漂流者の日々第5部

異境迷走編


異形の花嫁

5月31日〜6月1日

 ドゥームズデイ・ブック読書会。ほぼ全員が「アポカリプティック(非常に)面白かった」という意見で一致したのだが、主たる議題となったのは「これはSFなのか」という点だ。この作品のSF的ガジェットといえば唯一、時間渡航で過去へ飛ぶ技術のみで、主人公キヴリンを過去に送り出すというその一点のみに使われるだけである。キヴリンを過去に飛ばすというだけなら別段SF的なガジェットに頼らずとも、その作品内でしっかり説明のつく理由さえでっち上げればそれでいいのではないか、という疑問は、確かにある。「現代の人間が13世紀の黒死病大流行のさなかに放り込まれ、ひたすら精神を苛まれる」という主題があって、その主題をお話としてスムースに展開させるため、SF的手段を使用することを選んだ、という感じだ。手段としてSFガジェットを使っているだけの作品をSFと呼べるのか? 微妙なところではある。個人的にはこの作品もSFの範疇に入るとは思うけど、ダブルクラウンとか言われたらもっとSF的要素が詰まった作品を期待してしまうよな。悩ましい問題だ。
 それはさておき、内容については相変わらず馬鹿な話で盛り上がった。12歳の少女と結婚することが許されるどころかむしろ奨励されるとはなんてすばらしい時代だ、俺もサー・ブロートになりてえと公言する人々が多数。イヤまあ僕も、ロズムンドの手からリンゴが転がり落ちるシーンとかかなりキたけどね。

 その後カプリチョーザでメシくってカラオケ歌ってウチでボードゲーム大会。この辺はいつもと変わらない。

 SEED鑑賞。落としどころをどこに持っていくのかだんだんわからなくなってきて面白い。どうなってしまうんだ? もう数話すればだいたい方向性が定まると思うけど、現在の流動的な状況では何が起きるやら、という感じで目が離せんなー。しかしきっちり伏線回収できるんだろうか。くじら石とかくじら石とかくじら石とか。
 カレイドスター鑑賞。相変わらず面白いんだが気になったのは、途中に挟まった三陸南地震の余震のテロップ。テレ東系のネット局が一つもない東北地方の震度情報を出してなんか意味があるのかと思った。

 ログイン買ってきた。すっげー久しぶり。最後にログインを買ったのは、PC98のファーストクィーン4の攻略記事を読むためだったような気がする。多分10年位前。あの頃に比べるとなにもかも変わってしまったなあ。あらゆるゲーム記事に公式サイトURLが併記されているという事実だけでも驚きだ。
終末の読書会

5月30日

 昼間は快晴だったにもかかわらず、会社を出る頃には風は吹くやら雨が降るやら。明日は台風直撃だそうで。ドゥームズデイブック読書会があるっちゅうねん。

 ポーカー世界大会で優勝、賞金250万ドルという話。ポーカー世界大会なるものが一体いかなルールで運営されているのかも気になるが(ゲームの性質上、強い役を作った者の勝ちというわけでもあるまいに)、なにより目を引いたのは優勝者の名前だ。マネーメーカーって、そんな直球勝負な苗字があっていいのか。しかもあだ名が「マネー」。金田正一がカネやんと呼ばれるのとはわけが違うぞ。どういう経緯でそんな姓を名乗るようになったのか果てしなく気になるところだ。

「ジャックは絞首台に!」(レオ・ブルース、現代教養文庫)読了。
 温泉町バディントンにて、二人の老婦人が絞殺されるという事件が起きた。共通点といえば考察という手口と死体のそばにユリの花が添えられていたことだけで、生前二人の間には面識すらなかった。精神異常者の仕業という線で警察は捜査を進めるが、この見方に疑いを投げかけたのが、たまたま病後の静養に来ていた歴史教師キャロラス・ディーン。なにか二人には共通項があるに違いない、と捜査を開始する――という話。
 今ひとつ。これじゃ、クリスティのとある有名作の劣化版だぞ。タイトルを言ったら丸わかりなので、「しがないストッキング売りのアレクサンダー・ボナパルトさんがひどい目に遭う話」とだけ言っておく。「ロープとリングの事件」が評判いいらしいのだけれども、ハードカバーにいきなり手を出すのもためらわれたのでまずは文庫を、と読んでみたのだがちょっと期待はずれだ。残念。
デラーズリポート

