PV1000広技苑

 

 

はじめに

 

これはファミコンと同時期にカシオが発売したTVゲーム機PV1000のソフト資料である。カシオは電卓で成功したメーカーであり、半導体を自社で生産できるので、ゲーム機においても自社生産の有利性があった。この時期の他社のゲーム機は、例えばセガのSGシリーズにしても、汎用のLSIを使っており、ゲーム機としての性能はそれ程高くなかった。それらに比べればPV1000は性能的にはかなり優れていた。

但しPV1000の正確なスペックは説明書にも書いてなかったので、性能についての情報は、不正確な伝聞証言や筆者が自分で見て推測したものしかない。誰か詳しいスペックを知っている人がいたら教えて欲しい。

PV1000のドットの大きさは、VCSとファミコンの中間程度。色数も多いという話がある。しかし筆者が見たところでは16色ではなかろうか。32色よりやや少なくなった20色代という可能性もある。スプライト数はかなり多いのは間違いない。沢山の敵キャラが動き回っていても全然ちらつかない。だがスプライトは単色である。音は多分PSG2音。実質的には効果音と単音の音楽だけである。やや不満な点もあるが、ファミコンの登場がなければ第2世代機としては平均よりかなり上の性能だった。

このようにPV1000は第2世代機としてはかなり頑張っていた。恐らくカシオとしても自信があったのだろう。しかし周知の通りソフト交換式TVゲーム機の第2世代機(日本では第1世代機)の覇者は、任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)だった。ファミコンはPV1000も遥かに及ばないほどゲームに特化したマシンであり、発売当時のその性能は群を抜いていた。ファミコンの性能にはカシオも唸ったという。そのためPV1000もファミコンの敵ではなく、1年も持たずに消えていった。また性能はファミコンより低いのに、発売時期はファミコンより3ヶ月遅い1983年10月という事も響いている。PV1000は、ゲーム機の歴史においてはそれ程重要なマシンではない。なおPV1000の価格は、ファミコンと同じ1万4800円である。当然ファミコンを意識したものだろう。

PV1000はTVゲーム史においてそれほど重要なマシンではない。しかしPV1000用ソフトとして出されたゲームには、それなりに重要なものがある。ファミコンなど他の有力なマシンでは発売されなかったアーケードの名作ゲームが幾つもあるのだ。例えばナムコのワープマンの前身のワープ&ワープ、他に移植のないツタンカーム、日本のゲーム機では他に学研のTVボーイ版しかないアミダーなどである。

これらのソフトは、現在では家庭用が発売されなかった隠れた名作という事になるが、当時としてはアーケードの有名タイトルの移植という意義の方が大きかった。あまり知られていないがファミコンの初期は任天堂の自社ソフトだけで、サードパーティーと呼ばれるソフト専門メーカーが1984年に参入するまでは、ファミコンではアーケードの名作は任天堂自身のゲームしか出ていなかった。だからPV1000でアーケードの名作がプレイできるというのは、当時はかなり魅力的だったのだ。PV1000の現在の価値と当時の価値は異なるものがある。

このように当時の名作ソフトが多く発売されたのは、性能と発売時期でファミコンに遅れをとったため、ソフトでの挽回を図ろうとして、有名ソフトの版権を沢山取ったからではないかと推測される。これは戦略としては悪くないが、任天堂のような自社ブランドの名作ゲームが少ないというカシオの弱点も表しているように思われる。ソフト紹介に書いてあるが、カシオオリジナルのゲームは、キラーソフト?のパチンコUFOをはじめ出来の悪いものが多い。この辺はやはりカシオはハードメーカーである。とはいえ自社の弱点を正確に理解していた事自体は評価すべきだろう。

アーケードの名作を発売するという戦略は正しいと書いた。しかし実はこれは当時のカシオのPV1000の中心的な販売戦略ではなかった。カシオの中心的な販売戦略は全然別で、大いに首を傾げさせるものだった。PV1000発売時の同時発売ソフトとして、カシオの意図としてはキラーソフトのつもりで出されたのは、何とパチンコゲームの「パチンコUFO」である。マシンの箱にも大きくパチンコゲームの写真があった。そもそもPV1000のデザイン自体がUFOを意識したもので、このソフトの発売に合わせた形状である。

