再び送られた韓国からの黒船

戦神

1998年 AFEGA  輸入総発売元 ビスコ

 


○前書

「ステッガーT」を出したAFEGAが再び世に問う縦スクロールシューティング「戦神」。

今回はこのゲームについて研究していきましょう。

      当ゲームは平成10年12月11日現在ロケテスト中でした。

      ただし販売元によると、「平成10年11月発売」とのことです。

 

← タイトル写真

 後ろは動いています

 

○操作方法

8方向レバーで自機を操作し、Aボタンでショット・Bボタンでボンバー、Aボタンを押しつつけるとため撃ちとなります、

ということで「ステッガーT」と全く一緒の操作方法です。

インストはさすがに「敵をやっつけて全8ステージクリアを目指せ!」といった無粋な日本語はなかったものの、

併記されている英語は前作と全く同じ、

AFEGA CO LTD 1998

DESTOROY ALL ENEMY 8 STAGE

BY USING 8−WAY JOYSTIC AND

2 PUSH BUTTON.

というものでした。

なおステッガーTで問題になった、綴りの間違いはちゃんと修正されています。

 

○プレイヤー紹介

残念ながらゲームやインストではプレイヤーの名前等は一切表記されていませんでしたので、

現状に即して特徴を述べてみようと思います。

前作と同じ、4人のプレイヤーが用意されております。

ただし国旗を掲げることはなくなりました。

よって前作にあった2P側での、国旗だけ変えて水増しと言うことはありません。

その代わり2P同時プレイ時は同じキャラを選べます。

面倒になってしまったようですね。 

 

各キャラ紹介

孫悟空

いきなりですが、こいつは「雲に乗っているから」このように命名しました。

タイトルデモでは勢いよく出て、鼻たれ顔を拡大してきます。

ショットはごく普通の弾、穿った言い方としてはガレッガ弾といったところでしょう。

溜め撃ちは自機のサイドかららせんを描いて前方にミサイル状の弾を撃ってきます。

ボンバーは画面いっぱいに「龍」の字が出るものです。

はい、「戦国エース」のこよりが使うおみくじボンバーですね。

 

ロボット

前作の最強機体・韓国の流れを汲むプレイヤーです。

デモでは2番手で出てきますが、レーザーを目から2回撃つだけであまり目立ちません。

しかし今ゲームでは1番手に使えると思います。

ショットは貫通はしないものの前一方にレーザー状の弾、溜め撃ちは前一方にショットを更に強化したレーザー弾を撃ちます。

ボンバーは韓国機体と全く同じ、発射と同時に4本のレーザーを4方向に撃つものです。

 

ねこみみ

と書きましたが、ひょっとしたら違うかも知れません。

髪の毛が橙色をしている方です。

← この方です

 プレイヤーセレクト画面より

ショットは途中で幅が微妙に変化するものです。

溜め撃ちは前一方にレーザー状の弾でロボットとほぼ同じですが、色が紫になっています。又幅がちょっと小さいです。

ボンバーは雷電Uの黄ボムがちょっと少なくなった感じですが、ボタンを押すと飛行機が出現しボンバーを落としてから上へ去っていくという演出がつきます。

これが一番強いキャラのようです。

 

吸血鬼

これも推定です。髪の毛が黒色をしている方です。

見ていたところこのキャラを使っている方が多かったように見えましたが……。

ショットはダライアスのウェーブ状の弾と、らせん状に飛んでいくショットの2つが同時に発射されます。

ショット自体の破壊力は4人の中で一番あるようです。溜め撃ちはらせん状に飛んでいくショットが大きくなったようなものです。

ボンバーは自機前方扇角200度に小さい炎状の弾を同時に発射します。

 

 

