'04.04.18. 

  
     
   あぶ刑事レパード!フィギュア付き!!の巻 vol.2


     


  いやいや、しばらくぶりの更新となってしましましたが,「あぶ刑事編 vol.2」なのであります。
  (なかなか更新しなくって、本当にごめんなさい! m(_ _)m )

  さてさてvol.1で、なんとか納得のいく1/24のあぶ刑事フィギュアを完成させる事ができたんで、
  今回はいよいよ主役のレパードの製作に入っていきます。

  毎度の事ながら「あぶ刑事編 vol.1」を見てな〜い!って人はこちらから!!

  とは言っても、毎回毎回同じ事を書いて、飽きられちゃうのも困るんで、
  いつもは省略している下地処理のあたりをちょっと詳しく紹介していこうかなっと...
  さらに、フィギュアにつづくお楽しみアイテムもいよいよ登場しますんで、
  今回も最後までお付き合いくださいませ〜。


・まずはお楽しみアイテムから...

  さては何はおいても、お楽しみアイテムから...
  あぶ刑事仕様のレパードといえば、当然、覆面パトカーな訳でパトカーといえば、パトライト...
  パトライトといえば...

     
      【 バンダイ製 1/35 パトレイバー用点滅回路セット!! 】

  そうそう、MGパトレイバー用の点滅回路セットで〜す!!
  ご存知の通り、LEDの点滅で赤色灯の回転を再現できるっという優れモノです。(ちょっと高いけど)
  こんな良いモノがあるんなら、使わない手は無いっしょ??
  スケールも近いし、いつかはやってみたいと思って買ってあったんですよ〜。
  (スケールが近いってだけで、本当に使えるの?って...賢明なご意見です。)

     
  【 中身はこんな感じ。左が点滅回路、右が発光部、上のがパトライトのパーツ...小さっ! 】

  早速、取り出した点滅回路なんですが、当然、そのまま仕込める訳はありません。
  (もともと2灯×両肩分の4灯セットなんで、あたり前...)
  さて、どうすれば、あの小さいパトライトの中に収まるかと...しばし熟考...
  1灯分のLSDは3個なんで、それだけならなんとかパトライトに収まりそう...
  まぁ、あとは基盤を削っていきながら、考えればいっかな〜っと後先考えないのはいつもの事です。

  まずは配線を外してから、1灯分のLSD周辺をレーザーソーでカット。
  後はヤスリでパトライトに入る様に削っていけば、なんとかパトライトのクリアーパーツに収まってくれました。
  (結果オーライって事で...よかった、よかった。)

  ただし、基盤を小さく削った関係でLSDに直接配線するしかなさそう...
  無傷の方の基盤とにらめっこしながら、配線し直してみたんですが、
  試しにS/Wを入れてみたら、ちゃんと赤色灯が回転してくれました。
  (おっ〜!っと、ちょっと感動!!)

    
     【 右側の真中の部分が1灯分、ギリギリまで削り込んでます。 】

  もともと高い電気回路なんで、使わないLSDの基盤がちょっと勿体無いけど、
  なかなか良い雰囲気になりそうです。
  「逮捕しちゃうぞ!」のトゥディにも使えないかな〜???って
  余計な事を考えてないでレパード、レパード!


・今頃になって、やっとボディパーツ?!

  あぶ刑事編も2回目の中盤になって、やっとボディパーツに手をつけます。
  今回のキットは、発売からもうすぐ20年は経つんじゃないかな〜??って代物なんで
  スジ彫りが太くてガタガタだったり、金型の劣化も激しくなってるってのも仕方のない所。

  嘆いていても仕方ないので、これをしっかりと下地処理を行って、
  ビシッ!っと仕上げるのが、板さんの腕の見せ所って感じでしょうか??
  TOYAはどんなキットでもこの下地処理にかなりの時間を使っています。

  これまでは、hpで紹介しても、つまんないだろ〜な〜って思ってあんまり紹介してきてませんでしたが、
  車模型の完成度を高めるには、この下地処理が実はキモだったりするんで、
  今回はちょっと詳しめに紹介していきます。

  さてさて、修正するポイントはっと...
   1. パーティングライン周辺部の修正
   2.研ぎ出し時に邪魔なモールドの別体化
   3.ボンネット等の平面出しと全体のサンディング
   4.スジ彫りの彫り直し
   5.マットガードの延長とタイヤアーチ部の薄肉化
  って感じかな〜?

