
'04.02.15.
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今回のお題はアオシマ製 1/24 日産レパード!!...しかも「あぶない刑事」仕様!!
まさか、今頃になって発売されるなんて...もう、知らない人だっているよね〜。
「あぶ刑事」って、’86年に始まったTVドラマで続編とか映画とかも作られて、
なんと言っても、主役の柴田恭平と舘ひろしがかっこ良かったんですよ〜!!
TOYAも学生の時に、ずいぶんとハマってました。
レパード!欲しかったんだよな〜!、とても買えない値段だったけど...
ほんと、高値の花って感じでした。
そんな思い入れのある「あぶ刑事」仕様のレパードが発売!!きゃー!
ってんで即行で買ってみたんだけど...アレ?箱に注意書きが...

う〜む、フジミさんだったら付いてたのかもしれないけど、アオシマさんだからな〜?
まぁ、「えっ〜??」ってのが付いてても仕方ないし...
付いてない物は仕方ないよね?って事で、無い物は自分で作ってしまいやしょう!!
っという訳で、第1回目のお題はレパードに並べる「あぶ刑事」フィギュアを作ろう!!...
なのであります。...パチパチパチ!!
・ところで1/24のフィギュアって...
ところで1/24のフィギュアのフルスクラッチって...???
車と一緒に飾ってやれば、雰囲気も出るし、かっこいいんだけど...
1/24ってサイズが微妙なんだよね〜??
1/35の兵隊さんみたいに、ディテールを省略できて、塗装でごまかせる程、小さい訳でもないし、
1/12のフィギュアと比べると、大きさ半分でディティールの造形が難しそう...
その点、昔のモデラーズのF1ドライバーズフィギュアはよく出来てたな〜。
モールドもちゃんとしてたし、なにより結構似てたし...
そんな訳でモデラーズ並の完成度を目指してがんばるのであります...が、
完成品だけみると「いったいどうやったらできるの??」って感じだけど、
ちゃんと順序を考えて作ってやれば、そんなに難しいモノでもない筈なんですよ。...(多分...?)
まぁ、TOYAが1/24のフィギュアを作んのは、別に始めてって訳でもなくって、
エヴァのミサトとか頭文字Dの琢己とか作った事もあるんです。(未発表なんですが...)
ただ、実在の人物を作んのは初めてなんで、どこまで経験が活かせるか???
...って、ホントに出来んのかな〜??
・どんなマテリアルを使うのかと...
まぁ、何はさておき、手を動かさないと始まんないって事で、まず造形材料の説明から...
フィギュア用のマテリアルには、
スカルピーやファンド等の様に盛りながら造形していくタイプと
ポリパテやエポパテ等の様に削りながら造形していくタイプがあります。
(エポパテはどっちにでも使えますが...)
どちらを使うかは個人の好みだと思いますが、個人的には車やメカは削り系、
シートやフィギュアは盛り系で作る様にしています。
まぁ、詳しい説明はフィギュア専用のサイトにお任せしてっと...(←逃げてる訳じゃないですよ。)
TOYAは1/24位のフィギュアを作る場合はスーパースカルピーを愛用しています。
スーパースカルピーとはアメリカの造形材料で、粘土状の状態で造形をして、
130℃位で15分位加熱するといい感じに硬化してくれるってシロモノです。
焼くまでは、いつまでたっても硬化しないので、納得の行くまで造形できるのと、
弾力が少ないので、細かいモールドを再現できる所が魅力だと思います。

【 こんなパッケージです。1/24フィギュアに使えば一生モノ?】
まぁ、どこにでも売っている訳ではないのとオーブン等の加熱機器が必要な所が難点ですが...
(とはいえ、最近はネットで普通に通販やってたりします...)
・いよいよ造形開始!!
そんなスカルピーを取り出して、まずは試しに芯を作ります。
大きなフィギュアの場合は、熱に強いアルミホイルや針金なんかで芯を作りますが、
今回は、そんなに大きくないので芯もスカルピーで作ります。(同じ粗材の方が、あとあと安心だし...)
芯を作る時には、映画のパンフ等(YオフでGET!)をスキャナでPCに読み込んで、
1/24サイズにプリントアウトしたのを規準にサイズを決めてやれば、大きさが狂う事もありません。
(ホント、最近は便利になりましたね〜。)
この時は、あくまで芯なんで頭はもやしの豆みたいので充分だし、手足はただの棒、
靴はスイカの種みたいので肩と腰も適当な形で充分です。
ただ、盛り系造形の宿命で、あとでどんどん大きくなっていくので、
頭の芯は最初は小さめにしておき、予備も準備しておいた方が安全です。
(失敗は覚悟の上って事です。...弱っ!!)

