必殺戯言人バックナンバー
2001年5月

5/31(木) これで一安心かな

 就職活動も一段落つきそうで良かった。あまり後に引っ張りたくない事項だからね、これは。
 家では相変わらずサクラ3三昧。これじゃいかんな(笑)。とりあえずはミニゲームの攻略とかイベントグラフィックの収集とかをしてるんだけど、なかなかどうしてめんどくさいな。特に光武ナックルがどうしてもうまくいかない。どうすればクリアできるんだろうな。
 サクラ3のイベントで気になったところといえば、大神がコクリコにご飯を上げるシーンだな。あの時の大神の配膳の仕方が「左膳」になってるのだ。食事の時、ご飯の入った茶碗の、自分から見て右側に味噌汁などの入ったおわんを置くのが日本のマナーなのだ。左側に置くと、仏壇にご飯を供えた時と見た目が同じになってしまうので嫌われている。これについては最近のドラマでもほとんどおざなりになってることなので、少し注意してもらいたいもんだな。
 あとは「ゴリラがサーカスにいた」とかいう下りだけど、ゴリラが実在の動物として認知されたのは20世紀に入ってからだから、あの時代でサーカスで飼うことが出来たのかどうか少し疑問に感じてしまう。でもそこらへんはあまり詳しく知らないし、気にするほどのことでもないだろう。
 ちなみに以前、「サクラシリーズには萌えキャラがいない」と書いたけど、よく考えてみるといた。いることはいるけどサブキャラなんだよな(笑)。しかも帝都と巴里とでほとんど同じような娘が萌えキャラになっている。嗜好バレバレだな…。


5/28(月) そう言えば30周年

 今日は特にすることもなく、26日発売のマガジンZを立ち読みする。しかしこの雑誌は仮面ライダーSPIRITS以外は大して面白い作品がないな。なんか読む人のことを考えずに作者だけが満足しているような作品ばっかりだ。まあそういう意味ではSPIRITSも境界はギリギリなんだろうけど。
 で、今現在放送中のアギトのことを少し考えたのだけど、なんか最近のアギトはクウガと同じく、得体の知れない閉塞感に支配されてしまっている気がする。新しい事を求めているその姿勢はわかるんだけど、ドラマばかり重視して各話ごとのアクションシーンとか見せ場をおざなりにしてしまっていては、次回を見ようという気分にならない。せめてそろそろ怪人との決着は1話で済むようにならないだろうか。先日のジャッカル怪人など、大して強くもないくせに単独で3話も登場して、さすがに飽きてしまったよ。
 後最近の不満と言えば、やっぱり悪女は演技力のある女優が演じないとダメだよな。見てて腹が立ったよ(笑)。


5/25(金) 目が体から離れる…

 今日は説明会を受けに水道橋まで行き、ついでとばかりに終わってから秋葉原に直行した。水道橋駅から歩いて10分程度だから楽だねえ。
 今回の目的はリニューアルオープンしたアニメイト。昭和通り口の方に目立たずに存在していたアニメイトが、今では電車に乗っていてもわかるくらいのビルになってしまっているのだからすごいもんだ。あんなに大きいのは他には池袋店くらいじゃなかろうか。中では何も買わなかったけど、十分に楽しめた。
 後は定番どおりのコースを廻って帰路についた。今日は購入目的ではないので何も買わなかったが、やはり同人誌は中がわかるほうがいいな。そうすれば外れを手に入れる確率も少なくなるし。中古同人誌で外れを手に入れた時ほど落ち込むことはないからなあ…。あ、そう言えばK−BOOKS行かなかったな(笑)。
 そんな中、ある店で「ウルトラQ」のDVD発売のポスターを見た。マン、セブンと来て新マンではなくQである。まあ妥当と言えば妥当だけど、最新の映像媒体であるDVDで白黒映像を見るというのもなんか変な感じがするね。とりあえずは自分の目を体から離して、アンバランスゾーンに入り込ませることをお勧めする。
 最後に某氏へ。あなたがなぜか知らぬふりをするあの同人、結構高値がついてました。俺にばらしてでも冬コミで買ってよかったね(笑)。


5/22(火) 巴里は燃えているか

 何のかのと言って、もうサクラ3をクリアしてしまった。まあ一日中ゲームしかしてないんだからクリアできて当然と言えば当然なんだが、それにしてもダメな生活を送ってるな(笑)。
 一応順当にヒロインはエリカにしてクリアしたのだけど、どうもこのサクラシリーズで僕には適当な萌えキャラがいないので、あまり深い思い入れがない。全員微妙に僕のポイントとずれている感じがするのだ。まあキャラ自体は魅力的だから別に文句はないのだが。
 しかし三ツ矢雄二さんや天野由梨さんの声は久々に聞いたな。三ツ矢さんは最近は演出や指導の方にまわっているから露出が少ないのはわかるけど、天野さんは最近どうしてたんだろうな?ある程度のことは知ってるけどね…。


5/20(日) 絶対正義、帝国華撃団!

