
| <1−2 <2−1 読書インデックス 3> |
| マジカルランド 進め、見習い魔術師 ロバートアスプリン 矢口悟 訳 ハヤカワ文庫 魔物オゥズのもとで修行を続けていたスキーヴはある日、ポッシルトゥム宮廷の魔術師採用試験を受ける。しかし、虫のいい話しもそこまで、実はポッシルトゥム目指して進軍中の大帝国軍を引き受けることに。人気シリーズ第二弾。 |
○感想
相変わらずのノリですね。スキーヴはやっぱり強すぎるかなあ。(とても見習いとは思えんわ。)それぞれのキャラクターは色鮮やかですが、ストーリーの方はこれでいいのか?というところも。次の展開に期待しましょう。
◎◎◎:水玉先生の挿し絵に○一つプラス。
| 結城秀康 大島昌宏 PHP文庫
徳川家康の次男に生まれ、豊臣秀吉の養子になった秀康の生涯を、服部半蔵との葛藤を併せつつ描く。PHPお得意の戦国武将伝記。さくっと読めます。 一般お奨め度:◎◎◎ 戦国武将好きお奨め度:◎◎◎○ |
○感想
結城秀康、個人的には好きな武将の一人です。いまひとつなにもできなかったという寂しいところがありますが。50万石は立派な出世頭。葵徳川〜でもいい描き方されてましたね。
しかしあれだけ親豊臣派(というより理想主義的良識派)が都合良くつぶれてくのには何か裏があるなあと勘ぐりたくなるし、あったんでしょうね。
◎◎◎○:PHP、時々分量が物足りなく感じます。
| 戦闘機甲兵団レギオン 上 /LEGION
of the DAMNED ウィリアム・C・ディーツ 冬川 亘訳 ハヤカワ文庫 人類、地球帝国、その辺境惑星ウォーバーズワールドは恐るべき異種族フダサ人の前に陥落した。辺境惑星の民に残された唯一の希望は、帝国最強の傭兵戦士隊、サイボーグ戦士レギオン。機械油のに追い漂う、ミリタリーSF。 一般お奨め度:◎◎◎ ミリタリー好きお奨め度:◎◎◎○ |
○あらすじ
人類、地球帝国、その辺境惑星ウォーバーズワールドは恐るべき異種族フダサ人の前に陥落した。彼らはありとあらゆる文明、生命体、さらには惑星そのものにまで徹底的な攻撃を加えた。地球帝国は彼らへの対応で二つに割れる。迎撃か、退却か。辺境惑星の民に残された唯一の希望は、帝国最強の傭兵戦士隊、サイボーグ戦士レギオンであった。レギオン投入を計る辺境派は、レギオンの中心星系脱出を計るが、事前に察知していた中央派によって一網打尽となる。辺境に残されたわずかなレギオン部隊に残された手段はあるのか。
○感想
エヴァンゲリオン似の表紙に誘われて読んでみた一冊は、サイバー仕込みのハードSFミリタリーでした。退廃の香り漂う中央(ローマの皇帝って感じですか)に対し、戦にのみ存在意義を求め、ただ敵がいるから戦う、戦闘集団レギオン。ごつごつのメタル臭がいい感じ。
◎◎◎○:ついつい口ずさんでしまうあの一曲。♪サイボーグ戦士、誰がぁためにぃ〜
| 夜叉姫伝4 美影去来の章 菊池秀行 祥伝社ノンポシェット 新宿核攻撃まで秒読み段階。せつらは新宿を救えるのか?ストーリーは加速し、全てのキャラがラストスパート。魔界都市最大の事件もいよいよ大団円!衝撃の結末に思わず・・・・な最終巻! 一般お奨め度:◎◎◎ 魔界都市好きお奨め度:◎◎◎◎ |
○感想
全然大団円じゃないじゃん。メフィスト吸血鬼のままだし(笑)相変わらずのノリだなあ・・・。吸血鬼につきあわされて死んじゃったガレーン・ヌーレンブルクが可哀想といえば可哀想な。さておき、どっこい新宿の住民は元気です。
◎◎◎◎:ほんと、美姫って自分勝手な・・・。其鬼翁が悲しすぎるぞ。
| イラストで見る最新恐竜ハンドブック
ソバック&カリー ユニバース出版・ヤザワハンドブックシリーズ ヤンソバック博士が書いた素晴らしいイラストと、フィリップカリー博士のクールな最新知識のコラボ。優しく楽しいビジュアル系恐竜百科。 一般お奨め度:◎◎◎ 恐竜好きお奨め度:◎◎◎ |
| レリック 上・下
謎の壊滅を遂げたフィットルシー調査隊。その遺物の眠る博物館で、二人の少年の惨殺体が見つかる。博物館の企画、迷信博覧会のレセプションが行われる中、悪魔は静かに動き出した。映画化もされたアクションサイエンスホラー。 一般お奨め度:◎◎◎○ ホラー好きお奨め度:◎◎◎○ |
