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九年目の魔術が始まる…… じっと坐って神経を集中するのじゃ。 さもないと、このサイトはおまえを殺すやもしれぬ。いや、おそらく幾度かそうなるだろうな。ここは魔法のサイトだ。 サイト自体がひとつの長大な呪文になっておる。ひとつの長大な魔術の業にして、ひとつの長大な妖術の儀、はたまたウェブ上に編みこまれた強力な魔法…… わしの魔法なのだ。 本当だとも。わしの名はマーリン。 とうの昔に死んでおるが、そんなことでうろたえてはならぬ。幽霊ではない。別の時代から話しかけておるのだ。その時代、いにしえの世にはちゃーんと生きておった。いや、つまり生きておる。達者でぴんぴんしとるわい、この歳の者にしてはな。 ま、歳を食っておるのはたしかだ。こちらでは、ドルイドのマーリンで通っておる。大賢者マーリンと呼ぶ者もおるぞ。あるいは……そう、魔術師マーリンともな。 さて、わしはいま呪文をかけておる。はっきりいえば、おまえに向けてだ。 何もあわてふためくことはない。なかなか魅力的な呪文なんだから。要するに、おまえをわしの時代へ運んでくる呪文なのさ。 こちらでは、おまえはピップという名の英雄で、ちょっとした有名人だ。魔術師討ちのピップとか、ドラゴン殺しのピップなどと呼ばれてな。 おまえのいるつまらぬ時代よりは、はるかに夢があり、希望に満ちあふれ、真の冒険が待っておるぞ。勇ましい英雄が生まれるにふさわしい時代だ。 いまは困ったことに、魔界の門が開いたままになっておる。誰かが閉めねば、アバロンの王国はほどなく滅びを迎えるであろう。邪悪が世にあふれ出してくるからな。 おまえの助けが要るんだよ。 さあ、わしの時代へさかのぼってこい……身体はいらぬ、心だけ……そうっと目を閉じて……精神を集中させて…… これまでの華々しき冒険
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いい知らせと悪い知らせ
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実は普通の告知コーナー
こちらは〈グレイルクエスト〉の絵師フーゴ・ハル氏からの告知です。ファンは読め読め。
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バッグとTシャツのお渡し |
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「14のみやげに教えてやろう」
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管理者からの蛇足的解説
創土社から〈グレイルクエスト〉第二巻『ドラゴンの洞窟』(ハービー・ブレナン著)の新版が発売されました。今後も年に一〜二点のペースで復刊されるでしょう(全八巻+番外)。 グレイルクエストは、二見書房から1985〜87年に刊行された傑作ゲームブックで、長らく絶版となっていました。当時は〈ドラゴン・ファンタジー〉というシリーズタイトルがつけられていましたが、新版は原著本来のタイトルに従い、〈グレイルクエスト〉の名で復活することになりました。内容を知りたいかたはこちらを御覧ください。 新版は旧訳の味わいを守りながら、原書から数々のブレナン節(旧版では削られていた文章)を補完しています。挿絵は旧版と同じく、フーゴ・ハル氏のあの独特の鉛筆画です。差し替えられた挿絵が数点あります。小さな追加カットは多数あります。新版の表紙イラストを手がけているのもフーゴ・ハル氏です。 |
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ホビーショップのイエローサブマリンが、HUGO HALLデザインのオリジナルゲームを「Yellow Hall Collection」と銘打って発売しています。『hydra』『たぶらか』『POTATOでチョ!』『All the King's Men』の計四作が出ました(品切れの場合あり)。 |
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新作FFゲームブック