5月29日

 客先との飲み会に駆り出されたため帰宅が12時ちょっと前。明日も仕事だというのに。というわけで今日はもう寝る。「ジャックは絞首台に!」を読み終わったが感想はまた明日。
ラストリゾート

5月28日

 南三陸地震関連の話について、新たな記事を発見した。なんでも宮城県沖地震とは別に宮城県はるか沖地震という約百年周期で起きる大地震があって、これが前回の地震から今年で106年目になるのだという。冗談も休み休み言いたまえ! と叫びたくなるような事実であり近いうちに大地震が来るのが確実な情勢となってまいりました。いつでも田舎に帰れるように態勢は整えておくべきか。
 とそこまで考えて別のことに気づいた。仙台がやられたら実家に帰るのがかなり難しくなるぞ、と。海陸空どのルートを取るにせよ基本的に仙台を通るからな。えーと、花巻空港から60キロの道のりをバスかなんかで南下せなあかんの? う〜ん。次の地震が来たときにウチに被害が出ないよう祈るしかないのだろうか。

 ファントムPS2、美緒エンド。志賀さんは声付きになってますますかっこよくなったのようだ。それだけに最期の時の美緒の言葉が残酷だ。面白かった。あと、PC版のキャルの拳銃プレイは、服をゴガーと引き裂いた後嵐のようなスパンキング、という行為に取って代わられていた。まあ妥当なところか。
 さしあたり第三章で見られるエンドは全部見たので(新規バッドエンドも見られたのは予想外だったが)、第二章のエンドを回収すべえ。

 テレビをつけたらクイズヘクサゴンなるクイズ番組をやっていた。オモロイねこれ。ブラフという言葉の意味を知らしめる優れたバラエティ番組だと思った。

「捕虜収容所の死」(マイケル・ギルバート、創元推理文庫)読了。
 ムッソリーニ政権下のイタリア。第一二七捕虜収容所では、英国陸軍将校の手で脱走用トンネルが極秘裏に掘り進められていた。ところがある日天井が一部崩落、スパイ疑惑の只中にいた捕虜の屍骸が埋まっているのが発見された。トンネルの入り口は四人がかりでないと開かないようになっており、どうやって侵入できたのかすら謎だった。ともあれトンネルを守るべく、捕虜たちは屍骸を担ぎ出し別の挫折したトンネルに放り込み、そこで崩落事故がおきたように見せかけることにした……という話。
 すごくおもしろーい。捕虜収容所という特殊環境における密室殺人という謎をメインに、捕虜の中に紛れ込んだスパイは誰か、そして脱走計画は成功するのかというサスペンスを絡めて最後まで飽きさせない話になっている。話の展開のうちにうまいこと複線を埋め込んであり、読者の注意をあらぬ方向に投げるのもうまい。傑作。
震える山・後編

5月27日

 無事に実家と連絡ついた。どうやら人的被害は皆無のようであり良かった良かった。地震の規模自体は阪神大震災を超えるものだったらしいが、震源地が深いのと縦ゆれだったのとで全般的に被害は小さめだったようだ。そもそも田舎だから広さのわりに人おらんしな。どんだけ広いかというと、具体的な数字を出すのがわかりやすいだろう。ワタクシの出身地一関市も昨今の流行で市町村合併を進めているのだが、その新市構想によると、面積が約700平方キロと大阪府の約1/3の広さになるという。だが、新市の人口は10万人未満に過ぎない、らしい。自分で指摘してみてなんだが、アホみたいに広いな。でも今回の震源により近い大船渡とか陸前高田はさらに広くてさらに人がいないのですよ。
 あと78年というごく最近に宮城県沖地震で被害に遭っているというのも大きいのだろう。これから10年以内に宮城県沖クラスのでかい地震が来る、と言われ続けているから防災意識は常にある。というか、調べてみるとどうも前回の宮城県沖地震の四ヶ月前に、今回のによくにた地震が起きていたらしい。なんか、次の大地震がくるのはディケイド単位どころではなさそうな模様。マジか。今年の夏秋にくるんじゃねえのか? ま、逆に言うと今回のは次の宮城県沖地震の予兆のようなものであり、ある意味ありがたくはある。
震える山

