1999年9月18日・19日に開催された、GIJOE&REAL HELOS SHOWのレポート

   
はじめに

今回はドラゴン社の12インチフィギュアを輸入している「やまと」より、ドラゴン社のHPにも掲載されている斎藤氏の「リタッチハンス君」を展示して欲しいという依頼がきっかけで、斎藤さんと私で「やまと」のブースの1/6スケールのディオラマ展示をしました。
また「やまと」の社長さん、担当の尾川さんにお願いして、このイヴェントに合わせて来日したドラゴン社の社長さん、専務さん、開発担当さん達と直に色々な話をする時間を取って頂き、無謀にも実物軍装品やスケッチ等を見せて色々な装備の改良をお願いしたり、ヘッドのサイズの話をさせて貰いました。
  ここで改めて、この様な機会を作ってくれた「やまと」の社長さん以下関係者の皆様、話を真剣に聞いて下さった「ドラゴン」の社長さん以下スタッフの皆様、また最後になりましたが、今回私を誘って下さった斎藤さんに感謝御礼申し上げます。

   
(株)やまとのブース

今後発売されるドラゴン社のユニホームセット・SSシリーズとジェリ缶・ドラム缶・またSAS(特殊部隊)の展示。

写真左、上段よりユニフォームセット・ジェリ缶・武器セット・SS戦車兵フリッツ・ケースの中がSS迷彩服シリーズ。中央に黒っぽく見えるのが実物のジェリ缶、その手前がドラム缶。右側はSAS(特殊部隊)の展示。

今後ドイツ軍、特にSS物の新作が、かなりのペースで発売される模様だ!。

今回の展示

スーフェス以来のビネット1ケと2、7m×0、45mのディオラマ展示の全景。
今回は、新作にSSのラインナップが続くので、ハンスとクラウスを中心に、殆ど全てのフィギュアをSSに改造してある。

例によって展示の下に実物のSS迷彩ツェルトバーンを敷いたが、ドラゴン社の迷彩の出来が良いので比べて見ても何ら遜色が無かった。

  
ロシアの寒村で道幅が狭い為、車両に道を譲る歩兵部隊 。という設定で作ってみた。
車両に載せていない兵は25体だが、このスケールではかなりのインパクトがある。
シュヴィムヴァーゲンは残念ながらドラゴン社製では無く、21stの物だが、この展示はドラゴン社公認のカスタム展示である(笑)。
  
  
ドラゴンの新作情報
 
展示が終了後、ドラゴンの試作品を私のベースに置いて撮影させて貰った。まだ細部は変更される可能性のある試作品だが、迷彩服の出来は良く、また新作の武器も素晴らしい!。
  
SS迷彩アノラックを着た兵士。

なんとこのStG44には曲射装置が付けられている。

この試作品にはヘッドギアが無かった為、写真のヘルメットは私のカスタムメードの物を使用した。

ドラム缶もドラゴンの新作だが、流石インジェクションメーカーの実力発揮!といった感じで、蓋の刻印等も良く出来ている。
このドラム缶はドイツで実物が7000円程度で売っているが、送料がいくらかかるかは知らない(笑)。
最も収納スペースの事を考えると、この1/6位の物が良いと思うが・・・(爆)。

防寒帽とアノラックのズボンを着用した兵。

上の写真の迷彩アノラックのズボンを着用した兵だが、アノラック上下セットになるのか、この様に別売りになるのかは未定の様だ。

これもアノラックのだぼっとしたズボンの感じが良く再現されていて、上下セットで欲しいアイテムだ!。

野戦服はSSの国家鷲章が陸軍の物になっていたが、これについてはあくまで試作品なので、量産品ではきちんとSS用の物に直されるとの事。

余談だが、このヘッドが竹中直人に似ていると思うのは私だけだろうか?(笑)。

SS用3型迷彩スモックと迷彩ツェルトバーンを着用した兵士。

左がSS3型迷彩スモックを着用した兵士。共生地で作られたヘルメットカヴァーもきちんとSSタイプの作りになっている。
迷彩パターンはオークリーフパターンの秋期側。

武器はStg44だが、モールドもシャープで出来は良い。
右の兵は迷彩ツェルトバーンを着用しており、手にはG43オートマチックライフルと対戦車地雷42型を持っている。
これらのSS迷彩パターンは実に良く研究されているが、残念ながらリバーシブルにはなっていない。
実際には多くの迷彩アイテムは秋期側が裏側な為、端部等の処理が異なるが、量産品にそこまで要求するのは酷かもしれない。
しかし、この製品に関しては、そう言ったレヴェルの事が気になる位良く出来ている。

