●すすめられるがままに…な本たち●

[1999上期]

「極道くん漫遊記IV」
《極道くん漫遊記4》
中村うさぎ 角川スニーカー文庫 1999/07/01

 気がついたらルーベットの体になっていたゴクドー。女の身になってみれば男に襲われそうになるわ、人形になるわで、大騒ぎ。
 チンゲンツァイ国編の上巻。ルーベットになっちゃったゴクドーが、「男って奴わーっ(怒)」と思うところがいい。
「極道くん漫遊記V」
《極道くん漫遊記5》
中村うさぎ 角川スニーカー文庫 1999/07/02

 パンダ仙人や一休他と共にプリンスを探す。探してみたらば、プリンスは悟空になっていた。ついでに三蔵法師はわるもので?白虎一族の元であっちょんぷりけなジンと再会。
 ことごとく、神様や善人が悪者になるのが楽しい。ホトケって完璧に悪者(笑) 神様の勢力圏じゃないけど、そういうやり取りになってて、でもそんな感じだよなー宗教って、とか思う。
「極道くん漫遊記VI」
《極道くん漫遊記6》
中村うさぎ 角川スニーカー文庫 1999/07/04

 西王母の元、崑崙山に向かったゴクドーは何だかんだと言いくるめられて、夜魔宮へ行くことに。そこで会うのは弥勒菩薩。
 なんかとほーもなくでかい話なんですけど…。神様ホトケ様のお話はよく知らないからどこまでが本当なんだかわからないけど、きっとほとんど本当なん…だよね?弥勒菩薩が滅びの皇子とか、この世の終わりが人の世の終わりではないとか、ほほう?とか読んじゃいました。結構よかったな、この話。ゴクドーと弥勒は合体したままだとなかなか楽しいことになったんじゃないかと思うんだけどな、もったいない。しっかし、王子様だったり、勇者だったり、女だったり、俺サルだったり、赤ん坊だったり。どこまでも可哀相な奴だな、ゴクドーって(笑)
「ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター part1」
《ブギーポップ2》
上遠野浩平 電撃文庫 99/07/06

 イマジネーターに対応するブギーポップ。それとも違う統和機構の合成人間。それぞれが蠢く。
 前作を半分忘れた状態でこれは読めませんね。ははは。新たに統和機構とその敵MPLSってのが出てきました。それとイマジネーターとブギーポップ。MPLS=イマジネーターなの?それぞれの話がリンクしていて前より「纏まってる」という感想を持ちました。なんか大きな話なんだな、これ。飛鳥井の能力がなんかいいなぁって思った。
「ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター part2」
《ブギーポップ3》
上遠野浩平 電撃文庫 99/07/07

 こう…なんというかちょっと不気味で、気持ちやみに蠢く…みたいで、でもこどもたちで。なんかつかみ所がないんだけどひきつけられる…みたいな。MPLS≠イマジネーターでした。合成人間ちゃんとか頭のいいメガネの女の子とか、一生懸命で好き。あ、凪もカッコイイから好き。って女の子ばっかり(爆) 凪の弟に「番号知ってりゃ携帯かそうじゃないかわかるだろーが」と1人突っ込んでたんだけど、帰国子女だからそういうのは知らなかったっていう設定なのかも。
「ブギーポップ・イン・ザ・ミラー 「パンドラ」」
《ブギーポップ4》
上遠野浩平 電撃文庫 99/07/09

 特殊能力を持った少年少女たち6人。彼らは集まって未来を見る。その予知が世界を左右する事件にまで彼らを近づける。
 凪の師匠って一体…とか、その新興宗教ってオウム?…とか思った。不安感というかそういう感じは上遠野さん特有の雰囲気なんだな。全員無事じゃなかったけど、なんかとってもすがすがしい終わり方だなって思った。
「極道くん漫遊記VII」
《極道くん漫遊記7》
中村うさぎ 角川スニーカー文庫 1999/07/12

 赤ん坊になってしまったゴクドーは今度は元の年齢に戻る為にヤム国へ。はたして、『命の泉』は枯れていた。月の女神とやらを呼び戻そうとするゴクドーちゃん(笑)
 ルーベットが結構お子様好きという事実が。そんでもって、ジンはナーニャちゃんと婚約(笑) 果ては永遠…とは言わないが死なない老いない神様もどきになってしまいました。……ワニとヘビかい。いやぁ…一体どこまで行くのやら。
「東風(こち)を呼ぶ姫」
《リダーロイス・シリーズ外伝2》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/07/13

 リダーロイスの戴冠式が執り行われることに。佐倉に招待状をわたす為にやってきたフロルメイはそこで事故に遭い、再び自分の世界のザクラン国に行き着いてしまう。そこで王家の者に拾われて…。
 フロルメイという王女はとにかく「強い」。弟がため息を吐くほど、というお話。フロルメイのお相手が誰だか決まりましたし。セインがやっぱり可愛いかな。で、どこが東風なんでしょ。
「XAZSA1」
若木未生 コバルト文庫 1999/07/14

 機械人間(マシノイド)ザザ。彼の夢は人間になること。
 京平さんがカッコいいです。というか可愛いというか。ザザも可愛いけどね。天才少女とかマシノイドとか莫大な財産とか、なんかなーという要素てんこ盛り。
「蒼の黄金」
《サキト・シリーズ1》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/07/15

 受験日に出会った女の子に、宝捜しの協力を依頼されたサキトは従兄の雅都と共に宝捜しを開始する。
 榎木さん初の現代物。でもやっぱり低年齢向けだなー。もういいやって思うんだけど、とりあえず読もうかと思ってしまう自分の性が恨めしい。
「忘れじの包丁」
《主婦探偵シリーズ5》
ジル・チャーチル/浅羽莢子 創元推理文庫 1999/07/16

 近所で映画の収録があり、庭を提供しているジェーン。現場を見てわくわくしているところに、家に物取りが。混乱していたら今度は殺人事件が。凶器はジェーンの包丁。忘れじの包丁(笑)
 お気に入りのシリーズ、気がついたらこんなに出ていたのかって感じ。実は一度読んだんだけど犯人忘れてたからもう一度読んだ(笑) アメリカの主婦ってこんなカンジなのかなーと想像させるジェーン。子供に追われて周辺行事にも参加して、子供は反抗する。ま、事件に巻き込まれるのは日常茶飯事じゃーないでしょうが(笑) でも長男のマイクがいい子でねぇ。
「地上(ここ)より賭場に」
《主婦探偵シリーズ6》
ジル・チャーチル/浅羽莢子 創元推理文庫 1999/07/22

