マルダーV M型

ホビーショップ・デジラの部品バラ売りのおかげで、ついに!
憧れだったサンドカラー(タン色というらしい)のミリタリー作品を手掛ける事ができました。
うんうん、やっぱり大戦中のドイツ車両はこんな色じゃないと!(いつか3色迷彩も・・・)


今作品のウリ、まずはボールジョイントを使った砲の可動機構。
これで上下の仰角・俯角調節のみならず、 回転砲塔を持たない車両の特徴ともいえる左右の角度調節も実現しました。


戦車でいう砲塔の代わりを果たすオープントップの戦闘室。
ここは文字通り薄い板(プレートの事ね)で覆い、それを傾斜させる事で
乗員を銃弾から守る(砲弾は防げない)薄っぺらな装甲板を表現しています。
正面から見るとに戦闘室側面の装甲板の傾斜がよく見て取れます!


オープントップなだけに内部が丸見えなので、今回は内装にも多少手を加えました。
しかし、ミニフィグ3体(車長、砲手、装填手)の搭乗スペースを考えると
それ程凝った造り込みはできず、見るからに大きすぎる砲弾を並べてごまかしています(^^;


足周りはサスこそ導入できなかったものの、 転輪配置の再現と十分な車高を確保するための工夫は施しています。


左側面はやけにサッパリしていますが、元ネタ重視だとこうなりました。



この手の車両はやっぱり後方からのアングルがいい!(よね?)
細かい意匠をもっと施したいけど、小さな部品がない(1x1はプレート・ブロックはゼロだし)からムズカシー!
でもいつの日か・・・この色で妥協なしの戦車作ってやる!
「マーダーV M型」
全長:4.95m 全幅:2.15m 全高:2.48m 全備重量:10.5t
武装:46口径75mm戦車砲

開戦当初のドイツ戦車に引けを取らない性能から、機甲戦力の一端をになっていたチェコ製38(t)戦車も
T-34・KVらソ連の新鋭戦車が相手では苦戦を強いられる他なかった。
V号・W号戦車は長砲身化で対応できたが、比較的小型で車体容量も小さいU号戦車や38(t)戦車はそれも困難。
そこでとられた策が、戦車の自走砲化。

回転砲塔を撤去しオープントップの戦闘室を後部に配置すれば、75mmクラスの長砲身砲も搭載できる。
これで攻撃力だけでもソ連戦車より対等かそれ以上に立とうとした訳だ。
さて、マルダーVには38(t)戦車のシャーシを流用したH型も存在するが、
本車はエンジンを車体中央に配置する等の再設計が行われたMタイプのシャーシを採用。
対戦車自走砲としての最適化が行われている。
こうして旧式化した38(t)戦車を見事に再利用して生まれた本車だが、
後に同じく38(t)戦車がベースの駆逐戦車ヘッツァーが登場するまで生産され、各戦線で活躍した。

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