は北側。稗田小学校の前と…






あった…














ここかぁ!




まあ見た目は普通のラーメン屋と変わりはせんか…


とりあえず挑戦、中に入るとしよか。






たのもー。



















『さいっ!』














うわぁ、マジで『さいっ』ですかい。


期待を裏切らんってのはええことやなぁ。




とりあえず席について…ちょうどテレビが直線的に見えるカウンター席奥で。

てか、私以外客おらんのかいな!!(w



とりあえず頼むもんはきまっとるから…メニューを見やうか。



ラーメン(チャーシュー4枚) 400円




4枚でこのお値段…チャーシュー好きの私としてはグッドやね(w
…付き出しとかもある、 お?+50円で持ち帰りもいけるんか。


デフォはしょうゆ、その他塩や味噌味とかも+50円でできるんやな。



「何しましょう?」



したら全部入りラーメン。あとギョーザもたのんます。






注文表



全部入りラーメン(キムチ、ワカメ、から揚げ入り) 650円


ギョーザ(6個入り) 200円



(以上、全て税込w)














あとはまったり待つ。












…客がぞろぞろ来始めよったなぁ。












あ、カブレラホームランや…。

















「はいおまち!」







お、来た来た。


さて皆さん。














これが噂の

















全部入りラーメン


…麺うまっとるやん(w



具のボリュームは文句なしといいたいけど…容器から溢れかけとるのがちょっと…。





一呼吸おいてギョーザも到着。

さて、頂くとしよか!




まず容器から麺を穿り出す…細麺か。










(ズルズル……)







それほど癖も無く…いい感じやんか。





キムチやから揚げも…ちなみにから揚げは大好物やからな(w

キムチも私が漬物の中で唯一食べられるモンやし…。




そうまったり食ってると後ろから客の声が。












「おっちゃん、全部入りラーメン1個ー。」







そしてそれに対する店の大将のお答え。











「全部入りのから揚げ切らしとるんですわ、すんまへんー。」













SOLD OUTかいっ!




…まあ品切れが起こるっていうんは、それだけの注文があるってことやなぁ。


ええこっちゃええこっちゃ。









(あらかた食い終わって)さて、ここまでは順調か。


ここが最後の難関…スープやな。




このまこちらーめんのスープの威力、どれほどのものか試してくれようぞ!!






(ズズズー…)<スープをすする音(私はレンゲを使わん派なのでw)






















……。























飲めるやん。






















てか、それなりにいけるやん。







特に癖も強くないしょうゆ味のスープ


特に問題も無くかき込めてしまえるのですがバグでつか?



ということで全部入りラーメンあっさり完食(w



では最後にギョーザを…ちょっと冷め加減。これくらいの方が食いやすいんよ。








ふー、


これで腹6分ってところやろか。





昼飯時やったら十分な量かも知れんなぁ。
(注:243!自身が規格外サイズなので常人とは差異があります!w)







ということで



















ごちそうさまー♪









さてと家路に着くとするか…。

王子公園から戻ろか…いや、ちょっと腹ごなしに動いとかなあかんな…







そや。









JRまで歩いていこか。







ということで実行。適当に南東方面へ。












歩くこと約20分…。




着きました。













JR六甲道駅






ちょっと雨降ってたからやっぱり暑いわなー。


早よ乗って帰ろか。












……。











…阪急より高かった罠。





…まぁ、Jスルーもあまっとるしなぁ。(w









…それでも今ひとつ腹持ちが収まらん。


ちょうど梅田に着いたし、行きつけのゲーセンで踊るか…。







そう!















DDRMAX2!

















まさか…






















私としたことが…。





















DDRMAX2 鬼モード
POP8コース(全8曲)、4曲目で落ちるとは…(w













いつもなら8曲ノーミスもいけるんやがなぁ…










はっ!てことはこれもまこちの呪いか?!(違


まあどちらにしろ今日は早く帰ってしっかり寝とかなな…。






















…と、以上で報告文書は終わりやな。




「お疲れ様でした庭井さん。ところでその書き終えた報告文書はどうするので?」



これでっか?もちろんそのまこち倶楽部とやらに報告するためでっせ。


ただ、部長のライアはんが所属してる『疾風の魂』は、ライダーの集まりだけに所在不定ですからなぁ…仮部員のまほろはんもそこ行ってはるし。

シエルはんやったら常に彼らを補足できる体勢とってるらしいからこの人にいったん送りつけることにしますわ。

シエルはんもこのレポート楽しみにしてるらしいし。




「なるほど、そういうことでしたか。それならば私も月姫帝国宛てに送るものがありますので一緒に出しておきますよ。


それにしても…レポートを見る限り、噂ほどのひどい内容には思えないのですが。」



まあたしかにそう読めますわな。


とは言うても個人個人で受け取り方に違いがあるもんですからな、味の反応なんて色々あると思いまっせ?


まあ私の味覚が変調してるということも考えられなくもないんでっけど。





「不味いと言う人もいれば美味いと言う人もいる…まさに十人十色ですね。」




せやったら所長もいっぺん行ってみたらどないです?姐さんとかも一緒に連れてって…。




「琥珀姉さんですか?あの人と行くのは遠慮しときます。姉さんは変なもの食わせると何しでかすかわかりませんからね。」



「それに私もチャーシューは…あまり好きじゃないですから。」



あきまへん所長、好き嫌いなんかしたら大きくなれまへんで。秋葉様みたく…。



「…それを言われるとイタイです。」





とまぁこんなことを話しながら、事務所の一日は過ぎていくのであった。




-END-






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