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アドベンチャーゲームブック
凶 兆 の 九 星 座 〈喉斬り道化師〉の支離滅裂な妄言  セプテム・セルペンテース 著 日向 禅 訳 ![]()
タイタンの世界は巨大な遊戯盤、英雄も隠者もみな神々の駒に過ぎぬ。狡獪なる指し手ロガーンは何を思うか、アランシア北西の地に手駒を一人。血塗れの〈舌〉を持つ道化が幽冥の黄昏に影と踊る。今宵、宇宙の天秤は善悪いずれに傾くや。そはいと暗き運命を告げる九つの星座にもわからぬこと。
〈喉斬り道化師〉の奇抜軽妙な冒険に旅立たんとする者は、二個の骰子と筆記具を用意されたし。行く手に待つは数々の危難、終幕を見るや否やは保証の限りにあらず。敵は〈死〉の魔手、あまりに手強い。いかなる道をたどるか、いかなる危険を冒すか、いかなる相手と闘うか、すべては御身の決断次第。 本文挿画:吉井 徹 表紙:フーゴ・ハル 詳しい紹介はこちら |
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初心者のためのサイト入門
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管理者からの手抜き解説
「マーリンの呼び声」はハービー・ブレナンのゲームブック〈グレイルクエスト〉をメインに扱ったファンサイトです。
〈グレイルクエスト〉は、魔術師マーリンに呼び出された読者(きみ)がピップという若者の体に入り込んで冒険の旅に出る、というストーリー分岐型(行動選択式)のゲームと物語が合わさった本です(シリーズ全八巻+番外)。 子供の頃に読んだかたが思い出せるように説明すると、E・Jという喋る剣(クモ嫌い)が相棒で、毎回ひどい詩を詠む魔神が登場し、自分が死ぬといつも「14へ行け」と宣告される、という内容です。アイルランドの皮肉なユーモア、ナンセンスなギャグ、印象に残る奇怪な挿絵などが特徴です。 このトップページからアバロンの王国へ進むと、常設のコンテンツを見ることができます。1999年の開設以来あまり内容は変わっていません。ブレナンのファンなら一度は巡ってみるとよいでしょう。見逃せない情報が含まれています。 また、サイト制作者の趣味で〈グレイルクエスト〉以外の話題を扱ったコンテンツもあります。セプタングエースの七匹言を一度覗いてくだされば、興味のある話題が見つかるかもしれません。〈魔法の国ザンス〉の注釈などはいずれ独立させたいと思いつつ、果たせていないのですが。 このサイトの特徴として、トップページの内容が定期的に丸ごと変更される、というものがあります。毎月14日をブレナンデーと定め、更新の目安としています。 2002年までは単なるネタの変更でしたが、〈グレイルクエスト〉の挿画を手がけている絵師フーゴ・ハル氏との交流が始まって以降、トップページはさまざまな企画の告知ページへと生まれ変わりました。 これまでに、フーゴ・ハル氏デザインのTシャツや帽子制作&販売など、いろいろとやってます。過去からの呼び声はそのまとめページで、歴代トップページをすべて見られます。フーゴ・ハル氏デザインのカードゲーム紹介はこちらで。 サイトを制作&管理しているのは、セプタングエースというややこしい名前の魔霊(設定上)です。2003年からは日向 禅(ひゅうが ぜん)という筆名で『RPGamer』という雑誌にゲームブック関連記事を連載させてもらったりしています。 2004年には『RPGamer Vol.7』にてオリジナルFFゲームブックを制作しました。FFというのは「ファイティング・ファンタジー」のことで、『火吹山の魔法使い』や〈ソーサリー〉四部作に代表されるシリーズです。FFファンはもちろん、ブレナンのファンも思わずニヤリとしてしまう内容に仕上がっていますので、ぜひ御一読ください。 2006年に刊行された新版『ドラゴンの洞窟』では翻訳を手がけました。旧版では省かれていた原文の訳を補完、多かった誤訳を訂正、シャレの訳を増強、と変更が多数ありますので、旧来からのファンもお手元にどうぞ。
The Emblem of Septangues
Illustrated by HUGO HALL サイト早見リンク アバロンの王国 冒険日誌 夢時間(BBS) サイト管理者:セプタングエース(日向 禅) |