TLSとのなれそめ(ぱーと1)

いかにして私はTLSにハマッていったのか? 
[ パート1 ]
- 発売の頃
- まずは購入
- Bleem! でチャレンジ
- 鬼のいぬ間に
- シナプス崩壊? はたまた復活?

[ パート2 ]
- 不幸の芽
- がっかり球技大会
- ラスト一週突入
- ゲームの中でフテ寝
- 運命の瞬間
- デートだデート
- いよいよ最終日

[ パート3 ]
- 情報戦
- TLS調達作戦発令
- 神風と天罰と・・・
- 初めてのお絵かき
- HP立ち上げへ
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発売の頃
TLSの存在自体は知っていました。

「どうもあの絵は・・・」という話をよくききますが、私はどちらかと言うと好みです。
私の場合、「ギャルゲーである」というのと、「表紙のカットが怪しげ」の2点が問題点でした。
発売の時点で妻も子もありましたし、子育ての忙しい時に脇で「ギャルゲー」やってるわけにも行くまい、という訳で。

もっとも、「ギャルゲー」に対する評価・分類自体を正しく把握はしていなかったので、偏見といえば偏見なんですが。

まあ、そんな訳で、発売後約3年間、TLSの事は気にしていませんでした。
TLS-RやTLS2にいたっては、発売された事も知りませんでした。
- - - - - -

まずは購入
あれは1999年11月頭・・・ 秋葉原某所にて「TLSファンディスク発売」のポスターを見かける。
「ああ、あのゲーム、続編がでてるんだ・・・ わりと良い絵柄なんだがなぁ・・・
 あの手のゲームはイラスト全部みるとなると全キャラクリアしないとならないし、
 そんな事やってられないもんなぁ」 (ううう、あの時はそう思ったんです)
家の近所のゲーム屋を覗くと、無印とベスト版が並んで、同じ値段で売られている。
2400円なら買ってもいいかな? けどハズレだとやだし、と言う訳で、家に帰ってインターネットを検索。
アスキーのページでは、これといった情報も得られず。
どうやら、オリジナルと拡張版(いまから思えばRの事)がある事を確認。
ところが、TLSの画像吸出しEXEをポロっと発見。ああ、これがあるなら買っちゃえってんで早速ゲーム屋へ赴く。棚の所にある説明を読むと、「R」の説明がかいてある。実際は無印とベストなので、ぜんぜん違う説明なのだが、知る由もなし。
どっちを買ってもポスターがつくらしいので、とりあえずベスト版を買ってしまう。

家に帰って画像を吸い出す。やはり、好みの絵なので、まあ良し、と思う。

Bleem! でチャレンジ
実はその時点で自機にはBleemが導入済みであった。
ちょうど良いのでトライする。オープニングアニメは音声付きでキレイに再生される。
「お、わりかしいいじゃん」と思う。
が、なーんと。漢字がでない。名前の選択画面が空白。とりあえずカタカナで名前をつける。
ゲームが始まっても漢字は出ない。ひらがなは出るが、漢字が出ないと、自分のセリフがまったく理解できない。みさきやのぞみはちゃんとしゃべってくれるが、まだ一度もやったことのないゲームを手探りでやることもできない。
だが、ゲームの中では表情がころころ変わる事に気付く。吸い出された画像は口を閉じた画像しか無い。
やはり、ちゃんとやるしかないか?と思いはじめる。

プレステは居間にあるので、妻子の目を盗んでやる訳にもゆかず、TLS-Bestは約3週間、プレイされる事はなかった。

鬼のいぬ間に
ある日、チャンス到来。
妻は長男を連れて外出。次男は幼稚園。私は次男を迎えに行く事になっていて自宅で待機。
迎えに行くまで約2時間。ちょうど良いので TLS-Bestを居間に持ってきて起動。

アニメは見ているので飛ばす。ああ、やっぱり漢字がでるんだ、と思いつつ面倒なのでカタカナで名前をいれる。(笑)
季節は迷わず夏を選択。「無印」の選択画面では夏の所に水着の流された天野さんが描かれているのだから仕方がない
髪型が違うのですぐには判らなかったが、マニュアルによると格闘ゲームが好きな子らしいと知る。
ゲーム本編開始。

まだ、TLSの恐ろしさを知らないため、メモをとる気なぞさらさらない。

とりあえずはのぞみと挨拶をする。どうやら、幼なじみらしい。
行き先選択となるが「うっかり」最初の昼休みに屋上にゆかない。のぞみは美術部らしいので、放課後とりあえず行くことにする。ゲーセンがあると言ったら駅前通りだろうと思い、放課後は駅前通りに行く事にする。
いきなり綾音ちゃんがぶつかってくる。昼には大須賀が文句を言いに来る。
のぞみと話そうとするが忙しいらしい。