まあ意図はわからないでもない。ゲーム機を実際に買うのは親だから、親にアピールする商品を用意したというところだろう。これはファミコンでもやっている事で、ファミコン初期のソフトにも麻雀がある。またセガ8ビット機ではSG用ソフトでパチンコが出ている。しかし当時のパチンコゲームは、現在のように専用コントローラーがなかった。そのためプレイ方法が何とも間抜けなものになる。一度玉を打つ強さを決めると以後放置したままか、さもなければ延々とボタンを押し続けるといった、どうにも単調なシステムばかりだった。因みにパチンコUFOは後者である。その上パチンコUFOはカシオの自社開発ソフトで、ゲームとしての出来は非常に悪かった。とても親にアピールするような代物ではない。

いや仮に専用コントローラーなどがあったとしても、当時の本当にパチンコが好きな人が、子供のおもちゃのパチンコゲームを買う気になったとは思えない。パチンコゲームが売れ出すのは、TVゲーム自体が普及して、ゲームの中でギャンブル性なしにパチンコをやってみたいという人が増えてからである。またパチンコをやらない親には何のアピール力もないという問題もある。それにマシンの箱にでかでかとパチンコゲームの宣伝が書いてあったので、パチンコゲーム専用機という誤解も生じたらしい。これではパチンコゲーム目当ての親に対しても逆効果だろう。ゲーム機がまだ多くの家庭には普及してないという時代背景を考えると、子供と一緒になってゲームに興じるのは親の面子を潰すようなものである。カシオのこの販売戦略は大失敗だったように思われる。

もし親にアピールするつもりなら、任天堂やセガやエポックやトミーやアタリがやったように教育用ソフトを用意するべきだった。親というものは、自分が子供の頃どうだったかは棚に上げて、子供の出来がいいと自分の虚栄心が満足されていい気分になる身勝手な存在である。親の勝手な満足のためには、子供が喜ぶかどうかとは無関係な教育用ソフトを用意するべきなのである。それを逆に子供と同レベルで遊ぶソフトを出したのだから、カシオの販売戦略は全く的外れだった。

しかし本当は教育用ソフトもゲーム機を売る王道ではない。やはりゲーム機を売る王道とは、任天堂がそうだったように子供の心を捉える事である。なんといっても実際にゲームで遊ぶのは子供だからだ。教育用という名目で親の心を捉えても、せいぜいぴゅう太やMSXと同程度の売行きしか期待できない。これではとてもゲーム機としての成功は望めない。子供がこのゲームをやりたいと親にねだってゲーム機を買わせる事こそ、ゲーム機を売る最重要な方法である。アーケードのヒット作の投入を見ると、カシオはそういう点では少しは努力した部分がある。しかしそこはやはりハードメーカーの悲しさで、結果は任天堂やセガやエポックやトミーやアタリに遠く及ばなかった。

またPV1000は、マシンの性能自体はまあまあだったが、コントローラーの操作性は悪かった。小型のジョイスティック型なのはいいとしても、この時期の任天堂以外のマシンに多かった操作性の悪いコントローラーだった。任天堂はゲーム機でも遊びとしての面白さを追求していたが、他社はそういう所が甘かったのがわかる。PV1000のコントローラーは、外見は格好いいのだが、実際の操作はやりづらい。すぐにばねが壊れるのも難点である。しかしこれが宣伝文句では「ジェット感覚のジョイスティック」だそうである。

なおPV1000のコントローラーは、スーパーカセットビジョンと同様に、複数のマイナス極を使って配線数を節約するタイプのものである。スーパーカセットビジョンとは少し配線が違うが、共用コントローラーは製作可能である。スーパーカセットビジョンもPV1000もコントローラーの操作性は悪いので、筆者はいつか共用コントローラーを作るつもりである。しかしスキャナーを持ってないので、このサイトでは配線図が載せられない。なおPV1000のコントローラーのピンの信号配置(ピンアサイン)は、巻末の資料室に書いておく。