SSと陸軍の迷彩スモック。

左がSS用迷彩スモック、右が陸軍の迷彩スモック。

SS用の3型迷彩スモックに関しては、迷彩パターンも作りも良く出来ている。
これで春夏側迷彩パターンでも作って貰えるとなお嬉しいが、そこ迄言うなら1型や2型スモックも欲しくなってしまう・・・(笑)。

陸軍の迷彩スモックも細かい所迄良く研究されているが、狙撃兵用ならばスプリンターパターンでは無く、
ウォーターパターンのスモックにして欲しかった。

こうなると、スプリンターパターンのアノラックも期待したいところだ。

G43オ−トマチックライフル

狙撃用にライフルスコープが付けられている。流石にここらのアイテムは得意の分野だけあって、今までの12
インチフィギュアの世界では考えられなかった作りになっている。
また、このフィギュアは迷彩帽を被っているが、野戦憲兵の時のソフビ製略帽と違って布製になっている。

こうして見ると、MG34とMG42が欲しくなるのが人情だが(笑)、ドラゴン社の専務さんが必ず作る!。と言ってくれたので楽しみに待とう(笑)。

ジェリ缶

これも今回実物を手に取って見る事が出来たが、なんと蓋が実物そっくりに空く様に作られている。

製品は国防軍用とSS用の両方が作り分けされており、塗装もグラウとゲルプの2色から選べる様になっている。また更に飲料水用の物には識別用の白いラインが付けられている。
本来は飲料水用のジェリ缶は一番上のkraftstoff(燃料)の刻印がWasser(水)でなければならないのだが、残念ながらそこまでは作り分けはされていない。

あまり出来が良いので、展示会2日目に実物のジェリ缶を持って行って一緒に飾ってしまった(笑)。

写真の実物ジェリ缶はSS用の物で、中央部にルーン文字でSSと刻印されているのが判るだろうか?。

ジェリ缶

写真左が国防軍用、右はSS用である。
国防軍用にはAHPとメーカー刻印が再現されている他、下の方にWehrmacht(国防軍)という刻印も再現されている。
AHPの刻印に関しては、実物の場合は他社製の物もある為、異なるタイプの刻印も存在する。

写真右のSS用のジェリ缶の蓋が半開きの状態になっているのに注目して欲しい。
これに関しては、ドラゴン社も自信作だと見えて、社長自ら私に「凄くリアルだろう!。」と自慢したのが印象的だった。

上方から

こうして見ると、この原型も明らかに実物を実測して作ったと思われる。

これで適当にへこみの表現や塗装の剥げ、溶接表現等を追加したら、物凄くリアルになりそうだ。

1/6ファン以外のAFVファンやミリタリーマニアにもお奨め出来る逸品と言える。

Waffwn-SSの野戦服と暗視装置付きStG44。

M43野戦服各種。これも試作品の為、袖にSS国家鷲章が付けられていない。
また、襟の形や袖丈と着丈の関係等も決して良い作りとは言えないが、これに関しては上襟の角度と取付位置、下襟の形状、ポケットの位置と前面のステッチ等の詳しいメモをドラゴン社に渡したので、改善される事を期待したい。

野戦服の上に置いてあるのは暗視装置付きStG44だが、この様な銃迄作ってしまうドラゴンというメーカーは、銃に関してカスタマーの楽しみを奪うつもりなのかもしれない(笑)。

写真で下にひいてあるのは、イタリア生地のSSM43野戦服である。

   
御意見・御感想など御座いましたらこちらの掲示板にお願いいたします。
   
ホームヘ戻る
12inchActionFigure
トップへ