そんな……!
どうして……!?

まだわからないのか?所詮はアンタもカムラナートと同じ。
クリスタルに選ばれし者ではないと言うことさ!

くそぉぉ……!認めない!認めないぞ!!
このままで終わる僕だと思うな!

……な……何をする気だ!エルドナーシュ!

クリスタルを開放させるのさ。
不完全ではあるが僕が媒体となり、
上手くいけばクリスタルの力を取り込むことができる……。

やめろ、エルドナーシュ!
クリスタルの力が暴走して……今度こそ世界は消滅する!

ククク……僕になら出来る……出来るさ……

させるか!!

グあッ……

ザイド!

なんだこの障壁は!?

クリスタルが僕と同化を初めているのさ……
もう誰にも止められない
僕は……僕は神となる!!!

……なぜだ…なぜだぁぁぁぁぁ!?
僕は…僕は選ばれし者なんだ…
僕が世界を…僕が世界をぉぉぉ!!!!

これ以上この世界を……
ヴァナ・ディールを傷めてはいけません。

ヴァナ・ディールを傷つけることは、
あなたの夢みる真世界をも害することになるのですよ。

イブノイル……。

あなたにならわかるでしょう、エルドナーシュ?
なにものにも終わりはない……、
ただ、カタチを変えるだけ。

あなたにも、その時が来たのよ。
さあ、帰りましょう、一緒に……。

どうやら終わったようだね。
帰っていったのさ、クリスタルの元に……。

ご苦労さん、
よくやってくれた。これでわたしらの
1万年の夢も、ようやく幕を下ろせるよ。

ありがとうよ。

これで……
すべてケリがついたのか?

ふーっ、一時は
どうなることかと思ったぜ。

結局ヤツが、伝説の、
世界の終わりに来て、暁の女神に戦いを
挑む者だったってことか?

それはちがう……
エルドナーシュは
“世界の終わりに来る者”ではないわ。

ライオン!?

どういう意味だ?

彼は、世界の終わりに来る者ではない。なぜなら……

あなた達人間こそが
世界の終わりに来る者であり……、
真のクリスタルの戦士となるべき者達なのだから。

なんだって!?
真のクリスタルの戦士!?

ライオン、
おまえは、いったい……?

また会いましょう、
偉大なる冒険者達。
暁の女神の巫女が目覚める、その時、その場所で……

ふう……、しかし、とりあえずこれで、
ジラートのヤツらの計画は阻止できたな。
お前達のおかげだよ、よくやってくれたぜ。

うむ、こころから礼を言おう、
ヴァナ・ディールの地に生きる、
あらゆる生命を代表して……。

さあ、それじゃそろそろ帰るとしようぜ!
こんなところに長居はゴメンだ。

また会おう、勇者達よ。
ヴァナ・ディールにて。

   伝説はこうはじまる。
   すべての起こりは「石」だったのだ、と。
   遠い遠いむかし、おおきな美しき生ける石は
   七色の輝きにて闇をはらい、
   世界を生命でみたし、偉大なる神々を生んだ。
   光に包まれた幸福な時代がつづき、
   やがて神々は眠りについた。
   世界の名は、ヴァナ・ディール……
   しかしいつしか、
   祝福されしヴァナ・ディールの地に、
   おおいなる災いが満ちる。
   何万年もの永きにわたり
   暗黒を退けていた古の封印がやぶれ、
   終わりなき悪夢が目覚めようとしている。
   罪なきものの血が大地を流れ、
   世界は恐怖と哀しみ、
   絶望におおわれるであろう。
   だが、希望がないわけではない……。
   どんな嵐の夜をもつらぬき、
   輝くひとつの星がある。
   どんな獣の叫びにも消されず、
   流れるひとつの唄がある。
   その星はあなたの星、その唄はあなたの唄。
   そしていつの日かそれは、
   わたし達みんなの夢となり、
   祈りとなるだろう……。いつか、きっと。
   おお、輝け、星よ! 響きわたれ、唄よ!
   永遠を超えてさしのべられた手と手は
   もう、放されることはない
   もう、ほどけることはない

             Fin.