コソガ族の凶悪な悪魔、ンブーンについて調査を進めたフィットルシー調査隊は謎の壊滅を遂げた。数年後、ニューヨーク自然史博物館にて迷信博覧会なるイベントが開催される。各地の恐怖をあおる物体を集めたそのイベントに、フィットルシーがもたらしたンブーンの立像も出品された。ところが準備のさなか、二人の少年の惨殺死体が館内で見つかる。その手口は理解しがたく、視床下部をえぐり取るという残酷なものだった。
博物館の進化生物学部門の研究生、マーゴはフィットルシー調査隊のいきさつに興味を持ち、調べていく。そのうちに調査隊の悲劇、怪物、博物館のもみ消しなどへと突き当たり、さらにンブーンがフロック博士の理論に言う捕食者であると推測する。そして、その捕食者こそ館内に徘徊する殺人者であると気づく。ンブーンはフィットルシーの持ち帰った植物のホルモンによって長らえていたが、それは動物の視床下部にも含まれているものだった。
そんな中、迷信博覧会のレセプションが行われるが、会場内で警備員の惨殺隊が見つかりパニックに陥る。折からの暴風雨、警備陣の不手際、安全設備の欠陥などが相まって、館内は停電、周囲から隔絶されたンブーンの狩り場と化すのだった。
FBIの捜査官ペンターガスト、フロック博士、マーゴの三人はフィットルシーの持ち帰った植物を用いてンブーンをおびき出し倒した。事件は終わったかに見えた。だが、密かに研究を続ける一人の科学者の姿があった。ンブーンは特異生物ではない。植物のレトロウィルスによって遺伝子書き換えの行われた人間そのものである。そして、彼はまたンブーンを作り出そうとしていた。
○感想
グログロロンとしたンブーンの徘徊と、フィットルシー隊の謎の失踪。事件を追い求めるFBI捜査官と若き女性研究員。娯楽要素のしっかり詰まった作品ですね。最後はアメリカンにアクションシーンも決めて、かっちりとしたアクションホラーに仕上がってます。アメリカ政府の陰謀、みたいな落ちじゃなくて良かったです。十分納得できる中味でしょう。まあ、倒され方はあらそんなもの?って感じですが。
◎◎◎○:ンブーンの速さ、獰猛さがちょっと想像しにくいかな。続編あるらしい。映画になるとかならんとか。
| コンスタンティノープルの陥落 塩野七生
新潮文庫 1000年都市コンスタンティノープルに迫るオスマントルコの大軍。決死の覚悟の防衛隊は要害コンスタンティノープルに拠るが・・・。一つの時代の終焉とそこにあるロマン。 一般お奨め度:◎◎◎○ 塩野好きお奨め度:◎◎◎◎ |
○感想
トルコ軍は相変わらず強いです。ヴェネツィアとかコンスタンティノープルが、必死の努力を重ねて防備を固めても、はい、トルコ軍20万、文句ある?そっちはせいぜい5千かそれじゃつぶした。おしまい。って感じでもう、無常なまでに容赦がないです。
実際、潰される方もはい潰された、じゃ済まないわけで、そんななかのドラマに感動してしまうわけですが、やっぱり可哀想だよなあ。
◎◎◎◎:損得勘定だけ考えてたら、もっと世界は平和になるんでしょうが。
| 図解・ハイテク飛行機
柳生一 講談社ブルーバックス
ハイテクからローテクまで、飛行機にまつわる面白本。機体にまつわるいろんな知識の宝庫です。ただし、戦闘機についてはほとんど記述なしなので、ミリタリー系の人には物足りないでしょうか。 一般お奨め度:◎◎◎ 航空好きお奨め度:◎◎◎○ |
◎◎◎○:でも飛行機好き!
| レパントの海戦 塩野七生 新潮文庫 オスマントルコの大艦隊の西進を止めるため、ついにキリスト教国が立ち上がった。ヴェネツィア、スペイン、法王庁、未曾有の連合艦隊がトルコ艦隊と雌雄を決する。歴史の転機とも言われる大海戦を塩野七生が勇ましく活写。 一般お奨め度:◎◎◎○ レパント好きお奨め度:◎◎◎◎ |
◎◎◎◎:ヴェネツィアは人物がいますね。
| 戦闘機甲兵団レギオン 下 ウィリアム・C・ディーツ 冬川亘訳 ハヤカワ文庫
中央の利権保全を図るスコラリのため、レギオンは支援を受けられない。窮地のレギオン、果たしてフダサ軍を撃退できるのか?ストーリーも急展開、銀河を巻き込み、一級のエンターテイメント小説に。 一般お奨め度:◎◎◎◎○ 第二次大戦記好きお奨め度:◎◎◎◎ |
◎◎◎◎:ガッチンガッチンのメタルボディ、肩撃ちミサイルが飛び交うぜ。