5月26日

 帰宅してスーパー玉出で買ってきた食糧をもさもさと食らいつつNHKを見ていると、地震のニュースが流れた。なんでも本日夕方東北地方で震度六のかなりでかい地震があったらしい。震度を表示した地図を見てみると、ちょうど実家あたりが一番震度でかいじゃねえか! マジか、と慌てて自宅に電話をかけてみたはいいが、回線が混雑しててつながらないとのアナウンス。あわ、あわわ。父の携帯にかけたらさすがに繋がったので安心した。父は仕事場にいたのだが、多分ウチも大丈夫だろうといった。今父は家から徒歩15分の公民館に勤務しているのだ。ちょっと安心。だが親戚とか姉とか気になるなー。まあ別段死人が出ている様子もないから大丈夫だとは思うけど。

「兄の殺人者」(D・M・ディヴァイン、現代教養文庫)読了。
 弁護士サイモンは夜遅く、事務所に詰めていた兄オリバーから呼び出しの電話を受けた。しかしそこで待っていたのは兄の射殺死体だった。警察の調査の結果兄が複数の人物を匿名でゆすっていたらしいという証拠が発見され、やがてゆすりを受けていた女性、サイモンの知り合いが逮捕された。兄が恐喝屋であったこと、女性が殺人者であったことを信じられないサイモンは、オリバーの秘書、事務員と手を組んで調査を開始した。という話。
 古きよき黄金時代の本格もの、という感じで楽しめた。61年作品だが。複数のシンプルなトリックを組み合わせることで見た目に複雑な事件に仕上げている。主人公の個人的な家庭事情がからんでくるあたり、ゴダード作品をシンプルにしたような印象を受ける。次の週末はジュンク堂に行って、もう少しディヴァインを保護してこようと思った。面白いよコレ。
あなたにエレンと呼ばれて以来、私の命は、あなたを護る為にありました

5月24日〜5月25日

 HDD集会。カプリチョーザでパスタを食った後ウチでキャリバー2大会。最近コレばっかだな。

 ファントムPS2プレイ中。PC版同様まずはエレンルートで進めていたのだが、気がついたらPS2版新規追加バッドエンドにたどり着いていた。礼拝堂でキャルと最後の決闘をするところまでは同じなんだが、そっから先が大幅に違う。これはこれでアリであろう。ファントムらしいバッドエンドだ。なんか、第二章で完全にキャル寄りの選択を選んでおきながら第三章でエレン狙いで行くとこうなるらしい。ふむ。
 で、その後エレンエンドキャルエンドを見た。エレンエンドはラストシーンがちょっとしたアニメになっていた。エレンがモンゴルの風に吹かれるシーンだ。ならばキャルエンドにもアニメが追加されてんのか、と思ったら、荒野をちっこい車が走って行くムービーが流れるだけだった。なんよこの差は! イヤまあ僕はこのゲームエレンが一番好きだからいいんですけどね。
 DVD版はやってないのでPC版との比較になるが、キャルが懐中時計を構えるシーンとかリズィを撃つシーンとか、要所要所で一枚絵が追加されていたので結構満足。リズィの一枚絵が追加されていたのも満足。あとボイスも文句なし。特に、普段ボソボソとしかしゃべらないエレンが突然感情を爆発させるシーンは痺れた。声付きの勝利って感じ。まあ結局のところ、再プレイではあるもののかなり面白くプレイできた。面白い話は再読に耐えうるものだ。というわけでエンディングすべて埋めるまでがんばる予定。どうも、PS2版はエンディング11種類あるらしい。俺の記憶だと、エレンエンド、キャルエンド、美緒エンド、クロウディアエンド1と2、一人で逃亡エンド、エレンと逃亡エンド、インフェルノ皆殺しエンドがあって、かつDVDで増えたとかいう話のキャルと逃亡エンドに今日見た新バッドエンドが新規追加、のはず。全部で10。俺がなにかを失念しているのか、それとももう一つ新規追加エンドがあるのか。ひょっとしてリズィエンド? 探さねば。あるとすればクロウディアルートからの分岐であろな。リズィと二人で日本に逃亡ってのはありえねえだろうし。リズィが篠倉学園の制服着るだなんて想像も付かない。イヤそもそも彼女が10代だなんてありえん。
(追記)あと第二章でエレンに殺されるエンドがあるんだっけ? それなら計算があってしまうな。チッ。
ペリーオブインフェルノ