 お隣のシェリーの招きで家族+メルでスキーリゾートにやってきたジェーン。久々の休暇を満喫しようとするも、死人を発見してしまう。それも二人。それもどちらも第一発見者。せっかく休暇を楽しんでたのに、疑われちゃあたまらない!
 マイクとメルが仲良くなっていってるのがなんとなく微笑ましい。最初の頃は、シェリーが聞き役という雰囲気だったんだけど、焚き付け役というか舵修正役というか…。巻末にもあったけど二人三脚状態なのね。で、随分いい仲になったメルとジェーンだけど、結婚のつもりはさらさらないというのはちょっと驚いたな。なるほど、未亡人として生活するとこうも強く…というか、こうなるのかーというのが感想。母と恋人はいいけど、妻はいや。なるほどねーとか。
「五体不満足」
乙武洋匡 講談社 1999/07/22

 ベストセラーな本。小学生にも読めるようにルビを振ってあるのがうっとうしいという声も聞いたけど、あまりあたしは気にならなかったな。乙武一家が恵まれているのは、彼らの努力の結果(本人達はそうは思ってないかもしれないけれど)なのかもしれない。 でもやっぱり、本人の性格と周囲に恵まれてたってのあると思うんだなー。
 子供が「なんであのお兄ちゃんは手足がないの?」と親に聞いたとき、そんなこと聞いちゃだめみたいな対応をするときああ理解者が増えるはずだったのに…とがっかりする。というのがあるわけですけど、今は、自分がわかっているから「お兄ちゃんに聞いてご覧なさい」と言うだろうって思う。でもさ、それ聞けないのが現在の「普通」なんだよね。「慣れ」ってこと葉を使っていたけどそれってあると思う。もっと障害者…もとい特長を持った人達が外に出るようになれば慣れるようになると思う。そして外に出る為にはバリアフリーが必要であり、行政が関与しなきゃならないことであって…だから、早く政治家になって下さい>乙武さん!匡という字を使ったお父さんの心がカッコよくて好きです。
「砂上の旋律」
《イズミ幻戦記外伝》
若木未生 集英社
スーパーファンタジー文庫
1999/07/23

 1〜3巻の復習編「砂上の旋律」と4巻の予習編「眠る帝国」。
 共に如月とイズミ様が行動を共にしてからのお話で、イズミ様が「如月がいなきゃやだやだ」状態になってる話。このカップリングはどうかと思うんですが…ってそーゆーこと考えるあたしもあたしか。でもこのふたりのやり取りが一番好きかも。如月に子供がいたとか、イズミ様に苦手なものがあったとか、本編じゃなくても読む必要がある外伝です。
「エクサール騎士団(ライエノーツ)3 叛罪の空間」
《エクサール騎士団3》
若木未生 コバルト文庫 1999/07/24

 いなくなった次男。それぞれの想いにふりまわされるライエノーツたち。アスヴァルに加えておぼっちゃんまで手を出してきて、心を閉ざしたはずの風使が敵に回る?
 一転二転してようやっとレアかディシスかわかったこのお話。終えようと思えばここで終わるのに新キャラつぎ込んで終わらせないのが若木だなーと。お兄さんは何かと苦労して、そのお兄さんも泣きたいことがあったと、そゆとこでしょうか。
「天高く、雲は流れ 1」
冴木忍 富士見
ファンタジア文庫
1999/07/24

 息子を連れて帰ってきたフェイロンは、やはり台風を呼び込む。金色の虎の告げた言葉を信じ、危機を知らせにきたフェイロンは……。
 23にして子持ちの主役というのはちょっと驚きだったかも。またこれが、飄々としてていい。息子のユンファも可愛くて、パジャ、ロスメスタ王女とキャラは落ち着いててでも可愛い。まだ話も始まったばかりという感があるので何とも言えないけれど、フェイロンの女房は早くみたいなぁ。そんで、パジャとロスメスタがうまくいくのだろうなぁ。そうであってほしいなぁ。
「天使の楽譜」
《サキト・シリーズ2》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/07/27

 路上で歌う聖来に出会うサキト。そんな彼女と再会したとき、その顔は曇っていた。一緒に演奏していた幼なじみが行方不明…実はそれは誘拐だった。
 言葉づかいや心理描写が洗練されてないのと、「そう*ゆ*うのって」という言葉使いが気になる!「そう*い*うの」だろうが!とか、なんかすっきりしない書き方なんだよねー。うーむ。キャラは普通の頭のいい子たちなのに、口調が「オツム足りない人風」なの。
「水辺のしらべ」
《リダーロイス・シリーズ外伝3》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/07/28

 その後のお話完結編。リダーが婚約するまでの話と、ハイレオン婚約?話とラシェンの婚約話。
 なんかもー女の子が単純に求める話だよなぁ…。背中が痒くなってくるんですけど(^^; 守龍はもっと落ち着いた感じの方がよかったなぁ…あんまりお茶目になっちゃうとイメージじゃなくなる。しかし、こっちの方が先だったんですか、アンジェリークよりも。ほほー…と笑う。リダーがまさしくランディ様だよな。イマラがえっと名前忘れたけど占いのおねーさんで、ハイレオンがゼフェルだし。ラシェンがジュリアス。
「龍と魔法使い2」
《龍と魔法使い2》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/07/29

 レンの偽者が街に出没して被害を出していると聞いたタギらは、それを捕まえる為に出動する。もちろん、シェイラも。
 レンの女装というのは狙ってますね(笑) シェイラがちょっとずつ成長してるのがまた可愛い。今回登場するテオくんというのがいい子で、落ちこぼれ魔法使いなんですがほろりときます。ゼルダ姫がこう出てくるかーって感じ。
「龍と魔法使い3」
《龍と魔法使い3》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/07/29

 タギとレンの出会いのお話。
 可愛くてクラクラ。挿し絵も相乗効果効いてていいッス。ぱとこのツボといえばツボかぁ…ラインハルトとキルヒアイスだもんなぁ(笑) ダー長老の亡くなるとこなんかはやっぱ涙腺ゆるんでました。おじいさんと僕というパターンも結構くるから(笑) ただの捨て子じゃないところがなんともいい味に…なるのでわないかと期待。この話があるということは、この後タギの出生の秘密みたいなことがあるのかにゃあ。
「戦うボーイ・ミーツ・ガール」
《フルメタル・パニック1》
賀東招二 富士見書房 1999/08/02

 戦う少年軍曹(笑)があるミッションで女子校生のガードをすることに。優秀な兵士にはふつーの高校生の生活はとーても難しいようで。
 職場の人に薦められた一冊。相楽と聞いて左之助を想像してしまうのはもうしょうがないとして(笑) なるほど、ミリタリ系をよく知っている人には楽しい一冊かも。もちろんそうじゃなくても楽しいです。なんか、アニメにしやすそうな話だなぁ。ヒロインのかなめちゃんも可愛い。やっぱ強気の女の子には弱いッス(笑) 相楽くんはまるでヒイロ・ユイ。天才美少女艦長とか(ルリルリ?)、軍事オタク少年とか、まありそげなネタが詰まってますが、ウィスパードとかカシムとかその辺まだまだ突つけるから楽しいかも。
「我が運命(さだめ)導け魔剣」
《魔術士オーフェンはぐれ旅13》
秋田禎信 富士見
ファンタジア文庫
1999/08/04

