
これは押さえなくては
ギガンデス
イーストテクノロジー/タイトー 1989年
○前書
業務用シューティングゲームでは今更言うことのないタイトルでしょう。
無名メーカーの割には全体的な完成度の高さ、謎を呼び起こすサブタイトルと出た当時から話題になっていました。
当時のゲーメストでも、1位こそにはならなかったもののベスト演出賞として選ばれていることからもよく分かります。
今回は業務用以外のユーザーにはほとんど知られていないと思われる当ゲームについて、
僭越且つ今更ながらですが考証させて頂きます。
○操作方法
8方向レバーで自機の移動、Aボタンでショット(押しっぱなしでもある程度連射してくれます)、Bボタンで砲身の移動ボタンとなっております。
Aボタンについてはともかく、Bボタンについてはインストにも描かれておりますが改めて説明いたします。
最初の状態では砲身・弾を撃つ部分は自機の前方向・自機を中心としますと右側の位置についております。
しかしBボタンを1回押すことで時計回り90度・つまり下側へ移動します。更に1回押すと後ろ側へ、もう1度押すと上側へ移動します。
というわけでもう1回押せば最初の状態・前方向となります。
更に砲身が上下方向についている場合は、Bボタンを押しっぱなしにすることで砲身を斜め方向へ向けることができます。
しばらく押しっぱなしにしますと、斜め前方向→上下方向→斜め後ろ方向→上下方向→斜め前方向→……の順で砲身が動きます。
希望の砲身の向きになったところでボタンを押せば砲身の向きは固定されます。
○アイテムの取り方
当ゲームでアイテムを取る際は、次のようにするとよいでしょう。
@自機のショットとは別の位置に
初期設定の自機についている砲身(砲台)は1つだけです。
これだけではすぐに押されてしまいますので、できるだけ砲身は増やすこととなります。
ですから初めアイテムは砲身のついていないところで取るようにしましょう。
1つと2つとでは攻撃力は単純に見ても2倍違います。
Aミサイルは対になるようにつける
ミサイルアイテムはパワーアップさせることで幅が出てきますので、編隊で来るザコ敵に有効です。
この時、上下もしくは左右に対になるようにミサイルを取ると、ザコ敵が左右から同時に来る時に楽になります。
なおボス戦では上下斜めに向けて接近して撃ち込むようにすると効果倍増です。
○仕様
当ゲームは全8面、一周エンドのゲームです。2人同時プレイはできません。
1P2P側での単独プレイも不可です。
なお、コンティニューはいちおうできますが、最終面だけコンティニューはできません。
又、コンティニューの場合その面の最初からやり直しになります。
○全面攻略(ボス部分のみ公開いたします)
第1話 ROUND−37発進!
ボスはロボの出来損ないのような形をしています。ボスそのものは左右に動くだけです。
攻撃はボスの頂部から3方向弾を単発で、左にあるコアの下にある砲台から3WAY弾、
右にあるコアからはホーミングミサイルを1発ずつ、その上部からはバラマキ弾を上方向へ撃ってきます。
ホーミング以外の砲台は全て破壊できますので、撃ち込んでしまえば大丈夫です。
とりあえずは左下にいて3WAY砲台を破壊すればぶつかることはありません。ホーミングも撃っていれば問題ありません。
コアが左右についているため、上を抜け反対側に行きますが、その際に本体から直接左右へ撃ってくるレーザーに注意しましょう。
実はこんなことをしなくても、左のコアを破壊した時点でボス本体を経由し反対側へ通り抜けられる場所があります。
コアのあるところの少し上下にずれたところに自機のショットが通るところがあります。
そこを抜けて右側のコアを撃つようにすれば大丈夫です。
ただし反対側からのホーミングが怖いのでショットはしていましょう。
第2話 ライバル出現