実際、メモを取っていなかったので、詳細はあやふやな部分があるが、日曜日、朝は買い物、午後はゲームセンター・ゲームセンターとする。
そして、ゲーセンで天野さんに人違いされる。いったい誰と間違ってるんだ?とも思うが、まあいい。

2週目、学内をさまよい、女の子が一通り出そろう。帰りは駅前通りに通いつめる。
駅前通りは天野さんに会えず、のぞみに何やってんのと言われたうえ、雨にふられたり、みさきに怒られたりする。
のぞみが雷に驚いて抱きついてきたり、綾音ちゃんが雷嫌いだったり。

帰りに会う女の子は手当たり次第さそうが、誰もいっしょに帰ってくれなかった気がする。

2回目の日曜日、やはり「買い物」「ゲーセン」「ゲーセン」。大須賀にプールに誘われる。
行ってみると、例の水着を来た天野さんが登場、「派手な水着だね」といいたいが選択肢が無くて残念。とりあえずほめておく。

3週目、途中で、「情報」メニューがある事に気付く。(おいっ)
見てみると、「天野さんのよくいる場所=屋上」となっている。
「放課後に・・・」という文字列は見落としたらしい。
その日から、「屋上」「屋上」「屋上」「駅前通り」というパターンを選び始める。
愚かである。

シナプス崩壊? はたまた復活?
何だかんだいって、天野さんとのぞみには良く会うので、そこそこ仲良くなる。
のぞみには駅前通りで荷物を持たされたりする。

このあたりから、のぞみや天野さんはいっしょに帰ってくれるようになったと思う。
だが、会話をはずすので、のぞみは途中で先に帰ってしまった事もあった。

しかし、この下校シーンという奴は・・・うーむ。
実際、遥か昔の中学生の頃、気になる女の子と一緒に帰った覚えがある。取り留めの無い話をしながら、それでも彼女の好みやら、興味のある事を聞き出しながら。
ちょっと懐かしいものがある。

ゲーセンで男にからまれている天野さんを発見。ボーっと立っていただけのような気もするが、「機転がきくね」とほめられる。まあ、喜んでるならいいか。

学校であったり、一緒に帰ったり、天野さんとの会話はわりと楽しい。おさげ(エビテール)もリズミカルに跳ねる所が良い。

ある日、のぞみに「一緒に帰ろう」と誘われる。だが、天野さんと帰りたいので断ると、馬鹿呼ばわりされる。どうやら、本当に怒っているらしい。ちょっと悪いことをしたかと思う。

が、校門をでると、天野さんが待っていて、一緒に帰る?、と言う。
もちろんOK!すると、こともあろうに、

「最近さ、わたしたちが付き合ってるって
 まわりが言うのよ。
 私たち、そんなんじゃないのにね」

などとふざけた事をおっしゃる。

「・・・・」と思いながらボタンを押すと、
主人公のセリフも「・・・・・・・・・」なので苦笑する。

「おいおい、天野さーん、そりゃ、付き合っちゃいないかもしれないけど、『そんなんじゃない』ってのはないんじゃない?」
と思いつつ「みつめる」・・・

すると、
「・・・・もう、急にどうしたの? 恥ずかしいな・・」
と、真っ赤に。なんか目つきがかわいらしい。

そっと手を握ると、
「あ・・・」といってやっぱり真っ赤

ほめると
「サンキュー、ちょっと照れちゃうな」といってまた真っ赤
うーむ、照れたときの表情がかわいいなぁ、と

再び見つめると
真っ赤になったまま
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」

こらもーデートじゃーと誘うと・・・・

なにぃー 「ごめーん、今週用事があるんだー」 だとぉ!?

と、ここで我に返る。

この下校の間、ゲージをろくに見ていない。
デートに誘ったとき、ゲージがどの辺りだったかも記憶に無い。
どうかしていた、としか言いようが無い。

時計をみると、もうすぐ次男を迎えに行かねばならない時間である。仕方がないので、セーブしてディスクをしまう。

だが、この出来事は長い期間休眠していたシナプス(脳神経組織)に刺激を与えてしまったらしい。
どうもそのシナプスは「恋愛回路」経由で「若気の至り回路」に直結していたようである。

しかも、TLSの真の恐怖は、これが始まりに過ぎないということだった。

パート2に続く

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