620ベアリングの脱脂
軸受け用としてたいへん精度のよい620ベアリング。
だけど買ったままでは、ベアリングの中にたっぷりグリスが詰まっていて、あまり回りません。
中のグリスを洗い流すのが、いわゆる「脱脂」っていう作業。
これでスルスルと良く回るようになります。

ラバーリングを外さない場合
写真フィルムの容器などにzippoオイルを1/4ほど注ぎ、ベアリングを入れて蓋をし、10分ほどシェイクします。
zippoオイルがだんだんと白く濁ってきます。この濁りは、元々入っていたグリスが溶け出したもの。
新品ベアリングはこれでOK。
でも、中古ベアリングは中にゴミが入っている場合もありますので、以下のようにラバーリングを外して脱脂します。

ラバーリングをす方法
ラバーリングを外す時は、まず唾やオイルをつけてラバーリングに潤いを与えます。
そうすると、ベアリング本体とラバーリングの摩擦が減ります。
ラバーリングを針先で突ついてみて、回ればOK。

そうした後に、ベアリングの内輪とラバーとのスキマに針やカッターを刺し込んで剥がします。
ここで乾いたまま剥がそうとしても、ラバーとベアリングが密着していて、うまく出来ません。
写真の矢印部、黒いリングの内側。ここにカッターを刺し込んでリングをゆっくりめくります。
この時、刃の先が折れて飛ぶことがあるので、十分注意しましょう。
リングを外したところ。片側だけ外します。
そしたらフイルム容器にzippoオイルを注ぎ、リングを外したベアリングを入れ、ふたをしてシェイクします。
ゴミがたくさん出てきたら、オイルを換えてもう一繰り返します。
取り出してオイルを拭き取り、リングをはめてできあがり。

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