Promised Dawn


12月31日西館2ホールせ-01a
緑翠庭園



頒布物;
 
 落ち込んでいる時は必ず励ましてくれる。さりげなく声をかけてくれて、さりげなく励ましてくれる。
 今も、そう。だから、いつまでも不安になんかなっていられない。落ち込んでなんか、いられない。
 やれること、きっちりとやろう。まずは、お返し、しないと。言われっ放しじゃ悔しいもん。
「天才の言うことに間違いはないんだからね」
「そう言われると、素直になれないんだよね」
「それは駄目ね。駄目駄目だわ」
「自分のこと天才って言う人の言葉を信じて痛い目に何度も遭ったことがあるから」
「その人は真の天才じゃないからよ」
「その人もそんなこと言うんだけどね」
「どんな顔した人なのか、見せてもらいたいものだわ」
「アリサちゃん、鏡を見れば良いと思うよ」
「……なのは、あんた良い根性しているじゃない」
「アリサちゃんほどじゃないよ」
「「ふふふふふ」」
「……くす」
「あはははははははは」
 二人で笑い合う。さっきまでの悲しい気持ち、不安は全部どこかに吹き飛んでいた。
 もう、本当に大丈夫。
「元気、出た?」
「うん、アリサちゃん、ありがとう」
「どういたしまして。それよりも、なのは」
「ふえ?」
「そろそろ帰った方が良いんじゃない?心配しているかもしれないわよ」
「にゃっっ!いつの間にっ?」
 そらは真っ暗一歩手前。真夏でそんな状態ってことは、相当遅くなっているはず!
「か、帰るねアリサちゃん!」
「はいはい。気をつけて帰りなさいよ。慌てて車に撥ねられてあたしみたいになったら駄目だからね」
「だいじょーぶー!じゃあ、また明日ね!」
「……うん、また、明日ね」今回は無印版です。劇場版合わせ?
「Promised Dawn」
「魔法少女リリカルなのは」新刊(小説本 表紙・裏表紙;すっちー(SCH)さん)


   それから数日後、いつものように練習をしていたわたしとユーノくんは、ジュエルシードの気配を感じた。
 すぐにクロノくんに連絡を入れて、周囲を調べたわたしたちは、それを発見した。

「ジュエルシード、だよね…これ」
「……確かにジュエルシードだけど、それだけじゃない…これは…まさか…」
 それは、ジュエルシードとは明らかに違う形をしていた。
 なんていうんだろう…ジュエルシードと、何か違うものがくっついちゃっているような。
「………イデアシード…いや、そんなはず…」
 聞いたことのない名前が出てきた。魔法の勉強で色々な…ジュエルシードのような「ロストロギア」と呼ばれているものも色々と教えてもらっていたけど、イデアシードという名前は初めて。
「なにそれ。ジュエルシードの親戚みたいなもの?」
「ある意味正解。でもジュエルシードよりもずっと危険なものだよ…」
「大変じゃない!」
「ああ、大変だよ…なんでこんなものが…とりあえずなのは、ここから離れよう。魔力を検知して起動したら大変なことになる」
「う、うん…」
 ユーノくんの顔は真っ青だった。それだけ危ないものだということ。
ジュエルシードを見る時とは比べものにならないぐらいに顔色が悪い。
「正直言って僕らの手に負えるものじゃない。クロノの手にも負えるかどうか…」 「リンディさんに来てもらわないといけないとか?」
「うん。提督クラスの人が出てくる必要はあるかも知れないね」
「そんなにすごいんだ…」
 確かに、妙な魔力というかプレッシャーみたいなものがあった。今も感じてる。落ち着かないというか、どきどきするというか、気持ち悪い。


 その時

 誰かに呼ばれた。そんな気がした。
 聞いたような、聞いたことないような、
 呼ばれている。わたしの名前。

「なのは」

 浮かんでくる。呼ぶ人の形。姿。顔。

「アリサちゃん?」





   現状コピー誌作業作成モードに入っています。AXLのコピー誌は一つ確実に作ると思います。出来ればもう一冊ぐらいは…詳細は決まってからと言うことで


既刊「Dreamers」(「魔法少女リリカルなのはA's」小説本)
残部僅少
「Ein Schwur」(「魔法少女リリカルなのはStrikerS」小説本)
「星と祝福」(「魔法少女リリカルなのはA's」小説本)
「つばさ」(「魔法少女リリカルなのはA's」小説本)
「V2NA」(「魔法少女リリカルなのはStrikerS」小説本)残部僅少
「Lightning StarS」(「魔法少女リリカルなのはVivid」小説本)残部僅少

後は鍵系コピー誌の余り物を。

お陰様で「蒼天〜騎士・剣士〜」(「魔法少女リリカルなのはA's」小説本)は完売しました。

AXLの方は既刊の「旅する乙女と守護される楯」(「恋する乙女と守護の楯」)小説本があります。 「旅する乙女と守護される楯」

是非足を運んでくださいましな。




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