ついに始まったサッカーW杯。
ベッカムは本当に復活するのか、ロイ・キーンは果たして帰ってくるのかなど
今回も話題はつきない。
しかも前回王者フランスが開幕戦で敗れる波乱ぶくみの幕開け。
しかーし この季節、忘れてはならないもうひとつの祭典、
それが年に一度 Jr選手達が壮絶な星の潰しあいを展開する
新日名物「BEST OF THE SUPER Jr」だ。
今回はこの開催を記念して、古今東西のマスクマン(覆面レスラーともいう)
を紹介していこう。
* * * * *
★タイガーマスク
ご存知 漫画の世界から飛びだしたマスクマン。
初代タイガーは昭和56年(古!)
衝撃的なデビューを果たし、四次元空中殺法や多彩な蹴りを駆使して
日本全国に大ブームを巻き起こしたと聞く。
2代目タイガーは 現ノア総帥 三沢光晴、
3代目は 現在TEAM2000の 金本浩二。
2代目、3代目がともに試合中にマスクを脱ぎ捨て
タイガーマスクであることを放棄したことから
いかに初代の存在が大きいものであったかというのがうかがえる。
しかしながら、私ヒールホールドは初代はおろか、
2代目タイガーの勇姿ですら リアルタイムで見ることは不可能だった。
そのかわり、自分達の周りの27〜30代半ばのプロレスファンに聞くと
熱く佐山タイガーへの想いを語ってくれるはずだ。
ビデオで見る限り、初代は並外れた跳躍力を持っていたというのは確認できた。
今は みちのくプロレスで4代目が活躍中。
関係者筋によれば、初代佐山タイガーに一番近いらしい。
今回の SUPER Jr にもエントリー。気になる人はチェックだ。
★ミル・マスカラス(メキシコ)
仮面貴族、千の顔を持つ男 などと言われた
タイガーマスク以前の人気マスクマン。いまだに現役。
入場テーマ曲はZIGZO(ジグゾー)の名曲「スカイ・ハイ」。
子供ファンに絶大な人気を誇っていたため
よく夏休みを狙って来日することが多かった。
そのため、一般的には夏といえばTUBEだが、昭和からのプロレスファンにとって
夏といえばZIGZO 、夏といえばスカイ・ハイというのは有名な話。
弟のドス・カラスもマスクマン、さらにその子供である
ドス・カラス・Jrは ついに総合格闘技に参戦。
パンクラスの渡部謙吾選手の腕を折り、勝利してしまった。
ルチャドール恐るべし。
★獣神サンダーライガー(新日本)
その知名度・実力で現在のJr戦線、いやプロレス界を引っ張り続ける最大の功労者。
もともとはタイガーマスクの二番煎じで送り出した ザ・コブラがものの見事にはずれ、
新たに子供ファンをターゲットにするために
新日本が満を持して投入したお子様向けマスクマンであり、
デビュー時には角も一本でリングネームも 「獣神ライガー」だったのだが、
負けが込んできたので 角を2本増やし「獣神サンダーライガー」とリニューアルし現在に至る。
170cm足らずの身長ながらそれを補うパワーで日々戦い続ける。
ライガーが出てくると会場の雰囲気がガラっと変わる。
正体はプロレスファンなら誰もが知っている Y選手。
新日本では若手時代から影の実力者と言われ、シビアな関節技など
裏のテクニックに通じているところから、個人的にはPRIDEに参戦して
秘められた実力をぜひ披露してもらいたい選手の一人。
念願だったノアとの交流戦が始まり、なぜか日テレアナウンサー陣との遺恨も勃発。
こちらも楽しみである。
★ウルティモ・ドラゴン(闘龍門)
イチローと並ぶ名古屋が生んだスーパースター。
身長が170cmに満たないため、新日のプロテストに落ちるも
単身メキシコに乗り込み 夢を勝ち取った苦労人。
その甲斐あって、ルチャリブレが国技のメキシコにおいて 国民的スターにまで上り詰めた。
メキシコでは 知らない人はまずいないと言われている、それくらいの有名人。
今はなきWCWでも活躍。怪我がなければ WWFからもお呼びがかかったのはまず間違いない。
場外へのラ・ケブラーダは圧巻。
現在は治療のためセミリタイア状態。