 今日の深夜3時ごろにサクラ2を無事にクリア、つまりバイトから帰ってきてからクリアしたわけである(笑)。で、そのまま勢いに乗ってサクラ3をようやくプレイ開始した。2のエンディングで海軍の制服を着て旅立った大神はどこで着替えたのか?などという野暮な突っ込みは一切せずに、とりあえず1話の戦闘前まで話を進めた。うーむ、さすがドリキャス。画面も綺麗だねえ。
 で、一旦寝てから戦闘シーンをプレイ。すごいね、さすがに。セガの意地を見せ付けられた感じがするよ。シェンムーにこだわるよりこっちの方を重視した方が良かったんじゃないか(笑)?僕の操る大神隊長もどこまでも硬派を貫いてくれて小気味良いですなあ。ちなみに僕は正義を守るヒーローと言うのは硬派でなければならないという考えを持っているので、「2」では大神の硬軟ゲージは常に青かったよ。
 まだまだ終わらない感じがするが、まあそれはいいだろう。ゲームをしながらふと、エリカはどこにマシンガンをしまってるのかと考えてしまったが、パッケージイラストを見れば一目瞭然だった。早く気づけよ(笑)。


5/18(金) やっと公開されました

 ついに最新情報が公開されました、「スーパーロボット大戦α for DREAMCAST」。実は最新情報については某所でかなり早い段階から確認していたのだが、やはり非公式の段階だったのでここで書くことを控えていたのだ。このゲームのためだけにドリキャスを買ったようなものだし、今から7月が楽しみだねえ。
 さて、12日に書いていたネタをそろそろばらすとしようか。「3Dの○○○○○○」というのは「超電磁スピン」のことで、「3Dで3D」云々と言うのは「3DでガンダムZZに出てきた3Dが」云々と言う事なのである。ちなみにZZに出てきた3Dと言うのは黒い三連星のような三人のチームを組んでいるネオ・ジオン将校で、ジャムル・フィンを駆って三位一体の攻撃を行い、ジュドーを苦しめた連中の事である。64版には登場して敵のくせして合体攻撃を使用してきたのだが、さすがに今回は合体攻撃があると言ってもこいつらは出てこないだろう。
 せめて新規参戦組とかもあればいいんだけど、さすがにそれは無理なんだろうね。


5/16(水) 東京ファンタ以来

 今日は就職試験を受けに渋谷まで行ってきた。渋谷に行くのは去年の東京ファンタの時以来だが、なぜか少し道に迷ってしまって大変だった(笑)。今回は筆記試験だったのだけど結構難しくて苦労した。しかし就職試験はやっぱり面接が最重要なので、気は抜けないね。
 試験を終えてからは家に戻りつつ、近くのゲーム店でサクラ大戦2と3を購入。まだ1はクリアしていないがクリアしてからの準備のために購入しておいた。早く3をやってみたい気もするが、何度も言うけど各作品のシステムデータ、ついでにクリアデータも欲しいのでしょうがない。
 僕はシリーズものの作品でそれぞれの作品ごとに関連性がある場合、その関連性をすごく大事にする傾向があるので、3が1と2の続編であるならばそのクリアデータを使用して前2作との関連性を残しておきたいのである。単純な話、「前作の主人公が新作に登場する」というシチュエーションに僕はとても燃えるのである。だからスカイライダーの中で不評を買うことが多い歴代ライダー登場編も大好きなのである。やっぱり同一シリーズなのだから多くの手駒を見せて視聴者やユーザーを楽しませてもらいたいものである。
 最近の作品はこの「楽しませる」という意識に少し欠けてるような気がしてしょうがないんだよな…。


5/15(火) 悪を蹴散らし正義を示す

 無事にグランディアUをクリアしたので、大学近くのゲーム店で「サクラ大戦」を購入してきた。自宅の近くではどこにも売っていなかっただけに買えて良かった。サターン版は遊んでいるのだから別に買わなくてもいいとも思うのだけど、システムデータを「3」の方に流用したいので、今回購入する事になった。
 グランディアUは前作と違って完全なハッピーエンドになってはいない感じがしたけど、やはり全体的に見てみると前作の方が面白かったな。魔法のエフェクトはカッコよかったけど、ストーリーがちょっと陳腐すぎるのが気になったな。まあそれでいいのかもしれないが。
 サクラ大戦の方は以前に書いたかもしれないが、3年程前に初めてプレイしてお気に入りのゲームになった。一般的にファンがどういうふうに遊んでいるのかはわからないが、僕は「可愛いヒロイン」よりは「カッコいいヒーロー」の方が好きなので、大神隊長がカッコよければそれでよかったりする(笑)。


5/12(土) C・レヴォ?

