
<ファーストインパクト>
ヴィッツを初めて目にしたのは、98年の初冬の「月刊自家用車」でした。掲載されていた写真は小さく、
Yarisのものでしたが、日本車離れしたそのスタイリングに「ただものではない」ものを感じました。
<セカンドインパクト>
99年1月17日、行きつけのネッツ店に当時の愛車ノアのことで行くと丁度ヴィッツの発表展示会をして
いました。
夫婦共々、その優れたスタイル、インテリア、パッケージに一目惚れし、そして「安い!」と思わせる価
格設定に心動かされてしまいました。
数日後、試乗車に乗り、ATの完成度の高さ、静粛性、ハンドリングの良さ等に、感服しました。
<そして契約、納車>
99年1月24日、ガソリン2000ccのライトエース・ノア・フィールドツアラー(平成9(97)年式)を下取りに
出すという暴挙(^^;により、とうとう契約してしまいました。
ノアは、平日カミさんの通勤車として活躍してましたが、98年の4月からカミさんの勤務場所が片道20
キロもある所に変わり、ノアでの通勤はコストのかかるものになってました。また、ノア所有の主目的で
ある週末の遠出が、子供達が大きくなるにつれて諸行事が増えてきたため、その回数が減ってきてい
ました。そういう理由から、一時期新規格の軽自動車へ乗り換えることも考えていましたが、ミニマム
であることと、所有する喜びを考えると一線は超えられませんでした。
そこに、抜群の経済性、少々の遠出は問題なくこなせる広さ、そしてなんといっても、今までの日本車
にない優れたデザインのヴィッツが現れたのです。
商談からわずか1週間、値引きは下取査定額10万円upとワイヤレスドアロック、ボディーコートの無料
サービスという、いつも徹底的に値切るお気楽パパには似合わない、あっさりしたものでした。^^;
(担当の営業マンが「取れました!」と営業所に帰ると、所長以下「何、あの人からもう契約がとれたの
か!」とビックリしたとかしないとか、、(笑))
今回は、非常に買い得感が高いという気持にさせるトヨタの戦術にまんまとハマッてしまいました。(^^;;;;
当然、私自身、Vitzの内容の濃さがその価格を上回っているという気持がありました。
契約から待つこと約3週間、99年2月20日にVitzは納車されました。
2000年12月に惜しまれつつ、エクストレイルに交替しました、、(詳しくはこちらへ)
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<仕様>
グレード : 5ドア、F−Dパッケージ、4AT
カラー : ダークブルーマイカ
オプション: キーレスエントリ取り付け
<カスタマイズ>
フォグランプ、アルミホイール等々やりたいことは沢山あるのですが、先立つものが、、、^^;
チープに少しずつ手を入れています。
・カッティング・シートでカスタマイズ
先代のノア・ピカチュウ号に続き、ピカチュウのステッカーを自作し、Cピラーに貼りました。
・ホーンをボッシュ製のラリーストラーダに交換。(1990円の特売品(^^;)
右側サスペンションの取り付け部分付近に取り付けました。
・タイヤホイールの交換
いただきものの14インチ鉄ホイール&ミシュランMXEグリーン(175/65)に交換しています。
ホイールキャップはラウム用です。
タイヤノイズが若干高く、乗り心地も少し固くなりましたが、高速での安定性が増し、ルックスも
ヴィッツ特有の塊感を強調することができていると思います。
・スモールランプ、テールランプのカスタマイズ
かーやんさん製のキットを組み込む予定です。
・最後に、、
LoVitzのステッカーを貼って、出来上がり!(^^;
<いいところ>
・スタイリング
日本車には珍しく、欧米車並のフィニッシュ。
コンパクトながら存在感があり、エッジがきいてボリューム感のあるボディー。
死語でいうなら「トランジスタグラマー」(^^;
・インテリア
ベーシック車故、材料にコストがかけられないにもかかわらず、それを逆手に取るかのように、
斬新なデザインのインパネ。