 王都には行きたくないオーフェンがだらだら過ごしていたら、馬鹿女がリンチされている少年を助ける。 あれよあれよと首を突っ込み、そこに登場したのは『蟲の紋章の剣』 オーフェンはレッド・ドラゴンと対峙する。
 話が動き始めました。 新たにバーサーカー・レッド・ドラゴンが登場し、レキの親の名前…なんだろうな、アスラリエルとか、オーフェンの正体とか(たぶん、本人は知らないんだろうな…)、アザリーのおかげで注目の的のキーちゃんとか。 巻末に出てこなかったから今回のヒロイン?ロッテーシャとその元夫エドは今後も出るんだろう。…ということは、エドはやっぱりコルゴン? なんかカッコいいじゃない。 レキが注目され始め、馬鹿女は馬鹿女にしてはなりを潜め気にならない程度になっている。 地人はキーアイテムをかっさらう為のキャラなんスかね?
「極道くん漫遊記VIII」
《極道くん漫遊記8》
中村うさぎ 角川スニーカー文庫 1999/08/10

 エシャロットに帰ろうとしたら氷原で迷子になった。コウテイペンギンのハールを拾い、なんだかんだと精霊の国へ。いざこざに巻き込まれて、オーロラ竜の元へ。
 実はゴクドーの一人旅ならば問題なしで続くのでは…ルーベットらがいるから巻き込まれちゃうんじゃないのか? でもまぁ、何かと助けられているのは確かなんだけど。しかし、人間が絶滅した…って、ルッコラの土地だけだよなー? あまりつっこんじゃいけない作品なんだけどさ。
「夜明けのブギーポップ」
《ブギーポップ6》
上遠野浩平 電撃文庫 99/08/17

 懐かしのエコーズくんが登場。"ブギーポップ"の名前の由来?を語るには…とお話はじめたのは凪の話といってもいいんじゃないだろか。いつも本しか出てこない、凪のパパも登場です。炎の魔女と呼ばれる凪について明らかになります。
 先に新刊の方を読んじゃいました。ううう、前の記憶があやふやなので今一つ理解してない〜。某所では結構つまらんみたいなお話でしたが、あたし的には解明されていくのが嬉しくて楽しかったッスね。ただ、なんというか、人造人間のスケアクロウさんもピジョンさんもモ・マーダーさんも結局はいい人って感じがして、完全変人とかいないのがちょっとアクセント足りないかなーとか思う原因かも。恐怖喰いあたりはいいんだけど。
「天使/来撃」
《ハイスクール・オーラバスター》
若木未生 集英社 99/08/18

 第一部終了とのことで、イラスト、対談等をまとめた本。短編も数本。 クリスマスの話(忍、諒、冴子)と、見えない諒の話(いっぱい)と、忍様単独行動の話と、希沙良がケーキをおごる話と対談。
 諒ファンと希沙良ファンは仲が悪いというか敵対しているみたいなことが書いてあって、でもどっちも好きなあたしって何者みたいな。諒は弱点いっぱいには笑いました、その通り。希沙良の登場で諒の役柄取られたというのも納得。きーちゃんは十九郎とラブラブだし。…ってそんなのあたり前か。
「天高く、雲は流れ 2」
冴木忍 富士見
ファンタジア文庫
1999/08/20

 旅を急ぐフェイロンたちはジャンクに乗る。河に落ちたレグヴァを助けんとフェイロンは飛び込み、その間に海賊に襲われるパジャたち。が、パジャは船酔いがひどくて対抗できない。連れて行かれた街で、パジャはうりふたつであるソーラマータの身代わりを引き受ける。
 パジャがこんなに可愛く感じてしまうのは自分でもびっくり。魔族の街とか、あーなるほどなーとか、とにかくどんな風になるのか見えてきたかな。フェイロンも可愛いのだが、やっぱしパジャとロスメスタだなぁ。ところで、パジャの誰も覚えてくれない長い名前というのはやっぱ拾ってくれた養父母がつけたんだよね。てことは、ソーラマータには長い名前ないんだよね。つまんない<なぜ。
「それはいろいろまずいだろ?」
《魔術士オーフェン・無謀編8》
秋田禎信 富士見
ファンタジア文庫
1999/08/23

 短編5作+書き下ろし無常編1作。
 飛び降りの話と園児の話と食い物の話とキースの話。 やっぱりキースでしょう。キースのフィアンセが登場するのかなぁ。すげー楽しみなんですけど。
 無常編はティッシの話。前回はアザリーが、今回はティッシがキーちゃんの力を知った時の衝撃なんだろーな。そろそろ楽しい姉弟の話が読みたいんですけどねぇ。 巻末でティッシは嫌われ者的記述があったんだが、そうなんですか? あたしはティッシが好きなので。キーちゃんの力量を測れないのはティッシの才能がそこまでってことで。ま、それはしょうがないと思うなぁ。自分のイライラの所為でキーちゃんを半殺し…というのもあの姉達ならいつものことじゃん。(ちと状況が違うか。)  しかーし。コミクロンがあんなことするなんてーっ フォルテがそうだったなんてーっ この上コルゴンまで出てきちゃったらどうしよう。ティッシもてもて。
「龍と魔法使い4」
《龍と魔法使い4》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/08/25

 ゼルダ姫の策略が続く。イルノジアン王女の即位が決まり、エバンス公への攻撃が激しくなる。これに関わったタギが術中にはまり、お尋ね者となる。
 タギの姉ネイが登場。乳飲み子が狙われることを考えてない辺りがザル過ぎ。後藤星さんの挿し絵が可愛くって、そのうえ枚数も多くて嬉しいのが、このシリーズの特長かも。ゼルダ姫の挿し絵がきれいなのもよかったな。決して美人じゃないのにきれいってすごい。何故か全然出てこない守龍のシェルローがカラー挿し絵。でも綺麗だからいいや。
「龍と魔法使い5」
《龍と魔法使い5》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/08/25

 第一部終了。お尋ね者となったタギがゼルダの元に。
 文体が嫌いなんだけど、単純にこの話は好き、と言えるストーリーだった。 あたしが主役を好きになる確立ってとても低いのに。そう、タギがいいです、ハイ。 展開上しょうがないとはいえ、達人なタギが大雑把な魔法を使ったのはなんかなぁ…と思いました。もうちっと描写があるべきだろ、やっぱ。 あと、闇と名付けたのはやはり本質だったから?これを違う名にするなり、某闇の守護聖もどきの説明をすればこんな大事には至らなかったのでわ、とか思ったッス。3〜5巻は手元に置きたいかも…。…挿し絵が…。
「豚たちの沈黙」
《主婦探偵シリーズ7》
ジル・チャーチル/浅羽莢子 創元推理文庫 1999/08/28

