'03.03.22  
       
     
     
       

                 
 【 今回もお題はタミヤのマクラーレンMP4/5B!結局、一年掛かりに... 】


 ・ついにMP4/5B編の最終回なのだ!!(←ホントに?)
  vol.3更新から...またもや早2ヶ月...(^_^;)×2
  しかも「Z33」なんかも作ってたりしてまして...なかなか更新しなくってすいません。
  お待たせの「板まかMP4/5B編vol.4」!!ついに今回で最終回なのであります。
  
  っと本題に入る前にお約束の「前回までのMP4/5B」から...
  
     
  [ あとはパイピングでほとんど完成か??...あっ!カウルとかウイングとか忘れてるぅ〜!! ]

  モノコックのカーボン表現とかタイヤ、エンジン部等の細部まで完全再現!!まさに超絶技巧の極み!!
  これだけでも見せ場は十分なんですが、あとはパイピングで最後の仕上げって感じです。
  もちろん、忘れてたカウルとかフィギュアとかも仕上げていきま〜す。
  もう、ここからはノンストップですぅ〜!!(もう古いけどオオゴシ風がお気に入り!!)
  
  っという訳で、どうやってこんなの??って人は↓からどうぞ!

  TOYAの「板さんのまかない」MP4/5B編vol.1をみる!
  TOYAの「板さんのまかない」MP4/5B編vol.2をみる!
  TOYAの「板さんのまかない」MP4/5B編vol.3をみる!

 ・いよいよパイピングなんですが...
  いよいよモノコックのパイピングなんですが、どの太さの線をどのように配線するか?ってのを
  事前によ〜く考えておくのが大切です。(ここが楽しい所なんです...)
  今回の様にたくさんの配線をする場合は適当な落書きみたいなのでも良いので
  どこからどこに這わせるかを書き留めておいた方が良いでしょう。
  現物合わせでやってると必ず辻褄が合わない所が出てきますよ。

  そこでどうすればキレイにパイピングできるのか???
  実はいくつかのコツがあるんです...っと言うわけで...
  
  TOYAのパイピング講座!!...って程でもないんですが...

  1)配線の太さは機能を考えて多過ぎず少な過ぎず...
    機能別って言うのは電気用かオイル用かワイヤー用なのかでキチンと太さを変えて表現してやるってコト
    同じ機能なのに太さが違うとなんかチグハグな感じになってしまうので要注意です!!
    電気用は単線と集合配線でも太さを変えてやりましょう。
  2)配線の数は全体のバランスを考えて...
    完全に資料と同じ本数をパイピングするのがリアルという訳ではありません。
    全体のバランスをみて、パイピングが集中している所に多めに配線してやれば十分。
    資料が5本だからといっても3本くらいが模型的に見栄えが良いというコトも多い筈です。
  3)車として基本的に必要な配線は資料で見えなくても配線しておく...
    たとえば、アクセルワイヤーがないとコクピットからの情報がエンジンに来ないよねっとか、
    プラグには電線があるよねっとか、アンテナへの配線やブレーキへの配管はないとおかしいよねっとか、
    コンピュータへはコクピットからもエンジンからも配線が来ている筈だとかって言うのを省略しちゃダメってコト。
  4)配線や配管は取付部が必ず太くなってる筈...
    どんな配線も配管も取付部にはそれなりのコネクターみたいなもので固定されているモノで
    急に生えている訳ではありません、そこをキチンと再現してやることでリアル感を出してやりましょう!!

  まぁ、一通りはこんな感じですが、そんなに慎重にならなくても大丈夫ですよ...