ところでPV1000の映像出力は、古いゲーム機には多いRF出力専用である。任天堂のファミコン、セガのSG‐1000、SG‐1000II、トミーのぴゅう太Jr.、ぴゅう太MkIIなども皆RF出力である。古い世代のゲーム機でビデオ出力が装備されていたのは、ゲーム専用機ではセガマークIIIが最初だろう。さすがにゲームパソコンのぴゅう太(初代)やSC‐3000はビデオ出力が装備されていた。昔のテレビは放送用の電波を映す事専用の機械であって、それ以外の画像を映す機能はなかった。そもそもそういう機械が多くの家庭に普及したのは1980年代に入ってからである。

ぴゅう太Jr.のRF出力をAV出力化改造するのは簡単に済んだので、調子に乗ってPV1000もAV出力化しようとしたが、RFコンバーターへの出力部分の信号は普通のビデオ信号ではなかったようで上手くいかなかった。可能ならAV出力化したいので、改造方法を知っている人がいたら教えて欲しい。

PV1000のACアダプターはファミコンなどとはかなり規格が異なる。電圧は高く電流は低い。ファミコンのACアダプターの流用はしない方がいいだろう。なおACアダプターの詳しい規格は巻末の資料室に書いた。

PV1000は、システム的にはMSXに近い部分があるようだ。PV1000用ソフトで、キラーソフト?のパチンコUFOなどがMSXでも発売されている。後にカシオはMSXでPV7というマシンを出している。PV1000の記憶が忘れられなかったようだ。

ファミコンなど第2世代のマシンは、海外で発売されたものも多い。ファミコン、セガマークIII、ぴゅう太は海外版が出ている。しかしPV1000は残念ながら海外版は出ていない。もう少し売れ行きがよかったら出ていたかもしれないが、ちょっと無理だったのだろう。

またPV1000には、PV2000という姉妹機がある。PV2000はゲームパソコンで、簡単にお絵かきできるとかゲームが作れるとかいうのが売り物だった。ぴゅう太と似たコンセプトである。しかしPV2000はPV1000とは互換性はなく、ゲームソフトは別々に発売されていた。それなのに同じタイトルが幾つかある。互換性がないのにカートリッジのスロットの形状は全く同じで、当然ソフトもそのまま刺さる。そのためPV1000とPV2000には、カートリッジを間違えるとマシンを壊すかもしれないという警告が書かれている。当初はPV2000はPV1000と互換性を持つようになる筈だったが、途中で仕様が変更されて互換性がなくなったものと思われる。これは販売戦略上は非常に残念な事だし、ユーザーにも混乱をきたす事である。

ぴゅう太の場合には、ゲームパソコンのぴゅう太及びぴゅう太MkIIと、ゲーム専用機のぴゅう太Jr.には高い互換性があった。本来ならぴゅう太の如く、ゲーム専用機のPV1000と、上級機として教育用に使えるという宣伝をするPV2000を並行して売ってゆくべきだろう。それが互換性がなくなって使い分けが出来なくなった。このような混乱もカシオの戦略のまずかった部分である。

ファミコンの敵ではなかったといっても、PV1000のソフトには、ゲーム史において重要なものが幾つかある。性能もまあまあ高かったのも魅力である。PV1000は、マイナーゲーム機の中でも注目されない方だが、そのソフトについて書いておく事はそれなりの意義があるだろう。なお裏技資料は、直接には皆無である。

 

 

 

 

 

凡例

 

ソフト名  (未発売とか景品とかサンプルとかいった場合にはそれを記す)

値段(全て3,800円。広技苑に倣って消費税が別か込みかを括弧内に記すが、この時代は全て別)/発売会社(カシオのみ) 他社のゲームの版権を取得して発売した場合には版権元を記す 発売順の番号 型番/規格(カートリッジのみ、周辺機器とかはない)/発売日(殆ど不明)/ジャンル

紹介文

 

裏技名

裏技の内容

 

攻略

攻略法の一部(特に重要なものだけ)

 

話題

様々な話題

 

 

 

 

 

広技苑

 

 

〜あ〜

 

 

アミダー  AMIDAR

 3,800円(別)/カシオ 版権元コナミ No.4 GPA104/

 カートリッジ/1983.10/アクション

コナミの有名アクションを移植。阿弥陀籤のような形のフィールドを動く。自機は敵キャラの妨害をかわしながら四角い部分を囲っていき、フィールドを全て囲うと面クリア。このゲームは日本では家庭用ゲーム機への移植が少ないので貴重。他には学研のTVボーイ版だけ。海外ではVCS版があり、海賊版ゲーム機TV BOYにも収録されている。