 どうでもいいが今日のバイトで、コピー機にC・レヴォの会場図らしきものを忘れていった人がいた。他の人は大して気にとめてなかったけど、僕はわかってしまう分だけ苦笑してしまったよ。
 さて、昨日ドリキャスを無事に購入し、ついでにと一緒に購入した「グランディアU」で今は遊んでいる。なんちゅうか、UはTと比較してもストーリーの骨子自体に大きな変更がないのが残念だった。Tはとにかく明るくことが進む前半と、やたらめったらクサいセリフが連発する後半とのギャップが売りだった(笑)のだが、Uは良くも悪くも普通のロープレになってしまっていて、ちょっと個性がない気がする。面白いからいいんだけどね。
 さて、後は来週あたりに「あの」ソフトの発表があるかどうかだな。大スクープで特集してもらいたいものだ。なんせ3Dだからね。3Dの○○○○○○なんか見たら、ものすげえ興奮するんだろうな。出来具合にもよるけど。3Dで3Dを見てみたいってのもあるが、わざわざドリキャスで見ることはないか。あれは64で十分だ。…今は意味不明な言葉だけど、本当に発表されたら解説することにしよう。


5/10(木) もう少し経験値を得よう

 知ってる人は知ってるけど、木曜日の読売新聞には「zipzap」という週刊テレビ番組表がついてくる。そこには番組表以外にも読者からの投書なんかが載ってたりするんだけど、今日はそのせいで朝から一気に不愉快になってしまった。
 今日のやつには「自分が考えたドラマの話と主役俳優」なんてネタで、読者が適当に考えてきたストーリーと主演俳優の案なんかが書いてあったのだが、まあ現代劇は今のご時世、誰が何をやっても変わらないだろうから別に気にしない。と言うか、最近の現代劇は決まりきった役者が決まりきった役しか演じないからね。「クールっぽいイメージ」が一度でもつけば演じる役はずっとクールっぽい役で、「饒舌だけどホントはナイーブなイメージ」がつけばそんな役しか演じない。
 まあ、ラブストーリーと見た目の過激さしか重視してない今の現代劇なんぞには全く興味がないから別にいいのだが、問題は時代劇の方だ。時代劇の方にも自分の考えた案などを送ってきている奴がいたのだが、書いてある内容が情けないことこの上ない。なんと言ってもいきなり「木村拓哉の時代劇」だからねえ…。数年前に「織田信長」を演じたりなんかして、全国の時代劇ファンから酷評を受けたと言う例を投書の主はまったく知らないらしい。大体あんな役幅が限定しまくってる奴が時代劇に出てまともな演技なんかできるわけないだろうが。念仏の鉄みたいな設定の役を演じてくれたら少しは見直してやるがな。
 あとは「トレンディードラマ風時代劇を」とか言うのもあったな。美男美女の恋愛劇を見たいなら現代劇で満足してな。大体そういう時代物の恋愛劇をしているのがNHKの朝ドラじゃねえか。そっちをちゃんと見てろってんだ。
 これ以外にもいろんな事が書いてあったけど、やっぱり今のままではテレビはダメだね。制作者よりむしろここまでレベルが下がってしまった視聴者のほうに問題があるわな。もう少し質の高いドラマを見ようという気概を持ってくれよ。まあ、最近の若い視聴者は「質の高いドラマ」と言うものを見たことがないんだろうから、そんな気概なんぞ持てるはずもないだろうが。
 結構きつい事を書いたな…(笑)。


5/9(水) だいぶ飽きてしまった

 最近どうにも就職活動をやる気が起きない。受かるかどうかもわからないのに高い電車賃を払ってわざわざ説明会に行く気になれないのだ。ホント、どこでもいいから早いとこ決めてしまいたいなあ。
 以前に書いたDVDの件は、今月はPS2を買うのを断念してドリキャスを買うことにした。ようやく近くで売っている店も見つけたのでとりあえずは一安心。欲しいソフトもそれなりにあることだし(『ぼくドラえもん』にあらず)、とりあえず「あの」ソフトが出る前には押さえておく事にしようと決めたわけである。明日か明後日あたりにきちんとした発表があればいいんだけどね…。
 ヤフーオークションで適当に売りさばいた結果、結構な収入が手元に入ることになった。結構な小遣いだね。でもどうせまたすぐにこちらも使ってしまうんだろうし、あまり手元には残らないんだろうな…。まあそれでも良しとしよう。本来なら捨てるはずだったんだしね。


5/6(日) 見栄えはするんだけどね

 今日は録りだめしていたガオレンジャーのビデオを一気に全部観終えた。さすがになかなかきつい作業だが、溜めてしまうとどうにも見る気がしなくなってしまうからしょうがない。
 でも、なんかパワーアニマルは早く出すぎの気がするな。せっかくあれだけ引っ張っているんだからもっと長く引かせても良かったような気がするんだけど、まあ1クール中に全部出さないと商品展開に問題が生じるんだろうな(笑)。
 敵組織にいまいち強大さが感じられないと言うのもなんか残念だなあ。最近の戦隊はえらそうな事を言ってる割には出てくる幹部クラスが2人だけとかバックボーンに乏しいから、あまり強大さが感じられないんだよな。まあ幹部を増やせばいいってもんじゃないんだろうけど、せめて戦闘員は文字通り「戦闘」のためだけに出てくるのではなく、他にも色々活躍して欲しいものだ。
 今んとこ男性陣でヒーローだなあと思える人もなく、女性陣でいいなあと思える人もいない。いや、ホワイトはね…。まだ1クールが終わるくらいだから、一年間での演技の成長に期待するとしよう(笑)。


