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COCKPIT MECHA

ヤッターマンのコックピットメカの概要について説明します。

ヤッターマンにおいて、キャラクターと同等に各話のストーリーを盛り上げたのが、コックピットメカです。

ヤッターマンを楽しむためには究極のマンネリズムの理解がキーとなります。徹底したキャラクターの類型化、著名なエピソードのパロディ化など限られた時間内にギャグ/メカアクションを詰め込むためにあらゆる手段を講じています。それら全てがヤッターマン全108話を通し、壮大なマンネリズムを構成しています。

そのなかで、必然とも言える形で登場するのが、コックピットメカです。コックピットメカは基本的に各話にわたり、ワンフレーズのセリフのみを繰り返す存在です。ここで気をつけなければならないのは、コックピットメカを考えるとき、魅力的なワンフレーズのみに注目してしまってはいけないということです。それではコックピットメカを決めゼリフを繰り返すメカとしか理解出来ません。コックピットメカには性格や感情らしきものが感じられます。それは一個のキャラクターとして認めてしまってよいほどのものです。コックピットメカの存在は極限まで類型化を押し進めたキャラクターの形態だと考えられます。しかし、コックピットメカは限界近くまで類型化を推し進めたため、キャラクターとはいえない存在ともいえます。

  1. 存在がパターン化されすぎている
  2. 自らアクションをおこさず能動的な存在とはいえない
以上の理由がコックピットメカをキャラクターとは認められない根拠です。私はコックピットメカをキャラクターとメカの中間的存在と考えています。

なんといってもコックピットメカで抜群の魅力・実力・人気をほこるのが「おだてブタ」です。 第60話で初登場しますが、それ以降のストーリーはおだてブタが牽引していくといっても過言ではないでしょう。ヤッターマン=おだてブタ、タイムボカン=おだてブタと言われるくらいメジャーな存在です。おだてブタの登場とほぼ時期を同じくして、ヤッターマン側にもコックピットメカと呼べるメカが登場します。番組後半異常ともいえるほどのペースで新ヤッターメカがつくられる(おもちゃメーカーの後押しによると思われる)のですが、大所帯となったヤッターメカを毎回全機体登場させる訳にもいかず、戦闘前にメカの選択が行われるようになりました。その際に活躍するのがヤッターマン側のコックピットメカです。数は2体と少ないのですが、グー・チョキ・パー子という傑作メカを排出しています。


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