 マイクが卒業し、近所に開店したデリカでバイトをすることになる。開店当日その倉庫でひとりの男が死んでいた。
 マイクが本当にいい子でちょっとひいきしてるんじゃないのか?>母 という気もしないでもない。また、「嗅ぎまわるな!」としかめっ面をするメルも、なんだかんだと情報を与えて謎解きさせてるじゃねーか、とも。 ま、マイクがいい子で周りに誉められて嬉しい母の気持ち…という奴なんだろう。卒業プレゼントにPCや車を買い与えちゃうというとこはびっくりだったけど。羨ましい限りだわ。あたしが親に貰った一番金銭的に高いモノってスキーだなー。
「極道くん漫遊記IX」
《極道くん漫遊記9》
中村うさぎ 角川スニーカー文庫 1999/08/30

 トナカイで移動中、今度はロボットの街に。 ゴクドーは今度はジャンクロボットになる。
 ロボット国編[上]。爺、赤ん坊、女、で今度はロボットか。次はなんだと期待しちゃうね。話としては悪くないんだけど、なんかマンネリ化してきてるかなぁ…というかあたしが飽きてきちゃったのかな。
「極道くん漫遊記X」
《極道くん漫遊記10》
中村うさぎ 角川スニーカー文庫 1999/08/31

 ロボットの街は夢の産物で、そこから抜け出そうと駆けずり回るゴクドー。
 ロボット国編[下]。 かの有名な「ロボットは夢を見るか」な要素を含ませた話で、基本はアダムとイヴの辺り? 「古池や蛙飛び込む水の音」が今回の俳句…って有名すぎだからぱとこも久し振りにわかりました(笑) 結局夢の中のお話だったわけですが、しかし、女の子の為とはいえ、魂の安売り過ぎじゃないのか?>プリンス で、そのプリンスともお別れしてしまいました。あーら、つまんない(笑)
「極道くん漫遊記XI」
《極道くん漫遊記11》
中村うさぎ 角川スニーカー文庫 1999/09/01

 ターメリック国で新たな手下カッケーメと共にウンコになるゴクドー。
 カレーな国のお話でした。弥勒のようなカレーなるものの源である祈りさんが登場。三蔵復活とか。 インドか…一度は行きたいよな、うん。
「極道くん漫遊記12」
《極道くん漫遊記12》
中村うさぎ 角川スニーカー文庫 1999/09/03

 フェンネル国でクエクエバエに刺されて瀕死になるゴクドー。薬草を採りに行ったルーベットは死んでしまった!結局、自分が行かなきゃならんのかー!と目的地へ向かう。
 あー苦しいですねー。プリンスらを復活させる為の話なんでしょうかねー。ルーベットがゴクドーのことを結構買っているのは知ってたけど、今回ほど台詞にしたことはなかったような気がする。次巻は最終巻だ。
「楽園の魔女たち
〜課外授業のその後で〜」
樹川さとみ コバルト文庫 1999/09/04

 サラに仕事が。男子校の理事長になったティルティスの要請で教師サラ・バーリンは奮闘する。
 楽魔女9巻。ギャグ満載の楽魔女なんですが、今回話の根底が重いのでゲラゲラと笑い飛ばせません〜。でも、Bサラが活躍するので彼女のファンは必見>のん&おとーと(笑)
ティルティスという2巻(とんでもない宝物)で登場した委員長が出てきます。彼はやっぱりサラのことが好きなんだと思いますが…?>サラ で、サラを愛してやまない義兄も登場。この辺がどうしても重くてねー。どうしようもないんですが。マッチョなお母さんも必見!  で。サラの恋人になりそなティルティスさんが登場となったら!もちろん他の弟子の恋人も登場するのよねっねっねっ!!!!! というわけで、フレイ・アルフォイの再登場を心待ちにするぱとこでしたっ!
「星を堕とすもの(前編)」
《ハイスクール・オーラバスター11》
若木未生 コバルト文庫 1999/09/06

 亮介が狙われ「制裁」のメモが残されたことが、始まりだった。忍は手を出さず、術者らが納めなければならないらしい。が、指令塔である十九郎が攫われた。
 第二部スタート。『天使/来撃』は通巻に含めてません。 ざっくり切ってから縫い合わす…そんなイメージだな。それほど苦なく読めたのは若木節に慣れたのかも。希沙良の愛を確かめる話か?(笑)
「星を堕とすもの(後編)」
《ハイスクール・オーラバスター12》
若木未生 コバルト文庫 1999/09/07

 攫われた十九郎を奪還せんと動き出す。一真はぼろぼろの希沙良に詰め寄り、温厚な亮介ちゃんが怒っちゃうくらいなことを。そして全ては伽羅王の自由の為に。
 どれほど希沙良をいじめるのかとワクワクしていたら、たいしたことはなかった、というのが感想。皆のアイドル亮介ちゃんは彼なりに成長してるから見てて気持ちいい。夏江さんはもちろんベスト。水沢諒は忍さんのとこだったり、冴子ちゃんのとこだったり、まーもーめまぐるしくて弱点いっぱいでご苦労様ってカンジ。希沙良が依存状態からちっとはましな状態になる為に…てことなんでしょうかねー。好きなものは好きのままみたいだし。
「ムーンシャイン」
《グラスハート3》
若木未生 コバルト文庫 1999/09/08

 初のアルバムの嵐のレコーディング。それと、先輩メインなお話。
 気がつくと2のこと書き忘れてます。読んだのに。ますます高岡が三木眞なイメージなんですけど、まぁそれはいいとして。朱音ちゃんが好きになったのはセンセイではなかったの?とか思ったり。このシリーズは「らしい」書き方をしてるので、わかりずらいとかそういうのはないです。というか、感性で読んでわからないもの、みたいな。
「天高く、雲は流れ 3」
冴木忍 富士見
ファンタジア文庫
1999/09/09

 第3藩王領に向かったフェイロンたちカマイタチに襲われる。 船酔から脱出したパジャは、魔族の力を使って今度は気絶してしまう…哀れな(笑) カマイタチに脅える街の住人に囚われるが、そこでシズマと合流、シズマは術者の長であったグイランが関係しているらしいと語る。
 フェイロンパパがいいなー。泣き出した息子をあやすフェイロンは、王女が言う通り「いい男」です。パジャはいちいち突っかかるからなー、顔はいいんだけど、まだまだお子様ねっ(笑) 魔族を救おうとしている側から、魔族にちょっかい出されて、いい迷惑。あの息子が黒幕ということはないよね…。
「龍と魔法使い6」
《龍と魔法使い6》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/09/10

 旅に出たタギはサラマーエン国で、老魔法使いオーガに出会う。タギが自分の孫ではないかと思うオーガは、彼らを屋敷に招き、孫候補の3人と、義娘ソルカナを紹介する。
 タギの出生にまつわる話を草々に持ってきたかと思ったら空振りでした(笑) ラファイルは、レンのようだと言われたり、嫌な奴と言われたり、なんか一貫性がないキャラでした。まぁ、終わりはハッピーエンドでよかったけど。でもねー。
「犯人にされたくない」
《ヘイスティングズシリーズ2》
パーネル・ホール/田中一江 早川文庫 1999/09/13

