ジャンキースポーツ

第七回
●「20世紀最後新日本G1クライマックス総括」●

プロレスファンにとって、もはや夏の風物詩となった新日本のG1クライマックス。
今年は東京、大阪にとどまらず広島でも開催され、
各会場に足を運んだかたも多いと思う。

G1に先駆けて7・30横浜アリーナでは長州力が復活。
長州戦を熱望した大仁田厚とノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチを行った。
チケットが前売りの段階ですべて売り切れ、
当日は1万8千人(超満員札止め)が邪道の最後、長州の復活に酔いしれた。
また「スポコン」でお馴染みのテレ朝真鍋アナとの
約2年にもおよんだ大仁田劇場もこの日終焉を迎えた
(しかしアリーナ全体の大真鍋コールはすごかった)。

さて今年のG1は第十回記念大会らしくその質、量ともに
近年まれにみる大規模なものだった。
参加選手を4つのブロックに分けて各ブロックで総当りリーグ戦を行い
最高得点者が準決勝、決勝に進む。
現在の新日本でのNO.1を知るにはもってこいのシリーズなのだ。

また史上初めてJrヘビー級(体重100キロをきる選手)から
ライガーと高岩が参加、ライガーはリーグ戦で
見事へビー級の後藤を下し、念願のヘビー級越えを果たした。

8月13日の決勝戦は昨年のG1をとった中西学と
現在IWGP王者の佐々木健介との顔合わせとなった。
中西の猛攻、アルゼンチンに耐えた健介が2度目となる夏男に輝いた。
IWGP王者としてのG1制覇は武藤敬司につづいて史上2人目の快挙である。

しかし今回のG1は外国人選手がいまいちだった。
第一回大会のベイダー、ノートン
ビガロと比べるとそのスケールダウンは否めない。

だがそんなことをも吹き飛ばす事件が勃発した。
8月11日の休憩時間にそれは起こった。

「全日本プロレスの淵正信選手 この会場にいらしていたら…」

田中リングアナが呼びかけると、花道の奥からなんと淵が現れた。
両国国技館中に大 淵コールが沸き起こり、それを背に受け マットへすすむ淵。
マットに上がり

「長い間新日本との間にあった壁をぶち破りに来ました…」と一言。

そして長州力現場監督と歴史的な握手。
ついにプロレスファンが夢にまで見た
新日本と全日本との交流戦のスタートである。

このときちょっかいを出してきた蝶野との遺恨も生まれた。
まずは9月2日の全日本の日本武道館大会に蝶野率いる
TEAM2000が殴り込む。(全日ファンはどういう対応をするのか)
8月27日はPRIDE西武ドーム大会にケンドー・カシンが参戦。
桜庭、田村に続いてのグレイシー狩りを狙う。

ここにきてかなり動いてきたプロレス・格闘技界、
プロ野球・Jリーグもうかうか出来ないぞ!!。(特にセリーグ聞いてるか!!)

●次回予告●
シドニーオリンピック開幕まであとわずか!!。
次回以降のジャンキー・スポ-ツはオリンピック関連ネタ
(野球、サッカーはもちろん、水泳、ハンドボール、ヨットに至るまでを網羅)
あくまで予定ですが。
オリンピックの後は大相撲、秋にはG1も待っている。ご期待下さい。

  

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