また闘龍門という団体を主宰し、後進の選手の育成にも積極的である。
★ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
日本では珍しいルチャ専門団体、みちのくプロレスのエース 兼 社長。
みちプロは ゴザ(!)の上で お年寄りから子供まで安心して楽しめる
おすすめのプロレス団体だ。
団体旗揚げ当時、みちプロは東北地方でしか見れないと噂が流れ、
一時期ヒールホールドは本気で山形大学、岩手大学受験を考えていた(笑)。
第一回 SUPER-J-CUP準決勝でライガーを破り、
両国国技館を感動の渦に巻き込んだのは語り草になっている。
その後 IWGPJrのベルトを取ったり、Jr8冠王者になったりと
すっかり日本を代表するマスクマンに成長した。
頭蓋骨骨折やひざの故障を抱えながらも、
今日も東北のどこかでルチャリブレの普及に努めている。
★エル・サムライ(新日本)
もともとライガーのライバルとして登場したのだが
今ではすっかりライガーの片腕と化している(笑)。
プロレス界きっての競馬王。
日夜ダビスタに取り組み、最強の名馬を作り出す才能は
全国のダビスタマニアの中でも屈指。
ここ数年は試合中に突如ブチギレることが度々あり
「キレたサムライは怖い」とファンの間では話題になっている。
★ケンドー・カシン(全日本)
マスクを被ればやりたい放題 、急所攻撃は当たり前、
レフリーに手を出したり、せっかく防衛したチャンピオンベルトは足蹴にするわ、
認定証はビリビリに破くわと かなり悪態三昧。
試合後のコメントもトンチの聞いたものが多い。
新日時代のSUPER Jr優勝時にはその優勝賞金を
全額 コソボに寄付するなど粋な一面も持つ。
一方で 素顔の石澤常光になれば、PRIDEでグレイシー狩りを果たすなど
ガチンコにも強さを発揮。
今年に入って「中西に騙された」とよく分からない理由で
当時 IWGPJr王者にもかかわらず全日本に電撃移籍。
全日マットでも カシンらしさは相変わらずで、
今はブッチャーとタッグを組んだりしている。
個人的には大好きな選手の一人だ。
★スーパーライガー
正月名物 新日 1・4 東京ドームに突如あらわれた謎のマスクマン。
全身ゴールドで怪しさ大爆発だったが、なぜか一回こっきりで終わってしまった。
今にして思えば 正体は
WWF初代統一世界王者 Living Legend(本人談)'Y2J' クリス・ジェリコか?。
しかしY2Jといい、エディ・ゲレロといい
日本でいい仕事してた選手はメジャーでも活躍してるよなぁ。
★スペル・デルフィン
ユニバ、みちプロとサスケと共に歩んできたが
考え方の違いから みちプロを退団。
今や大阪の新名物となった大阪プロレスを旗揚げ。
こてこての関西ノリでファンを楽しませる。
得意技は大阪臨海掌底アッパー。
★カレーマン
みちプロが主催した「覆面ワールドリーグ戦」に初参戦し
数合わせ、ウケねらいの選手といった大方の予想を裏切り
壁ムーンサルトなど優れた身体能力を披露。
ついに今年 SUPER Jrにエントリー。
あっさりと勝ち星を挙げ、今大会のダークホース的存在である。
(とか書いたらすでに4敗。現実は甘くない…)
★愚乱・浪速(全日本)
カニのマスク、阪神のハッピ、入場テーマは「かに道楽のテーマ」、
得意技も コーナーかに歩きからのエルボードロップと
カニづくしと浪速イズムのマスクマン。
デルフィンの弟子なのだが、完全に独り立ちし 現在は全日に参戦、
カシンらとジュニア戦線を盛り上げている。
常にお笑いを優先するファイトスタイルなので、勝ち星に恵まれないのはご愛嬌だ。
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・・・と、最低限これくらいを押さえとけば
飲み会とかでマスクマン関係の話題が出たとき 話題についていけるはずだ。
ただその時、くれぐれも
「プロレスなんてやらせでしょ」なんて
場をしらけさせる言葉は禁句ですぞ。