 ・手始めにカムカバーのパイピングから...
  早速、カムカバーからパイピングをやっていきます。
  パイピングするときは完成後に目立つ方の端から固定していく様に作業します。
  固定は事前にピンバイスで穴を開けておけば少量の瞬着で十分です。
  プラグ用の配線はファンネル下へ入っていく様に、
  冷却用の配管はエンジン後上部のタンクへ行くようにしておきました。
  それと今回はエンジン固定用のワイヤーも再現してみたいと思ってましたので、
  Φ0.3のステンレスワイヤーをカムカバー下部に配線しておきました。

  
    [ プラグ用の配線と冷却用の配管で太さを変えているのが分かります?? ]
  
 ・次にコンピュータ関係の配線をパイピング...
  コンピュータ側の配線の基部には「さかつう」の金属パーツを大量に使用してみました。
  残念ながら多少オーバースケール気味なんで、全体のバランスに注意しながら作業していきます。
  2本から1本にまとめる所は3種類の太さのビニール線を使っています。
  太い線のビニールのみを短く切って片側に細い線2本を入れて固定しておき、
  反対側に中くらいの線を固定すれば二股の線の再現が可能です。
  実物はそのまま太い線になるのですが、こうしておかないとオーバースケールになってしまうもので...
  あと、白いジャンクデカールを配線の途中に巻いてやり、注意書きみたいのも再現してます。

  
   [ 電源用の線は太めにして、信号用の線は細めにしてあるんですが分かります?? ]
  
 ・その後で配線をモノコックに固定してやりまっしょい!!...(byモー娘)
  配線が固定できたらコンピュータ部品をモノコックに固定していきます。
  部品の固定はプラ用接着剤でしっかりと接着し、完全に乾燥させてから配線の処理を行います。
  当然ですが乾燥してない状況で配線をイジると部品が剥がれてきたりして大変なコトになります。
  モノコックの途中に配線を固定するには、まず配線より小さい穴をモノコックに開けておいて、
  その穴から折り曲げた細い線を出して、その間に配線を通して細い線を裏側で瞬着で固定すればOK!!
  同じ様にモノコック上のセンサーみたいのも固定しておきました。
  この段階ではエンジン側へ行く配線は後で調整できる様に長めに残してあります。

       
       [ コクピットからエンジンへの配線等もこの時点で配線しておきました。 ]
  
 ・配線の反対側はどうしておくのか??
  各種のコンピュータからの配線の反対側はどうしておくのか??っというと、
  パイピングの基本として、反対側は適当にどっかに隠してしまうのがよろしいかと...
  配線の両端を部品に配線するには長さの調整が非常に大変になってしまうのに対し、
  どっかに隠してしまえば適当に処理しても大丈夫〜!!なもんで...
  とはいっても全部をそうする訳にもいかないのですが...

    
       [ ほとんどの配線をモノコックとエンジンへ間に隠してしまいました。 ]
    
 ・最後にモノコックとエンジンをアンダーカウルに固定して最終仕上げ!!
  モノコックと同様にブレーキキャリパーやエンジン部品にもパイピングを施せば、
  いよいよモノコック部品やエンジン部品をアンダーカウルに固定していきます。
  全部を固定してから隠せなかったパイピングの処理をしていきます。
  MP4/5Bではコックピットからファンネル横に這う配線があるので、
  そこはちょっと面倒でも慎重に配線して最後に後ろ側からファンネル下に適当に隠してやりました。
  カムカバーからアンダーカウルへのワイヤーも排気管と干渉しないでいい感じ〜!!
  ちなみに排気管の下の耐熱用のアルミシートはタバコの内側の銀紙を両面テープで貼り込んで
  再現したもので、メタルックには無いあの細かな模様がなかなか良い雰囲気を出してくれてます。

    
   [ 多過ぎず少な過ぎずって...ちょっと多いか??まぁこんなもんって事で完成!! ]


 ・それだけじゃって事でモノコックパーツのディテールアップ!!
  いろいろとディテールアップしてきたモノコックパーツですが、出来る事はまだまだありました。
  左側のFrサス基部についてる通信用アンテナ!!
  このアンテナは時には右に付いている場合もありますが、ベルギー仕様では左でした。
  (ベルギー仕様で作ってたって憶えてた??)
  あと、サスの真中のロッドのタイヤ側にある調整ネジも再現してあります。
  黒ばっかりの中にこういった金属色が入ると結構目立ってお勧めかな??