5月23日

 とりあえず、週末恒例の日本橋行脚には行ってきた。ジュンク堂にてワードバスケットが売られていたので即時購入。いずれ誰かと勝負する機会もあるだろう。その他五輪の薔薇IIIとかA君(17)の戦争5とか読んでるシリーズものが出てたので購入。先週現代教養文庫祭りをやったから読む本には困ってないんだがなー。

 その後久方ぶりに大正方面に自転車で行ってみた。平日昼間に行ってみると、さすがに車が多いな。いつもは土曜早朝に行ってるからな。腕がほんのり赤く焼けておりちょっと驚いた。もうすぐ六月だものな。
 あと途中、大正の郵便局で官製はがきを買った。野望の箱を応募するためだ。締め切りは五月末だからいい加減出しておかねば。ぬかるまいぜ!

 ファントムプレイ中。訓練場で撃たれたアインと一晩過ごすところまで進めたが、ちまちまと変更がなされているようだ。デート中のティーンエイジャーに変装したアインの一枚絵が増えていたり、アインの下着がものすごく長いタンクトップになってたり、サイス・マスターがアインの肩をなめるシーンがカットされてたり。PS2ではあれもアカンのか。あのシーンはマスターがいかに変態であるかを如実に表わすところであるのでなんらかの代替エピソードをいれてほしかったところだが、まあいいか。
 今のところ、声付きになったことで一番印象深いのは、アレだ。アインに殺された新聞記者。玲二に日本語で話しかけるシーンはもちろんカタコト日本語ボイスが再生されるわけだが、実はつい最近ペリーの肉声を聞いたので、なんかそれに脳内変換されるわけですよ。一度そのように脳内で紐付けされると誰も彼もがペリーボイスでしゃべっているような気がするので困った。きっと、一緒に逃亡している最中アインがふてくされているシーンでは「アナタがシカトするのをシカト見守ることにします」とか、クロウディアの裏切り行為をリズィが責めるシーンでは「ネタは光ってるのよ」とか、ドライが美緒をさらいに行くシーンでは「コレがアノ女のハウスね」とか思ってしまうに違いない。ともかく、あの哀れな新聞記者の名前は俺の中でペリーと決定した。
 あとガトーの兄貴、じゃなくて梧桐の兄貴はステキボイスだと思った。
メイドさんインフェルノ

5月22日

 会社が終わった後、神戸ソフマップにファントムPS2を買いに行った。
 店頭には三種類のパッケージが並んでいた。初回限定版が出るのは知っていたが三つとはどういうことカシラ、とよく観察してみると、そこには通常版、初回限定版、初回限定版プラステレカの三種類が並べられているのだった。なるほど、購買者に選択の余地を広げる素敵な措置だ。以前から、使いもしないテレカのために1000円多く払うのはいかがなものだろう、と思うことしばしだったので、こりゃ初回限定版テレカなしを買えという天の声に違いないと感じた。しかし、とはいえテレカがどんな柄かは気になる。何の気なしにテレカつきのパッケージを手に取ると、裏側にテレカが貼り付けられていた。そこにいたのは、メイド服を装着したエレンとキャルだった。
 正直、自分の目に映ったものを、しばしの間脳が受け付けなかったことをここに記しておきたい。ゲーム中において血と硝煙まみれの旅を続ける彼女らにもっともにあわねえであろうと思われる服装に、思考停止が起きた。我に帰って「貴様らいったい何者だーッ!!」と内心で突っ込みを入れた瞬間には、そのパッケージをレジに持っていっていたのだった。あーびっくりした。よーく見るとデッキブラシで血糊を洗い落としている図になっているのもちょっと面白い。さ、昨日誓ったとおり贖罪を開始いたしましょう。

 明日から三連休。うわーい。しかし予定は皆無。自転車でどっかに出かけてみようか。
贖罪の日

5月21日

 先週土曜日の代休を金曜日に取ることを申告いたしました。これで、明日トラブルでも発生しない限り今週末は三連休。うわあい。明日早く仕事を切り上げられたらPS2ファントム買いに行こうっと。DVD版を買っておきながらとうとう挫折、クリアどころか第一章すら終わらせられなかったという罪を贖う時が来たのだ。いつか来る贖罪の日を、生きて迎えてしまった模様。CG増えてるらしいし新シナリオもあるという話だし。もちろんリズィエンドが追加されるんだよね?