更にスペシャルアイテムとして次の4つが出現します。

1→2機のオプション機が自機の横に出て前方に一本のレーザーを撃ちます。一定時間で消滅しますが、2発ずつ最高4つまで画面上で撃てます。

適当に動いてオプションを横に並べて撃つようにすると、レーザーがくまなく画面を覆ってくれるので使えます。

2→前作のナパームです。前に比べると破壊力が上がっています。

爆炎もそれほど上がらないので使いやすくはなっています。

3→前作のレーザー、いわゆる電撃です。と

りあえずは取っていいでしょう。前作と同程度の威力はあります。

4→落下後敵に当たるか画面一番上で横に爆発します。

取ってもいいでしょう。やや他に比べると使いづらいかも知れません。

なおこれらのアイテムの内、2から4は取るとかなり横幅が大きくなりますが、

実際の判定は真ん中の自機の部分だけですので、見た目ほど気にすることはありません。

 ← 2〜Cのアイテムを取った状態

見かけは大きいですが実際の

当たり判定は真ん中部分のみ

 

コイン、GOLD

いわゆるボーナスキャラですが(それぞれ100点と300点入る)、他にもこのアイテムは重要なはたらきがあります。

このゲームでは、面クリア後アイテムを買うことが出来ます。

ここでこれらコインとGOLDが勘定されて、装備を買うことが出来るのです。

売り物については次の通りです。

 

P   1000  見ての通りのパワーアップです。

B   2000  ボンバーです。ちなみにインストでは「BOOM」となっております。

MP  5000  フルパワーアップです。パワーアップ4つ分となります。

1UP 10000 残機が1機増えます。

 

なおこのゲームは、ファンタジーゾーンなどと違って買ったからといって値上がりすることはありません。

さて、この中で買うべき装備はすばりボンバーしかありません。

理由は少し考えて頂ければわかると思います。

 

○仕様

本ゲーム構成は前作と同じく全1周・8面で終わります。

 

○エンディング

前作ステッガーTを見た方ならわかる、あのエンディングを踏襲しています。

 

BACKGROUND   CHO NAM JUNG

 今度はワープロで清書してきましたが、やはり「BYE−BYE」と来ました。

BACKGROUND   OH CYEONG HUN

 こちらは見かけぬ顔です。新人でしょうか。

BACKGROUND   PARK KYONG SO

 腕組みをしている方です。

BACKGROUND   KIM EUN JIN

 再び出た女性の方。まずまずの格好か(余計なお世話)。

ANIMATION    KIM YOONG MI

 こちらも女性の方。スーツを着ています。

ANIMATION    LEI HOAN KI

 格好からしていかにも軽い男のようです。

ANIMATION    KIM JIN YONG

 こちらも女性陣の中では軽い格好です。

SOUND        PARK CHI HO

 こんな方は前には存じませんでしたけど、新曲はこいつが書いたって事でしょうか。

DIRECTER  RYOU HAI SUNG

 相変わらず深呼吸しています。

そして最後に、あろうことか9人がカラーで出現します。

それはいいのですが、よく見ると下に「AFEGA」のロゴが出ているのですが、実は半分欠けています。

取り込みに失敗したようですね。

 

 

そしてゲームオーバーの表示も何処へやら、唐突に画面はランキング画面へ突入します。

前作に比べると少し大きくなったようですが、構成は一緒です。

さて、前作で指摘されていた文字はどうなっているのでしょうか。

結論を申し上げますと見事に期待に応えてくれました。

「X」を入れようとしてもそこには「R」しか入りません

また「ED」を入れると終わりではなく、画面に「ED」と表示されます

全然直していませんね。

 

 

特別企画・戦神110番

このゲームについて予想されるであろう質問を勝手に考えて適当に答えてみました。

これであなたも戦神博士(になってもしょうがありませんね)。

Q:基板について面白い点があると聞きましたが?

A:まずは音源はYM−2151。ご存じFM音源です。

AFEGAのシールの下には何もありませんでした。ドーヤンのロゴを期待したのですが残念です。

基板は標準でピッチにコネクターがついています。

説明書によればコネクターをつけた状態で使用して下さいとあるんですが、別にコネクターをとって接続しても問題ありませんでした。

いったい何のためにつけたコネクターでしょうか

謎です。

 

*どうやら単なる、逆流防止のコネクターではないかということです。

ステッガーTもそうですが、戦神にはノイズをカットするコイルなどが基板上では見あたらないため、

コネクター(ちょっとしたサブボードと言ってもいい)をつけることで故障対策を行ったようです。

これならば基板設計を変えることなく、手っ取り早く対策が立てられます。

ということは、ステッガーTでも使用することはできますね。両タイトルをお持ちの方は保護のため使い回しましょう、

って多分これに該当する方は相当なものだと思いますが……。

もちろん当方は、相当な方です……。

 

Q:一つ笑いをとれる技はありますか?