【右側の意味不明とも思える物体達が1セット分の芯です。】
とりあえず、芯が出来たらトライアルを兼ねて一度、焼いてみて固めてみます。
ちなみに取説には275°と書いてありますが、これは華氏で摂氏では130℃位です。
当然、間違えると真っ黒の炭の塊になってしまうので要注意です。
(注意!っても、毎回失敗してしまうのはTOYAなんですが...)
まずは、お人形は顔が命!っのことわざ(?)通り、頭から...
ここは相当気合を入れて作業していきます。(ここが似てないと誰?って事になっちゃうし...)
パンフ等をじっ〜くり見ながら、納得のいくまで造形していきます。
ここで使う道具は、爪楊枝と虫ピンと自分の指のみ...(ホントです。)
私の経験では1/24の造形は結構これで充分だったりします。...(他の人は???だけど...)
さっきの芯に頭蓋骨みたいのを作って焼き、顔を付けて焼き、首と耳を付けて焼き、
最後に髪の毛を付けて焼きっといった風にちょっとづつ盛っては固めていきます。
こうすれば、途中で形がくずれないので、一度に全部造形するよりは、簡単に造形できます。
完成したら改めてチェックして気に入らなければ作り直し...です。(ご愁傷さまです。)
ちなみに私は3回位、作り直しました。...疲れた〜!

【頭の大きさは8mm位です。まぁ、こんなもんでしょう。】
なんとか満足のいく(妥協できる?)頭ができたら、次は靴を作ります。
「あぶ刑事」の二人はスーツなんで、当然、革靴を作るんですが、革靴の資料は?っと...
ネットの通販靴店の商品説明の写真をプリントアウトして資料としました。
(ホントに便利になったこと...)

【実物が27cmとして全長1cmちょっと...ちっちゃ!】
たぶん、わかんないと思うけど、タカはプレーントウ、ユウジはウイングチップにしてあります。
ちなみに靴底の平面は削りの方が造形しやすいんで、焼き固めてからやすりで仕上げました。
頭と靴ができたら、いよいよ体に入って行きます。
体は先に作っておいた芯に、肘とか膝とか肩とかの間接部に真鍮線を通してから、
スカルピーをまきつけて、骨格を考えながらポーズをつけていきます。
途中、資料等でサイズやバランスを何度もチェックしながら作業していきましょう。
ポーズが決まったら、まず一度焼いてから今度は筋肉をつけて行きます。
途中、資料等でサイズやバランスを何度かチェックしながら作業していきましょう。
この時は全体のボリュームだけを間違わなければ問題ないので、
気楽に作業を進めても大丈夫です。

【まぁ、なんとかそれらしいポーズが付いてきたところ...】
最後に衣装なんですが、スーツのしわの資料って...??
さすがにネット通販の衣料店の商品写真ではポーズがついてなく参考にできなかったんで、
仕方なく自分でスーツを着て、ポーズをつけた後、
奥さんに各部のスーツのしわをアップで撮ってもらいました。
結構、恥ずかしい光景ですが、デジカメだと他人に見られなくてホントに便利...。
(衣類の通販カタログやファッション雑誌なんかでもいいじゃん!って...その通りです。)

【っと言う訳で資料の完成!!...モデルはTOYAです。(恥;)】
さてさて資料が揃ったら、いよいよ造形に入ります。
ここでも頭と同様に、ちょっとづつ造形していく方法で、まずはズボンから...
さっき作った筋肉の上に薄〜くスカルピーを盛りつけて、
資料の恥ずかしい写真を参考に、スーツのしわを再現していきます。
この時の造形に使ったのは爪楊枝のみ。(ホントにホントです。)
適当に不均一なジグザクな折れ線や布の波打ちを造形していきます。
(難しそうだけど、やってみたら意外と簡単でした。)
ズボンが出来たら焼き固めてから、今度はYシャツ(襟は後回し...)
Yシャツの後で襟、スーツのインナー、背広、(ユウジの襟は背広の後だけど...)...
といった具合に、どんどん重ね着させてやるイメージで造形していけば、そんなに難しくはありません。

【ほぼ、全体の造形が完成したかな〜?って感じ】
最後の最後までサングラスを取り外しできる様にするかを迷ったんですが、
どう考えても強度が確保できそうになかったんで、一体化で造形しました。


