ご案内:このコンテンツは大きなフォントに対応しています。
 
 
ロゴ:月曜会EX 郵趣部
【超】初級編 郵便印入門
風景入通信日付印
Page.6/16 月曜会EX 郵趣部
特別通信日付印 その1
風景入通信日付印(風景印)
 普通通信日付印が、ごく普通に使われる消印に対して、特別な用途で使われる消印が、特別通信日付印です。
 この特別通信日付印の内、風景入通信日付印は、その郵便局の近くにある、名所旧跡等を題材にした図案を取り入れた、国内郵便専用の消印で、一般に“風景印”と呼ばれ、一部の郵便局しか持っていない特別な消印です。
 消印の大きさは、直径36oと大きく、丸型だけではなく、変型印と呼ばれる、丸型以外の形を採用している郵便局もあります。
 また、使われるインクは、錆桔梗色ではなく、鳶(とび)色と呼ばれる、赤茶色のインクが使われます。
 1931(昭和6)年7月10日から、静岡県の富士山郵便局と、山梨県の富士山北郵便局とで使用されたのが、風景印の始まりで、太平洋戦争中に一時使用が中止されましたが、1948(昭和23)年1月1日より使用が再開され、現在に至っています。
 この風景印は、通常の郵便物にはほとんど使われず、郵便局の郵便窓口での押印、又は、郵頼と呼ばれる、郵便による押印依頼によって入手できる消印です。(“郵頼”に関する事項は“消印の集め方”のページに記載しています。)
 風景印には、使用期間の定めがなく、風景印を持っている郵便局の郵便窓口営業時間なら、いつでも押印できますが、ゆうゆう窓口(時間外窓口)等の通常営業外の窓口では、押印できません。
 観光記念的な意味合いが強い消印ですが、あくまでも消印ですので、押印の際には、50円以上の切手か、現行の官製はがきが必要になります。(押印に関する話題は“押印の条件と位置”のページに記載しています。)
風景入通信日付印(風景印)
写真:風景入通信日付印
川崎港郵便局
 東京湾アクアラインの川崎側入口と川崎マリエン、大師橋、コンテナ船が描かれた風景印です。

風景入通信日付印(風景印:変型印)
写真:風景入通信日付印(変型印)
横浜港郵便局
 横浜ベイブリッジとマリンタワー、豪華客船が描かれた風景印(変型印)です。
 変型印では、消印の形にも意味がある場合があります。横浜港郵便局の場合、横浜港に係留されている“氷川丸”の断面をモチーフにしています。

押印方法
便 風景印が配置されている郵便局。
  郵便局の郵便窓口。
  郵便局の郵便窓口営業時間内に押印可能。

トピックス
1.風景入通信日付印の図案変更
 時代と共に、街並みが変化することがありますが、風景印もその変化に対応して、図案の変更が行われる場合があります。
 図案の変更理由としては、図案に描かれていたものが陳腐化、あるいは、なくなってしまったなどを始め、郵便局の移転、郵便局名の改称を機に図案を変更する場合もあります。
 風景印の図案変更は、頻繁に行われるものではありませんが、2年程で図案を変更した郵便局もありました。
図案変更の例
写真:風景入通信日付印(変更前)
写真:風景入通信日付印(変更後)
郵政省内郵便局 郵政事業庁内郵便局
 省庁再編に伴い、郵便局の所在地は変わらず、局名のみが変更された際、風景印の図案も変更になった例です。
 新しい風景印では、丸型から変型印になり、ハトやポストが図案に追加されましたが、描かれている建物は同じ(旧郵政省庁舎→総務省郵政事業庁庁舎)です。
2.同一図案の風景入通信日付印
 風景印には、複数の郵便局で同一の図案を採用している場合もあります。
 兵庫県神戸市垂水区では、24の郵便局が同一図案を採用しており、これは同一図案採用郵便局数としては最大のものとなります。
同一図案の例
写真:風景入通信日付印
 
写真:風景入通信日付印
川崎京町郵便局 川崎市役所通郵便局
 東京湾アクアラインの川崎側入口が描かれたこの風景印の図案は、神奈川県川崎市川崎区内にある16の郵便局が採用しています。
アイコン:前のページに戻ります。アイコン:メニューページに戻ります。アイコン:次のページに進みます。
機械日付印   メニュー
ページ
  小型記念通信日付印
End of page.