ボスは上下を経由して壁伝いに風車のような弾を、上下からはピンク色の壁がだんだんせり上がってくるという攻撃と、
時折ボス内にいるライバルがレーザーを単発で発射するという攻撃をしてきます。
ミサイルは対に右斜めにしておくと、壁及び風車弾には大丈夫です。
あとは画面真ん中でライバルのレーザーに気をつけて上下に避けつつ撃ち込みましょう。
第3話 メソポタミアの悪夢
ボスは座禅を組んだ爺さん?です。
スクロールが止まると弾をバラバラ発射し、光る弾は全方向に分裂したりと好き放題の攻撃をしてきます。
このボスはスクロールが止まるまでが肝心です。
爺さんの腹の前に行き(砲台と障害物には注意)、接近して一気に撃ち込みましょう。
ミサイルがパワーアップしていれば、ものの3秒でカタがつきます。
第4話 コロニーを救え 前編
ボスは後ろ中央から出現します。まずは左下にいましょう。
4つの部分に分かれ、パイプを上下左右に伸ばし画面いっぱいに広がってレーザーを左右・上下に発射、
次にホーミングミサイルと5WAY弾を撃ちつつ反対側へ移動して再びレーザー発射……となります。
しかしこのボスは安全地帯があります。場所は画面上下端です。ボスが腕を広げてきたら上下端に入りましょう。
後はそこで撃つだけです。ただし画面左下右下左上右上はボスが来るので不可です。
なおこのボスは、反対側へ行くときに5WAY弾を撃ってきますが完全にパターンですので恐れることはありません。
後はそのまま撃ち込みましょう。
第5話 コロニーを救え 後編
ボスは時計回りに動き回って頂部から7WAY弾を撃ったり、下部からホーミングミサイルを一斉に撃ったりしてきますが、
大したことはありません。
画面左下が安全地帯となっております。ミサイルを右上にしておけばホーミングも怖くはありません。
弱点は下部に見える橙色の部分です。
なお、クラッシャーボールがある場合はぶつけた瞬間で倒せます。
第6話 多々良島決戦
ボスは最初が肝心。スクロールが止まった直後に卵の上からクモが3つ出てきます。速攻で叩いて下さい。
モタモタしていると巣を出されてしまい、この後のボスの撃ち込みに大変な障害となってしまいます。
次に卵が割れて、中から緑色の蛇が1匹ずつ、計3匹出てきます。見かけは一緒ですが、
最初の蛇は頭部から1発で、2つ目の蛇は3WAYで、3つ目の蛇はしばらくすると8方向に分裂する炎弾をそれぞれ出してきます。
3つ目が特に厄介です。クラッシャーボールを当てて速攻で倒しましょう。
他の武器では時間がかかりますので注意しましょう。
クラッシャーボールがない場合ボス中で一番難しい敵です。
第7話 地底王国ラーザン
ボスはまず貝状の敵が右から自機目がけて突っ込んできます。
撃ち込みますと、静止して象の鼻のような物体になり上下に先端部分を動かして、
後ろから出てくる巻き貝(どうやら本体)と合体し、再び攻撃してきます。
この攻撃ですが、上部から1発ずつ3連射する白い弾、下部からは先の自機に突っ込んできた貝の小型版を出してきます。
貝はそのままにすると左右に振動しつつ自機へ寄ってくるので、どんどん撃っていきましょう。
邪魔になります。
弱点は上部の、弾を撃つときに見せる青い部分です。
接近して撃ち込めましょう。
最終話 友よ静かに眠れ
背景が格子状になったところでスクロールが止まり、先の骨が突如実体化して出現します。
出現後組み直してきますが、画面一番下の真ん中辺りにいれば大丈夫です。
骨は組み直し後、骨と骨の間に赤い部分が5つずつ、2ヶ所出てきます。
この部分を全て破壊し、骨を撃つことでボスにダメージを与えることができます。
この時、顔部分に弾を当てた方がダメージを与えやすいようです。
しばらく撃ち込むと、ボスは一旦収縮します。
そして元の、赤い部分がついた状態となりますが、ここでホーミングミサイルを多数一斉に撃ってきます。