5/5(土) DVDの必要性

 今日は久々にウルトラマンのビデオを見ていたのだが、さすがに10年以上前に録画した代物であるだけに劣化が激しく、特にお気に入りの「人間標本5・6」なんかは何回も観まくったために、ノイズは入るわ音は変だわと散々だった。おまけにどういう理由か不明だが、「故郷は地球」「海底科学基地」「空の贈り物」を消してしまっていた事も発覚し、過去の自分が情けなくなってきてしまった。
 やはりそろそろウチにもDVDが必要な時期が迫ってきているらしい。今月の給料が入ったらPS2を買おうかどうしようか迷っていたが、本格的に購入を考える時がきたようだ。まだあまり安くなってはいないから手は出したくなかったんだけど、PSもだいぶ限界に近づいているようだし、この際一気に買い換えてしまおうか。しかしGBアドバンスもドリキャスも欲しい自分としては微妙なところだなあ。というか、ドリキャスは今も店頭に置いてあるのだろうか(笑)?


5/4(金) 題目「SF短編パーフェクト版8巻の感想」

 一気総論もさすがに3回連続となると面倒だな(笑)。しかしここで尻切れトンボにするわけにも行かないので書くことにしてしまおう。題目は2月に発売され、SF短編集のラストを飾った第8巻の感想。さてさてどうなる事やら。

懐古の客
 カメラシリーズの第0話と言うべき話である今話は、今まで謎の人物であったヨドバ氏が未来人であるとか、帰るに帰れなくなってしまったとかいう事情を詳しく説明しており、ヨドバ氏と現代人との会話を読んでいるだけで笑えてしまう。ここらへんの軽妙洒脱な会話のセンスもF先生ならではである。同時に文明的に未来の立場にいる人間が一方的に過去を懐古することの身勝手さを軽い感じで描いているようにも思える。

四海鏡
 どこまでも自分勝手で欲深い人間達のドラマをくどくない程度に描き、人間世界のダークサイドを端的に表現している。そして同時にラストでは人間の善性を描いて、物語のトータルバランスを保持しているところもさすがと言うところか。

昨日のオレは今日の敵
 ここまで来るとタイムパラドックスの話ももはや定番になってくるが、今回は理論物理の話を持ち出しながらもF先生らしいナンセンス溢れる世界が生まれている。過去や未来の自分に責任をなすりつけて、最後には3人の自分で共同作業をすることになるあたりはタイムパラドックスの真骨頂だ。何の道具もなしにタイムスリップをするという強引過ぎる設定は珍しいと言えば珍しいが、今話の世界観にはマッチしている。

侵略者
 個人的にはこのノリが大好きなんだけど、ファンからの評価はあまり高くないみたいだな。種族を反映させるために宇宙人がとろうとする行動と、それに逆らう主人公とのギャップがかなりおかしくて、思わず笑ってしまう。脱力感溢れるラストのオチも伏線が巧妙であるだけに納得させられる。

親子とりかえばや
 ドラえもんでも時々見るようなテーマだが(笑)、かつての「換身」の時のように、体が入れ替わった事でのドタバタ騒ぎは極力控えられている。どちらかと言えば世代間のギャップを明確にして、その上で相互の理解ができるようになるという理想的展開を目指しているのではないか。ほのぼのさせられるオチは結構好きだ。

宇宙からのおとし玉
 ナメゴンかい(笑)。それはそれとして、これも正統派ジュブナイル短編の系譜に連なる作品で、展開はオーソドックスではあるもののなかなか楽しいものである。子供から大人への成長に対する戸惑いという、少年期特有の感情を生き生きと描いている点も特筆ものだろう。こういうことを描けばF先生の右に出るものはいないのではないか。ラストシーンもその後の展開を作者に想像させるゆとりが感じられて良い。

殺され屋
 この話はやっぱりオチがすべてではないだろうか。オチこそすべてだからこそ、饒舌な主人公を設定してすべてを納得させるようなセリフを言わせているのだろう。この話は演出よりむしろ小気味良い会話の応酬が楽しいので、こちらの方に主眼を置いて楽しむべきであろう。

マイホーム
 悪質な不動産業者が出てくるというのは、やはり時代がそういう時代だったからだろうか?そうだとすれば、バブルが崩壊するずっと以前からその事を危惧していた事になるので、恐るべき先見の明を持っていたことになる。やはりすごい人だ。ただし話のほうは時間旅行自体に主軸をおき、タイムトラベルを魅力的に描いている。これは単純に作者の夢を反映させたためなのだろう。楽しみながら描いている作者の姿が目に浮かぶようである。