インパネデザインとの統一性に優れ、操作性抜群の純正オーディオ。
・出来のいい、前部座席
座ると適度に沈み込みホールドしてくれ、長距離を走っても腰に負担がかからない。
また、背もたれ部が高く、程良い包まれ感で落ち着いた運転ができる。
・スペース
前席はともかく、座った人間を唸らせる、余裕の後部座席の足下。
・ハンドリング
しょぼい標準タイヤ(155/80 13)をして、安定したコーナリング。
法定速度内では、破綻がない。
いい意味での、軽さ(ひらり、ひらり)。ハンドルが握るのが癖になりそうな、滑るような走り
心地。
・取り回し
車幅は結構ある(1660)のですが、短い車長で楽々の取り回し。
・経済性
平均16キロ/Lの低燃費。(本音はもっと伸びてほしい^^;)
安い自動車税。
<?なところ>
・リヤハッチのオープナー
長い間、RV車に親しんだ者としてはリヤハッチが、運転席のレバーまたはハッチに鍵を
さして回さないと開けられないことに、非常に不便を感じます。
輸出仕様であるYARISはハッチの鍵穴部分が押しボタンになっていて、これを押すと開ける
ことができると聞きます。もしオプションで出たら、間違いなく装備するでしょう。
・ブレーキペダルからの振動
Dレンジに入れたままブレーキペダルを踏んでいると、結構不快な振動が伝わってきます。
他の振動が非常によく押さえられているので、かえって目立ってしまい残念です。
・視認しにくいハイビーム表示灯
ライトマークのアウトラインを透過するような照明なので視認がしにくく、またヘッドランプ自体の
配光もハイとローの差が判りにくいので、対向車によく迷惑をかけてます。(^^;
(お気楽パパがトロイだけという話も、、(笑))
・Super−ECT
誤解がないようまず前置きをしておきます。
このATは、非常に良くできています。変速ショックは少ないし、平坦路で通常の走行をしている
場合は、アクセルワークにも敏感で、シフトダウンも敏速に行います。
ただ、登坂路での加速(定速維持も)や、平坦路での急加速は少々辛いものがあります。
そのため、運転内容により燃費の差が結構出ます。(16キロ〜13キロ/L)
その点、CVTは通常のATよりも柔軟性に優れています。無段変速なので必要な力を必要なだけ、
アクセルワークで引き出せることができます。結果として燃費もコンスタントに良い結果が出ます。
これは、この2年間通勤車として、スバル・レックスのECVTを運転して感じたことです。
雑誌記事によれば、開発当初はCVTも考えられたようですが、変速機の重量等、総合的見地か
ら、CVTは見送られたようですが、私としては、騒音の問題(CVTは結構うるさい)さえクリアでき
るなら、扱い易さ、実質燃費共、ヴィッツにはCVTがベストマッチだと思ってます。
・意外と狭い運転席左足下
長距離ドライブでは左足が少々疲れます。フットレストでもあれば違うのでしょうが。
・ジャッキ
固定方法がゴムバンドで経年劣化が気になります。脱着方法についても、いざというまえに一度、
確認されることをお奨めします。ジャッキそのものも、クランク共々小さく、タイヤが取り外せる高さ
までもう少しという所で、非常に力が必要となってきます。腕力の弱い方には、辛いものがありそ
うです。
・グレードF(Dパッケージ車含む)の後部座席
一番売れ筋のグレードの後部座席にはヘッドレストがありません。カタログには前部座席はむち打
ち症低減の工夫がなされていると安全性について自慢してますが、これでは片手落ちだと思います。
グレードUと同じシートだと値段に明らかに跳ね返ってくるでしょうが、せめてヘッドレストだけでもつ
けて欲しかったです。
<最後に>
・性分でどうしても、?なところが長くなってしまいますが、世の中に完璧というものはありません。
しかし、ヴィッツは、コンパクトカークラスで飛躍的に完璧に近づいた車と断言できます。
なによりも、この価格で全てにおいて満足感が充分に得られる唯一の車です。
これに触発されて、各メーカーが現実的な価格で洗練された車を出してくれたら、ますます車選びが
楽しくなると思います。