  結構、難しい作業もあるんで、一個づつ説明していきましょう。


1.パーティングライン周辺部の修正

  パーティングラインの周辺部にはバリとかヒケとかが多いんで、まずはこれらを修正します。
  まず、400番の耐水ペーパーをポリパテのおまけのヘラに貼り付けたスペシャル工具!
  「万能?ヘラヤスリ#400」(たった今、命名!)で軽くヤスリをかけてバリを落とします。

    
    【 Z33編でも紹介しましたが、「万能?ヘラヤスリ」に命名!! 】

  一通りバリが取れた状態で、それでもヤスリがかかっていない凹部分がヒケなんで、
  そこに「老舗秘伝の濃サフ」(長年使ってて濃くなっちゃった瓶サフ)を
  筆で塗って凹部を修正してやります。

    
      【 バンパーに残っている灰色の部分が修正したヒケの所です。 】

  今回のキットはリヤコンビ下部のひずみが大きく、斜めになってたりしてて、
  濃サフでは修正しきれそうになかったんで、そこだけはプラパテを使って修正しています。

  こういった直角の凹部には、さすがの万能ヘラヤスリでも作業しにくかったんで、
  超有名な「調色スティック」に耐水ペーパーを貼った物も併用しました。
  (万能じゃないじゃ〜ん!って??...だから万能?ってしたんです。)

2.研ぎ出し時に邪魔なモールドの別体化

  つぎに研ぎ出しの時に邪魔そうな、ボンネット上のウオッシャー噴出し口や
  リヤトランクのエンブレムなんかを削り落として、プラ板等から作り直します。

  削り落とす前に位置決めと接着剤の逃げを兼ねてΦ0.3位の穴を開けておくのを
  忘れない様に...(忘れちゃうと後で接着する場所が分からなくなって大変!)

  それと後でボディに接着するアンテナ等の固定用の穴もこの時に開けておかないと
  塗装してから穴を開けようとすると塗装が割れたりして大惨事になってしまいますので、
  こちらもお忘れなく...
  (パトランプの配線用の穴も忘れずに開けておきました。)

3.ボンネット等の平面出しと全体のサンディング

  その後でボディ全体をサンディングします。
  ここでも「万能ヘラヤスリ#400」を使ってプレスラインの平面出しを行っていきます。
  ただ、#400だと一気に削れちゃうので、初心者の方は#6〜800の方がお奨めかな?
  全体をサンディングするのは、サフの根付けの意味もあるんで、面倒でも丁寧に作業していきましょう。

    
    【 平面出しが終わったボンネット!邪魔なモールドも落としてあります。 】

  エッジ部はモールドがダレやすいんで、ホントに軽くあてる程度にしておくのが賢明かと。
  サイドモールなんかの凹凸部は、万能ヘラヤスリの先端を使うと作業しやすいと思います。
  (この万能ヘラヤスリってのはTOYAの三種の神器の一つって感じでマジでお奨めアイテムです。)

4.スジ彫りの彫り直し

  全体のサンディングが終わったら、スジ彫りを彫り直すのですが、
  今回のボディは、ほとんどのスジ彫りが極太でしかもガタガタになってるんで、
  全てのスジ彫りを「秘伝の濃サフ」で細くなる様に修正していきます。

  まずは濃サフを盛りつけて、スジ彫りに沿って虫ピンでなぞってやります。
  乾燥後にヘラヤスリで平面をさらって、Pカッター等で修正すればスジ彫りの修正完了!

     
   【 スジ彫りを修正している所、さすがにキットのままでは太過ぎなのが分かるでしょ?? 】

  今回は、ちょっとした板テクで、部位によってスジ彫りの太さを変えてたりします。
  ボンネットやドアなんかの開閉する部分のスジ彫りは太めに、
  バンパーやモールなんかの固定されている部分は細めにしてやればメリハリがついていい感じ〜!