丑の刻禍冥羅
 数あるカメラシリーズの中ではこれが一番欲しかったりして(笑)。さしずめ「因果応報」がテーマというところだろうか。はっきり言うとこの話で本当は何を言いたかったのかと言うことが僕にはまだよくわかんないんだよな。たぶん「人を恨む」ということをして、良い結果になる事はありえないということを言っているのだと思うけど、いまいち自信がないな。

マイ・シェルター
 最後に宇宙人を登場させるというオチは「ミラクルマン」とか「幸運児」に近いものがある。別にオチが安直とか言うわけではなく、宇宙人というオールマイティの人物の見ている中で右往左往している人間達の姿を滑稽に描くという意味では、これ以上のオチは内容に思われる。もっともこの種のオチが失敗しやすいのもまた然りであり、その点からも作者の力というものが窺い知れる。どうでもいいが「ドラえもん」という銘柄の酒を飲んでみたいね(笑)。

鉄人をひろったよ
 スーパーロボットが現実世界に出てきたらというシミュレートを極めて平凡な一市民の視点から描く事で、いわゆるロボットマンガのセオリーとのギャップを描いている。そのギャップが楽しい話ではあるが、同時にこの世界に相容れないロボットの悲哀も少なからず描いており、単なる娯楽作に終わっていないところはさすがである。

裏町裏通り名画館
 価値観、立場の逆転を描いてきたのもSF短編の特徴だが、これもその種の話である。確かに敵側や被害者側にもそれなりのドラマがあるはずであり、現実は映画のような片方だけのドラマで動いているわけではないという、当たり前だが大切なメッセージを残しているのではないだろうか。この当たり前な理論があまり理解されていない現在、もっと広く読まれる必要があるように思う。

有名人販売株式会社
 クローン人間といえば古今東西のマンガやアニメを見ても悲劇性が強調される事が多いが、今話ではそれを認めた上で、それでも前向きに生きていく人間達が描かれており、かつての「俺と俺と俺」に似通った作品である。アイドルオタクである主人公がオタク的体型をしているというのも、何となく未来を先読みしているような気がする。掲載当時は「オタク」という言葉はまだなかったはずだからな。

異人アンドロ氏
 収録順番がずれてしまっているのだが、本当はこの話が、F先生が存命中に描いた最後の「SF短編」である。この話は主人公が言っている通り、「大人のドラえもんの世界」である。もしかしたらカメラシリーズと同様、シリーズ化する計画もあったのかもしれないと思わせるような終わり方も良い。随所に藤子Fイズムと言うべきものが溢れており、F作品を俯瞰する上で忘れてならない作品であろう。ラストで宇宙人に屋台のラーメンを食べさせる構図はF先生ならではと言うところか。

絶滅の島(別冊コロコロ版)
 スターログ版とこちらは話の流れ自体には大差ない。ただその演出技法がまったく異なり、こちらの方が登場人物が多いということも相違点である(と言っても1人だけだが)。物語自体は、地球人も宇宙人にしてみれば虫けら同然だと言う事だろう。そのアイロニカルなメッセージがかなり痛烈に描かれている。ちなみにこの話は「週刊ストーリーランド」でアニメ化されたことがあるが、スタッフは今作に込められたテーマをまったく理解していなかったようで、ただの駄作に成り下がってしまっていた。

 これでついにSF短編の一気総論も完結しました。長かったねえ。これからはSF短編だけではなく、藤子F全集と言うものが出てくれれば嬉しいですね。でも今回のようなミスをたびたびやらかされてしまっては困りますけど。


5/3(木) 題目「ときメモ1キャラクターについての思い」

 今日の一気総論は今まであまり語る事がなかった「ときメモ1」のキャラクターについての個人的な思いや感想を列挙していこうと思う。一応キャラ紹介で書いたことはあるけど、あれは一般用のものだからね。こっちで言いたい放題言うという事で(笑)。

藤崎詩織
 泣く子も黙るときメモのヒロインにして、完全無欠の幼なじみ。ということでこのキャラはあまりにもアンチが多い。アンチの意見とはまあ「最初は幼なじみのくせに一緒に帰ろうともせず、パラメータが上がると掌を返したようにくっついてくるのが図々しい」という意見に代表される気がするが、んなこたあどうでもいいだろ。幼なじみであろうが男女で一緒に帰るのは恥ずかしいんだろう。詩織は純粋な性格なんだから。今のアンチ意見に対する僕なりの解釈は「藤崎編第2話」で書いてるけどね。
 で、ぶっちゃけた話、僕は好きだよ、詩織。声も素敵だし見栄えもするし、ゲームをやる限りでは別に嫌そうな部分は見えないし、おまけに個人的嗜好でヘアバンドをしているというのがポイント高い(笑)。清純派のわりには水着では露出が激しかったりというギャップもいいんじゃないかな。少なくともアンチ派の意見は、自分たちの考えている以上に詩織がメディアに露出してきたので、その拒否反応で生まれたものではないかと思える。つまり「可愛さ余って憎さ百倍」ってとこだな。