 

 

エキサイト麻雀  EXCITE MAHJAN

 3,800円(別)/カシオ No.15 GPA115/

 カートリッジ/発売年不明/テーブル

PV1000の最終タイトルにして、唯一のテーブルゲーム。カシオの数少ない自社開発ゲームでもある。非常にレアらしい。しかしゲーム内容は大した事ない。この時代によくある2人打ち麻雀。初級と上級が選択できて、初級ではツキあり、上級ではランダムだと思われる。但し初級にツキありといっても、牌の出る順序は最初に決まっているままなので、手を間違えるとどうしようもなくなる。上級では15秒以内に捨て牌を決めないと勝手に捨てられてしまう。用意された牌の配列の種類は、この時代の麻雀ゲームとしては普通だろう。タイトルと違って全然エキサイトしないのは言うまでもない。

 

 

 

〜か〜

 

(なし)

 

〜さ〜

 

 

スーパーコブラ  SUPER COBRA

 3,800円(別)/カシオ 版権元コナミ No.2 GPA102/

 カートリッジ/1983.10/シューティング

1981年に出たコナミの有名横シューティングの移植。画面を見るとすぐわかる通り、スクランブルの続編。スクランブルの日本での家庭用への移植はぴゅう太だけだったが、続編のこちらも家庭用ではPV1000が唯一の移植。どちらも家庭用としては非常に貴重。アーケード版はプレステで「コナミ80sアーケード」として復刻された。

 

 

スペースパニック  SPACE PANIC

 3,800円(別)/カシオ 版権元ユニバーサル No.11 GPA111/

 カートリッジ/発売年不明/アクション

1980年に出たアーケードの移植。サブタイトルはエイリアン2。システムは横視点の平安京エイリアン。落とし穴を掘って、画面内の敵を全て埋める。ロードランナーと似ているが、難易度の高いシステム。PV1000のアーケードの移植シリーズだが、ややマイナーな方で、家庭用への移植はこれだけ。

 

ドン退治

アーケード版の裏技を紹介する。PV1000版にあるかは不明。途中まで穴を掘り、少し動いてまた穴を掘る。これを繰り返すと、通常より大きな穴が掘れる。この穴の中央に敵を落とすと、その場で倒せる。

 

 

 

〜た〜

 

 

ダーティーカメレオン  DIRTY CAMELEON

 3,800円(別)/カシオ 版権元調べる No.14 GPA114/

 カートリッジ/発売年不明/?

ジャレコのアーケードの「カメレオン」の移植。カメレオンを操作して卵を食べるゲーム。(情報提供:ソーナンスさん)

 

 

ターピン  TURPIN

 3,800円(別)/カシオ 版権元コナミ No.7 GPA107/

 カートリッジ/1983.10/アクション

コナミの名作アクションの移植。親亀が子亀を家に連れ帰るゲーム。家庭用では他にぴゅう太版だけなので貴重。ぴゅう太版より出来がいいらしいがまあ当然か。

 

 

ツタンカーム  TUTANKAHM

 3,800円(別)/カシオ 版権元コナミ No.3 GPA103/

 カートリッジ/1983.10/アクション

コナミの有名アクションを移植。このゲームは蛍光管ゲームとかにはなっているが、家庭用への移植はこれだけ。VCS版はあるがTV BOYにも収録されていない。そういう点では非常に貴重。

 

 

ディグダグ  DIGDAG

 3,800円(別)/カシオ 版権元ナムコ No.5 GPA105/

 カートリッジ/1983.10/アクション

ナムコの名作アクションの移植。この時期にはまだファミコン版が出ていなかったから、PV1000版には高い価値があっただろう。性能の都合でファミコン版より見劣りする部分があるのは仕方ない。

 

 

 

〜な〜

 

 

ノーティーボーイ  NAUGHTY BOY

 3,800円(別)/カシオ 版権元ジャレコ No.12 GPA112/

 カートリッジ/発売年不明/アクション

ジャレコのアーケードの佳作。家庭用への移植はこれだけ。貴重。

 

