2003年10月のつぶやき

10/4

在日を巡る認識の差

 韓国人は、在日韓国人を「日本人」と認識している。

 日本にいる「在日」は、国籍は日本ではい人も含まれる。正確な定義はないのかもしれないが、帰化した人を「在日」とはあんまり言わないと思うので(言うのかな?)、日本では「在日」と言えば、日本籍を持たない韓国人・朝鮮人を指すのが一般的だろう。

 ところが、韓国人は、彼等の国籍は既に「日本」だと考えている。いくら「違う」と言っても、なかなか信じてくれない(笑)
 なぜそう思うかと言うと、在日は「兵役につかない」からだ。実際には免除規定があるから兵役にとられずに済んでいるのだが、その気になれば入隊できる。別に、韓国人ではないから兵役につかないわけではない。しかし、韓国人男子にとって、兵役は人生の一大行事でもあるだけに、それに就かない人たちを「韓国人ではない」と考えるのは、仕方のないことであろう。

 こうした在日=日本籍という認識は、少なからぬ韓国人が懐いているようである。正確なアンケートはとったことないが、筆者の体験では、この手の話しになった10人くらいのうち、在日を韓国籍(乃至は朝鮮籍)と認識していた人は皆無であった。
 むろん、サンプルが少ないので、これを一般的なレベルに広げるのは難しいかもしれない。ただ、在日が韓国人ではないと考えられているのは、アメリカにいる韓国系アメリカ人と同じように認識されているからだろう。彼等はアメリカに渡り、韓国人憧れの米国籍を手にしている人たちだ(無論、全てではないが)。在日は、それと同じように日本人と捉えられているのである。

 韓国語で、韓国系アメリカ人は在美僑胞(美=アメリカ)、在日は在日僑胞と呼ばれる。呼称から見ても、両者を同次元で認識するのは、ある意味当然のことであろう。

 しかし、この手の認識をもたれて困るのは、日本における在日の処遇を巡るニュースが流れた時だ。日本で在日が日本人と同様の権利が与えられていない、というニュースが流れると、在日韓国人=日本人と考えている人にとっては、とんでもない差別が行われているように見える。日本人なのに、日本人としての権利が与えられない、となるわけだ。実際、これを前提に議論をふっかけられたこともある。

 こういう場合、詳細を説明すると、半信半疑な顔をしながらも(笑)、一応は納得してくれる。ニュースがこの点を曖昧に報道しているという問題はあるんだろうが、んなもの一々詳細に伝えられることなど期待するだけムダなので、誤解している人にはその場で説明することにしている。

 焼け石に水かな。

10/5

陰陽師を見る

 何故か陰陽師(韓国公式HP)が韓国で公開されている。今月の二日から大公開ってことになっているが、日本でも見たことなかったので、劇場に足を運んでみた。

 あちこちでポスターもあったので、それなりに客がいるのかと思ったら、日曜の午後というゴールデンタイムに行ったにもかかわらず、ガラすきで、非常に快適に映画を見ることができた(笑)

 邦画というとアニメくらいしか見ない筆者にとっては、久々の実写の日本映画鑑賞となったわけだが、何というか、日本映画の底力が奈落の底にあることを今更乍らに実感させてくれる作品であった。

 韓国では、日本文化解放に向けての準備が進んでいるが「日本映画は脅威にならない」という韓国政府の判断が、圧倒的に正しいことを、この映画はよく示している。パンフには「日本で年間最高興業収益記録」とかうたってあったが、それでこの映画のレベルだとしたら、確かに韓国人も安心するだろう(^_^;)

 しかし、何故あんな演技や演出でOKが出てしまうのか、何故あんなシナリオでクランクインしようと思ったのか、宮崎や押井の映画に慣れてしまってる身としては、不思議でならない。

10/10

ハングルの日

 10/9日は「ハングルの日」である。世宗大王がハングルを制定した日で、今年で557年になるそうだ。

 今日、たまたま、超愛国的左翼新聞ハンギョレを購入した。「知識人が好む」と言われている割には(読んでる人間はそう言う)、内容が夕刊現代チックで、私はこればっかり読んでいる(笑)
 この新聞は、漢字をとことん嫌い、固有語にこだわる傾向の強い文章を載せる傾向がある。そのため、今日の紙面一杯に、ハングルがいかに素晴らしいかを讃える文章が、所狭しと並んでいた。

 で、目にとまったのが、韓国民の25%がハングル読めない(韓国語)という記事。思わずマジですかぁ〜?と叫んでしまった(^_^;)
 今まで、多くても数%くらいしか文盲はいないだろう、と推測してロクに調査もしてなかったが、調べてみたら驚く結果が出たというわけである。

 ハングルって、子供でも簡単に習えるから素晴らしい、ってのがハングルマンセー主義者の主張じゃなかったのか??