如月未緒
 結論から言おう(笑)。僕はあまり好きではない。嫌いじゃないけど好きというわけじゃないのだ。なんか見た目と設定が狙いすぎて嫌なんだよな。と、プレイした当初の頃はそう思っていた。
 では今はどうかと言うと、今もあまり順位的には高くないが、それなりに気に入っているキャラクターである。つーかやっぱりオリジンのPCエンジン版の画面が悪かったんだよ。変な顔に見えるんだもん(笑)。だからドラマシリーズとかとき放なんかをやって好感度すげえアップしたよ、いやマジで。後このキャラは声優さんに助けられているっていうところもあるだろうね。声優さんのもともとの声質がピッタリあってるんだろうな、きっと。いつも控えめにしてるけど、時々見せてくれる本音のシーンが好きだね。

紐緒結奈
 僕は好きだよ、この人。「現実にいたら嫌だ」などというまったく役に立たない空論はほっとくとして、単純にゲームのキャラクターとしても面白いし、彼女を狙って攻略している時も面白いよ。エンディングの時の豹変振りにはまってしまった人も多いんじゃないだろうかねえ。右目が隠れているという設定は大して重要視されていないが、そういう設定なんかも踏まえたうえでの独特の雰囲気が彼女の魅力なんだろう(通称:鏡に映った鬼太郎)。

片桐彩子
 この人も如月さんと同じで、ゲームを始めた当初はあまりいい印象を持ってなかった。僕は個人的にエセ英語を使う人は嫌いなので(例外・ルー大柴)、あんまりいい印象を持たなかった。ただそれだけの理由かい(爆)。
 そんな僕の印象が変わったのはやはりドラマシリーズからだろうな。あとはとき放をやって、友達感覚で話をしている時が楽しく思えたのも理由だと思う。ほとんどのキャラはときめき状態になるとメロメロになってしまうんだけど、彼女は話し方に関してはあまり変化がなかったのも良かったのではないかと思ったりする。

虹野沙希
 今更言うまでもないやな。20世紀のゲーム界が生んだ究極にして至高の美少女。これ以上語る必要もあるまい(笑)。

古式ゆかり
 ずっと前にも書いたけど、僕はこの人が2番目に好きなんだよ。理由は大体同じようなものだと思うんだけど、見ているとのんびりできるから。見ているだけでホンワカできる人なんてそうは滅多にいないよ。それでいてただボーっとしているわけではなく、人並みの優しさとか情なんかもちゃんと持ってたりして、人間的な魅力も豊富なのがいいやね。で、こういう清純派なのにどことなくエロくさいイベントが混ざってしまっているのもまた良しかな(爆)。

清川望
 この人は3番目に好き。理由はショートだから(爆)。嘘だよ、そんな単純な理由じゃないよ。
 でもいいんじゃないかなあ。友だちの時とときめき状態になった時とのギャップは全キャラ一だし、純粋とか清純ではなく「純情」なところが僕のお気に入り。加えてやっぱりショートカットってのは僕としては清潔感が感じられて好きなんだな。いや、だからってロングヘアが汚く見えると言うわけじゃないんだけど(笑)。

朝日奈夕子
 騒がしい娘は嫌い(笑)。だから未だにこの娘に対する評価が定まっていなかったりする。でも昔よりはいい印象を持つようになったかな。この娘もやっぱり声優さんに助けられていると思うな。単なる甲高い声だったらマジでやかましいからね。声が大きくてもある程度可愛く聞こえる声だったのが幸いだったのではないかと。

鏡魅羅
 僕は好きだよ、この人(こんなんばっか)。一部では「オバサンくさい」と言われているけど、全然そんなふうには見えないけどな。僕の完成がおかしいのか(笑)?それはともかく、この人もときめき状態になると態度が変わってしまうのでその時のギャップがお気に入り。スタイルの方はあまり重要視していなかった気がするな。本編では弟達の存在がわかっていたけど、ドラマシリーズで小さい子にやさしいという一面をはっきりと確認する事が出来て、自分の中では少し株が上がったりした。

美樹原愛
 難しいんだよな、この人も。その時々の気分で好みが分かれてしまったりする(笑)。照れて話せなくなってしまった時なんかはすごい可愛いと思うんだけど、時々髪の毛が「髪の毛」に見えなくなってしまうことがあってねえ…。そういうことがなければもっと好感度が良かったかもね。

早乙女優美
 この娘も好みの順番で言えば、そんなに順位は高くない。幼稚すぎるとかそこらへんは許せるとしても、なぜかあまり好きになれないんだよな。もっと根本的な部分で拒否反応が出ているような気がするんだけど、それがなんなのか未だにわからない。ただドラマシリーズの頃になると声もだいぶ良くなってきたけどね。