 出勤時、ほんのちょっぴりショッキングな光景に出くわした。目の前にレンズが妙に細い眼鏡をかけたおっさんが座っていたのだが、この人が眼鏡をはずすと、かばんの中から妙に太いペンを取り出して尻の部分をパカッと開き、その中に眼鏡を納めたのである。眼鏡の納まるペン! なるほど、字を書きたいときにハテ眼鏡はどこかしらと探す悩みを解決するコロンブスの卵的発想だ。世の中には人の発想の盲点をつく商品がいくらでもあるものね、と思った。これを考えついた奴は少なくとも馬鹿ではない。

「ハンサムな狙撃兵」(シャルル・エクスブラヤ、現代教養文庫)読了。
 トリノにて、ドンファンとしてならした狙撃兵が刺し殺されるという事件がおきた。被害者は現在進行形で複数の女性と付き合っており、うち一人からは結婚を迫られていた。男女関係のもつれという線からタルキニーニ警部とツァンポール刑事は捜査を開始したが、やがて被害者が死の寸前、分不相応な大金を受け取っていたという事実が浮かび上がった――という話。
 ユーモアミステリの書き手として有名な作者らしいのだが、作品がほとんど絶版のため日本での知名度はかなり低いらしい。なるほど、ミステリとしての構成はシンプルな出来だが、ユーモアミステリ小説としてさほど悪い出来ではなかった。というか、イタリア人をありのままに書くだけでそれはユーモア小説になるような気もするが。加えて作者がフランス人ということで、外の人間の目を通してみたデフォルメというのも為されているのだろう。
ドレミ:デッドリィバージョン

5月20日

 ドレミの替え歌を歌った校長が注意を受けたという話。そのくらい多めに見てやれよ。お子様はそういうの好きなんだし、「レはレイプのレ」とか「ファはファックのファ」とか歌ったわけでもなし。まあこのニュース自体はさほどどうということもないんだが、これの英語版記事がちょっとかっこよかった。"Deadly version of Do Re Mi"とは無駄にかっこいいような気がする。

 今日も阪神勝った模様。というか今日の阪神広島戦は1位と2位の対決ということに気がついて愕然とした。今年こそマジで優勝できるかな。フラチン野郎なんかに負けるなよ。

「鉤」(ドナルド・E・ウェストレイク、文春文庫)読了。
 離婚訴訟のプレッシャーから、書けば即売れるにもかかわらず書けない有名作家がいた。能力はあるのに、出版社を見つけられないでいる中堅作家がいた。そんな二人が出会ったとき、有名作家ブライスは中堅作家ウェインに話を持ちかけた。俺は作品の売り手はいるが作品がない。おまえは作品はあるが売り手がいない。もしおまえが俺の妻を殺してくれたら、おまえの作品を俺名義で出版社に売り、契約金の半分をやろう。ウェインは妻に相談し、熟慮した上で、この契約に乗った……という話。
「斧」の姉妹編とある。アレはアレで面白かったがこれはこれで痺れた。最後の最後まで途切れることのないサスペンスにサクサクと最後まで一気に読めた。よく読むと、殺人が全体の1/3時点あたりで起きたきり、あとは特にどうという動きもないのだが。五件だか六件だかの殺人があった「斧」とは好対照。たった一回の殺人シーンも鮮烈で、それでいてあとから読者の心にボディブローのように効いてくる。ウェストレイクの芸の広さを見せ付けられる一冊だった。傑作。
ディアッカ氏、拙者がケーキを切って差し上げるでござるよの巻

5月19日

 今朝は驚くほどだるかった。土曜出勤終電ブッチギリの疲れが抜けねえなあ。

「ユービック:スクリーンプレイ」(P・K・ディック、ハヤカワ文庫SF)読了。
 ユービックの映画化の話が持ち上がった際に、ディック自らが書き下ろした映画シナリオである。基本的に内容は一緒だが、最後の部分がほんのちょっとだけ変えられ、原作よりもより強く希望が表わされたラストとなっている。ディック自らが再構成を行ったということで、ちょっとわかりやすくなったかな? あと序文にディックの自分の作品への考えやら態度やらがつらつらと書かれていてこれもまた面白い。
ある出版社への挽歌

