ジャンキースポーツ

第21回
●「プロ野球界のルールとは?」●

久々に胸クソ悪い試合を見た。
5月25日東京ドームの巨人×ヤクルト。
完投勝利目前の9回裏、一人のピッチャーが涙を流した。
「完投出来なかったから悔しいのかな?、熱いなぁ。」と
ほとんどのプロ野球ファンは思ったのではないか?。  

しかし翌日のスポーツ紙の報道でその涙の真実は明らかとなる。
「死んだ相手にそこまでするのか。」
「球界の常識を知らないのか」
7点差でヤクルトリードの9回表 ショートゴロで一塁に全力疾走した
プロ2年目の若者に対して、そんな野次が巨人ベンチから飛んだ。
「プロ2年目なのに球界のルールを知らなかった」
親しい記者に試合後そうコメントしたその表情は
勝利投手となった喜び以上に、落胆の色がありありで
まるで敗戦投手の表情に近かったという。  

そもそも球界の常識とはなんなのか。
藤井の行為を非常識だと責めるのなら、
巨人の9回裏の攻撃は3人で終えるのが常識ではないのか。
人を泣かすような野次を考える暇があったら
ベンチ裏で明日のためにバットを振ったらどうなんだ。
(でも”ピッチャーへばってるよー”みたいな野次は
僕は高校時代よくやってました。)

もっとも巨人の後藤選手は試合の翌日に「昨日は悪かったな」と謝ったらしいが、
球団としての見解は未だにない。
お得意のうやむや攻撃ですか、巨人フロント陣。
今回の事件(といってもいいだろう)は巨人ファンでさえ
「何も泣かすことはないだろう」と言う人がほとんどだ。
(泣くこともないだろうという意見もあったが)
メジャーリーグでイチローや新庄がのびのびとプレーするのを
ニュースで見ていると、今回の件も含めて「小さいなー日本のプロ野球は」と
ついつい思っちゃいますね、特に今年は。
仮に我がドラゴンズが汚い野次を飛ばしても同じようなことを書いたと思う。
(昨日の星野監督が2段モーションの抗議した時、
出てくんなよー監督と少し思ってしまった。)

さて悔し涙を流したゲームからほぼ一週間後の5月30日、
再び巨人と相対した若武者は 投げては8回途中まで5安打無失点、
打っては2安打2打点の大活躍。
「この前のことがあるので、打たれたら、なんだ弱い奴と思われる」
試合前にこう語り、どうどうと巨人打線をねじ伏せた。
「もっと大きな投手になりたい」
今季対巨人戦3連勝の”新巨人キラー”は爽やかに
ヒーローインタビューでこうコメントした。
ありがとう、そしてこれからも頑張れ!、
ジャンスポは藤井投手を応援します。

それからいいかげんこんなことは書きたくないんだが、
日テレちゃんよー、身内の恥を隠したい気持ちは分からんでもないが、
藤井問題に触れもしないのはあんたのとこだけだぜ。
(他のTV局はほとんどこの事件を取り上げた。
なかでもニュース23の筑紫さん、「藤井はいいね。」と
巨人ファンでありながらこのコメント。ファンの鏡だね。
それに対し徳光は…)

* * *
パリーグでは西武のカブレラ。
考える怪物は2ヶ月連続の二桁本塁打を放った。
このままのペースだとプロ野球記録はおろか70本も夢ではなくなってきた。
ここで日本プロ野球界の偉ーい人達へお願い。
仮に王さんの記録が抜かれそうになっても敬遠、敬遠なんてことは
ならないように変な指令は出さないでね。
僕は 日本プロ野球界の失敗は21世紀までONを引っ張ってきたことだと思う。
昨年のON対決で二人を勇退させるべきだった。
ただ客をよべる監督がON以外にいないことが実は大問題だったりするのだが、
今回はこの辺で。

* * *

◆次回予告◆
久々に炸裂したジャンスポらしさ、このテンションを保ちつつ
次回は水泳を取り上げます。
世界水泳まであと少し。日本水泳陣の憂鬱とは、
イアン・ソープはなぜあんなに早いのか!。
「世界水泳いよいよ開幕!」(仮)
お楽しみに!!

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(著:キリン生絞りのCMの丸坊主はちょっとむかつく ヒールホールド)
(編:ライオンズ柴田が 良い2番打者の働きをしてるので喜んでる 新開)

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