 ヘンリー・ヘイスティングズは事故専門の調査員。ただの臆病な調査員。妻の友人パメラの相談を受けることになり、その結果死体を発見し、トイレに駆け込むことになる。
 「探偵になりたい」からはじまってこれも前に読んだことのある作品。「ミステリは恐い」というよくわからない思い込みが子供の頃に植え込まれ、なかなか読めなかった所をこのあたりで払拭した。たきちゃんに薦められたんだよなぁ…感謝、感謝。  ヘンリーはとても臆病で英雄にはなれない、部長刑事の言では「才能あるアマチュア」。でもこれが、本当に臆病なのかよくわからない。やるときは臆病なりにやるから。逃げ出す所を逃げ出してないし。 そのギリギリの所で踏みとどまろうとする姿が、きっと好感持てるんじゃないかな。自分もこうでありたい、みたいな。
「スカーレット・ウィザード1」
《スカーレット・ウィザード1》
茅田砂胡 中央公論社 1999/09/15

 宇宙海賊の王と呼ばれるケリーは酒場で大女に声を掛けられる。興味を持って約束のホテルに行ったらば、つき付けられたのは結婚届。その上、その女ジャスミンはクーア財閥の女王だった。
 茅田さんの新シリーズ、女王と海賊です。 SFとのことだったんだけど、所は宇宙という程度。楽しく読めたが、デルフィニア戦記には叶わないかな…。 ケリーと頭脳船ダイアナというあたりは、ロスト・ユニバースって感じ。全体的にはデル戦の男女逆にした感じ?(ジャスミンの周りにはできた女性多いから(笑))、あとはお騒がせ中隊って感じ。 ラー一族が出ましたが、だからリィが出るわけじゃないとは思います。ハイ。このエッセンスちょっと嬉しい…くらい?  この本で何がいけなかったかって、裏表紙の字抜け。それを裏表紙でやるか、って。で、本文でも「れだ」。レーダーだよね?チェックしてやれよ。あと何よりいただけなかったのが挿し絵の入れ間違い! こんなミスするのか?オイコラ。2版ではなおるかな。
「龍と魔法使い7」
《龍と魔法使い7》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/09/16

 イェンセンという火竜と共に過ごしていたら、竜の夫婦が血相を変えて飛び込んできた。愛息子の星竜が家出をしてしまったというのだ。4匹の竜と1人の魔法使いは竜探しを始めた。
 火竜と風竜の息子というとリダーシリーズのセフィンを思い出しますが、もっとお子様。人間の料理好きなイェンセンという竜もなかなからぶりーでした。天使族の絵が出てくるんですが、ヒロインの彼女のがその血をひくものなのか?と思ったらただの人間でした。…あー…タギがそうなのかもしれないなぁ。シェイラが何かちょっと無理をしながら旅をしてるらしーんだが、その辺がこのシリーズの終わりに引っかかってくるんだろうなぁ。
「アーケイディア」
《ハイスクールオーラバスター13》
若木未生 コバルト文庫 1999/09/17

 フォーチュンという占い師が現れる。彼に占ってもらうと幸運が訪れる。十九郎は彼の結界に傷を負い、冴子はラーメン屋のバイトを始める。
 前作の話よりも前の時間ポインタなので、十九郎と希沙良が平和的にらぶらぶ。亮介ちゃんは忍さん並とまで言われるくらいになってたとはびっくり。諒ちゃんはやっぱりかわいいのでかわいい。女子校生がそんな妄想に捕らわれるもんかな〜と思うのと、ここまでいい子ちゃんとここまでわがまま子ちゃんな姉妹というのもなんだかなーと、そう思いました。で、フォーチュンってどーいう存在な人だったのかよくわからん。
「魔法無用の大博奕!」
《マジカルランド6》
ロバート・アスプリン/矢口悟 早川FT文庫 1999/09/21

 ちょっと息抜きでドラゴン・ポーカーをやってみたらば一攫千金どころかお子様までついてきてしまったスキーヴ。そうかと思えば、ドンから女までプレゼントされて。相棒に仲間に用心棒に弟子。仲良くやってきた我が家に新人が入ってきてひっちゃかめっちゃか? その上、ドラゴン・ポーカーのプロから勝負されて、名折れ屋には狙われて…。
 「相棒」スキーヴのレベルアップは天井を知らないのか。めでたく相棒として仕事をしているスキーヴには頼もしい同居人たちがいて、その彼らとどういうスタンスで生活していくのか? というところがポイントでしょうか。  臆病者の割にははったりかましちゃうスキーヴくんはその人柄が好ましいのでお仲間が必ず助けてくれる。でも助けられるばかりじゃない、自分で何とかしようとして、仲間もびっくりするような提案もしちゃう。どんどん立派になっちゃうなー。最近は決まり文句の「…ってなんですか?」もなくなってきちゃったし。それでもこのシリーズは笑いあり、涙…はないか。でも心あったかなお話です。
「荊姫」
《ハイスクールオーラバスター14》
若木未生 コバルト文庫 1999/09/22

 短編集。「天使/来撃」のものに加えて、諒ちゃんのお話と、「星を墜とす…」の後のメンバの話と、Q&A、あとは伽羅王かな。
 諒ちゃんの話は、亮介君と電話が繋がっちゃう所がぐー。もーいっこ、身内に会うのに逃げ腰になるきーさんとかもぐーでした。なんか足踏みしてるなぁ。Q&Aでは「亮介君に電話をかけられるようになりましたか?」「なってません。」てのがやっぱりぐー。…って結局、諒ちゃんがいいってことだな>あたし。
「リアルバウトハイスクール1」
《召喚教師1》
雑賀礼史 富士見
ファンタジア文庫
1999/09/28

 マッチョなストリートファイターが呼び出しを食らって異世界で怪物退治をし、現実世界では高校教師をしつつ、やんちゃ坊主の相手をする…。
 あー…なんかー…富士見かなーみたいな。異世界に呼ばれてる必要ってあるのかな。周囲に隠し事がある、それだけの意味?これからなんか重要性が出てくる…のか、そうだな、たぶん静馬も行くんだろう。主人公の南雲は性格はいいんだけどマッチョ過ぎてパス。静馬くんはなかなかいけてるんだけど、とにかく全体的にべたべたってカンジが(どんな感じだ、そりゃ)。涼子ちゃんも可愛いんだけどもう一つ何か欲しい…。
「リアルバウトハイスクール2」
《召喚教師2》
雑賀礼史 富士見
ファンタジア文庫
1999/09/30

 涼子ちゃんが弟子入りして、南雲の昔話が出てきて、そんで静馬くんがやっぱり可愛いくらい。美雪ちゃんも、まぁ、最近ありがちの娘さんですね。ご飯がおいしそうです。それくらい。
「リアルバウトハイスクール3」
《召喚教師3》
雑賀礼史 富士見
ファンタジア文庫
1999/10/01