  リヤの窓枠の下部なんかのスジ彫りが省略されている所は、
  後の仕上げの作業を考えて、この時にスジ彫りを追加しておきました。

5.マットガードの延長とタイヤアーチ部の薄肉化

  最後になりましたが、今回のボディ修正でもっとも厄介なマットガードの延長!!
  この年代の車には良く標準で付いていたこのマットガードなんですが、
  型分割の関係で、スパッっと省略されてたりします。(フジミのハチロクなんかもそうですが、)

  さすがにここは修正しておきたい所なんで、現物合わせで形状を合わせたプラ板で延長し、
  パテと精密ヤスリで形状を整えてやりました。

  また、あたり前田の定番工作!っという事で、タイヤアーチの縁も薄く見える様に削り込んであります。

    
   【 マットガードの延長は白い所をプラ板で黄色い所をパテで行っています。 】

  ただ、マットガードの延長は、強度的にかなり心配があるんで、
  ボディパーツと延長用プラ板にΦ0.3の真鍮線を通したり、
  ラッカー系の接着剤で完全にプラを溶かしてから接着してやったりして強度を確保しています。

  当然ですが、ここを延長してやるとシャシーが組付かなくなるんで、
  シャシー側のホイールアーチを現物合わせで切り欠く事で対応しています。

   
         【 ホイルアーチの後部に切り欠きを入れて対応 】

  っと、こんな感じで一通り必要なボディの修正は完了になりますが、
  やっと、下地が完成!!っと思ったら...アレ?

  あぶ刑事のレパードって、確かアルティマだったよな〜??
  アルティマってサンルーフ標準じゃなかったっけ???って調べてみたらやっぱりそうじゃん!
  (頼むよ〜!アオシマさん!って感じ...)

  慌てて模型屋で流用パーツを物色した所、フジミ製のS13シルビアに丁度良さそうなパーツを発見!
  まぁ、年式も同じ位だし、きっと実車だって部品共用してるよな〜?などと
  都合の良い事を考えながら、最後になってルーフに穴を開けたのはご愛嬌って事で...

   
  【 最後に慌てて空けたサンルーフ。ちょっと削りすぎたんでパテで修正しています。 】

  いや〜、しかし塗装前に気が付いて良かったな〜。
  塗装後に気が付いても修正は出来ないし、もう一回下地の作業する気もしないし、
  あやうく、あぶ刑事レパードがお蔵入りになっちゃう所でしたよ。

  こんどこそ本当に下地が完成!!っという事で、
  1200番の缶サフをぶゎーっと吹きかけて最終チェック!!
  問題なければボディパーツの修正は完了でいよいよ塗装に入っていきますが、
  問題あれば修正してサフの繰り返しになります。

  っと、TOYAの場合は...

  
    【 スジ彫りの太さがちょっと不均一だったんで、濃サフで修正!! 】 

  ...とか...

    
   【 追加した窓枠のスジ彫りとか、バンパーのヒケの処理部なんかも修正!! 】 

  ...っと、やっぱり気になる所は出てくるもんで、
  それなりに時間を掛けて修正してやる破目になってしまいました。

  繰り返してる内に表面がザラついてきちゃったら、(悪夢の様ですが...)
  面倒でも1500番くらいのペーパーで表面を整えておきましょう。

  本当に時間が掛かる割には、ちっとも進んでる気がしない作業なんですが、
  ここでの作業が完成後の出来栄えに大きく影響する所なんで、
  手抜きをしない様にしっかり仕上げてやってください。
  (TOYAの場合は、この作業に1ヶ月とか掛かったりします。)

  
      【 なんとか下地の修正が終わってハンサムになったレパードです。 】 

  っという感じで、サフ吹きまで完成したレパードのボディなんですが、
  これだけ見ると「キット買ってきてサフ吹いただけじゃ〜ん!」って言われそう。...(涙;)
  「そんなことないも〜ん」と自分を言い聞かせつつ、次回の塗装編に続くのでありました。

  毎度の事ですが、不親切な説明が多く「分かんね〜?」って所があったら、
  ご遠慮なくBBSに書き込んでくださいませ。
  っという事で、vol.3をお楽しみに〜!!