永久パターン

アーケード版にはあるが、こちらにあるかは不明。

 

 

 

〜は〜

 

 

パチンコUFO  PACHINKO UFO

 3,800円(別)/カシオ No.9 GPA109/

 カートリッジ/1983.10/アクション

数少ないカシオオリジナルのゲームで、カシオとしてはPV1000のキラーソフトのつもり。しかしカシオのオリジナルソフトはどれも出来が悪く、これもひどいもの。後にMSX版が発売された。PV1000版とどちらが入手困難だろうか。

前書きでも書いたが、戦略の誤りは救いようが無い上に、ソフトの出来は最低水準。当時のパチンコゲームは、玉を打つ強さを決めて自動打ちというのが多かったが、それでは退屈と考えたのか、この頃でも時代遅れな1発づつ打つシステムを採用した。玉を打つ強さは、ボタンを押す時間で決まる。最初の持ち玉が50個で、各レベル毎に指定された玉数を超えると面クリア。PV1000の性能ではスムースに玉を動かせないためか、盤面上に玉を表示する場所が沢山(多分256個)ある固定制。そのため玉の動きはガクガクで、とてもパチンコをやっている気がしない。その代わりかどうか知らないが難易度は低く、適当なタイミングで玉を打ち続ければ勝てる。ゲームオーバーになるのは難しい。玉を打つ強さがわかれば、あとはそのまま打ち続けるだけ。自動打ち固定制ほどではないが、やはり単調なシステム。そのうちに指を動かすのが面倒臭くなる。3種類の盤を順番にクリアしていく。3つの台のうち最初の台と2番目の台は、この時代に普通のフィーバー機(とかいった名前だがよく知らん)。3番目の台は、ゲームオリジナルの穴が移動する変な台。3台が終わるとレベルが上がるが、クリアに必要な玉数が増えるだけ。プレイ時間が長くなって鬱陶しい限り。退屈なのでレベル6でやめたが、クリアすると何があるのだろうか。

 

大量に玉を出す

3つの台のうち最初の台と2番目の台は、実際のパチンコと同じでフィーバー状態(玉が非常に入りやすい状態)になる。この時コントローラーを連打すると、射出口近くのチューリップなどに全部入って高得点出来る。技と言うよりは、単に作り込みが甘いだけだろう。

 

 

ファイティングバグ  FIGHTING BUG

 3,800円(別)/カシオ 版権元ユニバーサル No.10 GPA110/

 カートリッジ/発売年不明/アクション

1981年にユニバーサルから出たアーケードのレディバグの移植。てんとう虫型の自機を操作するドットイートゲーム。タイトル通り敵キャラは虫型。フィールド上に沢山ある回転ドアを操作して敵キャラを誘導するのがポイント。(情報提供:ソーナンスさん)

 

1UP

アーケード版の技。こちらにあるかは不明。画面上にEXTRAの文字を揃えると1UP。当時のユニバーサルの得意技。

 

 

プーヤン  POOYAN

 3,800円(別)/カシオ 版権元コナミ No.1 GPA101/

 カートリッジ/1983.10/アクション

コナミの名作アクションを移植。システムはインベーダーを横倒しにしたもので、画面右端で上下に移動する豚が、左方向に自弾を撃って、狼の敵キャラを撃つ。後にファミコン版やぴゅう太版も出ているが、PV1000版は名作だという。

 

 

フロントライン  FRONTLINE  (存在しない)

以前No.13(型番 GPA013 版権元タイトー)として紹介したが、やはり存在するのはPV2000版だけだったようである。PV1000版が存在するという資料は誤りなのだろう。お詫びして訂正する。(情報提供:ソーナンスさん)

 

 

 

〜ま〜

 

(なし)

 

〜や〜

 

(なし)

 

〜ら〜

 

(なし)

 

〜わ〜

 

 

ワープ&ワープ  WARP&WARP

 3,800円(別)/カシオ 版権元ナムコ No.6 GPA106/

 カートリッジ/1983.10/アクション

1981年に登場したナムコの名作アクション。後にファミコンでバージョンアップしたワープマンとして発売される。ワープマンはスーパーカセットビジョンでも発売された。PV1000版は、元ゲームのワープ&ワープからの移植。こちらは家庭用では他にないので貴重。