    
  [ このアンテナはカウル固定で作るときにも有効な技だと思うんですが... ]

 ・モノコックの次はウイング関係なのだ〜!!
  さ〜てっと緊張の作業が続きましたので、ここらでちょっと基本工作に戻ってウイング関係を...
  形状変更以外に特に手を加えてないFrウイングのパーツなのですが、
  翼端版の調整用穴をどうしましょう??
  さすがに開口するには小さ過ぎるし...っという訳で
  ここでもPCで作ったオリジナルデカールを貼り込んで再現してみました。
  (今回は結構アルプス製MDプリンターのお世話になりました。)
  あと、翼端版の下のパーツはMP4/5Bでは木製なので塗装でそれっぽく...
  ベージュの基本色の上にエナメルのクリアーオレンジで木目を描いています。

    
  [ デカールじゃないとこういった整然と並ぶ調整穴は再現できない!!っと思う。 ]

     
  [ 組み立ててやればこんな感じ〜!!研ぎ出しもキチンとやってま〜す!! ]
    
 ・Frウイングの次はRrウイング!!
  Rrウイングの翼端版はこのキットで唯一、蛍光レッドの上にホワイトのデカールを貼る事になるという、
  その昔、忘れた頃に気が付けばデカールがピンクになってしまうという鬼門の作業です。
  当然、そうならない様に塗料も選んではいるのですが、絶対安全という訳ではないので
  念には念を入れて...っと、蛍光レッドの上に一度クリアーを吹いてからデカールを貼ってます。
  直接デカールが蛍光レッドに触れるのを避けて少しでもピンクにならないように...
  あと、クリアーも一度にぶぅわ〜!っと吹くのではなく、ちょっとづつ乾燥させながら重ねましょう!!
  それでも、仕上りがピンクっぽくなってしまったら、その上から再度デカールを貼って
  ホワイトがキレイに発色する様にしてやりましょう!!(秘技デカール2枚貼!!)
  ちなみに裏にはお決まりのカーボンデカール+マイトップコートで艶も調整してます。

  
  [ デカールがピンクになってない??う〜む、なんとか大丈夫なレベルでしょう!! ]
    
   
  [ 組み立てにはさかつうのリペットを使ってます。いい感じなのですが見えます?? ]

 ・さ〜てっと最後はカウル!!
  いよいよ最後のカウルの仕上げに取り掛かります。
  普通にクリアーコートして普通に研ぎ出ししておきます。
  研ぎ出しについてはいろんな回で書いてきたんで今回はパ〜ス!!
  ちなみに実車ではMarlboro等のロゴ部分は実はつや消しになっています。
  これを再現するにはスタジオ27のハイテクデカールを使えばOK!!
  (ニスっていうか透明な部分が後から剥がせるスグレ物なんですが、残念ながら絶版!!)
  とはいえ模型栄えを考えるとどっちがいいのかな〜??
  確かに知識としては知っているが映像を見る限り分かんないもんな〜??
  しかもデカール後貼りって手抜きっぽいしな〜??
  っという事で今回は全体ピカピカの模型栄え優先仕様にしておきました。

  
      [ サイドポンツーンに映るMariboroとかがかっこい〜!!でしょ? ]

 ・それだけじゃって事でカウルのディテールアップその1!!
  コクピットのカーボンカウルを固定しているリペットやカウルを固定している金具を
  さかつうのリペットで再現してみました。
  このリペットはかなり小さくスケール的にもピッタリなんですが、
  そのままではちょっと長すぎて裏側に飛び出して干渉しちゃったりします。
  仕方が無いのでペンチで切った後、切り口をヤスリで注意しながらキレイに成形!!
  (高いパーツなのに、たくさん無くしてしまいました。...トホホ)

