七ツ風の島物語の物語
黒い風に吹かれて失われた物語…
そしてあなたが作る新しい物語…
 
〜第1章〜


さいしょのトモダチ

ガタガタ…チョキチョキ…音2つ。
1つめは、家に根っこがはえた音。
2つめは、まったくナゾの音…。

それでも、ゆったり落ち付いて
ルイはイスで一休み。

ゆっくり休んで…考えて…
それからルイは、外に出た。

外で見つけたモノ1つ。
草のカゲの小さな頭…。
草のカゲの水色の頭…。
チョキチョキと草が切れ
子供が1人立っていた。

ちょっと考え、2秒…
話しかけてみたいけれど
答に流れたアオい音…。

子供は1度ピョンと飛び
根の階段をかけおりた。

この先…なにがあるんだろう?
ルイも根っこをおりてみた。
そして見つけたフシギな建物…。
大きな顔のついた建物…。

あっちへ行ったり、こっちへ来たり
歩きながらルイは考えた。
そして、たずねた…2つめの部屋。
そこでは、誰かがクルクルしてた。

名前を集めるクサネズミ。
今の名前はニーフだけれど
あきてしまって探してる。
ステキな名前を探してる。

ルイ考え、31秒…。
頭に浮かぶステキな名前。
レンテ、いい名前…。

クルクル喜ぶクサネズミ。
ステキな名前のお返しに
角笛を竜人にプレゼント。

木の家から少し離れた、森の中…。
スースーと眠っているのは、誰?
話しかけても起きないのは、誰?

大きな身体、小さな声は届かない。

そこで竜人考えた。
16秒で、でた答。
竜人、息を1つ吸い
角笛を手にとった。

大きな音…。大きなあくび…。
ニンマリ笑った、大グモのタム婆。

タム婆、本当は行商人。
シュミで虫を集めてる。
知恵ある竜人、使えると
虫取り機を差し出した。


草むらを歩いてガサガサ、虫探し。
虫取り機もってウロウロ、虫探し。

ピョンピョン跳ねる、ワッカムシ。
竜人が、島で最初に取った虫…。

竜人ルイはふと、思い出す。
タム婆の言ってた跳ねる虫…。
ワッカになって跳ねる虫…。

竜人、森へ会いに行き…
虫を持って会いに行き…
待ちこがれていたタム婆に
最初に渡して見せた虫。竜人見せたワッカムシ。

よろこぶタム婆。
ほほえむタム婆。
使える竜人…そう言って
お礼に笛を取り出した。
キレイな色の青い笛…。
誰かが呼べる青い笛…。

最後にハサミネズミを見たトコロ。
手に取る青い笛、流れ出す音色…。
呼ばれてきた、ハサミネズミ…。
竜人を見てる、ハサミネズミ・・・。
名前のほしい、1人のコドモ…。

どんな名前がいいんだろ?
どんな名前がにあうだろ?

竜人ルイは知恵使い
25秒で、ひらめいて…

ステキな名前よんでみる。

ピッポ、ピッポ…
ルイのつけたコドモの名前。
ピッポ、ピッポ…
ルイのあげたステキな名前。

よろこぶピッポ…
大好きな竜人…。

風吹く島に降りたった
ルイに出来た…
さいしょのトモダチ。

<END>
   
物語に対する雑感…
「イスで一休み」
単なるセーブであーる。
「考え、2秒」
家を出た瞬間に、ジャキン!と草を切る青い物体。前回はいなかった…ねえ、そりゃ話しかけるよ。 2秒=速攻。考えてない。ここらへんが所謂ゲーム慣れの差ですか?技術とかよりも、受け入れの早さというか、「ゲームってこんなもんだ」を把握してるっつーか…スレてるのかなあ。
「根の階段」
画面は普通の横スクロールで、画面下にもスクロール可能。あまりに他の映像と溶け込み過ぎてて最初そこで降りるとは気付かなかった。
「2つめの部屋」
1つめの部屋にはシルクハットかぶった「タンス男」がいた。名前も姿も完璧にタンス。ただタンスの扉の上にシルクハットが乗ってて、ひょろひょろ手足が生えてる。なかなか幻想的もしくはヤバイグラフィックだこと。ソイツに話しかけると「タンス男はクチが固い…」――待てや。情報を隠してるならともかく、初対面の相手に話さないってのは単に「無口」「無愛想」だっ!!
「クルクルしてた」
草がボーボー生い茂る部屋。そこの空中でフラフラしてる謎の物体。…ヤクでもやってるような気になってきた。言うまでもないが、幻想的もしくはヤバイ。
「考え、31秒…。」
それなりに考えたという事だねー。基本的にルイと言う人間は『デフォルトネームダイッキライ』である。用意してもらうのは親切で大いに結構だけど、名付けて?って言われたら大体名付ける。FF7の虎は当然「ゲレゲレ」だ(笑)ってそうじゃなくて!名前を選べると言う事は、こちらに介入を促す事だ。あちらの世界で楽しめ!という事じゃない。そんな風にお膳立てされたら、苦労してでも名付けて 自分だけの物語を創造する方が良いでしょう?…と、考えるタイプなのだ。ラクに世界に浸りたい人はこうは考えないだろーな。
「レンテ」
意味なーし。ゲームの温かみがあってフシギな世界に影響を受けてか、語感だけを意識するような「の〜ん」とした(?)名前にしました。いいでしょ、レンテ!?…今思えば某ゲームの「カクンテ」にも影響を受けてるような気もする。
「ステキな名前のお返し」
親切→お返し→アイテム。うぅ、こんな些細な事で嬉しいとは。ゲームの基本ってコレのような気もするの。もしくれなかったら、このゲームここでゲームオーバーだ(当たり前)。
「大きな身体」
どれくらいかをわかりやすく言うと、初登場時の男塾3号生筆頭「大豪院 邪鬼」のような!!…ゼンゼンわかりやすくない〜。画面の3分の1くらいは占めてる。そんな大きさなのです。
「16秒で、でた答。」
今の所まだいいけど、コレって今後恐いね。スンゴク迷ったりしたら「600秒で、でた答」とか表示されるの?アホがバレる、コワイ・・・。
「タム婆」
このゲームは誰も喋らない。ナレーションが入るだけ。だから、ここにある情報は実は「初出」だー。実際はクモに話しかけると「大グモは探してる…タム婆は探してる…どこかにいる虫…ワッカになって跳ねる虫」→「虫取り機、いろんな道具 知恵ある竜人きっと使える…」終わり。OH!?行商人ってプロフィールはどこから!?さりげなく「シュミ」?人間である自分にはこの世界の言語はわからないのだろう…と、超好意的に解釈しておく。
「知恵使い&25秒」
このゲーム、ずぅ〜っと「知恵使い」って言ってヨイショしてくれてる。有難うゴザイマス。知恵使い、名前付けるときだけは時間かかっちゃいます。
「ピッポ」
ゲームで最初に登録されてた名前は「キスケ」。キスケは違うだろ、と変更。ルートは2つの連想ゲーム。 キスケ→だっピ!→ピッポとキスケ→NHK→ポッケ→ピッポ。わかる人には異様にわかりやすい連想ゲームでした。今回も、語感が全て。
「さいしょのトモダチ」
あぁ、この言葉にならない充足感、満足感。レベル10上がるより嬉しいんですってば。この世界にいると、自分が10歳若返ったような…。ちなみにナレーション曰く「ピッポを見て走るコトを知った竜人」だそうで。うう、良かった。この竜人の歩行速度って言ったら…非常にノロイんでねぇ。
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