自キャラはファイターという名で、迷路と空間の2つのフィールドで、エイリアンの敵キャラのベロベロを殺す。最初は空間のフィールドで始まるが、プレイ中にWARPの表示が出ると、迷路のフィールドへワープする。フィールドによって攻撃方法が違い、空間では持っている銃で射撃し、迷路では時限爆弾を仕掛ける。ベロベロが少なくなると移動速度が速くなり、迷路のフィールドでは倒しにくい。当たり判定がきついので難易度はやや高い。コントローラーの操作性の悪さが気になる。改造コントローラーが欲しい。

 

 

 

 

 

資料室

 

 

番号順ソフトリスト

 

番号    型番      タイトル       英語表記

No.1  GPA101  プーヤン       POOYAN

No.2  GPA102  スーパーコブラ    SUPER COBRA

No.3  GPA103  ツタンカーム     TUTANKAHM

No.4  GPA104  アミダー       AMIDAR

No.5  GPA105  ディグダグ      DIGDAG

No.6  GPA106  ワープ&ワープ    WARP&WARP

No.7  GPA107  ターピン       TURPIN

No.8  GPA108  (欠番か)

No.9  GPA109  パチンコUFO    PACHINKO UFO

No.10 GPA110  ファイティングバグ  FIGHTING BUG

No.11 GPA111  スペースパニック   SPACE PANIC

No.12 GPA112  ノーティーボーイ   NAUGHTY BOY

No.13 GPA113  (欠番か)

              フロントライン(FRONTLINE)という情報は誤り

No.14 GPA114  ダーティーカメレオン DIRTY CAMELEON

No.15 GPA115  エキサイト麻雀    EXCITE MAHJAN

 

     以前型番を全て00?番としていたが、全て100番代でGPA‐10?が正しい。(情報提供:ソーナンスさん)PV2000用ソフトが200番代なので、それと区別するためだろう。

     以前No.13で書いたフロントラインは誤り。PV2000用しかない。PV1000用が発売予定だった可能性はある。

     No.9までとスペースパニックは本体箱に広告あり。本体と同時発売だろう。ファイティングバグ、ノーティーボーイ、ダーティーカメレオンは、本体箱に近日発売とあり。

     No.8とNo.13は未発売らしい。

 

 

 

 

 

PV1000のコントローラー端子のピンアサイン(ミニDIN8ピン)

 

  1 2 3

   4   6

   7 8

 

番号 信号の種類   説明

1  (なし)    

2  GND2    マイナス極(グラウンド)2

3  A、B     Aはスティックの先の小さいボタン、Bは台の上の細長いボタン。切り替えスイッチで入れ替わる。

4  U、L     方向キーの上と左

5  STA、SEL スタートボタンとセレクトボタン

6  R、D     方向キーの右と下

7  GND1    マイナス極(グラウンド)1

8  (なし)    

 

・端子の規格はミニDIN8ピン(DINはドイツ工業規格の略。)。PCエンジンと同じ。

・ピンの信号配置(ピンアサイン)はPCエンジンとは全然違う

・ジャックは本体前面にあり、ジャックが2つ並んでいる(2人プレイが出来る)。

・図はジャックを正面から見たもの。

・マイナス極が2つあり、1つの信号が2つのスイッチを受け持っている。

・配線図がないのでわかりにくいと思うが仕方ない。

 

 

PV1000のACアダプターの規格

 

PV1000のACアダプター

・端子の形状や直径はファミコンのACアダプターと同じ(数値は知らない)

・端子の内側(センター)はマイナス(ファミコンと同じ)

・定格入力 AC100V、50/60Hz(日本国内用は全て共通)

・容量15VA、出力電圧15V、出力電流500mA

 

ファミコンのACアダプター

・端子の内側(センター)はマイナス

・定格入力 AC100V、50/60Hz(日本国内用は全て共通)

・容量18VA、出力電圧9V、出力電流850mA

 

PV1000のACアダプターはファミコンなどとはかなり規格が異なる。電圧と電流はかなり異なる。ファミコンのACアダプターの流用はしない方がいいだろう。

 

 

 

 

 

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