館林見晴
 「みはる」の「み」は「見」だよ(笑)。というわけで、隠れキャラの立場にありながら人気を獲得し、ドラマシリーズでは隠れヒロインにもなってしまった彼女であるが、僕の評価はそんなに高くない。確かに222イベントはときメモイベントでは珍しく切ない感じなのでいいと思うんだけど、いかんせん具体的に得られる情報があれだけじゃねえ…。いくら脳内補完しろといっても限度があるだろ。もう少し出張ってきてくれればどうにかなったかもしれないね。222イベントでいい印象を持っても、今までにしてきた事が当たり屋だの電話だのだから、そこらへんでちょっとマイナスになっちゃうよな。そういう意味ではとき放では彼女らしいイベントがたくさん増えてくれたのでよかったと思う。

 ドラマシリーズやGB版キャラ、そして男性キャラはまたの機会にってことで(笑)。
 関係ないけど、今は「バイオマン」のサントラを聞きながらこれを打っている。あんな燃えるドラマのBGMを聞きながらこんな壊れた文章を書いてしまっている僕はやはりダメなんだろうな(笑)。


5/1(火) 題目「仮面ライダーSPIRITS1巻の感想」

 さて、今日は以前の宣言どおり、一気総論週間の第1弾ということで、先日発売された「仮面ライダーSPIRITS」第1巻の各話感想を書いていきたいと思う。

第1話「摩天楼の疾風(かぜ)」
 今話は第1話だけあって登場するライダーは本郷猛・仮面ライダー1号なんだけど、1号自体はさして登場せず、主人公の立場にいるのは盟友である滝和也である。滝の性格設定はテレビ版とはだいぶ異なっており、どちらかと言えば原作に登場した滝二郎の方に近い感じだが、これに関してはあまり気にする必要もないだろう。徹頭徹尾テレビの延長と言うわけじゃないからね。
 その分1号の出番が少ないのが残念と言えば残念だが、僕はあえて1号を描かなかったのではないかと最近は考えるようになっている。1号が背景に持っているテーマとかテーゼというものはそのまま「仮面ライダー」そのもののテーマでもあり、そういう意味ではこの30年間、いろいろなところで語られていた部分である。仮面ライダーを語る際、同時にそれに変身する本郷についても今まで大いに語られてきているだけに、改めて語るのを控えたのではないか。キャラクター的にはどうしても本郷よりも語られる機会の少ない隼人や志郎など、後続話に登場するライダーはきちんと主人公になっている点から考えても、そのように作者が捉えているように思える。
 作品の出来栄えとしてもまったく問題はない。子供たちの「夢」を叶えるために自分が「仮面ライダー」を名乗る滝、本郷のバイクの腕前を生かした上でのバイクアクションを巧みに織り交ぜた1号のライダーアクション。そして何よりカッコいいのはカラーで再現された本郷の変身シーン。テレビそのままのシーンは本郷の声や効果音がそのまま聞こえてくるかのようだ。
 ストーリー的にはオーソドックスな展開だが、かつてのショッカーの存在が一般には「カルト組織」という認識で浸透しているという設定にはニヤリとさせられる。ハーレムの子供たちに優しく接する滝の姿もオリジナルを思わせて好感が持てるし、怪人化したスパイクに戦友である仮面ライダーの「意志」を説くあたりもカッコいい。最終的にはワクチンだけで治ってしまうという展開もテレビ版チックでイイ感じ(笑)。
 今話の名ゼリフはやっぱり1号の「今夜はお前と俺でダブルライダーだからな」だろう。知らない人のために説明しておくと、「ダブルライダー」という称号は1号と2号のみが使うことが出来、他のライダーが共演する時はおろか、V3とライダーマンのコンビでさえも使うことは許されていない。実際テレビでもそれについては十分注意されていたようで、「V3」以降はダブルライダーという呼び名は登場していない。それだけ特別な称号をあえて滝に使った1号の心の優しさを理解する上でも、このセリフは重要だろう。