 美雪ちゃんが出張ってきました。んで、学校に行ったら今までの美雪ちゃんじゃなくなりました。なんだ、この娘。こんな押しの強い娘だったか?あ? 今回は静馬君が涼子ちゃんを抱きしめちゃったりしたわけですが、あーごまかしてるけどーってやつですかな。美雪ちゃんのお誕生日の話はいいかなーって思う。
「雪月の花嫁」

樹川さとみ コバルト文庫 1999/10/05

 フェリアナは庶子。自由な母の元で育ち、年頃になってから政略結婚となることを知りつつ、父の元に行くことを決めた。そして、その相手カイオン将軍。深窓の令嬢を演じつつ、クールに状況把握をしていたつもりが、気がつくと恋に落ちて……。
 という劇甘なお話でした〜あはは〜。実はなかなかしたたかな娘さんなフェリアナがおてんばお嬢様レベルまでしか、カミングアウトしなかったのがなー。べらんめー口調というかブラックサラ(笑)くらいいけば楽しかったのに。メイリル王妹がまるでリィだってとことか、なんだかなぁ…と思うとこも多々。…魔女楽の新刊が楽しみ〜。
「エクサール騎士団(ライエノーツ) 翠玉の王」
《エクサール騎士団4》
若木未生 コバルト文庫 1999/10/07

 外伝かな。ガディスがソニーの名を貰っていなかった頃のお話。エドウィンがクリスの元にやってきて、ガディス合流の話。それと、ハワイでひと騒動な騎士団とお姫様の話。
 ライアとガディス、あやしー。卵いっこ割るのに30分の閃ちゃんも可愛い。だんだん、あきらもうっとーしくなってきたなぁ。
「愛憎の罠-普侯殺害事件(かぜはねてなきゃなおらない)-」
《女王陛下シリーズ外伝1》
秋津透 小学館
キャンバス文庫
1999/10/13

 天才軍師ジャネット・普には哀しい過去があった。それはまだ、彼女が十二歳で風邪で伏せっているときに起きた、最愛の兄、普侯ジュリアスの事故。風邪を押して帰ってみたら彼は既に他界していた。
 あの天才ジャネットがなかなかに可愛い性格で、でももちろん、今の性格の基本があって、風邪は寝なきゃ治らないんだぞ、とそう言う話でした。しかし、秋期試験からいろいろ経て普侯になるまでずっと風邪ひいてたって?……死ぬと思う。
「嵐が丘」
《グラスハート4》
若木未生 コバルト文庫 1999/10/15

 アルバム収録中に朱音にオーヴァークロームのオファーが。尚のギターが折られたり、オーヴァークロームのファンに狙われたり、ディスクがなくなったり、さまざまな障害がおきる。
 朱音が認められ始めて、いろんな横槍が入ってきて、でもバンド屋さんをする。敵は内にも外にも。音楽をやりたい、という気持ちは本当でしょうが、どうして女1人入ると、「オンナノコノユメ」になっちゃうんでしょうかね。
「烈光の女神1」
《ハイスクールオーラバスター15》
若木未生 コバルト文庫 1999/10/19

 本編復活。…の前に一本と本編。伽羅王が眠っているこのとき、既に決戦が、先鋒は幻将皓との戦いが始まっていた。季節は夏。が、空から雪が降ってくる。雪(すすぎ)…沙良耶の<使>が希沙良を攻撃してきた。
 挿し絵が高河ゆんに。昔はきれいって思ったもんだが、今はなんとも。前の方がいいなぁ、挿し絵。 諒ちゃんが人を殺すことに異常に脅えているのが、素直に愛情を求めることもできなくなっているところとか、心配。でも可愛い。諒ちゃん、きーさん、十九郎と弱さが露呈されていくのに反比例して、どんどん強く最強になっていく亮介君。「弱いよ」と言いつつ「最後に勝てばいい」と言いきって「オレと諒の愛情」とかゆっちゃう、しっかり君になって嬉しい。 きーさんは…ノロケてんのか、いじけてんのか、結構殴りたい。
「絞殺魔に会いたい」
《ヘイスティングズシリーズ4》
パーネル・ホール/田中一江 早川書房 1999/10/28

 新人調査員はヘンリーと同じく芸能界を目指し、オーディションを受けている。ヘンリーはいつもと同じように契約を取るべく依頼人の元へ出かけていくと、絞め殺されていた。散々な目に会ったら顔を合わせるのは警察で、部長刑事はいつもと違う奴だった。
 またも死体を何体か見つけて警察ににらまれるヘンリー。今回担当の部長刑事もいけ好かない奴で、どうにもムカツク。でも悪い人じゃないんだよね。泥棒貴族がかっこいいなぁ。
「決戦! 太陽系戦域[上]」
《銀河の荒鷲シーフォート4》
デイヴィッド・ファインタック/野田昌宏 早川書房 1999/11/02

 士官学校の校長になったシーフォート。“魚”と遣り合わなくなったものの、今回は見習生や士官候補生や兵曹たち、上司に政治家に、その他もろもろ。宇宙船にいた頃よりは孤独じゃないけれど、やっぱり孤独?
 考え無しなんだか有りなんだかわからないシーフォートは大地に立ってもいつも通りの彼でした。すぐにかっとなるし、前言撤回するし、しみじみこんな上司はパスって感じ。でも土壇場には強いのよね。結果としていい方向に向かうし。今回は、突然丸ゴシック文字の回想シーンがあって同時進行。少年時代のシーフォート…って今と全然かわんない気が。ヴァクスが出てこないのがなんと言っても悲しいよなぁ。変わりのエディ・ボスなんだろうか…。いやしかし、ヴァクスの代役にはならんよ、とほほ。
「決戦! 太陽系戦域[下]」
《銀河の荒鷲シーフォート4》
デイヴィッド・ファインタック/野田昌宏 早川書房 1999/11/05

 金魚の大群が地球を攻撃してきた。でもシーフォートは今はただの校長であって、武器も戦艦も持っていない。周りにいるのは生徒ばかり。
 これは何も語っちゃいけないかなーと。いやもぉ、主役イジメのシリーズがここに完結!という感じだったのですが、どうもまだ続くみたいですね。怒涛のクライマックスは泣けたのと、気持ち悪かったのと両方でした。これが完璧にヒロイックファンタジーならば、誰一人殺させはしないぃぃとかゆうのでしょうが、そうじゃないところがシーフォートだね。ヴァクス死んでるし。トマス・キーンのとこが一番泣けました。トリヴァーのトドメの一撃はしょうがないとはいえ、悪魔じゃのう…と思いました。でも、この話、ここで終わらせてもいいと思うんですがねぇ。
「爆炎CAMPUSガードレス」
あかほりさとる 集英社文庫 1999/11/06

