谷中草子とSTEINER-OTTO-WERKの共同企画作品を紹介します。
   
はじめに

12インチアクションフィギュアの制服・帽子のカスタムメーカー「谷中草子」とSTEINERとオータコンビが共同で新作の試作品を作りました。全てのアイテムを実物を元に制作したこだわりの作品です。

   
陸軍戦車兵

陸軍の戦車搭乗服2型(1942年以降のタイプ)の決定版です。
この試作品はグロスドイチュラント師団所属の服にしてみました。
ヘッドギアは略帽ですが、他にもバリエーションを作ります。

陸軍突撃砲兵

この試作品は、通常の野戦服と同じタイプの襟章を付けてみました。また、将校なので、オーダーメイド風にズボンを少し細めに作ってあります。ヘッドギアはクラッシュキャップです。

装甲擲弾兵

戦争末期の装甲擲弾兵と言う設定で、アップルグリーンの兵科色の肩章を付けた物です。
ヘルメットはM42のデカール無し。また編上靴に短ゲートルを着用しています。

クラッシュキャップ

上の写真の突撃砲兵が被っている、クラッシュキャップのクローズアップです。

クラッシュキャップは初期の将校用略帽だったので、折り畳む事が出来るようにBevoと言う特殊な刺繍の帽章を付けていました。
この帽章も実物をスキャンして1/6に縮尺した物を使っています。

また、突撃砲は戦車不足から戦車の代わりに使用される事もありましたが、本来砲兵科に所属するので、突撃砲搭乗員の服の兵科色は赤になっていました。

「ステッチ」にこだわりを

ドイツ軍の野戦服系被服の特徴を再現するにあたって、重要なポイントの一つがこの「ステッチ」です。実際には服の内装やダーツ等と深く関係していますが、内装が無い1/6スケールの服でも、このステッチを再現すると、この様に見違える程リアルになります。

左の写真は、突撃砲兵の搭乗服の脇にあるステッチを写した物ですが、実物のベルトフック金具の取付部分を再現してみました。

空軍の官給品の下士官・兵用フリーガーブルーゼ(空軍の野戦服兼飛行服)や戦車搭乗服等は、表側にポケット等が無かったり、少なかったりするため、このステッチが再現されていないと、結構間の抜けた服になっていまいます。

今後作る予定の野戦服系被服は、極力この「ステッチ」も正確に再現して行きたいと考えています。写真資料だけでは判りにくい「ディティール」にこだわったリアルさは、量産物では確かに難しいですが、カスタムならではの世界を楽しんで作りたいと思います。

陸軍将校服

今までの12インチフィギュアのドイツ軍の将校服は、殆どが官給品の野戦服に将校用の徽章を付けただけの物で、将校服の襟を全く無視して作られていました。
今回試作した将校用の勤務服はこの「襟」も再現されています。

また、写真の陸軍歩兵科将校ですが、敢えて乗馬ズボンを上着と変えてみました。これは、戦前のドイツ軍の制服の影響で、将校のオーダーメイドの服に関しては、戦時中に作られた勤務服等にも見られた特徴です。

武装親衛隊将校服

これも左の陸軍将校服同様に、襟にこだわって作った試作品です。
実際には襟のホックを閉めた状態にする工夫がまだ未完成ですが、これも更に改良を加える事にしています。
また、襟以外にも、袖口の折り返しや、ポケットの雨蓋等全て将校用の勤務服の特徴を再現してあり、現段階で市販されている量産物とは全く雰囲気の違う仕上がりになっています。
現在乗馬ズボンも改良中なので、追加試作が出来次第アップする予定です。

   
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