FF XI猿 〜社会人はまったりプレイでMMORPGを楽しめるか?〜 最終号
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終わりに


本日、「開発室ルームより」に追加ディスクの情報が載ったようです。
解約済みの僕には当然、実際の文章を読むことは出来ません。

予定通り、新エリアや新ジョブ、ミッションの追加だそうです。

時期はまだ未定ですが、早くて3月で、おそらくそれ以降というのが大筋の見方です。

その頃にはプレイできる環境になってるかなー。



僕は、およそ半年の間、このゲームをプレイしました。
MMORPG初体験だったのですが、MMORPGをプレイする面白さ、難しさを多少は学ぶことができました。
そういった意味では、得るものもあったと思います。


僕の結論として、「社会人がMMORPGをプレイしつづけることは難しかった」と締めたいと思います。

少なくとも、毎日数時間もの拘束時間膨大な情報量終わりの無い(もしくは長大な)プレイ時間
これらの要素が含む問題点がなくならない限り、社会人がプレイし続けるのは難しいと思います。

これらは確かにプレイを継続する理由に足るものですが、その分、他のものの犠牲を強いていると思うのです。


以前、韓国だかのニュースでネットゲームのやり過ぎで死んでしまったことが報道されていました。
彼は、自分の命を犠牲にしてゲームをプレイしたわけです。


人の価値観は、人それぞれです。

たかがゲーム、されどゲームとも思います。

ただ、本当にそれだけ熱中してプレイする価値があるのか、プレイ時間と引き換えに自分が失っているものはなんなのか、常に自分に問いつづけることが必要であると思います。

 仕事をおろそかにしてまで、プレイする必要はあるのか?
 友人との遊びを断ってまで、プレイする必要はあるのか?
 勉学をおろそかにしてまで、プレイする必要はあるのか?
 家族の絆に傷をつけてまで、プレイする必要はあるのか?

 他にもっとやりたいことはないのか?
 ゲームよりもっと大切な人はいないのか?


ゲームはあくまで娯楽であり、娯楽が苦痛を伴ってしまう、それは果たして娯楽なんでしょうか?

MMORPGも娯楽の一つであり、「たかがゲームだよ」と気楽に構えてプレイする、そんな姿勢が必要と思います。
まして、社会人であれば尚更です。社会人とは社会を担うもの。背負っている物事・立場への責任は多少なりとも持っているはずです。


プレイを始めてから2ヶ月ほど過ぎた頃、友人から同僚がFF XIで会社を辞めたと聞きました。
「うおっ!マジですか?w」と少し驚きつつ、内心「(バカだなぁ〜)」と思いました。

しかし、気が付けば僕自身、仕事中にネットを徘徊し情報を集め、ホームページをアップし、家に帰りつくなりPS2の電源を入れ、寝る時間を削って遊びつづけている、言わば「廃人プレイ」をしていたのです。

幸いにして職を失うことはありませんでしたが、いつの間にか、もっと他の大事なものを失っていました。

僕の場合、それは家族の絆でした。

僕には妻がいます。1年3ヶ月前に結婚しました。共働きなので、平日などは一緒にいられる時間も多くは無かったです。
同棲時代から続いていますので、そんな生活にもあまり不自然さは感じていませんでした。


会社から近いのもあり、大概、僕のほうが早くに帰宅します。
妻が帰る頃には、僕はFF XIに夢中です。
ゴハンもFF XIをやりながら食べることが何度もありました。
FF XIに夢中で、会話もあまりしませんでした。
酔っ払って帰ってきて、FF中に絡んでくるので怒ったことも何度もありました。


なんだ、オレってすげーヒドイ奴じゃん。
愛されなくなって当然じゃん・・・。


そして、もうすぐ終わりが来ます。
彼女は他にいい人を見つけたようです。


もちろん、離婚の原因はFFだけじゃありません。思い返せばいろいろありました。
ただFFにまったく原因が無いわけじゃありません、それは僕自身がよく知っています。


こんな最悪の形でこのプレイ記を締めることになろうとは、書き始めた当初まったく思っていませんでした。
当たり前か、自分、神様じゃねーし(笑

この結末を知っていたなら、FF XIをプレイすることは無かったでしょう。


もう少し落ち着いたら、ヴァナディールにも復帰するかもしれません。
たぶん一人身は暇だし、寂しいだろうから。

でも、もうこんな失敗は二度としたくないです。それだけは心に刻んでおこうと思います。


では!ヴァナでまた会う日まで!


p.s.もう一回結婚できるんだろうか?心配だー(笑

現在のレベル黒47/白25/シ17/モ7/戦5
2003年1月7日