 実は初めてあかほりの作品を読みました。なるほど、これがあかほりかぁ…って感想。のんちゃんに30分で読めて頭使わない作品だからとシフトされたので、読んでみたまで。
「極道くん漫遊記13」
《極道くん漫遊記13》
中村うさぎ 角川スニーカー文庫 1999/11/07

 クエクエバエに卵を腹に抱えたゴクドー。なんとかそれを取り除いてもらおうとしたが、女王本人に会わないとそれはかなわないという。
 いやはや、やっと終わりました。さすがに勢いは落ちてきてたけど、最後に今までの神様が…っていうのは最終回らしくて良かったですね。うんうん。中村うさぎの後記はなんかうなずけるものがあって、あたしもひねくれモノってことか!?ってカンジだ。
「我が心求めよ悪魔」
《魔術士オーフェンはぐれ旅14》
秋田禎信 富士見
ファンタジア文庫
1999/11/08

 アーバンラマに到着したオーフェンらは、分散され、攻撃される。そして、うつろな瞳のクリーオウと血まみれに横たわったマジクを、オーフェンは見つける事になる。
 話が動いてます。今回のポイントは上記でおわかりのように、馬鹿女が馬鹿女じゃないというところ。敬意を表し名前を書くのだったり。ようやっと、コルゴンというキャラが登場しました。無謀編でも名前しか出てこない、名前から推察するにごっついジェロニモみたいな男をイメージしてました。 全然違うし。 ミステリアスなお人じゃないですか。興味をそそります。聖域の敵対者とか領主とか。ユイスエルスイトエグムエドコルゴン…呪文のようだねと、こっそり教えてもらった自分とあと二人。迷惑来訪者(ナイトノッカー)。…しかし20冊近くオーフェン出したここにきて天魔の魔女に並ぶ災厄の魔術士ってナンナノさ! と思った人は多いと思いたい。んで、ティッシも登場して、きゃっほう、みたいな。レキorアスラリエルも注目度上昇中。 ところで、馬鹿なおいらの為に、キャラの説明ページが欲しいなり…。 ごっつい女もどう絡んでくるのやら。
「セレンティアの憎悪」
《スレイヤーズ14》
神坂一 富士見
ファンタジア文庫
1999/11/09

 やはりブランク長くて前の話覚えてないです。
 やってきた街で大神官が火事に巻き込まれてなくなった。四方の神官の誰かが殺害したのでは?と疑心暗鬼の中、リナはじじいに泣き落とされて中立として巻き込まれる。
 いやー…結構真面目なお話になっちゃって、よかったです。まさか、彼女がそうなっちゃうとは思いませんでしたねぇ、びっくりびっくり。ガウリィはとっても頭良くなったような気がする。いつも真面目に戦ってばかりだったからかな。イラストのあらいずみるいさんですが、なんかますます大雑把な絵を描くようになった気がする。というか、気にしないようにしてるんだけど。長編も次で終わりとな。
「ホーンテッド・ナイト?」
《スレイヤーズすぺしゃる14》
神坂一 富士見
ファンタジア文庫
1999/11/10

 こっちの挿し絵の方が好きかな。ナーガのオバカチャン度がやや低下してる気がするのがちょっと淋しい。
「いじめなんかじゃ、くたばるもんか!」
原田大二郎・原田規梭子 ハロー・ケイエンターテインメント 1999/11/13

 Gメン'75で活躍した原田大二郎とその妻の、息子の成長日記みたいなもの。
 生まれてすぐに病気やらなにやらと入退院を繰り返し、普通の学校に通学するようになった息子は…とそういう話なんですが、親とのふれあいはいいと思います。んでも、…うーん…どう書いたらいいものやら。子供の為になら何だってできるようになるものなのね、親は、と思った…かな。「何だってできる」はともかく、そのできる範囲はその親によるからなぁ。 なんか素直な感動を覚えなかったです。
「リアルバウトハイスクール4」
《召喚教師4》
雑賀礼史 富士見
ファンタジア文庫
1999/11/16

 暴力教師が職権乱用で教師のコスプレで中学校までやってきて過保護して、暴力して、池袋ではまた静馬が喧嘩。
 美雪ちゃんが土萌ほたるっていうのは嘘でしょう。というか、ほたるちゃんはそんな娘じゃないぞ!沙羅がちびうさというのなら結構あってるとおもうけどな。じゃ、静馬がまもちゃんかい。
「リアルバウトハイスクール5」
《召喚教師5》
雑賀礼史 富士見
ファンタジア文庫
1999/11/17

 キチガイに刃物。ヒロインが牛の半身を叩っ切り、那智がこてんぱんで、牛肉食いパーティー。
 作者が行っている通り、意味のないただ牛を食う話。
「リアルバウトハイスクール6」
《召喚教師6》
雑賀礼史 富士見
ファンタジア文庫
1999/11/18

 南雲の敵と師匠が一緒してて、南雲は海に行った。以上。
 話に進展はちょっとだけあったけど、そんだけ。キャラクターの本心が巻によって違うって感じがする。唐突すぎ。
「聖マリア修道院の怪談」
《極道くん漫遊記外伝1》
中村うさぎ メディアワークス 1999/11/24

 ルーベットがゴクドーに出会ってない頃、修道院にぶち込まれた事があった。そして、その頃からルーベットはルーベットだった。
 精霊王ということで、ゴクドー本編の主役すり替え版といったカンジ。ランスが赤毛の緑目ってんで、頭を過ぎるはジョイ先生。これで青目になるとキルヒアイスになるんだが(笑)
「こちら魔法探偵社!」
《マジカルランド7》
ロバート・アスプリン/矢口悟 早川FT文庫 1999/11/25

 アスプリン氏の現状報告。そして少々雰囲気を変えたマジカルランドは会社の中でした。社員の皆様は社長の為、社長は…? 成功に成功を重ねて多忙極めるスキーヴと、スキーヴのためと働く仲間は…。
 確かに前作でこれ以上はマンネリになるんじゃないだろうか?と一抹の不安があった事は確か。それが、こういう形になるとはびっくり+嬉しい+幸せ。「社長」スキーヴは「社長」であるが故に、彼の人格に少々の歪みが出てきてしまったという事ですかね。仲間達の言葉でスキーヴについて語られたのも新鮮でした。ドラゴンまで語っちゃうしね。スキーヴがいろいろ考えた上で口にしている言葉も、仲間達に聞こえるのは耳にする言葉なわけで。その言葉を元に自分が考えていく。そのスタンスと、会社というフィールドと、彼らの成長で、どうしても隙間ができてしまうと。オゥズとスキーヴのやりとりが減ってきたと思ったらこれだよ!うわーん!
「龍と魔法使い8」
《龍と魔法使い8》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/11/26

