ジャンキースポーツ

第13回
●「どうなった日本選手権」●

やはり勝てないのか…。
テレビが伝える試合結果を見ながら友人が呟いた。
今年も全敗であった。

「大学生 対 社会人」の構図がはっきりとわかるラグビー日本選手権。
結果として大学勢は1校も準決勝には残れなかった。
とりわけ「タイガー軍団」が復活した慶應大は
上田監督自ら「全然ダメ」とダメ出しするほど 神戸製鋼にいいようにやられた。

関東では慶応の強さはけた違いである。
ここで関東の学生ラグビー界を簡単に説明すると
対抗戦グループ と リーグ戦グループ という2つのリーグから成り立っている。
その中でも 早、慶、明 の強さがけた違いであり、
関東学院大、大東大が追いつき追い越せでがんばっている。
(我が母校 日大もうちょっとがんばれ!!)

一方、関西はこれまた同志社が復活、
京産大の一人勝ちにまったをかけた。

* * *

ラグビーはそのルールの複雑さから敬遠する人が多いと聞く。
しかし最近 TV中継では副音声でルール解説を取り入れるなど、
初心者にも実にやさしいスポーツである。
また「太った奴は運動できない」という スポーツの常識を木っ端微塵に打ち砕く。
ラガーマンをみてほしい。がりがりの奴は一人もいないはずである。
大学の対抗戦は異様な盛り上がりをみせる。
秩父宮ラグビー場には多くの学生が詰め掛ける。
「相手の陣地にボールをおけば勝ち」
始めはこれだけでOKだ。

それでも難しいという人は一本のドラマをお勧めしよう。
「スクールウォーズ」
最近DVDでも発売されたのでご覧になった人も多いだろう。
僕はこのドラマはリアルタイムでは見たことがない。
再放送でどっぷりはまったくちである。
山下真二演じる泣き虫監督率いる川浜高校が
花園で日本一を成し遂げるまでのサクセスストーリー。
展開もまさに大映ドラマ大爆発といった感じでなかなかおもしろいのだが、
ラグビーの基本的なルールも実に分かりやすく紹介されている。
それこそ 本屋でルール本を買うよりはよっぽど楽しめる。

* * *

さてラグビー日本選手権は 2月18日に
一回戦を勝ち上がった神鋼×NEC 、サントリー×トヨタの組み合わせで行われる。
順当にいけば神鋼×トヨタの決勝になるのだろう。
果たして神鋼が9回目の日本一に輝くのか?。
それともそれを阻むチームが現れるのか?。
そして来年こそは大学チームの社会人撃破を強く望みたい。
そうしないと日本のラグビー界は変わらない。

最後に「北の鉄人」新日鉄釜石が東日本リーグから降格した。
日本選手権7連覇のかっての強豪は
来季から東北リーグへその舞台を移す。
                  (続く)                    

◆次回予告◆
次回は少し趣向を変えて、スポーツエンターテイメントの事を書こうと思います。
アメリカのXFLやメジャーリーグを題材にしたものをお送りする予定です。
乞うご期待!!

  

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