第2、3話「たった一人の戦場(前、後編)」
 僕が「仮面ライダークウガ」を今一つ好きになれない理由の一つに、「戦う理由が不明瞭」と言うのがある。五代は戦う理由を「みんなの笑顔を守るため」と定義づけているが、実際にその笑顔のために戦っていたシーンは劇中ではついぞ確認されなかった。つまり言葉倒れになっているのである。これでは戦闘シーンそのものにカタルシスを見出す事が出来なくなってしまう。
 同様のテーマを用いて最上級の作品となっているのが今話なのである。今話に登場するのは一文字隼人・仮面ライダー2号だが、今話の隼人は「人間の自由」といった大義のために戦っているのではなく、戦争で親を失い、笑顔を無くした子供たちに笑顔を取り戻してもらうために戦っているのである。攻撃され、重傷を負いながらも子供たちの前では笑顔を見せ、子供たちに優しく呼びかける。「お・れ・は・み・か・た・だ」と。下手に言葉を並べるよりも、その言葉とその時の隼人の笑顔だけで子供たちの心は洗われたことだろう。
 そして傷ついてもなお「改造人間」の姿になって怪人と戦い、その命を賭けて戦う姿を目の当たりにした子供たちは、戦いを終えて笑顔を見せる隼人にやっと笑いかける。展開としてはオーソドックスではあるが、それをこれだけ完璧に描ききる事の出来る作家もそうはいないだろう。そしてそれに応える隼人の笑顔もまた今までにない爽やかなものだった。今話は全編を通じて「笑顔」のために戦う戦士の姿が描かれた。他人の笑顔を守るために自分の笑顔を殺してまでも戦う仮面の戦士。そんなライダーのヒロイズムを描きつつも、子供たちとの交流劇もきちんと描出している。この二重のテーマを巧みに織り交ぜた構成には脱帽するばかりだ。今の時点で「最高傑作」と呼ばれているのも無理なしと思える出来栄えである。
 ライダーアクションも冴え渡り、発射された戦車の砲弾をパンチで砕いたり、戦車を持ち上げてぶん投げたりと「力の2号」らしいパワフルなアクションが堪能できる。ストーリーもアジアの内戦という現実的な事件を背景に、その裏で暗躍する秘密組織を描いており、なかなか凝った設定と言えるだろう。さらに「本当の正義とは何か」という命題も織り込まれていたり、ZXのプロトタイプ(量産型?)とも呼ぶことが出来そうな改造人間が出てきたりと、物語的な伏線も見逃せない。
 そしてやはり言及しておきたいのが、今回2号が用いた必殺技「ライダー卍キック」。これはテレビではライダーの戦いに巻き込まれて重傷を負い、さらにライダーの敗北にショックを受けて精神的にも立ち直れなくなってしまい、生死の境をさまよう五郎のために隼人が特訓の末に編み出した新必殺技である。つまり隼人は五郎に「笑顔」を取り戻してもらうためにこの必殺技を身に付けたのである。2号編の決め技にこの技を選んだ作者のセンスにも感心させられる。
 これだけ魅力的な話なのだから名ゼリフは目白押しだ。「キサマの目的とIDは!?」「正義。仮面ライダー2号」や、「たとえ神も仏もいなかったとしても……仮面ライダーはいる…ってな。」など、すべてが名ゼリフになってしまいそうな勢いである。そしてそんな話のラストを占めるのは笑顔を取り戻した子供たちと隼人の写真だ。さりげなく赤いマフラー(恐らく隼人のつけていたもの)を巻いている真美の姿もあって、実に爽やかで高い完成度を誇るエピローグである。

第4、5話「熱砂のプライド(前、後編)」
 今回はエジプトを舞台に風見志郎・仮面ライダーV3が活躍するわけだが、近年抱かれている志郎のイメージよりは、性格的にもテレビオリジナル後期の雰囲気に近くなっている。志郎は基本的にクールな性格なので、初対面の人間にはあまり親しく話をしようとしない(相手が子供なら別だが)。そういう意味では今話の志郎は今までになくテレビ版に近い志郎のように思われる。
 ストーリーは改造人間のプラントとして機能するピラミッドを舞台に、家族への「人間」としての情を断ち切り、「戦士」として戦い抜く決意を改めて固める志郎の姿が描かれている。家族への思いを抱きながらも、自分の体に課せられた使命を再認識する事で、それでも別れに涙を流しながら変身するV3の姿は比類ないくらいのカッコよさだ。
 同時に今回には敵側のほうにもドラマが織り込まれ、相手の怪人であるベガも家族を守るために志願して改造人間になったという過去があり、ピラミッド中枢のプログラムである王妃もまた長い時の中で人間のように涙を流す感情まで持つに至っていた。それぞれの立場の悲しみを浮き彫りにしつつ、それらをすべて理解しながら自分の改造人間としての姿を「プライド」と言い切る志郎の姿は、戦士としての雄々しさを見ることが出来る。
 今回の必殺技はV3マッハキックだが、この技も特訓によって生み出された技である。1号の電光ライダーキックも2号のライダー卍キックもすべて特訓によって編み出された技だった。人々のために自分に厳しい訓練を課して会得した技を決め技に持ってきているところにも、作者の意図を感じる事が出来るだろう。逆ダブルタイフーンのイメージショットも素晴らしい。
 今話の名ゼリフは僕としては「死者を…そして残された者の心を利用した。そんなキサマらの愛などいらん!!たとえ一人で戦うことになっても」が一番気に入っている。ライダーの「孤独の戦士」と言う側面を見せながらもヒーローとしてのカッコ良さを描いている珠玉のセリフだと思うのだが。

 ホントはライダーマン編も語りたかったんですけど、そちらはやはり単行本になってからということで(笑)。
 それにしてもどれもこれも熱い話ばかりですね〜。言っちゃなんだけど今のマガジンZはこれだけでもってるって感じですな(笑)。今月は仮面ライダーXが登場しますが、さてどんな話になるのやら。スカイの話もスゲー期待してますよ!スカイの話の場合、「子供のため」というテーマでは既に2号編でやっているし、両親を絡めた場合はV3編で実行済みですから、ネタの引出しが少なくなってしまっているような気がしますが、こんな僕の稚拙な予想をことごとく覆してくれるような快作を期待してます!


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