 砂漠の竜巻に巻き込まれて離れ離れになってしまったタギとシェイラ。それぞれ新たな人?と巡り会い、お互いを探し始めます。
 すんなり出てきた天使族。きっぱりすっきりその血を引いてないと言われたタギですが、ほんとーかなぁ? 盗賊団のイルガンも結構好き。
「龍と魔法使い9」
《龍と魔法使い9》
榎木洋子 コバルト文庫 1999/11/27

 入れ違い、行き違いを繰り返しやっと再開したタギとシェイラ。そして、天使族の二人も再開します。彼らは自分の思った通りの行動をすることになります。
 天使族のいざこざは、まぁそんなところだろうって感じですが、末裔の男を好きになったからって殺すか?普通。…まぁ、種の最後の方なんて濁っててどうしようもない状態なのかもしれないか。それにしちゃあ、リデルは普通って感じだけどな。アッシュギルもリデルさえいれば狂気に飲み込まれることなんてなかったと思う。まーすっきりさっぱりって感じか。
「スカーレット・ウィザード2」
《スカーレット・ウィザード2》
茅田砂胡 中央公論社 1999/11/30

 副総裁になったケリー。新婚生活も3ヵ月が過ぎ、ジャスミンに異変が。その上クーア財閥の宇宙船が消えてしまう事件が起きる。
 定期的に新刊が出るのが嬉しい。デル戦では「結婚→夫婦喧嘩→離婚騒動→妾と間男」でしたが、そういう意味では「結婚→妊娠」は普通の展開(笑)だな。妻も凄いが、夫も凄いと周囲が認めたお話。自分の周囲の男性は「おにーちゃん、可哀相」ちう感想だったんだが、あたしは「どっちもどっち」。一応常識人のケリーが、妊娠について真剣に怒るのはまだわかるんだけど、ジャスミンのあの一言で納得なわけ?なんかちょっとわかんない。ケリーの評価がまるでウォルなので…その辺がどうしても気になっちゃうのは未練がましいですか。
「アーサガ王妃と電卓の騎士たち」
《極道くん漫遊記外伝2》
中村うさぎ メディアワークス 1999/12/03

 エシャロット国のアキンドーが旅に出て、アーサガ、ゴクドーらに出会って、パルミットへ行く話。
 なるほど、これを書いてしまったからゴクドーたちは本編で故国に帰らなきゃならなかったのねー。アキンドーは結構可愛いです。外伝1巻の光と闇の女王が出てきたりするとこが、ちょっと嬉しいかも。
「俺たちは天使じゃねぇ」
《極道くん漫遊記外伝3》
中村うさぎ メディアワークス 1999/12/06

 外伝2巻のガウスの息子ジュエルの話。
 ゴクドーら30歳越えてます(笑) でも性格全く変わってません。そういえば、プリンスがいないのは何故なんだろか。こんなおちゃらけた話なのに、キャラを殺すという件に関してこだわりを持っていたんだなぁ。と、ちょっと感心。
「予言の守護者」
《女神の刻印1》
樹川さとみ 中央公論社 1999/12/07

 女剣士シィンは何度と夢に見た自分と同じ顔の少女を探している。ラダストールという名の青年は彼女を殺そうとするが、何故か思い直して彼女に付きまとうようになる。
 昔、これどこかで読んだなぁ。よく覚えてないけど。シィンが可愛いです。ラダストールもボケてていい感じ。なんか楽魔女のお師匠ぽいけど。お姫様なウィーアはけっこー鬱陶しい。彼女なりにもがいてはいるものの、どうしても趣味じゃないからなー(^^;
「OUTLAW STAR 銀河の龍脈編[上]」
千葉克彦
原作・伊東岳彦・矢立肇
メディアワークス 1999/12/08

 アニメ「西方武侠OUTLAW STAR」の小説版。ヘイフォンに行くまで。
 ほぼ、アニメのままでいくつか補完されているところがあってわかりやすかった。というか、アニメの方、だんだんわかんなくなっちゃったんだよねー。よく動いてて好きだったんだけど。
 
「OUTLAW STAR 銀河の龍脈編[下]」
千葉克彦
原作・伊東岳彦・矢立肇
メディアワークス 1999/12/09

 レースから最後まで。
 各キャラをもう少し掘り下げてもよかったなーと思った。特にジム。彼のおかーさんはどこに。いや、いないんだろうけど。おとーさんはムショに入っているようだが。メルフィナがごにょごにょだったというのに、なるほどと納得して、マクドゥーガル兄弟はもう少し書き込んで欲しかったかなー。でも、安心して読めました。
 
「永遠の誓い」
《女神の刻印2》
樹川さとみ 中央公論社 1999/12/10

 ウィーアの結婚式に照準を合わせて、行動するシィンら。やっと巡り会う。
 シィンがやっぱり可愛いです。ウィーアはラダストールの正体を知っているようでその辺語り継がれているということか? ラダがシィンについていったのは、好意を持っているからか、こっちの方が危なっかしいと思ったからか、ウィーアは幸せ掴んだから除外ということなのか。
「聖剣現る!」
《女神降臨剣1》
榎木洋子 小学館 1999/12/14

 隼人という少年が実は…で、おじいさんと石を探して、怪しい人達に襲われるけれど、女神が出てくる話。
 挿し絵がいのまたむつみさんなんだけど、実は最近の彼女の絵は好きじゃない。宇宙の皇子の最初の方とか好きだったけど。で、話はというと、やっぱりこの人現代物は駄目かも…。でも黒髪ストレートの竜田姫が好きなのだったり。
「楽園の魔女たち
〜不思議の国の女王様〜」
樹川さとみ コバルト文庫 1999/12/16

 エイザードが動けなくなってしまった。というわけで、4人の魔女が出撃。その出撃先でお目付け役のナハトールが誘拐されてしまいました。
 楽魔女10巻。エイザードとナハトールの過去がちらちらと。ナハさんの過去があきらかになるかはちょっとわかんないなぁ。外伝でナハさん主役な話書いてくれないだろうか。 ストーリー的にはマジメだけど、ポイントポイントが笑えて最高。マリアが結構壊れてきてる気がするのはあたしだけでしょうか? すっかり美女キラーになったファリスちゃんには「両刀の婚約者」とか、鶴くさくパンダな師匠とか、いい人過ぎてもてないナハさんとか、いやもぉ楽しいなぁ。 確かに、ナハさんはいい人すぎる。カッコよすぎる。でも殿下とのカップリングはどぉかなぁ?
「SHADOW SKILL APOCRYPHA
-影技- 外典1"FIRE FOX"」
富永浩史
原作・岡田芽武
富士見書房 1999/12/26

 影技…の外伝になるのか? エレとガウとフォウリーとキュオがどこそこの街に行って、傭兵するかと思ったら運動会に出場することになった話。
 コミック、アニメと見て、ああそのまんまじゃないの?と思いました。いやあ、彼女が結婚してたとは驚きました。ってそんなのどうでもいいのだ、あたしとしてはディアス・ラグが出てくれればなんでもよかったのじゃ。ちぇー。



ちょっと前(1999前半)。

戻るぞ。