定跡編(00.07.29)


シンプルな駒組みから繰り出される破壊力


(TOKUさんのコメント)
本戦法はこれまでの向飛車と比べ玉が固くしかも速攻が利くという利点があります。 欠点は1筋2筋を攻められると弱いので注意が必要です。

今までありそうでなかった▲7八銀型向かい飛車。手数が掛からないし,いかにも大駒交換に強そうな陣形です。


初手からの指し手
▲7六歩    △3四歩    ▲6六歩    △8四歩    ▲9六歩    △8五歩
▲7七角    △6二銀    ▲8八飛    △4二玉    ▲4八玉    △3二玉
▲3八玉    △5二金右  ▲7八銀    △6四歩    ▲4八銀    △1四歩
▲5九金右  △7四歩(基本図)

基本図
後手:居飛車
後手の持駒:なし
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金v銀v桂v香|一
| ・v飛 ・v銀v金 ・v玉v角 ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩 ・v歩 ・|三
| ・ ・v歩v歩 ・ ・v歩 ・v歩|四
| ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| 歩 ・ 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ 歩 角 ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七
| ・ 飛 銀 ・ ・ 銀 玉 ・ ・|八
| 香 桂 ・ 金 金 ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:速攻T式向かい飛車
先手の持駒:なし
手数=20  ▽7四歩  まで

(TOKUさんのコメント) これが基本形です。
本局面は先手側を持って相手が居飛車で8筋を早めに突いてきた場合という設定です。
これが一番すんなり組める順なのでこちらとしては一番歓迎できる手順です。
手順中▲9六歩と突くのは少し早い気もしますが、8筋を突いてもらう為の手待ちという意味と、後の変化で効いてくる場合があるので無駄ではありません。
囲いは速攻を掛ける意味で極力簡略化しています。

この戦法は,相手に△8五歩を決めてもらわないと指せないので,ある程度手待ちをする必要がある。今回は5手目▲9六歩だが,6手目に△8五歩とこなかった場合TOKUさんの実戦では▲5六歩としてもう一手待っている。▲5六歩としても△8五歩と突いてこなかった場合は,これ以上手待ちをすると手が遅れてくるので,この時点で諦めるそうだ(^^;
飛車先を突かせる手段を工夫すれば(アイデア募集中),もっとこの戦法が指せるはず。
基本図から▲8六歩と早速仕掛けていく。


基本図からの指し手
▲8六歩    △同 歩  ▲同 飛(1図)

後手:居飛車
後手の持駒:歩 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・ ・ ・v金v銀v桂v香|一
| ・v飛 ・v銀v金 ・v玉v角 ・|二
|v歩 ・ ・ ・v歩v歩 ・v歩 ・|三
| ・ ・v歩v歩 ・ ・v歩 ・v歩|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| 歩 飛 歩 歩 ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ 角 ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七
| ・ ・ 銀 ・ ・ 銀 玉 ・ ・|八
| 香 桂 ・ 金 金 ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手:速攻T式向かい飛車
先手の持駒:歩 
手数=23  ▲8六同飛  まで

(TOKUさんのコメント) ここで、後手には8五歩と同飛の選択肢がありますが、まず一番多かった8五歩から・・・
これには8八飛と引きます。以下7三桂としますが、そこで6五歩と角交換を挑みます。

ここで△8四歩の場合は,▲6五歩だそうです。角を持てばいくらでも手を作れそう。角交換拒否なら▲6六角。
△8六同飛▲同角△6六角なら▲7七角で駒が全部捌けて陣形の差で向かい飛車有利(TOKUさんの経験ではこう指してきた人はいなかったそうです)。


1図からの指し手
△8五歩    ▲8八飛    △7三桂    ▲6五歩    △同 歩    ▲2二角成
△同 銀    ▲7七桂(2図)
△7五歩    ▲8三歩    △同 飛    ▲6五桂    △同 桂    ▲7四角
△4四角    ▲8三角成  △8八角成  ▲6五馬    △9九馬(3図)

2図                            3図
後手:居飛車                    後手:居飛車
後手の持駒:角 歩             後手の持駒:飛 桂 香 歩二
  9 8 7 6 5 4 3 2 1      9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+   +---------------------------+
|v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一 |v香 ・ ・ ・ ・v金 ・v桂v香|一
| ・v飛 ・v銀v金 ・v玉v銀 ・|二 | ・ ・ ・v銀v金 ・v玉v銀 ・|二
|v歩 ・v桂 ・v歩v歩 ・v歩 ・|三 |v歩 ・ ・ ・v歩v歩 ・v歩 ・|三
| ・ ・v歩 ・ ・ ・v歩 ・v歩|四 | ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・v歩|四
| ・v歩 ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・|五 | ・v歩v歩 馬 ・ ・ ・ ・ ・|五
| 歩 ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六 | 歩 ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ 桂 ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七 | ・ ・ ・ ・ 歩 歩 歩 歩 歩|七
| ・ 飛 銀 ・ ・ 銀 玉 ・ ・|八 | ・ ・ 銀 ・ ・ 銀 玉 ・ ・|八
| 香 ・ ・ 金 金 ・ ・ 桂 香|九 |v馬 ・ ・ 金 金 ・ ・ 桂 香|九
+---------------------------+   +---------------------------+
先手:速攻T式向かい飛車        先手:速攻T式向かい飛車
先手の持駒:角 歩             先手の持駒:飛 桂 歩
手数=31  ▲7七桂  まで        手数=42  ▽9九馬  まで

(TOKUさんのコメント) これでよい勝負(後手が壁銀なので少しいいかな)で飛車下ろして香取りに行く感じでしょうか。
変化はたくさんあると思いますが、例えば▲7七桂に対して△7五歩もそうするか難しいところですし・・・でもこちらが一方的に悪くなることは今のところありませんでしたので、悪く見積もっても良い勝負なんでしょう。

2図での居飛車の指し手が難しい。ゆっくりした手なら向かい飛車から▲7五歩や▲4六角がある。

続く。


速攻T式向かい飛車メインへもどる
ホームへもどる

このページは GeoCitiesです 無料ホームページをどうぞ