 国民の4人に一人が文盲だとは、ちょっと驚きである。

 しかし、これには、思い当たる節がないわけではない。街で「この人、字が読めないのかな」と思う人にあうことが、たまにある。案内表示が出てるのに「**はどっちだ」と聞かれて「そこに書いてありますよ」と教えても「だからどっちだ?」と聞かれるのである。大抵はおばちゃんで、このパターンは何度か遭遇した。要するに、案内板が読めないわけである。

 もう一つ、笑った記事。
 先日、サッカーオリンピック予選の香港戦が行われたが、タダ券配りすぎで、金払ってチケット買った人が入場出来ず、払い戻しを求める訴訟が起こされたそうだ。

10/24

韓国人と痔

 韓国人が入院する理由の第一位は?
 答はだそうである(^_^;)

 理由はよくわからんが、恐らく辛いもんを大量に食ってることとと、関係があるのだろう。確かに、痔持ちの人にとっては、あの料理はかなり危険ではあるが。

 リンク先の記事によると、年間、約17万人が、痔で入院しているらしい。実は、筆者の周囲でも、複数の犠牲者がおり、この統計結果は、何となく納得出来るものであったりする。

10/27

賄賂授受の現場

 先日、テレビで、収賄の現場を収めたビデオが繰り返し流されていた。
 江南にある、とある高校の給食業者が、指定業者の地位を得るために現金を渡している場面を隠しカメラに収めていたのを、公開したのである。恐らくは学校から業務をハズされたことへの報復であろう。ビデオには小切手が渡される場面が収められていたが、他にも、高級バー(韓国ではルームサロンという)での接待に使った金額や日時などが細かく記されたメモもあったという。

 教師が賄賂を貰うというのは、韓国では常識に属する事柄で、今更驚くべきことでもないが、流石に映像が流れるとインパクトがあった。現ナマを直接渡すという、あまりスマートでない方法だったというのも、臨場感を煽ってくれた。

 韓国では、少し前に、政府関係者がルームサロンで接待を受けてた場面を携帯カメラで隠し撮りされ、それが公開されて波紋を呼ぶという事件があった。
 韓国の携帯は、撮影の際にも音が出ない優れもの(?)なので、隠し撮りが大いに流行している。弱った政府関係者は、人権侵害や企業秘密漏洩を防ぐため、という名目で、撮影音が出るよう法制化する方針らしい。←ちょっと前の記事なんで、今どうなってるか不明。ただ、周囲で音の出る携帯カメラ持っている人はいないが。

 関係ないが、カメラ付き携帯の出荷台数がデジタルカメラを上回ったという記事をどっかで見たことがある(リンク先失念)。最近の携帯のカメラは高品質化が進んでいるので、このまま携帯電話の買い換えが進めば、誰も彼もが最低でも200万画素クラスのカメラを常時携帯している時代が来るのかもしれない。←日韓では、ってことね。



10/29

日本シリーズ終戦

 結局、ホークスの勝利に終わった日本シリーズ。
 筆者の社交儀礼の範囲内は、4−2でホークス勝ち、というものであったが、シリーズ中盤でこの目論見はあっさり崩れてしまった(^_^;)

 しかし、シリーズそのものは、非常に面白かった。
 近年、誰がどう見てもパリーグの方が弱いことが明らかになってしまった日本シリーズ。もはやかつての神々しさや緊張感は失われていたが、今年はひと味違う、というのが筆者の予想であった。
 今年の阪神の優勝は、ジャイアンツの大幅戦力ダウンによる完全な棚ぼた。日本シリーズも、通常ならセントラル圧勝に賭けるはずだが、選手の素材は間違いなく日本一(ドラフトの目玉獲りすぎ!)のホークスなら十分勝負になる、との読みであった。

 これは、大筋では当たっていたが、小久保がいなかった分、一勝余計にプレゼントしてしまったようだ。

 などと思ってはいたのだが、NHK-BSで最終戦の中継を見つつ、「やっぱタイガースに勝ってもらいたかった」と思ったのも事実。
 試合終了後、ホークスの選手の表彰を笑顔で眺める星野監督の姿を見て、胸が熱くなってしまった。

 星野は今季でタイガースを去る。健康問題で勇退なら、次はない、ということ。事実上、人生最後の日本シリーズである。
 現役時代はオリオンズに負け、監督時代はライオンズとホークスに負け、そして、最後のシリーズは、現役時代、散々苦杯をなめさせられた王貞治に再び胴上げをされ・・・。

 筆者は生粋のドラゴンズファンである。ホークスに肩入れしたのも、半分以上はタイガースに対するやっかみである。それでも、やはり、一度は日本一になって胴上げされる星野の姿が見たかった。宙に舞う王を見ながら、その想いが一層強くなったが、もう、それは叶わぬ願いなのであろうか。

 あの低迷する阪神タイガースを優勝に導けた人間は、世界中で星野一人しかいない(断言)。野村でさえ匙を投げたチームなのだ。この偉業は、いくら讃えてもきりがない。

 だからこそ、と言うのが適当かどうかはわからないが、ドラゴンズは、前回のシリーズで日本一になっておくべきだったのだ。くう〜〜〜(涙)