  
      [ カーボンデカールと金属のリペットの精密感がいい感じ〜!! ]

 ・それだけじゃって事でカウルのディテールアップその2!!
  カウル関係のディテールアップその2はTOYAとしては基本工作的なミラーの再現!!
  とかいっても別に大変な工作ではなくWAVE製のミラーシールを貼っちゃうだけ...
  どっちかっていうとミラーステーの基部の方が大変だったりして...
  これはWAVE製のリペット(プラ製)の中心にピンバイスで穴を開けた物ですが、
  当然、そんな小さい物に穴を開けるのは難しい...です。

  
    [ ミラー面とハンドル、メーター、リペットと一切の手抜きなしって感じでしょ!! ]

 ・なんか忘れてな〜い??...あっ!セナだ!!
  別に忘れてた訳じゃありませんが、vol.2以来のセナ様っと...
  付属のデカールはもちろんながら、今回はスーツのキルティングのステッチをデカールで再現!!
  もちろんMDプリンターで作ったモノですが、特に難しい事をやった訳ではなく、
  ただ普通の点線をホワイト印刷しただけ...簡単でしょ?
  簡単に作れても、これを貼るのは相当大変な事でした。...前もって気付きそうなもんですが...

     
     [ 相当苦労したんですが、よ〜く見ないと分からない... ]

 ・最後になってしまいましたが...
  本当に最後になってしまいましたがセナのヘルメットです。
  一応、研ぎ出ししておき、この後でバイザーを作るのですが、
  バイザーの微妙な曲面を表現できる良い素材は無いかな〜??
  っと探していると、ありました!!
  エポキシ系接着剤のチューブがパウチしてある透明なヤツ!!
  チューブの蓋の部分がちょうど良い曲面になってました。
  それを型紙通りに切り出して、さかつうのリペットで固定してやれば、
  なんとバイザーが可動するセナ様のヘルメットの出来上がり〜!!

            
     [ この写真だけ見るとなんか本物みたい... ]

 ・っと言うわけで無事?完成なんです!!
  あとは組み立ててやれば、完全崩壊系超絶技巧のMP4/5Bが完成!!
  いやいや、本当に1年がかりの作品になってしまいました。
  っという事で1年に渡ってお届けしてきた「板まか」MP4/5B編も今回で最終回です。
  字ばっかりですいません、いや〜、読んでて疲れませんでした??
  しかし、なかなか更新しないのに、忘れずに見にきていただいた方々には本当に感謝です。
  皆さんのカキコにどんなにやる気をもらった事か...
  今回もご感想やご質問があれば、ご遠慮なくBBSまでカキコしてくださいね。(初心者大歓迎!!)
  
  それでは最後に未公開の完成写真をご覧頂いて今回はおしまいです。
  次回はZ33で初心者講座の予定ですので、こちらもお楽しみに〜!!


   【 マクラーレン MP4/5B タミヤ製 1/20 】

  
  ・丁寧なディテールアップのおかげで1/12にも負けない情報量と精密感を表現できたと思います。  


   【 マクラーレン MP4/5B タミヤ製 1/20 】
  
  ・なんか外国メーカーのボックスアートを意識した様な写真になっちゃいましたね〜??


   【 マクラーレン MP4/5B タミヤ製 1/20 】

  
  ・カウルを置ける様にウマも作っておきました。気分はマクラーレンのガレージ内って感じで〜す。


   【 マクラーレン MP4/5B タミヤ製 1/20 】

  
  ・完全崩壊系超絶技巧満載のモノコック!!まさにエンジン音が聞こえてきそう...??


   【 マクラーレン MP4/5B タミヤ製 1/20 】

         
        ・タミヤのボックスアートを意識して撮ってみました。


   【 マクラーレン MP4/5B タミヤ製 1/20 】

  
  ・珍しくリヤビュー!!ディテールアップの質感が全体で統一されているのが分かるでしょ??


                                       それでは!ってコトで...おしまい。


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