5月18日

 昨日はお仕事であったため、週末恒例の日本橋行脚を本日行った。その途上、難波ジュンク堂三階にてボードゲームフェアが行われているのを発見。テーブル一個分のスペースのちんまりとしたものではあるが、とにかくフェアはフェアだ。ボードゲームって最近市場を拡大しつつあるのカシラ。
 さらに一階にて現代教養文庫投売りフェアも行われていた。ほとんど半額でラッキー&この機を逃したら絶版の可能性大でありピンチ、ということでいろいろ物色する。結果、シャルル・エクスブラヤ「ハンサムな狙撃兵」、ヘンリー・ウェイド「死への落下」、アントニー・バウチャー「シャーロキアン殺人事件」、レオ・ブルース「ジャックは絞首台に!」、D・M・ディヴァイン「兄の殺人者」と五冊も買ってしまった。というかエクスブラヤとかヘンリー・ウェイドとか現代教養文庫で出してたのね。社会思想社が潰れてから知るこの真実。オレはあまり良い社会思想社のファンではなかったな。

 その後ザウルスにてソウルキャリバー2が4000円で売られているのを発見したので即購入。安かったのでつい手が出た。まあどうせ買おうと思ってたしな。とりあえず使用可能キャラは全員出したし、レバーも揃えたから対戦環境は整った。さすがにゲームキューブ版に比べると微妙にローディング遅いけど、まあ許容範囲ではあろう。

 ガンダムSEED鑑賞。昨日の問題の答えは1でした。その後フレイがディアッカを撃ち殺そうとする展開は意表をつかれたが、昨日の問題はあくまで「誰が刺そうとしたか」という点に限定していたので。ミリアリアさんがあまりにもいい顔をしていたので、ネットの海からキャプチャー画像を拾ってきてマイマシンの壁紙にしました。ミリアリアが右手にナイフ持ってすごい顔でディアッカをにらんでる画像。ものすごく好意的に見れば、両手を使えないディアッカにケーキを切り分けてあげようとしているシーン、と解釈できなくもない。掲示板の上部に張り出して公開したいところだが、あまりよろしくないんだったよな。やめとこう。
サバくのは誰か?

5月17日

 月曜納品物を仕上げるために金曜土曜と終電ブッチギリで仕事しておりました。もーイヤ! 帰りに大阪駅からタクシー乗って御堂筋を南下していると、行く手の信号が手前から順番に青くなっていってタクシーがうまいこと流れていくのを見て「うわーいステキステキー」とか思ってしまうのが特にイヤ! 「今日は梅田新今宮間タクシー代金最安値記録更新だぞ〜」とか考えてしまうのもイヤ! もう寝る寝る。来週どこかで代休を取ることになるだろう。

 つうわけで土曜日の録画物の鑑賞は全部明日回しとする。といってもガンダムSEEDとカレイドスターしかないわけだが。結局ディアッカを刺したのは誰なのか気になる。。犯人の正体は今のところシュレディンガーの猫状態であり、鑑賞するまでは誰でもありうるわけだ。ピンク色の制服を着た何者かの腕だけが画面に写っている、という事実から考えるに、ある程度犯人の正体は絞れてくる。
1:ミリアリア(本命)
2:フレイ(次命)
3:女装したサイ(大穴)
 女装してディアッカを油断させておいてからグサッと一発。以前キラに腕をひねられたおかげで、コーディネーターと正面から戦っても勝てないということをサイは学習しているはずだ。でも刺すくらいだったら、フレイを取られた時点でキラを刺しているような気もする。フレイも刺すなどという直球勝負は似つかわしくない。やはりミリアリアなのかなあ。
 ま、可能性だけならなんとでもいえる。なぜか突然マリュー艦長が茶目っ気を出してピンク色の制服を着て色仕掛けでディアッカからなんらかの情報を引き出そうとしたところ、「にあわねえんだよババア」と言われたのでキレて刺し殺そうとしたとか、何故かニコルが生きていて「投降するなんてこの根性なし!」と叫びつつ刺すとか。とにかく、明日鑑賞すべえ。