【サングラスの別体化は最後の最後で断念!!】
最後に全体のバランスをチェックして、気になる所を修正してやれば、造形は終わりになります。
(ちなみにユウジは最後のチェックで足を↑より1mmくらい短くしました。)
・つづいて難関の表面処理!!
造形が終われば、これで完成!っという訳ではなく、最後の難関!!表面処理が残っています。
これがまた気が重い作業なんですよね〜。
折角のモールドを消す事無く、表面だけを整えないといけないので、結構、疲れる作業なんです。
と愚痴を言ってても始まらないので、まずはうす〜くサフを吹きます。
思ったより表面がデコボコしてても落ち込まない様に!!
この時は表面の状態を確認するだけなんで、サフをそんなに厚く吹く必要はありません。
(厚く吹きすぎると折角のモールドが消えちゃうしね...)
その後で、600〜800番位のペーパーをモールドの山にあてない様に平面部にゆっくりとあてて行きます。
最初は、結構、爪楊枝の後なんかが残っていてブルーになりますが...
服のしわ等を考えながら、ちょっとづつ仕上げていけば、だんだんキレイな表面になってきます。
一通り削ったら、またサフを薄吹きし、削ってはサフを吹いての作業を
何度か続けてだんだん表面をキレイにしてやりましょう!!
(出来るだけ少ない回数で仕上げた方がいいんですが...なかなかね〜??)
最終的に全体をチェックして納得いけば、最後に服のボタンの所に虫ピンの頭を埋め込んで、
スーツのボタンを再現して、やっと原型は完成!!っとなります。
まぁ、こればっかりは失敗しないコツなんかは無くて、やりながら憶えていくしかないんで、
急がずに、納得のいく迄、作業を続けていくしかありません。
(だから、TOYAはスカルピーを使ってたりするんですけどね〜...)
・原型が出来たら、さくっと複製!!
原型が完成したら、経時劣化を防ぐ為にキャストに置き換えます。
まずはウレタン樹脂で型を作るんですが、
最近は型取り用のウレタン樹脂も普通に通販で買えたりして、
地方モデラーでも簡単に手に入れる事ができる様になりましたね〜。

【特に珍しい事はやってませんが、今回作ったウレタン型です。】
型ができたら、キャストで複製してやるんですが、
この辺のテクは最近の模型誌なんかにも詳しく出てるんで、詳しくはそちらを参照って事で...
(今回はこんなのばっかりだけど、本当に逃げてる訳じゃないっすよ〜)

【量産されたタカとユウジ...ちょっと嬉しい...】
まさに「量産型あぶない刑事」っていうか、「今週のビックリ・ドッキリメカ〜!!」って感じ、
...ビックリ・ドッキリメカって...もしかして知らないとか??
・後は塗装すれば完成です!!
最後に塗装なんですが、特に特別な事はしていません。
ただ、カーモデルと並べる事を考えると、1/35みたいに汚してしまうと、
車とのバランスで汚く見えてしまうんで、あまり、汚しすぎない様に仕上げるのがコツです。
とはいっても、いわゆるフィギュア塗りではリアリティに欠けてしまうしね〜...
(どうしろってんだ〜!!って言わないで!! キャー!!)
まぁ、あまり汚し過ぎずに、それなりにシャドウを入れておくって程度に仕上げれば、
車と並べた時に模型映えするのではないかと...
フィギュアだけ見るとちょっとキレイ過ぎかな?って思うくらいの方が、
車と並べた時に丁度良い感じになる...筈です。...多分。

【完成した1/24のあぶない刑事フィギュア全景】

【顔のアップはこんな感じになりました。】
実はタカのネクタイには、ちょっと一手間!!
モデラーズのカーボンデカールで柄を表現してみたんですが、
これがなかなか良い感じ...(写真では良く見えなくて残念ですが。)
・最後にあとがき!!
こんな感じで「あぶ刑事」のフィギュアの完成!!っとなるんですが、如何でしょうか??
TOYA的には、まぁモデラーズ並のモールドは再現できたし、小さい割りには、似てなくも無いし...
初めての実在の人物のフィギュア化としては、納得できるかな〜??なんて思っておりますが...
(まぁ、2人ならんでサングラスしてスーツ着てれば、それだけで似るんだろうけどね〜...トホホ。)
っという訳で、フィギュアは完成したんで、いよいよ次回はレパードの製作に入ります!!...っが、
キットのパーツを確認した所...結構、モールドがダルダルで修正が大変そう...
まぁ、レパードにもず〜っと考えてたおもしろ系アイテムを仕込む予定なんで、(←マジで要注目です!!)
少し先になるかも知れませんが、次回の更新をお楽しみに〜!!
っと、適当に製作記事を書いてきちゃったんで、わかんね〜??って人は、お気軽にBBSにカキコくださいませ。
出来る限り回答させていただきたいと思います...
いや〜、ホント、思ったより全然簡単にできるもんだな〜。
1/24フィギュアの造形ってのも面白いな〜??
次はなんのフィギュア作ろっかな〜???って車作れよ!車っ!!
って感じで、皆さんも1/24フィギュアに挑戦してみてね〜!...(←どんな感じやねん!!!)