このあとは繰り返しとなります。
さて、この繰り返しでダメージを与えますと、当初茶色っぽかったボスは赤色に変色します。
こうなると、組み直した後発狂した攻撃となりますので注意しましょう。
ホーミングミサイルに加えて、点滅しながら自機が直前までいた位置に丸い赤い物体を出してきます。
この物体は耐久力こそないものの放っておくと反時計回りに弾をばらまいてきますので注意。
この丸い敵は1つずつながら連続して出してきますので絶えず動いた方がいいでしょう。
知らぬうちに体当たりを食らってやられてしまいます。
この敵を2つ3つ撃ち逃すだけであっと言う間に画面は弾だらけになってしまい避けるのは困難となります。
1つ1つ倒していくようにしましょう。
*ところでボスは倒すと「ギーガーンーデース」と言いながら沈んでいくということですが、
果たしてそのように聞こえるかどうかはちょっと疑問です。
○エンディング
ありません。このゲームはラスボスを倒しても、そのまま画面はフェードアウトし、
直後黒い画面となって「GAME OVER」と表示、
そしてネーム入れとなってしまいます。
○総論
現在から見てもなかなかに高い演出を持っていたということがよく分かります。
普通のゲームでは、単に1面・2面といった面表示を、第1話・第2話というように話構成にした辺り、
多分にアニメの影響をも受けているのでしょうが、他には毎回ごとに違う趣向が出ているということを言いたかったのではと思われます。
ちなみに面ごとで出てくる敵は、アイテムを持ってくる敵以外は、各面ごとに敵が用意されています。
他の面で出た敵が再び出るといった、悪く言えば使い回しというのは一切ありません。
各面ごとのイメージを大事にした結果と思われますが。
そして、どんなにパワーアップしていても、次の面では自機の装備は全て外されて、
ノーマル状態・つまり初期状態からのスタートになるというのも興味深いところです。
これにより、単にパワーで押していくプレイではなく、ある程度戦略性が要求されているということになるかと思います。
なお途中でミスとなっても、その場スタートの上それまでのアイテムは失うことのないまま、復活します。
初心者にも易しい設定といったところでしょう。
わざわざ連射しなくてもショットボタンを押しっぱなしで、十分に敵に対処できるというのも大きいかと思います。
これについてはインストなどに紹介はされていませんが、初心者でもそれなりに楽しんで欲しいという配慮が見えるかと思います。
もっとも実際は連射を入れた方が幾分速くショットを撃つことができますが。
面の展開も、第1話はノーマルな普通のビル街を通っていったところ、ボス直前で出てくる、「もうすぐボス」看板で笑わせてくれます。
第2話はいくらか有機的な敵が出てきますが、ボスでタイトル通り自機に似た敵(ライバル)が出現します。
第3話は、アジアの古代文明が融和した雰囲気がなかなかにマッチしていると言えるでしょう。途中で再び出現のライバルも見逃せないところです。
第4話から第5話へは宇宙へと展開していきますが、第4話ではコロニー外部ということで宇宙空間を背景に、
そして第5話では内部へと至るというように、単に前編後編と分けただけではないことが分かります。
そして第6話で突如垢抜けたタイトルで、緊張感を抜き、第7話では地底ということからか、静かな曲と相まって派手ではないものの地味に攻めてくる敵に不気味さを強いられます。
そして最終話。自機の後ろ姿と相まって、このタイトルはまさに不世出といったところでしょう。
結局友=ライバルであったということなのでしょうか。
もっともラスボスを見る限りはライバルの形は微塵も出ていないのですが。
当ゲームは、このような記事ではまだまだ紹介至らないところがあるとは思います。
是非入手していただきたい基板です。損はさせません。