年明けとともに サッカーの天皇杯あり、翌日には箱根駅伝あり、
お雑煮を食べ、おせちを食べ、スポーツファンのお正月のしめを飾るのは
毎年恒例となった 1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会である。
ここ数年はその日にTV放映されるために
ご覧になった皆さんも多いのではないだろうか。
翌日のほとんどのスポーツ紙で
1面トップでこの大会の模様を伝えていたところが多く、
もはや社会現象(大げさかな)にもなった1・4東京ドーム。
そもそも1・4が注目され始めたのは、
2年前の大仁田参戦、小川の暴走がきっかけである。
昨年は山ちゃん(山崎一夫選手)の引退試合ということもあり、
なかなか落ち着いた大会であったのだが…。
今年もっとも注目されたカードは長州×橋本戦である。
両者の遺恨を清算させるために組まれたこのカード。
橋本は昨年4・7東京ドームで小川に敗れ引退、
その後折り鶴運動により10・9東京ドームで復活、
試合後 独立宣言し新日本を解雇、
新団体設立、ノア参戦、と激動の1年を送った。
さらに12.31大阪ドームでの猪木祭りにおいて
「PRIDEの番人」ことG・グッドリッジを撃破し、
その勝ちっぷりは抜群のコンディションを感じさせた。
そして迎えた1・4、
橋本の入場テーマ「爆勝宣言」がドームに流れると
ものすごい数ののぼりが建ち並ぶ。
続いて長州の入場だ。
大仁田戦以来となる「パワーホール」が鳴り響く。
そして試合開始のゴング…。
なかなかコーナーを出ない橋本、いきり立つ長州。
橋本のキック、長州のパンチ、これはもう試合ではなかった。
相手が倒れてもフォールにいかない、
ただひたすら殴り合い、蹴りあうだけ、
いわゆる「しょっぱい試合」である。
10分を過ぎたところで藤波社長が試合を止める。
東京ドーム全体に大ブーイング。
物が投げ込まれ 異様な雰囲気となる。
隣の奴は 飲みかけのペットボトルを取り出した。
「おいおいそれはないだろう、やめろ。」と言うと、
「こんなの納得できないですよ。」と怒っている。
投げるのならものの入ってない奴を投げろというと
そいつは「そうですね。」と言って落ち着いた様子であった。
結局 異様な雰囲気はメインイベントの試合が始まっても続いた。
見てる観客が集中できないんだから、
リングで試合してる選手はそれ以上に集中できなかったのではないか。
今回のドームは本当に後味が悪かった。
後日 TV放映を見る。
ファンが暴動寸前になったシーンはカットされていた。
まぁ当たり前だよね。
◆次回予告◆
ついに復活した神戸製鋼、
大学勢はどこまで食いこめるのか!?
国立競技場に立つのは果たしてどのチームか?
21世紀のラグビー界を占う選手権。
「どうなった日本選手権」
ご期待下さい。