A:何もやらなくても十分に笑いはとれますが、それだけではおもしろくありません。

これなんかどうでしょう。面クリアのとき自機を動かせます。

「ROUND CLEAR」と出て自機が上へ行って消える際、レバーを下に入れましょう。

あら不思議消えたはずの自機が上から降りてきます。

ここで左右下端に自機を押しつけると自機が振動します。

意外に知らない人が多いようですので、ジャンジャンやって笑わせましょう。

 

Q:このゲームのハイスコアはどのくらいですか?

A:それ以前にこのゲーム、デモではランキングが一切出てきません。

あくまでプレイヤーがゲームをプレイしたときに最後に出るだけです。

これではコインを入れてゲームオーバーにならない限りハイスコアの確認がとれません。

もっとも次で述べるように永パがありますからちょうどいいですね。

 

Q:このゲームは永パ確定ですか?

A:前作では確定しませんでしたが、今回は確定です。

場所は6面中ボス。攻略では「2分たってからボンバー」と書きましたが、

ここでボスが2回自爆したところでボンバーを使い、ボスに重なりますと撃ち込み点が永久に入るようになってしまいます。

これをやると、スコアはカンストではなく、6553600点で0点に戻ってしまうことが分かります。

もっとも表示上は負けていても、実際はちゃんと記憶しているようで、後から見かけは高いハイスコアを出していてもランキングでは後ろになります。

もっともランキング画面はゲーム終了直後以外出ませんから無駄ですけどね。

 

Q:買い物で注意することはありますか?

A:普通はボンバーだけ買っていればいいでしょう。ただし死んでフルパワーを買うときは、ボタンを連打してはいけません。

ボンバーと違ってこのアイテムは金が続く限り何個でも買えますが、あくまで効き目は1回限りです。

ということで死んだら初期装備のままの自機が出てきます。

なおパワーアップでは5つ買えばフルパワーですから値段的には結局同じですね。

パワーアップは5つ買った時点で、それ以上は買えなくなります。

左下のゲージでどのくらいパワーアップしたか確認できるので、ここは親切設計と言っていいと思います。

要はフルになっていればパワーアップはしなくていいということです。

 

Q:このゲームの曲は相変わらず盗作ですか?

A:はいその通りです。まず音楽についてですが、ほとんどステッガーTと同じです。

もっともこれは同じメーカーですから、盗作と言うよりも流用といった方が分かりいいでしょう。

普通はここまで流用はしませんが。

後半4面とエンディング・ネーム入れは全くそのまま使っています。

面倒だったんですね。

 

 さて前作で問題になったオープニングは「雷電U」ではありません。

ちゃんとオリジナルのになっています。これはこれでいいのですが、もう1つの6面では前作同様「スーパーX」が流れます。

後半面だからばれないとでも思っているのでしょうか。

同じ韓国メーカーだから大丈夫と思っているのでしょうか。

そうは問屋が卸しません。

こら、PARK CHI HO(なんて読むのでしょうか)、

手なんか挙げている場合じゃないぞ、

盗作じゃねえか

 

 ところで、このゲームとステッガーTのROMは、実は全く同一のものということです。

しかもあろうことか、スーパーXの未使用曲が入っているとのことです。

確かに上に上げた物とは別に、一部の面の曲がスーパーXの曲に似ているのはここらへんの関わりもあるようですが。

 ただ、曲につきましては当ゲームは流用と書きましたが、

さらに検討しますとベース部分が微妙に違っております。

が、事実上は同一でしょう。

 

○結論

難易度はステッガーTより難しいです。

溜撃ちがあまり使えなくなっている点と、敵が結構無茶な攻撃をしてくる物が多いです。

 

どちらにしても、期待は裏切らないつくりになっています。

情報によりますと、秋葉原の「マック」なる基板屋で、新品を1万円で売ったところあまりに売れるので値上げしたそうです。

商売だからと言えばそれまででしょうが。

この手の基板は、ひょっこり出てくる物なので、あきらめずに探されると見つかるかと思います。